エスパルス研究所

清水エスパルスの躍進と新スタジアム建設に向けた考察

カテゴリ: エスパルス

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 それにしても、残留が決まってから、最後の3試合の落ちっぷりは、酷かった。この岡山戦にしても、秋葉体制は存続するに値しないということを、自ら証明して見せたような試合になってしまった。

 3バックで始めたこの試合だったが、ブエノがディフェンスラインに落ちてミンテとの2バックに可変し、ジェラと蓮川をサイドバック的になるべく前に押し出して、ウィングバックとともにサイドの優位性を作るというのが、基本的な戦い方だったかな。「戦術が無い」という批判に答えるため、監督が知恵を絞ったのかもしれないが、あまり機能したとは言えなかった。

 それよりも、やはり最後の最後まで、ビルドアップができないチームだったなと実感した。何度も言うように、清水のピンチはだいたい苦しい繋ぎを奪われ、陣形が崩れた状態で敵の攻撃にさらされることによって発生する。秋葉体制のビルドアップ軽視(無視?)の弊害は、誠に大きかった。清水に比べると、岡山はボールを奪った後の繋ぎに関し、チーム全体で同じ絵が描けていた。

 岡山は、清水を離れた選手がプレーすることが多いので、何となく清水のリザーブチームのようなイメージを勝手に抱いていた人が多いのではないかと思う。今でもクラブの規模はうちの方が大きいとは思うが、ここ何年かの成長速度、サッカーの合理性では先方の方が上であり、我々は勝手な格上意識は昨日の惨敗をもって捨てなければならないだろう。

 というわけで、秋葉清水は終焉した。試合後のセレモニーでは、監督のスピーチに所長自身も泣いたし、本当に辛い別れだと思う。しかし、このサッカーを見せられて、それでもなお秋葉清水に固執するような人がいるとすれば、それはもはや清水というクラブを愛しているのではなく、チームの躍進よりも人情を優先する方だと指摘せざるをえない。

 Jリーグが10チームで横一線でスタートして、鹿島のように常にサッカーで答えを出してきたチームもあれば、清水のように腰が据わらずフラフラし続けてきたチームもある。三十余年で、これだけの差をつけられたのだ。もう足踏みはしていられない。


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 秋葉監督の退任発表。当S研ブログは監督交代を推していたので、正しい判断と思う。しかし、何度も言うように、人間的には好きだし、魅力的な人物なので、いなくなるのは実に寂しいものである。クラブ広報とか、試合前の声出し係(?)とか、監督以外のポジションで残ってくれないかと思ったりもする。

 まあ、しかし、そうした感情論を別にすれば、今回の湘南戦を見ても、ここらへんが潮時だったということが、浮き彫りとなった。やはり秋葉さんの本質は、戦術家というよりも、モチベーターであったなと実感する。なので、危機的な状況でチームに活を入れ、火事場の馬鹿力で勝たせることはできても、今回のように消化試合でモチベーションが湧きにくい状況になると、チームはとたんに沈滞化する。たとえば、柏監督のロドリゲス氏のように、サッカーそのものが生き生きと機能するチームであれば、仮に消化試合であっても選手はサッカーをやっていて楽しく、力を発揮できると思うのだが、秋葉さんのような鞭入れ型の監督は、生き死にがかかっていない試合では、上滑りするだけである。

 そんなわけで、湘南戦の感想を一言でいえば、「無」ということになる。秋葉清水、結局、最後の最後まで、ビルドアップができなかった。今季J1の各チームと対戦してみて、降格した新潟や湘南も含め、清水はすべてのチームに対し保持と前進で劣っていたと思う。今季の清水、ブエノやカピシャーバの属人的な保持力に助けられたが、逆に言うとそれだけチームとして機能していないということであり、今回の湘南戦でもボール保持者が孤立する場面が目立った。痛恨の1失点も、守備のほころびというよりは、ビルドアップに詰まって無理に出したパスのミスから崩れたものだった。湘南、降格にはなってしまったが、組織としてはそれなりに機能しており、あれで町野クラスの決めてくれるストライカーがいたら、普通に残留だったのではないか。

 普通、監督を代えようとすると、「ここまで積み上げてきたのに、もったいない」といった話が出るが、秋葉清水の場合は、組織的な積み上げは皆無なので、その意味では惜しくはない(何度も言うように、心情的な寂しさはあるが)。秋葉監督は決してダメだったとか、失敗したということではなく、役割を果たし終えたのだと、個人的には受け止めている。


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 それにしても不思議なのである。いや、うちがセレッソに負けたことではない。この敗戦自体はロジカルだ。不思議なのは、「何故、こんなに強いセレッソが、優勝争いしていないのか?」という謎である。

 今季、我が軍が戦った相手の中で、間違いなく一番手強く、実際にも無残なダブルを食らったのが、セレッソだった。試合内容はアウェー・ホームとも絶望的で、すべての面で相手が上回り、勝てる要素が一つもない。鹿島や神戸とやっても、こんな絶望的な感覚はなく、実際うちらは勝ち点を獲得している。セレッソだけが、特別なのだ。まあ、柏や川崎もそれに近かったが、セレッソ相手の方が、もっと絶望度が高い。

 それだけ、秋葉清水と、今のセレッソとの相性が、最悪ということなのだろう。鹿島や神戸とだったら、根性VS根性の勝負に持ち込め、同じ土俵で戦える。それが、セレッソのように次元の違う戦い方をされると、頑張ろうとしても、頑張る術が見出せず、パニックに陥る。

 象徴的だったのは、1失点目だったか。3人目の動きで裏をとられたところから崩された。試合全体を通して、セレッソはチームとしてのメカニズムが機能しているということを実感した。チームとしてどうやってボールを保持し、動かし、チーム全体が連動して相手ゴールに迫るというトレーニングがきっちりできているのだろう。

 それに対し秋葉清水は、そもそもチームとしての設計図がないので、一つ一つの部品がバラバラに動いている。関わるのは、ボールを持っている本人と、パスの受け手だけである。たとえば山原が必死に裏に走り込んでも、我々素人の観客にすら、「ああ、ここで山原に出すんだな」ということがバレバレであり、セレッソ守備陣は苦も無くカバーできる。もちろん山原は必死に走り込んでいるのだが、その頑張りをチーム全体のメカニズムにより効果的に活かすようなオーガナイズができていないので、くたびれ損にしかならない。そういえば、松崎が相手4人に囲まれ、一人で必死にボールキープをするような場面もあった。

