エスパルス研究所

清水エスパルスの躍進と新スタジアム建設に向けた考察

カテゴリ: Jリーグ

 「レアル・マグリット」というYouTubeチャンネルが、「Eloレーティング」という指標に基づき、Jリーグ等の勝敗・順位の確率分析というのをやっているのはご存じだろうか? Jリーグ関係の動画を観ていると、レコメンドされるので、皆さんも目にしたことがあるのではないか。

 かく言う所長も、いつも拝見し、楽しませていただいているので、基本的に悪く言うつもりはない。こういう試みにつき、揚げ足を取るのは悪趣味であり、多少の異議はあっても、暖かく見守るのが大人というものだろう。

 しかし、「レアル・マグリット」の確率分析には、どう見ても、大きな欠陥が潜んでいる。それを認識せずに、「お、うちのチーム、優勝確率何%!」とぬか喜びしたり、「え~、うちら、今季降格濃厚なのか…」と落ち込んでも仕方がない。データの特性というものを理解し、それを踏まえた上で、ネタとして楽しむくらいのスタンスがいいだろう。特に、開幕時点では。

 実は、Eloレーティングというのは、元々はチェスの強さ・弱さを数値化するために編み出されたものということである。まあ、将棋でも同じだろう。チェスや将棋の強さは、短期的にそんなに変動するものではない。去年最強だった藤井聡太は、恐らく今年も最強である。

 ところが、サッカーがそうでないことは、皆さんよくご存じのとおりである。サッカーにおいては、とにかく変数が多すぎるのだ。去年ダメダメだったチームが、新監督を迎えて、急に甦ることもある。逆に、新監督の刺激が上手く作用して、1年目に上手く行ったチームが、2年目以降はマンネリ化し成績が下降線をたどることもある(別にハセケンのことじゃないすよ)。サッカーでは、シーズンオフにかなり大幅なプレーヤーの入れ替えがあるのが常である。そもそも、J2から上がってきたチームを、J1の既存チームと同列に数値化できるのか?

 「レアル・マグリット」のシーズン開幕時の確率分析は、どうも、昨シーズン終了時点のEloレーティングに基づいているようなのである。清水のレーティングは、百年構想終盤で、ガタ落ちだった。それをもとに計算されているので、清水は堂々、降格候補の一角であり、優勝確率などは0.0%になっている。ここには、清水がJ1でも最も大型補強を敢行したとか、皆が「タイトル」を口にして目の色が変わっているとか、幸いにも現時点で大きな怪我人はいないとか、そういう諸々が一切含まれていないのである。

 繰り返しになるが、「レアル・マグリット」はエンタメとして秀逸であり、これからも期待している。しかし、百年構想終盤の下降線を辿っていた清水と、我々が現在目にしている清水は、別物のはずだ。百年構想終盤のEloレーティングを用いる限り、いかに緻密な計算を何百万通り繰り返しても、清水の本当の今季期待値は弾き出せないはずである。

 他方、シーズンが深まっていけば、Eloレーティングはその時の実力をかなり忠実に反映するようになるし、「レアル・マグリット」の確率分析はより一層生きてくる。今回言いたかったのは、とにかく開幕時点の確率分析は疑え、ということである。


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 いやいや、始まりますな。開幕前には、サッカーダイジェストの順位予想が出て、当S研ブログではそれを酒の肴にしたりしていたが、シーズン移行に伴う過渡期ゆえか(まだ移籍の動きがありそうとか)、あるいはワールドカップの後遺症か、まだ2026/27シーズンに向けたサッカーダイジェストの開幕特集号のようなものは出ていないようだ。

 個人的に、J1各チームの戦力をチェックしたりもできていないのだが、枯れ木も山の賑わいとばかりに、当S研ブログの順位予想を発表しておく。ただし、これは普通に「強そう」「弱そう」というイメージをベースとしつつも、1位と最下位は予想ではなく「願望」であることを、あらかじめ申し上げておく。

 マリノスに関して言えば、別にあのチームが嫌いといったことはなく、むしろ好感を持っているくらいである。しかし、所長の持論は、「オリジナル10の全チーム、一回は降格を経験してほしい(笑)」というものであり、その意味では鹿島にも降格してほしいのだが、2026/27シーズンにいきなり鹿島が降格するとは思えず、それよりは「ワンチャンやらかしそう」なマリノスを降格・最下位予想にさせてもらったと、そういう意味である。

  1. 清水
  2. 鹿島
  3. FC東京
  4. 町田
  5. 広島
  6. 名古屋
  7. 神戸
  8. セレッソ
  9. 柏
  10. 川崎
  11. ガンバ
  12. 浦和
  13. 岡山
  14. ヴェルディ
  15. 長崎
  16. 京都
  17. 福岡
  18. 千葉
  19. 水戸
  20. マリノス

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 Jリーグが秋春制に移行し、シーズン前のチーム作りを夏のキャンプでやることになったわけだが、ご存じのとおり清水は、2026年7月10日(金)~7月20日(月)の日程で、オーストリア共和国 チロル州ゼーフェルト・イン・チロルにおいてキャンプを張ることになった。練習試合も2試合予定されている。

 ただ、ちょっと気になったのである。最近、ヨーロッパでは40℃を超えるような猛暑が伝えられている。清水のキャンプ地は大丈夫なのだろうかと、心配になったのだ。

 情報を集めたところ、結論から言えば、問題はなさそうだ。清水がキャンプ地に選んだゼーフェルト・イン・チロルは、アルプス山中の高原リゾートで、ヨーロッパのサッカークラブが夏季キャンプによく利用する場所の一つということである。標高約1,180mであり、そのため、平地のオーストリアやドイツで猛暑になっていても、ゼーフェルトはかなり過ごしやすい気候になるそうだ。平年の7~8月は、日中が20~22℃前後、朝晩が10℃前後というのが典型的で、日本の感覚では「軽井沢よりさらに涼しい」くらいということらしい。真夏でも30℃を超えることは珍しく、日中も長袖が欲しくなる日があるほどだという。午後ににわか雨が降る日もあるが、サッカーのトレーニングにはむしろ好条件ということだ。

 ゼーフェルトは冬はクロスカントリースキーや冬季五輪の会場として有名だが、夏は天候が安定している、涼しい、芝生のピッチの管理が良い、インスブルック空港から車で30~40分程度という条件がそろっているため、欧州各国のクラブがプレシーズンキャンプを行う定番の場所になっているということである。

 ただ、個人的に驚いたのだが、この夏のキャンプを、沖縄でやるJクラブが11くらいあるらしい。ジュビロ磐田も然りで、秋葉監督も、「(開幕は暑い8月なので)暑さに順応できる沖縄が最適」といったことを述べていた。まあ、真夏には、本州よりも沖縄の方が気温が低かったりするが、それにしても夏に沖縄でキャンプとは盲点だった。

 要するに、今回の夏キャンプには 「涼しい場所で追い込む」型 と、「8月開幕に向けて暑さに慣らす」型 の2つがあるということらしい。沖縄キャンプ組は後者ということになる。しかも真夏の沖縄は、気温だけ見ると東京・名古屋・大阪・静岡あたりより極端には高くなりにくい。海洋性気候なので最高気温35〜38℃のような「内陸型の灼熱」にはなりにくい一方、湿度・日差し・風を含めた体感は十分に厳しい。つまり、危険すぎる酷暑ではなく、開幕に備えた実戦的な暑熱環境として使えるわけだ。今回、沖縄では「琉球カップ2026」という大会形式のトレーニングマッチも組まれており、藤枝、浦和、京都、長崎、湘南、FC琉球などが参加予定。これは秋春制移行後の8月開幕に向け、沖縄キャンプの価値を高める取り組みと説明されている。

 一方、エスパルスのゼーフェルトは真逆で、欧州型の高原キャンプになる。涼しい環境でコンディションを整え、海外クラブと強度の高い練習試合を組む。浦和や磐田の沖縄型とは、同じ「夏キャンプ」でも狙いが異なる。北海道もこの制度変更を商機と見ていて、道庁が「6〜7月の暑い時期に変わるので、本州より冷涼な北海道での実施が期待される」とキャンプ誘致情報を出している。なので、今後は暑熱順化なら沖縄、コンディション重視なら北海道・高原、資金や野心があれば欧州という使い分けが出てきそうだ。