 これで選手が頑張っていないと批判できるのだろうか? 試合後に秋葉監督は例によって、必死さ、泥臭さが足りないことがすべてのようなことを述べ立てていた。だが、この試合で、失点後の選手たちの様子を見ていると、「こんな組織的に完成された相手に、うちらみたいな空っぽな精神論サッカーで立ち向かうのは、ムリ」というような絶望的な表情に見えた。

 何度も言うように、秋葉監督のことは人間的に好きだし、昇格やJ1残留については感謝もしているが、J1指揮官としての限界はとうに見えている。秋葉監督は、この試合の教訓を踏まえ、選手選考を厳しくするようなことを言っているが、クラブとしては監督選考を厳しくしなければならない。


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 晴れて残留が決まったわけだけど、このヴェルディ戦を見せられると、達成感は乏しい。清水が試合を通して放ったシュートはわずか4本で、後半は乾がドリブルで持ち込んで打った1本だけ。少ないチャンスを良く活かして勝ったと言えなくもないが、決して強敵とは言えない相手に、低調な戦いに終始した。

 今回の試合後のインタビューで、秋葉監督は「ブレイクパス」という新たなキーワードを披露した。敵の攻撃をしのいで、ボールを奪い、そこから局面を打開して攻撃に転じる最初のパスを、ブレイクパスと呼んでいるらしい。そして、その成功率が低かったから、追加点が取れず、苦戦したのだと。

 所長としては、この試合の感想として、とにかく秋葉清水はポジティブ・トランジションが下手だなと感じた。一見すると、秋葉監督のいう「ブレイクパス」の不発と、同じことを指しているようでもある。

 しかし、現実には両者は本質的に異なるのではないか。清水が後半押し込まれて、攻撃に転じられなくなるのは、一本のパスミスというよりは、チームの設計の問題であろう。せっかく奪っても、縦に急ぐのか落ち着かせるのかの共通理解もできていない、パスコースがない、ワントップも含め全員で守備しているので前線の収まりどころもセカンドボールの拾い手もない、そういったないない尽くしの状態だからこそ、反抗が不発になるのではないか。乾のような個の力で打開できるのなら別で、実際この試合の後半もシュートに行けたのは乾が運んだ時だけだったわけだが、「ブレイクパスの失敗」といった選手個人の精度の問題にしていたら、いつまで経ってもチームとしての成長はないだろう。

 3節残して、もう残留が確定なんて、夢のような状況だが、サッカーの中身の手ごたえがまったくないというのが、どうにも……


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 以前も指摘したが、秋葉清水というチームの面白いところは、監督よりも一部の選手の方がサッカー・リテラシーが高いことである。今回の川崎戦でも、試合後の秋葉監督のコメントはツッコミどころだらけだが、松崎快のコメントを読むと、「おぉ、やはりピッチ上の選手から見てもそうなのか!」と、思わず身を乗り出してしまう。特に次のような発言に深くうなずいてしまった。

 前半は外から観ていたが、率直に言うと今日前半4失点しただけで、FC東京戦でもこうなっていてもおかしくなかったと思っている。リーグ最多得点の川崎だから攻撃のクオリティが高いというのもあるが、遅かれ早かれというか、FC東京戦の前半も失点してもおかしくないようなシーンが何回もあった。

 あとはずっと言っているが、例えば直近で言ったら京都や神戸など攻撃が直線的なチーム相手には対応できるが、保持して揺さぶりながら攻めてくるチームに対しては上手く守備ができていないというイメージが僕の中ではある。それが出た結果だと思う。

 個人的にはこれまでゲームコントロールに主眼を置いていたが、このチームはカオスな状況にしてしまったほうが強いのではないかと感じている。とくにもう夏場ではなくなり体力的な面でももつと思うので、そっちの戦い方にしたほうがいいのかなと思う。

 う~む、指摘がいちいちもっとも過ぎて、同意せざるを得ない。

 自分も、どうも秋葉清水は対戦相手によって得意・不得意が激しいなと感じていた。鹿島とか神戸みたいな力任せに来る感じのチームに対しては、たとえ先方が優勝争いするくらいの力があっても、根性ベースで、割と互角に戦えたりする。しかし、今季で言えば柏のように、戦術的な完成度がやたら高いチームや、セレッソ、そして今回の川崎のように止めて蹴るがやたら上手かったりボールの動かし方が洗練されたりする相手には、もう成す術がない感じで敗れる。自分がずっと感じていたその現象を、今回松崎は、「攻撃が直線的なチーム」、「保持して揺さぶりながら攻めてくるチーム」という表現で、見事に言い表してくれた。サンキュー、快。

 ただ、だからと言ってこのチームを戦術的な熟成によって上向かせられるかというとそれも疑問で、これも松崎が認めているように、カオスの中で根性を発揮し勝ち点を拾うということが、生きる道なのかもしれない。とりあえず、今季に関しては、それで最小限の結果は得られた以上、軽々にその批判はできない。

 ところで、今季の清水、本当にPKが多い。たぶんPK機会はリーグ最多のはずである。しかし、私の記憶が正しければ、今回の川崎戦で、北川は2度目のPK失敗をした。はっきり言って、メンタルもそんなに強靭ではないし、あまりPKの上手い選手ではない。本人は、最初失敗して、2度目に決めたことを美談のように自賛しているが、そういう問題ではないだろう。見ているとどうも、「北川はキャプテンでチームの中心でエースストライカー。だからPKは北川に任せる」という雰囲気を感じる。個人的にも、北川が試合に出続けてバリバリ点をとりまくってくれたら嬉しいが、現実には出場時間は減っており、今のFWの軸は高橋である。「だからこそPKは航也に」ということかもしれないが、優先すべきはチームの勝利であり、一番安心して任せられる選手に蹴らせるべきだ。たぶん、ブエノみたいなふてぶてしい選手が一番PKに向いているような気がするのだが、どうだろうか。そういえば高橋も一回失敗しており、あの時も「こいつじゃないだろ」と感じたものだったが、案の定失敗した。


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 監督を含め、あちこちから、「勝てた試合」、「もったいない」といった声が聞こえてくるが、本当にそうだろうか。確かに、先制点を奪えて後半途中までリードしており、追加点のチャンスも何回かあったという状況的な観点から言えば、そう思いたくなるのも分かる。しかし、内容的に一貫して優勢だったわけではなく、敵の決定機も少なくなかった。「負けてもおかしくなかった試合」、「運良く勝ち点1を拾えた」という言い方もできるわけで、要は主観の問題である。