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betsu

 皆さんがワールドカップや移籍話で盛り上がっても、当S研ブログではしつこく百年構想リーグの振り返りを続けている。

 S研では以前「評論家リーグ」というのを開催し、有識者の順位予想と実際の最終順位を照らし合わせて、評論家たちを戦わせてランク付けるという悪趣味な企画を手掛けていた。一応、半年の特別大会ではあったが、開幕前には、サッカーダイジェストに上掲のような順位予想が掲載されていた。以前の「評論家リーグ」は手間がかかりすぎて大変なので、今回は開幕前の順位予想をしみじみと眺めるだけにする。なお、実際の最終順位は下に見るとおりなので、見比べていただきたい。

 予想と結果を照らし合わせて、まず目立つのは、最も下馬評が高かったロドリゲス柏が、大コケしたことである。京都も前評判が高かったが、振るわなかった。逆に、優勝した神戸は、事前の評価はあまり高くなかった。

 清水は、事前の予想が14位で、実際の順位も14位という、ビンゴパターン。「まあ中の下くらいだろう」という目で見られ、実際に「中の下」だった。恐るべき中庸力と言わざるを得ない。

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sd

 サッカーダイジェストがJ開幕前に順位予想を発表し、各専門家の予想と、それを集計した「総合ランク」が示される。だいたいこういうものは、シーズンが終わると忘れ去られ、検証もされないものである。当S研ブログは意地が悪いので、以前は「評論家リーグ」と称し、各専門家の順位予想精度を厳密に検証し、専門家をランク付けして、下位の評論家には下部リーグへの降格を通告していた。その作業をするのは大変すぎるので、今回は勘弁していただき、サッカーダイジェストが開幕前に示していた順位予想の総合ランクと、実際の順位を比較するに留める。

 まあ、しかし、Jリーグは世界的に見ても予想するのが非常に難しいリーグであり、今回も波乱続出である。上図を見ていただければお分かりの通り、サカダイの総合ランクと、実際の順位が完全に一致しているのは、11位のFC東京だけだった。

 事前の予想よりも大幅に健闘したのは、何と言っても柏であり、京都、岡山も大いに善戦した。

 逆に、事前の下馬評を大幅に下回ったのが、名古屋、横浜FM、ヴェルディ、ガンバなどである。優勝争いの主役と見られていた広島と神戸も期待を裏切った。

 清水は、順位予想が15位、実際の順位が14位なので、だいたい下馬評通りだった。


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2025

 今年のJ1昇格プレーオフは、3試合とも見応えがあった。2025シーズンの終盤にすっかり腑抜けのようになった秋葉清水だったら、こんな厳しい戦いは勝ち抜けなかっただろう。

 思い起こせば、2020年にカルリーニョスを獲得した際に、当時の大熊GMは、「水を運べる選手が必要」と表現していた。どちらかというと、チームのために汗をかいてチャンスをお膳立てする人材というニュアンスだった。

 しかし、2020シーズンの清水では、チャンスメイカーというよりも、エースストライカーとして活躍した。

 翌2021年にはサンタナが来たので、カルリはセンターフォワードというより、サイドやトップ下でプレーすることが増えた。そして、秋葉政権では、左サイドが定位置になった。

 2024シーズンに、カルリがサイドの守備をさぼり、それが失点に直結したことがあった。それを見て、所長などは、もうこの選手はいいかなと感じた。おそらく、秋葉監督にもきつく言われたのではないか。カルリが、J1に復帰する清水と決別し、あえてJ2の千葉と契約したのは、「自分はサイドの汗かき役よりも、点取り屋としてやりたい」という意識のズレがあったのではないか、などと想像する。

 そして、今回のプレーオフで重要な2得点を挙げたカルリの姿を見て、個人的には、やっぱりカルリはセンターフォワードだったのかななどと、改めて感じたのだった。

 対する徳島の方にはエウシーニョがいたが、さあこれからという78分に引っ込んでしまったのが残念だった。ベテランなので、90分もたないというのは、理解できる。ただ、千葉に守備ブロックを固められて、攻めあぐねていた徳島からすれば、エウシーニョのようなスペースがなくても変態プレーで打開できる選手が必要だったはずであり、単純にスタミナの問題だけで交代させたのだとしたら、ちと惜しかったという気がした。

 いずれにしても、野次馬的には、楽しいプレーオフだった。あとは沼津ガンバレ。


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 2025年のJ開幕を告げる昨晩の「金J」大阪ダービーは、2:5と思わぬ差がついて、アウェーのセレッソが勝利、か。

 言うまでもなく、清水以外の試合を観る時も、清水目線になるわけで、特に今季は「J2で優勝こそしたものの、我が軍はJ1で通用するのだろうか…」と、不安を抱えながら開幕戦を観てみた。

 清水サポからすれば、残留ライバルとなりそうなチームが負けてくれた方がありがたい。その観点で言うと、事前の下馬評では、ガンバ上位予想、セレッソ中位予想が多かったので、強いて言えばセレッソの敗戦を予想・期待するという目線になる。ちなみに、サッカーダイジェストの評論家平均予想では、ガンバが4位、セレッソが12位だった。セレッソは、監督も変わったし、エースストライカーをはじめとする戦力流出もあり、「下手したら残留争いに巻き込まれる」という見方もあった。

 しかし、開幕戦の蓋を開けてみると、セレッソの完成度は思いのほか高く、ガンバは随所で甘さを見せ、予想外の結果となった。開幕前の評論家の予想など、たった1試合で、覆ってしまうものだなと、実感した。

 セレッソが残留争いなどということはありそうもないし、ガンバも巻き返していくだろう。所長のような志の低い清水サポの目から見ると、これでまた降格候補の顔触れが絞られてしまったなという印象だ。


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 昨晩開催されたキングオブコントの決勝で、ラブレターズというコンビが優勝したのだけど、その決勝ネタにジュビロ磐田が登場したことが話題になっている。磐田の公式が「優勝おめでとうございます」と大人の対応をしたのが救いだったが、個人的には、面白くはあったけど、心からは笑えなかったという感想である。

 ネタの内容は、海岸で黄昏れていた女性が、実は磐田の狂信的なサポで、磐田の低迷とJ2降格見通しに絶望し、ゲン担ぎでやっていた坊主頭をバリカンでさらに刈り上げようとして、女性をナンパしようとしていた外人男性が引きまくる、といったものだった。

 このコントの笑い所は、大して強くもない田舎サッカークラブを命懸けで応援し、やれ飛び跳ねたり、意味不明な願掛けをしたりという「やべぇやつ」の生態である。つまり、今回はたまたま磐田という設定だったが、要するに我々Jサポが揶揄されているわけである。ラブレターズがどこまで本気でJサポを馬鹿にしているのかは不明で、逆に愛ゆえという気もしないでもないが、それが笑いの対象になっていることに変わりはない。「Jサポというのは一般国民からは理解し難い奇怪なマイノリティ」という前提があって成り立っているネタということであり、これはラブレターズ云々というよりも、そういう日陰の存在になってしまっているとしたら、我々Jリーグのステークホルダーは危機感を持つべきだろう。

 ラブレターズのネタに関して言えば、仮に「よくいるやべえJサポ」をネタにするにしても、今現在、実際に降格危機に直面している磐田を題材にするのは、趣味が良いとは思えない。末期がん患者に「お前は死ぬ」と言い放つようなものである。そりゃまあ死ぬだろうが、笑いものにしていいとは思えない。

 こういうネタをやりたいのなら、架空の、いかにもありそうな、それでいて名前だけで笑えるようなクラブ名を考えるべきだろう。実際に存在するものを笑いものにしてはいけない。仮に愛ゆえであろうと、不快に思う人は多いだろう。


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J2_logo

 清水に一刻も早くJ2から脱出してほしいと思うのは、J2にいるのが単に屈辱だからというのも当然あるが、J2ではDAZNの実況・解説の質がかなり落ち、テレビで観ていて満足感が得られないというのもある。

 正直言うと、私はあの長崎の実況の人が好きではない。ボキャブラリーが乏しく、ワードセンスが貧弱で、当たり前のことをどなっているだけの実況である。ああいうのを聞くたびに、ああJ2から早く抜け出したいなと、実感する。あの実況で清水の惨敗を観るというのは、二重の苦痛だった。

 実況が下田さんとかだったら、たとえ自分のひいきチームが負けても、実況の付加価値で、サッカーの試合を観たというある種の満足感は得られるが、J2界隈ではそうは行かない。


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paris_saint_germain_ver2014

 パリ・サンジェルマンが来日、川崎、浦和、ガンバとエキシビションマッチを開催している。国立で開催された川崎戦では、過去最多の6.5万人が集まったらしい。さらに言えば、PSGの事前の公開練習を、4500円を払って見物に行った連中が1.3万人もいたらしい。