 率直に言うと、FC東京の守備の緩さに、驚いた。こんなに簡単にやらせてくれるのか、と。敵の主力センターバックのショルツ、MF橋本拳人らがコンディション不良で欠場ということが大きかったとは思うが、うちにバイタルで回させてくれるチームはJ1にそう多くはない。

 対する清水の側は、ブロックを組んだ時の守備力は、それほど弱くない。しかし、いつも申し上げるとおり、保持と前進ができないチームなので、攻撃的に行こうとすると、危険なボールの奪われ方をして、大きなピンチを迎える。そして、このFC東京戦では、無理なクサビのパスが失敗してボールロストする場面も多かった。いずれにしても、「攻撃サッカーを掲げる割には、そのノウハウを授けない」という秋葉イズムの帰結であり、試合後に秋葉監督は例によって集中力の欠如のせいにしていたが、そういう問題ではないのである。

 そんなわけで、さすがはJ1の中の下くらいをフラフラしているチーム同士であり、お互いに隙を見せピンチは招くが、相手がそれを外してくれるという応酬になったというのが、この試合の構図だったのではないか。ロースコアではあったが、野球で言えば、投手戦ではなく、貧打戦である。

 まあ、こんな軽口を言っていられるのも、降格の心配がないからであり、まだ目標の10位も狙える位置にいるという意味では、監督および選手たちに感謝している。今のままでいいとは思わないが、今季に関しては一つでも多くの勝利・勝ち点・得点をあげて、良い形で終わってほしい。


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 第32節は不思議な節で、清水も負けちゃったけど、清水の周りのチームも全部負けたので、清水の11位は変化なかったし、10位のセレッソとも勝ち点3差のままだった。

 ただ、これはもしかしたら、ある程度必然性があったのかもしれない。上位はタイトルやACL枠獲得争いで野心に燃え、下位は残留争いで必死なのに対し、10~15位くらいの中位のチームは、リーグ戦終盤のモチベーションを維持しにくい。中二病ならぬ中位病といったところか(ウマい!)。


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 外国人の審判って、日本人ほどこまめにアディショナルタイム取らないよね。昨今、後半アディショナルタイムは、どんなに短くても5分くらいはあると思うのだが、この試合では、何とわずか3分! 個人的には、「どうにかして勝ち点1を」と思いながら観ていたので、3分というATが表示された時に、この試合で初めてお粗末主審に感謝したのだが、その短いATの間に、まさかの被弾。もう後の祭りで、清水に反撃の時間は残っていなかった。

 最近、負けなしで来ていて、残留も事実上確定なので、守備ブロック一辺倒の戦い方を脱し、アグレッシブに奪いに行く挑戦をしたかったということは、理解できる。しかし、試合の流れというものがあるだろう。この試合の後半、DAZN中継では、両チームのシュート数が再三表示されたが、清水は後半の最初の方で10本目のシュートを打ったあと、シュート数がまったく伸びず、神戸側のシュート数だけが増えていく試合展開だった。もちろんアグレッシブに勝ちに行きたい気持ちはあるが、現実に前にボールを運べておらず、選手交代も失速しかもたらさなかったのだから、終盤は割り切って、勝ち点1確保に舵を切ってもよかったはずだ。

 優勝争いしている神戸相手に、清水が引き分けに持ち込めば、今季のJ1優勝争いに、清水が大きな一石を投じることになる。今季のJ1を振り返るドキュメンタリーみたいなものが制作されたら、清水相手に勝ち切れず、がっくりとうなだれる神戸イレブンの姿が記録されたはずである。個人的には、清水のそういう渋い役割を見たかった。残念ながら、もしも今季神戸が逆転優勝をしたら、「あの清水戦の劇的ゴールがターニングポイントだった」として、その場面が繰り返し映像で流され、 我々は長らく恥をさらし続けることになるだろう。

 終盤の清水は、押し込まれてはいたが、先方も決め手はない様子だった。確か、今季の神戸は逆転勝利がなかったはずである。清水が自ら隙を作らなければ、かなりの確率でドローに持ち込めたはずである。しかしながら、やはりそこで隙を作ってしまうのだ。WBとして途中投入されたの高木は上がりっぱなしで、矢島の戻りも遅く、清水の右サイドの守備はスカスカだった。結局、その右サイドにアバウトなボールを放り込まれ、そこから決壊して決勝ゴールを奪われた。

 今季ここまでの清水の戦いについては、秋葉監督にも選手たちにも感謝しているし、ほぼ残留を成し遂げた今、再度アグレッシブなサッカーに挑戦する資格はあると思う。ただ、返す返すも、この試合の終盤に関しては、現実主義で勝ち点1確保でよかったのではないかという悔いが残る。


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 2連勝で錯覚していたが、秋葉清水というチームが保持も前進もできないという現実が解決されたわけではなく、それが如実に出た一戦となった。先方は調子が上がっておらず、かなり疲弊もしていたので、うざい相手を倒すチャンスだったが、まったく内容が伴わなかった。試合の立ち上がりこそ、勢い任せで何度かチャンスを作ったが、あとは耐え忍ぶだけの試合展開だった。

 試合後のインタビューで秋葉監督は、穴熊のように引き籠り無失点で終えることはできても、それは自分たちが望むフットボールではなく、これでは上位進出は不可能であり、ジレンマを痛感したというようなことを述べていた。秋葉監督にしては、正しい指摘だと思うが、そのジレンマは誰あろう貴方自身に起因しているのですよ(笑)と、言いたくなる。

 この試合で、ヒジョーーーーーーに気になったのは、清水のスローインの下手さ・遅さである。自分たちの良い流れになりかけても、スローインからリズムを失う。せっかくマイボールのスローインにしたのに、そのスローインをあっさり失ってピンチを迎えるということが繰り返された。対する浦和の側は、スローインを素早くスッとやって、流れを失わない。スローインというのは、試合の中で何度もあり、その重要な要素で大きなハンディキャップをしょい込んでいたら、勝てる試合も勝てなくなる。

 ことほどさように、清水が上位進出できないのには、れっきとした原因があり、決して怪奇現象などではない。そうした課題に一つ一つ向き合って解決していくことでしか、躍進は果たせない。秋葉監督も、「ジレンマ」を嘆いているヒマがあったら、チームが抱えている問題に対し具体的な処方箋を示すべきであり、とりあえずはスローインの改善から始めるべきだ。


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 実を言うと、最近、大きな衝撃を受けた出来事がある。試合後に配信される内幕動画「THE REAL」については、熱心なファンの皆さんなら、欠かさずチェックしていると思う。いつものように、新潟戦後に配信された「THE REAL」を視聴したところ、秋葉監督が驚くべき発言をしていたのである。