 個人的には、ヨーロッパのサッカーセレブたちを大金を払って観たいとは、特に思わない。「ギブミーチョコレート」的な浅ましさを感じる。

 結局、自分が観たいのは、何かが懸かった真剣勝負なのだろう。欧州のスター軍団の妙技を観たいという興味も、なくはないが、大金を払ってまでわざわざ観たくはない。増してや、練習見学に4500円とか、バカじゃないのというのが、個人的本音である。

 ただ、PSG対川崎、浦和には、アントニオ猪木VSモハメドアリのような、異種格闘技的な面白みがあるのも事実である。そして、やはり力の差が浮き彫りとなる。日頃我々が川崎にボールを握られ倒し、ずっと攻め立てられているのに対し、PSG対川崎では逆になる。たまには欧州の一流という物差しでJを図ってみるのも、現在地の確認という意味で、悪くないかもしれない。

 ただ、そうした観点からすると、PSGも川崎も本当のベストメンバー、ベストコンディションでのガチ対決を観てみたかったものである。川崎は多くの選手が代表に招集されており、だいぶチーム力が殺がれた状態でのPSG戦だった。昨年の夏前くらいの川崎ならどこまでPSGに食い下がれたかというのを、観てみたかったものである。

 清水と関係ない話で恐縮でした。

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 清水以上に迷走しているチームを見るとなぜか安心するものだ。神戸がロティーナを起用したのにも驚いたが(時間がかかると言われるロティーナは低迷したチームをシーズン途中で引き継ぐのは不向きであろう)、わずか数試合で解任したのにも驚いた。

 こちらの記事によると、解任理由は、成績が上向かなかったことに加え、イニエスタの起用法にもあったらしい。一瞬、「スター選手のイニエスタを使いたいクラブ側と、動けないベテラン起用に難色を示すロティーナ」という対決構図だったのかと誤解したけど、逆だったようだ。つまり、クラブ側はイニエスタをあまり酷使したくなかったのに対し、ロティーナはポゼション向上などを重視してイニエスタを重用し、その点で対立があったということだ。

 目下、我々の注目は明日の30周年記念マッチに向かっているわけだが、来週のミッドウィークには、アウェーの神戸戦がある。今のうちの苦境は別として、ロティーナとの再会、彼が率いるチームとの対戦は純粋に楽しみにしていたのだが、ロティーナ解任によってその機会は失われてしまった。

 ロティーナも、ヴェルディ、セレッソまでは良かったが、清水、神戸と、キャリアに傷がつくような終わり方になってしまったな。まだ日本での活躍の機会はあるだろうか。


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 昨日の日本代表のブラジル戦を受けた、河治良幸さんのコメント。

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 ホント、それだよなあ。逆に言うと、なぜ権田が代表では止められて、清水では止められないか。

 昨年、権田は、「鈴木義宜選手とは、そういう信頼関係ができている」とコメントしてたけど、言い換えれば、ヴァウド、立田とはできていないということだ。

 立田、名古屋戦のあの決勝ゴール、なぜ奪われたか、もう一度よく考えて、成長してほしい。

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 個人的に、昨日は、穏やかな、良い一日だった。土曜日なのに、清水の試合がなかったから。でも、日曜日になり、試合の日が来てしまった。ああ、嫌だ嫌だ。

 にしても、本日の対戦相手の柏レイソル、開幕前は降格候補の筆頭みたいな位置付けだったのが、それを覆す戦いを続けており、目下J1で4位。ネルシーニョ監督の求心力が低下し、中心選手があらかたチームを去って、苦戦必至と思われていたのに、不思議なものである。

 柏というチームは、シーズンごとの波も大きいが、シーズン内の波も大きいのではないか。上に掲げたのが今季の戦績表だが、第7節までは5勝・1分・1敗だったものが、第8節以降は2勝・2分・4敗と、だいぶ怪しくなってきている。

 前節に6点とって大勝したのは、どう見ても、札幌の福森が早い時間に退場したことが影響した。もちろん、ツボにはまれば、それだけの攻撃力があるということではあるが、その前は3試合続けて無得点だったわけだし、手が付けられないほど手強いかというと、そこまででもないはずである。

 清水が早い時間に失点したりすると、前節の再現で、そのままズルズル失点を重ねることも考えられる。それはすなわち、平岡体制の終焉を意味するだろう。降格圏に沈み、恐らくは新監督の下で、中断期間を利用した立て直しを図ることになる。

 なお、柏側では、ドウグラスが長期離脱中で、中村慶太も最近の試合で名前がないので、恐らく故障なのであろう。相変わらず怪我が多いな。

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sc

 ネタもないので、当S研ブログとしては珍しく、得点ランキングをまとめてみた。J1の得点者ベスト10と、清水の全得点者を示している。

 やはり、上位争いをしているチームには、得点ランキングの上位選手が、それも複数いるものである。ただ、川崎は、ベスト10には一人も入っていない。3得点のストライカーが3人いるけどね。このあたりが、今季の川崎が爆発力を欠いている原因だろう。

 同点で1位なのが、京都のウタカ。清水戦で彼のプレーを間近に見たけれども、やはり上手いと感心した。守備はあまりせず、適当に休みながら体力を温存し、怠けているようで常に虎視眈々と裏を狙って、いったんボールが収まれば鋭いターンをしたり、味方を上手く使ったりと、とにかく抜け目がない。結局、彼は1シーズンしか清水にいなかったけれど、清水はせっかくあのようなタレントを発掘しながら、活かしきれなかった。清水とウタカ、もっと良い時間を過ごせたはずではなかったかと、今さらながら悔やまれる。

 そんでもって、現清水のプレーヤーたちに目を転じると、唯人が3点でトップ、サンタナと中山が2点で続き、後は1点ずつという状況だ。唯人は、ここまでで、5点くらいは欲しかったところだ。サンタナは出遅れたので、まあ仕方がないだろう。高橋大悟がシュート1本で1得点あげているのが草(もっと打てや)。神谷の得点はまだか?

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 昨日、清水の公式HPを眺めたら、最新試合結果として、清水が湘南に4:1で勝利したというのが出ていた。「何だよ、それ最新じゃなくて、前の試合だろ。川崎に完敗したのが見苦しいから、快勝した前の試合を未練がましく載せてるのか?」なんて一瞬思ったのだが、良く見たら日曜日に行われたエリートリーグの試合結果だった。J1リーグ戦と、エリートリーグで、同じスコアで勝利って、アンタ、ややこしすぎるでしょ(笑)。まあ、エリートリーグとはいえ、今はとにかく「勝ち癖」だ。大いにけっこう、勝って良かった。

 個人的に仕事が忙しすぎて、なかなか細かいところまでは情報収集が行き届かない。今回のエリートリーグ湘南戦も、終わってから試合開催について知ったくらいで。

 しかも、上掲のとおり、試合は湘南側のYouTubeチャンネルでしっかり中継されたようだ。まだ観る時間はないのだけど、中継のクオリティも、清水のそれより上という感じがする。

 しかもしかも、なんとお客さんが入っているじゃありませんか。さらに言えば、物好き、いや、熱心にも、オレンジサポもチラホラ見える。

 コロナなんて、もう完全にオワコンだろう。清水も、エリートリーグ戦を観客に公開すべきだ。なんなら、カネを払ってでも観たいという物好き、いや、熱心なサポだっているはずである。

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 広島戦、2度も先行したし、結果は引き分けだったが、内容的にはだいぶ押され気味だった印象が強い。そして、上掲の動画を観て、サッカーだけじゃなく、クラブの情報発信でも、先方が一枚上手だなということを、実感させられた。

 広島のYouTubeチャンネルでは、【裏側】シリーズというのがあるようで、要は試合の舞台裏密着系の動画である。毎試合ごとに、こういう動画を迅速に発表してくれるというのは、ファンとして嬉しい。シーズン中にもかかわらず、監督の具体的な指示の一部も出してくれていて、太っ腹である。こういう、対戦相手側からの視線というのは、なかなか新鮮だった。

 言うまでも無く、昨シーズン終了後にDAZNで公開された清水の舞台裏ドキュメンタリーは、非常に見応えがあるものだった。朝日新聞に出た「『ここも撮るんですか?』 清水のリアルを追い続けた元選手の意地」という記事は、あのドキュメンタリーを実現した高木純平氏の奮闘を綴ったものである。