 「自分たちで解決策を見出せ!」

 いやぁ、驚いたねえ(笑)。普通、サッカーの戦術的な解決策は、監督が考えて、それを選手に授けるものだろう。むろん選手の自主的な要素はあるにせよ、大枠は監督が決めるはずである。それを、秋葉監督は、守り方も攻め方も自分で考えろと、選手たちに通告していたのである。秋葉清水は、戦術は選手に丸投げという傾向があることは、以前から知られていたが、監督自身がそれを堂々と選手たちに告げる様子が(会員限定とはいえ)動画として発信されるとは、なかなかの衝撃であった。「このオジサン、ある意味、パワハラ監督以上に怖ぇよ」とビビッてしまった。

 むろん、秋葉監督が何もしていないわけではない。走り勝つ、一対一で負けない、気迫で上回るといったことは、徹底してチームに植え付けている。それが、秋葉監督が言うところの「フットボールの本質」である。くしくも、首位たたきを成し遂げた今回の京都戦において、試合後に殊勲者の矢島も、秋葉監督も「フットボールの本質」と口にしており、それがこの試合のキーワードだったことを印象付けた。

 所長自身は、秋葉監督の戦術面での薄っぺらさに不満を感じており、折に触れて当S研ブログでもグチっている。しかし、今の清水にシャレオツ系の戦術家監督が来て、それで上手く行くかというと、なかなか想像できない。清水が、J1で、終盤まで降格の心配をしなくて済んだのは、過去10年あまりで1度しかない(2018年)。秋葉監督は、「フットボールの本質」の一枚看板で、どうやらJ1残留を成し遂げつつある。2度目の降格をした2022年には、試合終盤に失点をして勝ち点を落とし続けるというオカルト現象があったが、今季はそういう場面がほぼ皆無だ。サッカーは、気合だけでは駄目だが、それがなければ始まらず、今はその部分が秋葉イズムのお陰でしっかりしているということなのだろう。

 問題は、ど根性サッカーでクリーンシートは達成できても、どうやってそれをゴール、勝ち点3に結び付けるかだが、そのヒントも今回の京都戦にあった。矢島は、今回のゴールが、「居残りの自主練習」で繰り返していた形だと明言していた。つまり、やはり監督が授けたゴールへの道筋ではなく、文字通り、「選手が自分たちで解決策を見出した」ものだったのだ。つくづく、不思議なチームだなぁとは思うが、その結果として、10年に1度あるかどうかという「J2降格を心配しなくていいリーグ戦終盤」を迎えているのだから、分からないものである。


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2243

 残り10試合となった時点で、たぶんあと2回くらい勝てば、引き分けの勝ち点1コツコツも含め、どうにか残留できるのではないかという状況。そして、残りの対戦カードを見た時に、現実的に勝てそうな相手というと限られており、この新潟戦は是が非でも勝ち点3が欲しいところだった。内容はどうあれ、そのミッションをクリアしてくれたことに、安堵している。万年野戦病院化しているのか、また苦しい人繰りだったが、いるメンバーが良くやった。下位集団が軒並み勝ち点を落としただけに、めでたい節となった。

 清水の虎の子1得点は、見事としか言いようがなく、「ロドリゲス柏か!?」と色めき立ちたくなるような綺麗な崩しだった。ああいう複数人数がかかわった再現性の感じられるゴールは、秋葉清水では珍しい。もっとも、「再現性」がありそうな割には、実際には上手く行ったのはあれ一回だけで、全体的には低調な内容だった。

 戦ってみた新潟は、まあやはり最下位に沈むだけの実力だなと実感した。アタッキングサードまで運んでも、そこからの迫力、アイディア、精度がない。先方には申し訳ないが、「この相手で助かった」というのが実感だ。

 ただ、ビルドアップのスムーズさは清水よりずっと上であり、ボールを運んでいる時に自陣で変なボールの奪われ方をして即ピンチというような場面はなかった。この試合でもぎこちないボールの運び方で何度か危険なロストをした清水とは対照的である。

 清水もいい加減、せめて最下位・新潟くらいのビルドアップができなければ、J1定着や、増してや躍進はおぼつかないだろう。ここ何試合か、残留モードの失点回避の戦いを続けているだけに守備は安定しているが、秋葉監督の言うようなクリーンシートを維持した上で3、4点奪って勝つチームへの道は、限りなく遠い。残留に向けては明るい展望が開けてきており、今季はそれで充分とは思うが、来季以降に向けては、課題は手付かずのまま残っている。


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 前半戦の鹿島戦では、清水が主導権を握った時間帯もあったが、今回は鹿島の「速さ」に対応できず、ずっと圧力を受け続ける苦しい試合となった。それでも先制点をとれたのは望外だったが(いつ以来だ?)、警戒していたはずのセットプレーから同点弾を喫し、あえなくドロー。ゾーンとマンツーマンを併用するようになってから、コーナーキックの守備は安定していたと思うのだが、今回は植田にマークが付いていなかったように見えたんだけど、何だったんだろうか。

 センターバック2枚の出場停止。試合直前で、キープレーヤー(カピ?)が出場できなくなるハプニングもあり、準備してきたゲームプランが狂ったようだ。諸々考えれば、上位相手の難しい試合で、最低限の勝ち点1を確保したとも言えるが、まあ何にしても久し振りの勝利を見たかったものである。

 監督は、上からの指示であることは否定していたが、この試合の清水はGKからのビルドアップは断念し、ロングキックでボールを捨て続ける戦い方を選んだ。個人的には、今は状況ゆえやむを得ないとも思うし、だからこその勝ち点1ゲットだったとも思えてくる。しかし、ど根性サッカーで勝ち点1を拾い続ける戦い方で、下に落ちるのを回避はできても、上に行くのは無理である。秋葉監督は、まだまだ成長できるということを強調しているが、秋葉清水には残念ながら伸びしろというものがない。他のJ1勢がシーズンが深まるにつれ成熟してきているのに対し、秋葉清水は堂々巡りを続けているので、それで清水が後半戦に苦戦しているのだと、個人的には解釈している。

 秋葉清水というチームの特徴は、監督よりも一部のプレーヤーの方がサッカーIQが高いという点である。今回の試合後、松崎が次のようにコメントしている。

 (監督がアクシデントでプランが変わってしまったと言っていたが)プランどうこうの問題ではなく、結局あれだけビルドアップができずに押し込まれると、どこかで決壊はしてしまう。もっとミドルサードでボールを持ちたいし、そこからアタッキングサードに押し込んだ時に少し攻撃の展開が速く、もっと時間を掛けてもいいのにと感じる場面が何回かあった。(今回3バックで点がとれ、チームの課題解決に向けポジティブかというと)いや、変わらないと思う。どうビルドアップして前進していくかという根本の問題はずっと課題。


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 帰ってきた!と称して、清水駅前新スタジアムに関するChatGPTとの妄想トーク延長戦をお届けしてきたが、さすがにネタが尽きてきた。20回とキリの良いところで、今回を最終回としたい。

 所長:清水駅前にエスパルスの新スタジアムができたら、私は徒歩圏内にマンションを買って、スタジアムの近くで楽しく暮らしたいと思っています。しかし、静岡市清水区は新築も中古もマンションの供給が非常に少ないという印象を受けています。もし新スタジアム建設が正式に決定したら、清水駅周辺の再開発の一環として、新築マンションの供給も増えますかね?