 もちろん、ああいうシーズンを通したドキュメンタリーものも良いが、サポは何よりも直近の情報に飢えているものである。広島の【裏側】シリーズ、清水も見習ったらどうか。

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 今季まだ未勝利と苦しんでいる神戸が、ロティーナを監督として迎え入れることが、正式に発表になった。こちらの記事は、その動きを、新スポーツダイレクターの永井秀樹氏の振る舞いに絡めて、伝えている。

 新SDの永井氏がロティーナに白羽の矢を立てたことについては、やや???という印象を、個人的に抱いていた。ただ、この記事が伝えているように、考えてみれば、両者ともヴェルディに所属した前歴があり、ロティーナがヴェルディで指揮をとっていた時に、永井氏はユースの監督だったわけか。なるほど、それで話が繋がった。両者ともに、清水にゆかりがあり、ヴェルディにもゆかりがあるんだな。

 ロティーナが神戸を立て直せるのかというのは、非常に気になる。というのも、ロティーナはヴェルディでは成功し、セレッソでも成功し、清水では失敗した。まあ、ヴェルディやセレッソでタイトルをとったわけではないが、好成績を収めたことは間違いないだろう。これで、ロティーナが神戸で成功したら、「清水というクラブには名将をもってしてもいかんともしがたい病巣がある」という現実が、可視化されてしまうわけである。もしそうなったら、我々にとって、突き付けられる現実はあまりに重い。個人的に、ロティーナには頑張ってほしいという気持ちはあるが、もし実際に神戸を立て直したら、「なんで清水でだけ駄目だったんだよ!」と、穏やかではないだろう。

 ただ、永井SDはロティーナを「守備を軸にすぐにチームを立て直せる指揮官」と称したようだが、実際にはロティーナのサッカーは時間がかかるというのは常識であり、勝てていないチームをシーズン途中から指揮して、結果を出せるのかというのは、何とも言えないところである。

 個人的には、清水というチームを映す鏡として、今後の神戸にも注目していきたい。

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 思い出すのは、2017年のホーム鹿島戦で、角田誠が敵の鈴木優磨に向かって中指を立てる挑発行為をとったとして、クラブが自主的に角田を1試合出場自粛する措置をとったことだ。1試合で済めば良かったのだが、それ以降、角田は見るからに精彩を欠くようになり、2017年に清水が降格危機に陥る一因となった。

 そして、先日のアウェー鹿島戦で、鹿島側の某選手が清水の外国籍選手(コロリ?)に対し侮辱的な言動をとったということである。しかも、権田が試合後に鹿島のスタッフに「こういうのはやめましょうよ」と話したところ、同スタッフから「彼はそういう選手だから」と、開き直られたとのこと(「そういう選手」であることを承知の上でプレーさせているのだから、それが鹿島というクラブの品格なのだろう)。そして、こちらの記事によれば、以下のような顛末となった。

 鹿島は両クラブの選手、スタッフにヒアリングを実施。その結果「弊クラブ所属選手から清水所属の外国籍選手に対して侮辱的と解釈されかねない発言があった一方、一部報道を受けてインターネット上で推測されていたような差別的な言動はなかったことが確認されました」と発表した。

 続けて「この事実を受けて、弊クラブでは当該選手に厳重注意を行い、自身の言動に責任を持つことの重要性を改めて伝えました。その後、両クラブ間で侮辱的な発言は容認しないことを確認したうえで、今後も相手へのリスペクトとフェアプレー精神を大切にしていく姿勢を共有しております」とした。

 また、鹿島のスタッフの発言について、鹿島は「当該選手の発言を容認するようなコメントがあったことについては、解釈の齟齬(そご)から生じたものであり、当該発言を容認するものではなかったと確認されております」とした。

 おかしくはないだろうか。角田の挑発行為は確かに悪かったが、クラブはきちんと責任をとらせた。今回、鹿島の選手が外国人選手に侮辱的な言動をとったとすれば、角田の行為と同等、またはより重大なはずだ。それなのに鹿島はなぜ、当該選手の名前すら明らかにしようとしないのか。

 また、「今後も相手へのリスペクトとフェアプレー精神を大切にしていく姿勢を共有しております」というが、清水は最初からその姿勢だったのであり、今回鹿島側が一方的にその精神を踏みにじったのだ。「共有」という表現はおかしく、「清水様を見習って今後は心を入れ替え、フェアプレー精神を徹底します」と表現すべきである。