 ChatGPT:とても現実的で面白い視点ですね。確かにご指摘のとおり、清水区は静岡市の中でもマンション供給が少なく、戸建て中心の住宅市場です。実際、JR清水駅前でもここ10〜20年で新築マンションは数棟程度しかなく、賃貸マンション・分譲マンションともに選択肢は限られています。

 1. 再開発との一体化:新スタジアムが正式に決まれば、駅前の市街地再開発事業が加速する可能性が高いです。日本全国でスタジアム建設に合わせて「住・商・遊」を組み合わせた複合再開発が行われており、マンションが“街のにぎわいの持続要素”として組み込まれるケースが多いです。例:広島(エディオンピースウイング周辺)、長崎(V・ファーレン新スタジアム周辺再開発)。

 2. 需要増による民間デベロッパーの参入:スタジアム完成 → 来訪者増 → 駅周辺の地価や利便性が上昇。「サポーターが徒歩圏で暮らしたい」「商業施設勤務者の住居需要」などが発生し、デベロッパーが供給を検討する動機になる。

 3. 供給の制約:清水駅周辺は既存の建物が多く、用地取得が難しいため、大規模な新築分譲が一気に出る可能性は低い。ただし駅前再開発の一角に高層マンションを組み込む、あるいは古いビル・社宅の建替えで中規模マンションが出るといった形は十分あり得ます。

 4. 将来の資産価値:清水区の住宅市場は人口減少の影響で全体として弱含みですが、「駅徒歩圏+スタジアム・再開発エリア近接」は例外的に人気化する可能性があります。投資・資産価値の観点からも「清水駅近マンション」は相対的に強い物件になり得るでしょう。

 見通し(シナリオ):新スタジアムが決定し、再開発事業に組み込まれるケース → 10〜20階建の分譲マンションが複数棟供給される可能性。スタジアム単体整備で再開発が限定的なケース → 新築分譲は少なく、中古市場や賃貸のリノベーション需要が先行。

 結論:清水駅前に新スタジアムができれば、新築マンション供給が増える可能性は高いですが、その規模は「再開発の中に住宅を含めるかどうか」に左右されます。1棟〜2棟のタワーマンションを含めた複合開発になるのが理想で、供給不足の清水の住宅市場から見ても現実的な方向性だと思います。

 「清水駅前新スタジアム建設に伴うマンション供給シナリオ」を簡易シミュレーションしてみましょう。

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 以上、ChatGPTとの新スタ妄想トークは、これにておしまい。とはいえ、新スタ建設を旗印に掲げている当S研ブログなので、また別の形で、このテーマを取り上げられればと思う。


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 所長:私は、清水駅前新スタジアムには、富士山を背景にした撮影スポットを設けるのがいいと思っています。静岡県人は見飽きていますが、アウェー観客などには喜ばれるのではないでしょうか。ところで、想定されている建設地から、富士山はバッチリ見えるんですよね?

 ChatGPT:結論から言えば、地上レベルでは運次第、上階や屋上なら高確率で見える、が実情です。JR清水駅前(想定地)は海抜が低く、市街地の建物が視界に入るため、地上~低層では遮られるケースがあるのが現実です。駅から港までは近いとはいえ、数百メートルの差と建物の“かぶり”で見え方が変わります。

 どう設計すれば“バッチリ”に近づくか? 富士山フォトスポットを「高さ×向き×抜け」で設計するのがコツです。高さ:北~北東(富士山方向)に向いたコンコース上部/屋上テラス(目線高さ20~30m以上)を確保。これで周辺中層建物の“かぶり”を越えやすくなります。向き:清水駅前から見る富士山は概ね北東~北北東。バックスタンド上部の外縁テラスや、北東コーナーの屋上デッキが好適。抜け:デッキの先に低層用途(広場・バスプール・緑地)を配置して“視界の抜け”を確保。季節・時間配慮:ガイド表示に「見えやすい時期=秋~冬、特に午前」と明記。演出:床面に「富士山ビュースポット」マーク、撮影台、角度ガイド(英中韓併記)やライブカメラ連携モニターで“今日は見える/雲多め”を案内(県のライブ映像活用)

 提案まとめ:フォトスポットはスタジアム北東側の高所(20–30m+)に常設テラス。前面は低層帯で視界確保、方位サインと多言語インフォ。県のライブカメラ情報と連携して“見える確度”を可視化。これなら、アウェーファンが「富士山×スタジアム」をほぼ外さず持ち帰れる仕掛けになります。

 所長:あ、ちなみに、富士山が噴火すると、風向きなどから、主に被害を受けるのは関東地方で、清水界隈は近い割には関東よりは影響が小さいと考えているのですが、そういう理解でいいですか?

 ChatGPT:とても良いポイントです。結論からいうと、清水(静岡市周辺)は「近いが火山灰リスクは比較的小さい」という理解は大枠で正しいです。

 富士山噴火時の火山灰分布(想定シナリオ):富士山は南東~東に開いた火口が多く、噴煙が主に上空高くまで立ち上がる。日本列島の卓越風(上空の風)は年間を通じて西風が多い。→ 火山灰は関東方面(東京・神奈川・埼玉・千葉など)に降りやすい。過去の噴火記録(1707年の宝永噴火など)でも、江戸で灰が積もり大被害、駿河(静岡市・清水)は「近いのに意外と少なかった」ことが知られています。

 清水の位置関係:富士山の南西方向に位置 → 平時の風向(西風~南西風)なら灰雲が「関東へ流れる」。そのため、清水・静岡市は火山灰の厚さ数cm未満程度にとどまる可能性が高いと考えられます。ただし例外的に東風・南東風が卓越する日は、清水にも濃厚に降るリスクあり。


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 所長:サッカースタジアムは、客席の傾斜が急だと、観やすくて快適です。しかし、ヨーロッパだったら成人男性が客層の中心だから急峻なスタンドでもいいですけど、日本だと高齢者とかファミリー層が重要であり、しかも清水のサポーターは結構高齢者の割合が多いとも言われています。このあたり、何か良いソリューションはあるでしょうか?

 ChatGPT:おっしゃる通りです。「臨場感のある急峻なスタンド」vs「高齢者・ファミリーに優しいスタンド設計」は、スタジアム設計でよく直面する課題です。特に清水のように高齢者比率が高い地域では重要な視点ですね。スタンド設計のジレンマと解決策には以下のものがあります。

  1. 客席のゾーニング:メイン・バックスタンド中央 → 傾斜をやや緩め(25°程度)、通路幅や階段段差も低めに。高齢者・ファミリーが安心して利用できる。ゴール裏・サイド席 → 急峻(30~34°)に設計し、サポーターや若年層向けに臨場感を確保。結果として「観やすさ」と「安全性」の両立が可能。

 2. バリアフリー動線:スタンド途中に「水平通路」を多めに設けることで、長い階段を登らずに座席に到達できる。エレベーター・エスカレーターをスタジアム各方向に分散配置。車椅子席はピッチレベルだけでなく、視認性の高い中段・上段にも配置。

 3. 高齢者・ファミリー専用エリア:「シニアシート」ゾーンを設置(通路近く・段差小・座席幅広め)。ファミリーシートには、ベビーカー置き場・授乳室・キッズプレイコーナーを隣接。座席をクッション性の高い仕様にする(海外の一部スタジアムや、エスコンフィールド北海道ではVIP以外にも導入)。

 4. サポーター文化との共存:サポーターが集まる「ゴール裏」は急峻かつ立ち見可能に。一方で、高齢層は「座ってじっくり観戦」派が多いので、中央寄りゾーンを緩やかにすることで住み分け。

 参考になる国内外の事例:埼玉スタジアム…ゴール裏は急峻(約34°)で臨場感抜群、メイン・バックは緩やかでファミリー・高齢者も安心。トヨタスタジアム(豊田市)…客席の急傾斜を強調しているが、エスカレーターや多層通路で移動負担を軽減。イングランド・ウェンブリー…高齢層も多いため、傾斜は急でも、座席へのアクセスは「水平通路」と「分散エレベーター」で解決。

 清水新スタジアムへの示唆:サポーター文化を尊重しつつ、高齢者・ファミリーに配慮した「観客層に応じた座席ゾーニング」が最適解。特に清水は「ご年配の固定ファン」と「親子で来る新しい層」の両立が必要なので、座席配置の多様性が鍵になります。


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 所長:清水駅前のスタジアム建設予定地の近くに、最近、清水さくら病院という大きな病院ができました。サッカースタジアムは、かなり大音量の音響を使いますし、サポーターによる鳴り物や応援の声もあります。病院が近くにあることで、騒音面での問題が起きないでしょうか? ただ、ニッパツ三ツ沢球技場も、病院がすぐ隣にあるので、別に大丈夫かな?

 ChatGPT:とても鋭い着眼点です。清水駅前新スタジアム × 清水さくら病院の距離関係…スタジアム建設予定地(旧ENEOS跡地)と「清水さくら病院」は徒歩5分圏内にあります。直線距離は数百メートル程度なので、確かに音響や観客の声が届く範囲です。

 サッカースタジアムと病院の騒音問題の一般的リスク:1. 応援の声・チャント…ピーク時は90〜100dB近く(屋外ロックコンサートに相当)。特に低音の太鼓やチャントは遠くまで響きやすい。2. スタジアム音響(場内アナウンス・BGM)…スピーカーの指向性設計次第で、外部への漏れをかなり抑制できる。3. 観客の来場・退場時の人の流れ…騒音というより、救急搬送ルートや渋滞との干渉のほうが懸念。

 実際の先行事例:ニッパツ三ツ沢球技場(横浜)… → 横浜市立市民病院が隣接。大規模病院ですが、運用上大きなトラブルは報告されていません。 → 試合日程が事前に把握できるので、病院側も体制を調整可能。等々力陸上競技場(川崎)… → 等々力中央病院が近隣。やはり大きな苦情や問題は表面化していません。海外例…アーセナルFC「エミレーツ・スタジアム」 → 住宅街や小規模診療所が周囲にありますが、防音壁と指向性スピーカーで騒音影響を最小化。

 清水の場合に取り得る対策:1. 音響設計… スピーカーを「観客席方向」に限定的に向ける(外向き放射を避ける)。低音域を抑制した指向性スピーカーを採用。2. スタジアム外周に防音壁・植栽帯を設置…緑地や壁があるだけで 5〜10dB 程度軽減可能。3. 病院との事前協定…試合日程の共有、救急車導線の確保。必要なら病院側に「防音ガラス」導入支援。

 結論:清水さくら病院は近いですが、国内外で病院とスタジアムが近接して共存している例は多数あり、運用面で致命的な問題はほぼ出ていません。設計段階で「音響の指向性設計」+「外周防音」+「病院との事前調整」をすれば、むしろ安心材料になります。


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 まだまだ続くぜ、清水駅前新スタをめぐるChatGPTとの妄想トーク。

 所長:サッカーでも、野球など他のスポーツでも、最新鋭スタジアムの華と言えば、大型のビジョンですよね。評判の良い最新のビジョンの実例を教えてください。ただ、野球などと比べて、サッカースタジアムのビジョンは大きければ良いというものでもないですかね。

 ChatGPT:サッカーでも野球でも、最新スタジアムの「顔」、すなわち大型ビジョン(LEDビジョン/ジャンボトロン) の演出力は凄まじいものがあります。ここでは日本語の情報や具体的な実例に基づきつつ、「サッカーとの相性」についても考えてみます。

 優れたビジョンの代表例としては、まず◎ SoFiスタジアム(アメリカ・NFL/MLS共有)。総面積 70,000平方フィート、4K解像度の「Infinity Screen」。片面ではなく360度で高精細映像を提供し、視認性だけでなく没入感も圧巻。

 ◎ Mercedes-Benz Stadium(アトランタ)。天井をぐるりと囲む360°ハローディスプレイ。スタジアム全体が大画面に。

 ◎ 北米野球・トゥルイストパーク(アトランタ・MLB)。65フィート(約20m)の大型Jumbotronを新設し、HD超の映像提供で注目を集めました。

 ◎ PNC Park(MLB・ピッツバーグ)。建設当初に導入された 7.3 × 12.8mのソニー製ジャンボトロンは、アウト・オブ・タウンのスコア表示も行う先進的な仕様。