 ……というようなことを、負けた側が言うと、どうしても負け犬のナントカになってしまう。頼むからそろそろ勝ってくれ。

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 清水のクラウドファンディングはラストスパートが効いて成功に終わったが、まだ孤独な戦いを続けているクラブが身近に存在する。県民の皆さんならご存知とは思うが、「アスルクラロ沼津・J退会危機 存続をかけた大一番 #ホームスタジアム照明改修」である。

 アスルクラロ沼津は現ホームスタジアムの照明を改修できなければ来年からJリーグライセンスが取得できずJリーグにいることができなくなります。法人設立30周年を経た今、自ら競技場照明を改修し、次の30年に向けて新しいステージに挑戦します。あくまでも目指すはJ2以上、静岡県東部に必要とされる市民クラブです!

 沼津は、県内にあるライバルでもあるが、清水から近い場所にこういうクラブが存在してくれることは、メリットにもなる。ジュニアがお世話になったように、今後も清水の若手選手のレンタル先になるかもしれない。練習試合を組むのにも、至近距離にJクラブがあるのは有難い。清水のレジェンドである伊東輝悦が現在も在籍している。

 考えてみれば、J1では神奈川県のチームが連続して優勝する状態が何年も続いている。このままでは、チーム数や成績などで、神奈川県が日本随一のサッカーどころということになってしまう。静岡県がそれに負けないためにも、沼津にはJクラブとして存続してほしい。

 所長も、清水のクラファンに投資したついでに、沼津にも協力させてもらった。皆様も、せっかくCAMPFIREのアカウントをお作りになったことだろうし、支援なさったらどうか。まあ、すでに沼津のクラファンも目標額の3,000万円を突破したようだが、照明改修には1億円必要と言われており、クラファン資金が多すぎて困ることはないだろう。

 それにしても、伊東輝悦とか、ゴン中山とか、沼津ゆかりの人が、清水や磐田のホームゲームで募金を呼びかけたりしたら、あっという間に浄財が集まりそうな気がするのだが(特に静岡ダービーでやったらよかった)、なぜそういうことを考えないのかね。困った時はお互い様だよ。


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 今季の清水と柏は、中村と神谷をトレードしたような恰好となり、お互いに評論家筋の前評判も悪く(?)、何となく境遇が似ている。

 そして、J1第2節で、清水は相手に退場者が2人出た優位を活かして勝利したが、柏も相手のマリノスに退場者が2人出て勝利したようだ。ただ、3点目を決めきれなかった清水と違い、柏は3点目をしっかり奪って、3:1で勝ったわけだが。

 ところで、清水と磐田の試合を改めてDAZNで観たのだけれど、74分の山本義道の2枚目のイエローは気の毒な気がした。あの場面、山本はスライディングに行ったが、動きを止めており、その止まった足に滝がつまずいてしまったように見えた。まあファウルとは思うけれど、あれで2枚目のイエローは酷だ。

 ファビアン・ゴンザレスの一発レッドも、ああいう形でもろに手で顔をはたいてしまったので、判定自体は妥当であるものの、どうも本人に悪意はなかったようだ。あのプレーは、胸トラップでジャーメインに流すために角度をつけようと体をひねったところに(そういう形のトレーニングをよくしていたらしい)鈴木義宜が死角から競ってきたので、勢い余ってはたいてしまったのが真相だったようだ。

 磐田の2人の退場は、ともに判定次第では無かったかもしれないものである。平岡監督の言うように、「転がり込んできた勝利」に満足するのではなく、我が軍にとって大事なのは、先方に退場があっても無くても、しっかり勝ち切る力をつけることだろう。

 それと、今季のジャッジの方針として、「フットボールコンタクトは容認するけれど、危険なプレーや汚いプレーには厳しい判定を下す」というのがあるのかもしれんね。清水も気を付けないと。

 ところで、柏戦で、マリノスに畠中、岩田と守備の要2人にレッドが出たので、「しめしめ、これで日曜の清水VSマリノス戦に2人は出てこないな」と喜びかけたのだが、なんとマリノスはミッドウィークの水曜日にリーグ戦の神戸戦があり、出場停止はその試合で消化してしまうではないか。逆に、畠中と岩田がフレッシュな状態で日曜の清水戦に出てきそうで、迷惑な話である。

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