 ただ、サッカー専用スタジアムで「巨大ビジョン」が最善とは限らない理由として、1.視線の分散:サッカーでは試合の流れがフィールド全体で生じ、観客の視線が頻繁に動きます。大型ビジョンに集中しすぎると、試合本来の「フットワーク感」を削ぐ恐れがあります。

 2. 演出優先 vs プレイ主義のバランス:サッカー文化では、「ホイッスルと同時に感情揺さぶるスタンドの一体感」が重要です。演出型ビジョンがある程度あっても、演出に選手のプレイが埋もれないバランスが肝心です。

 3. 技術的には画質・リプレイ速度がより重要:単に「大きい」よりも、HDR対応・高リフレッシュレート・視認距離軽減の画質設計が、ユーザー体験には重要です。視覚処理の限界を考えると、サイズより「鮮明さ・遅延の少なさ」が勝ることも多いです。

 清水駅前新スタジアムへの提言:中〜大型ビジョン+複数サイド補助モニター…センタービジョンは動的で高精細にしつつ、サイドリボンやフロントリボンでスタッツ・演出情報を分散配置するのが効果的。画質・コンテンツ設計重視…HDR、高リフレッシュ、スローリプレイ精度など、ゲーム体験を損なわない性能が必要。演出と試合観戦の調和…ビジョンは「情報提供・感動体験の演出装置」として位置づけ、選手の動きへの没入を阻害しないデザインが理想です。

 結論:野球スタジアムのような圧倒的大型ビジョンは迫力を生みますが、サッカーでは「プレイへの没入」「試合流れの視認」が優先されるため、サイズより品質・バランス重視のビジョン設計が賢明です。スタジアムの演出装置として、ぜひ最適化されたビジョン戦略を検討されることをお勧めします。

 所長:ちなみに、最新式の中~大型ビジョン+複数サイド補助モニターを設置した場合の費用は、おいくら億円?

 ChatGPT:いい質問です。スタジアムのビジョン費用は「サイズ・解像度・台数・設置方式」でかなり幅がありますが、近年の事例を参考にするとおおよそのレンジを出せます。

 1. 大型ビジョン(高さ10m × 幅20m級 / 4K相当):単価:約15~25億円。例:日産スタジアムの新ビジョン更新(2023年)で約20億円規模とされる。

 2. 中型ビジョン(高さ6m × 幅12m級 / 4K相当):単価:約5~10億円。

 3. リボンボード・サイド補助モニター:スタンド周囲に配置するLEDリボンボード:5~8億円。サイドモニター(スコアボード兼用中型):1基あたり2~3億円。

 清水駅前新スタジアム想定シナリオ:メインスタンド上部に大型ビジョン ×1基。バックスタンドに中型ビジョン ×1基。ゴール裏に中型ビジョン ×2基。サイドリボンボード + 補助モニター。合計:30~40億円程度が妥当レンジ(設置場所の構造改修や、耐震補強・音響システム連携を含めるとさらに+5~10億円)。

 ポイント:ビジョンは「初期投資」だけでなく、運用コスト(電力・保守・演出スタッフ人件費)も大きい。近年はスポンサーの「ビジョン広告収入」で償却するのが一般的。 → 例えば「ENEOS スーパービジョン」と銘打てば、企業スポンサー負担で導入するパターンもあり得ます。

 所長:もうENEOS決め打ちなんですね(笑)。


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 「清水の新スタジアム問題につきChatGPTと徹底討論」のシリーズは、もう終わったつもりだったが、やっぱこの話、面白くて仕方がなく、もうちょっと続けたくなった。帰ってきたウルトラマンよろしく、続編をお届けする。

 所長:清水エスパルスは、実質的には地元企業の鈴与が運営している形ですが、山室社長は2020年の就任当初、全国的な大企業のスポンサー獲得も模索したいと抱負を述べていました。しかし、今のところ具体的な動きはありません。新スタジアムができ、常時3万人くらい動員できれば、新興IT企業なども含め、全国的な大企業による出資やスポンサーといった可能性も広がるのではないかと期待しているのですが、そのあたりどうでしょうか?

 ChatGPT:とても本質的なポイントですね。「新スタジアム=都市ブランドの刷新」→「スポンサー領域の拡大」という流れが、清水エスパルスにも十分起こりうると考えます。

 1. 現状 鈴与グループ主導の運営構造:清水エスパルスは鈴与が最大株主・経営の支えとなっており、スポンサー構成も静岡地元企業が中心。山室社長が2020年就任時に掲げた「全国的なスポンサー開拓」は、まだ目立つ成果が出ていません。理由はやはり「日本平スタジアムの収容力・立地の制約」が大きいと考えられます。

 2. 新スタジアム完成によるスポンサー拡大効果:(1) 動員規模の飛躍。清水駅前の新スタジアム(3万人規模)が実現すれば、年間平均観客動員は現行比+50〜70%増も期待可能。この「安定的に3万人集められるマーケット」は、全国的に見ても希少(浦和・FC東京・横浜FMなど限られる)。(2) 立地アドバンテージ。駅前立地は企業スポンサーにとって、VIP顧客の招待・アクセス利便性が大幅に改善。企業が「接待・顧客ホスピタリティ」として活用できるスタジアムスイートやラウンジは、スポンサー収入の大きな柱になる。 (3) ブランド刷新効果。「清水=港湾都市」「お茶・みかん」という従来イメージに加え、“新しいサッカー都市”のブランドを全国に発信可能。IT・通信・エネルギー・物流・不動産など、静岡進出を狙う全国企業にとっても「エスパルスのスポンサーになる=静岡市場の入り口」になる。

 3. 想定されるスポンサー層の広がり:既存延長型:鈴与、静岡銀行、地元メディア、食品・流通(地域密着型)。新規期待層:全国IT企業(楽天、メルカリ、LINEヤフー、Sansan、SmartHRなど):地方都市での認知拡大狙い。エネルギー・通信(ソフトバンク、KDDI、NTT):スタジアムDX、5G実証、スマートシティ連携。不動産・住宅大手(積水・大和ハウス・三井不動産など):再開発・都市ブランドと親和性。モビリティ関連(トヨタ系、EV新興、シェアサイクル事業者など):駅前アクセスの実証フィールド(所長注:う~む、ChatGPT君は楽天、メルカリ等の動きを知らんのか)。

 4. 他クラブの前例:ガンバ大阪(吹田S):新スタ完成でパナソニック以外に大手スポンサー参入(ダイハツ、日産レンタカー等)。V・ファーレン長崎:スタジアムを核に「ジャパネットビジネス」と連動、全国スポンサー獲得を見込み。サンフレッチェ広島:スタジアム起点に地元外資本の参画も増加。

 5. 清水エスパルスが取るべき方向性:1.「エスパルス・新スタ=企業の新市場開拓のプラットフォーム」という位置づけを打ち出す。2. DX・スマートシティ連携(キャッシュレス観戦、データ活用、AIカメラなど)を進め、IT企業を巻き込みやすい土台をつくる。3. ホスピタリティ空間(VIP席・スイートルーム)を重視し、全国企業が「顧客招待の場」として利用できるように設計。4. 「静岡の玄関口(清水港×新幹線圏アクセス)」ブランドを強調し、地方拠点展開を狙う企業に訴求。結論として、新スタジアムが完成すれば、スポンサーシップの「静岡地場」から「全国展開」への転換点になり得ると思います。特にIT・DX企業や都市開発に関心のある大手にとっては、魅力的な投資先になるでしょう。

 所長:まあ、くだんの駅前の土地が、もともとENEOSの土地で、ENEOSは残りの土地でエネルギー分野の先端的な取り組みをするらしいので、ENEOSがそのままスポンサーになってくれると、話が早いのですが(笑)。

 ChatGPT:おっしゃる通りです(笑)。これは実はとても「筋の良い」ストーリーだと思います。ENEOSの土地活用とエスパルスの新スタジアムは、都市再開発として相乗効果が出やすい条件がそろっています。

 1. 企業ブランドとの親和性:ENEOSは「日本最大のエネルギー企業」であり、脱炭素・次世代エネルギー・地域共生を打ち出すフェーズに入っています。清水駅前にENEOSの再開発拠点ができるなら、「街とともにあるエネルギー企業」の象徴としてスタジアムスポンサーは好相性。

 2. スタジアムを実証フィールド化できる:EV充電インフラ、再生可能エネルギー電源、バッテリー蓄電システム、太陽光パネル、カーボンニュートラル燃料など、ENEOSの新事業を「スタジアムに実装」できる。例:試合時の電力を再エネ+蓄電池で供給、EVシャトルバス・カーシェアとの連携、カーボンニュートラル・スタジアム宣言。

 3. スポンサー効果の拡張性:ネーミングライツ(例:「ENEOS清水スタジアム」)。BtoCブランド(ガソリンスタンド利用者)だけでなく、BtoB(再エネ・水素・蓄電)市場でも「ENEOS=最先端」のイメージ醸成が可能。

 他の事例との比較:日産スタジアム(横浜):企業の技術開発の実証場としても活用。埼スタ+ENEOS:実際にENEOSは埼玉スタジアムにEV充電インフラを提供している実績あり。パナソニックスタジアム吹田**:地元大手企業が技術を全面展開。→ ENEOSも清水で「自社モデル都市」を作るのは極めて自然な流れ。

 結論:ENEOSがスポンサーになれば、「立地」+「企業ブランド」+「次世代技術」が一気に融合。ネーミングライツ契約で年間数億円規模のスポンサー収入が現実的。さらに、再開発エリア全体を「ENEOSの未来型エネルギー街区」として打ち出せる。要するに、「ENEOSが土地を持っている」時点で、普通のスポンサー探しよりも条件がはるかに揃っている、ということです。

 所長:そういえば、ENEOSは以前、FC東京の胸スポンサーだったように記憶していますが、もう関係は切れたのですかね?

 ChatGPT:はい、ご記憶のとおり、ENEOS(旧JX日鉱日石エネルギー/JXエネルギー)はかつてFC東京のスポンサーとして関わっていましたが、現在は継続して関係しているわけではありません。FC東京は2000年代初頭、胸スポンサーに「ENEOS」が入っていたと記録にあります。たとえば、2002年に胸スポンサーがENEOSになったことが記されており、その後も継続されていました。また、2015〜2016年には、選手たちのプロフィール動画(「PLAYER PROFILES」等)を「ENEOS TV」が提供する形式でスポンサーとして協賛していた実績があります。ただし、2023年シーズンのFC東京のユニフォームスポンサーには胸に「MIXI」、その他に三井物産、東京ガスなどが名を連ねており、ENEOSの肩や胸のロゴは見当たりません。英語版Wikipediaにも、ENEOSは現在「FC Tokyo のスポンサーである」と記載があるものの、ユニフォームやクラブ広報などの現行契約には確認されておらず、少なくとも現在は主要スポンサーから外れていると見るのが自然です。

 所長:FC東京以外でのENEOSの現在のスポーツスポンサー契約は、どうなっていますか?

 ChatGPT:はい、ENEOS(旧JX日鉱日石エネルギー/JXTGなどを含む)は、現在も幅広いスポーツ活動をスポンサーとして支援しており、かつてのFC東京との関係は現在は終了していますが、代わりにさまざまな形でスポーツ界と深く関わり続けています。

 1. 日本オリンピック委員会(JOC)・パラスポーツ(JPC)への支援:TEAM JAPAN ゴールドパートナー(契約期間:2022年6月〜2024年12月):日本代表(オリンピック・パラリンピック)への資金的支援およびブランド支援。日本パラスポーツ協会および日本パラリンピック委員会のオフィシャルスポンサーとしても活動。

 2. 障害者スポーツ・地域スポーツ振興:日本車いすバスケットボール連盟、日本身体障がい者野球連盟などへの継続的協賛。

 3. モータースポーツ関連:スーパー耐久シリーズの正式名称「ENEOS Super Taikyu Series」として、シリーズのタイトルスポンサーを務めています。SUPER GTでは、ENEOSロゴが複数チーム(例:TGR Team ENEOS ROOKIE)に採用されており、燃料・潤滑油のサプライヤーとしても参画しています。

 4. プロスポーツチーム自体の運営支援:ENEOSサンフラワーズ(女子バスケットボールチーム/Wリーグ):長年にわたりトップチームとして活躍。ENEOS野球部:都市対抗野球で多くの功績を持つチームを運営。

 5. 市民スポーツ・教育・文化支援など:東京ディズニーリゾートの一部アトラクション(ジャングルクルーズなど)の提供。横浜マラソン、ウィンターカップ(高校バスケ)、読書感想画コンクール、ブルーカーボンプロジェクトなど多岐に渡る協賛事例。

 総まとめ:FC東京とのスポンサー関係は過去のもので、現在は継続していません。現在のENEOSは、五輪・パラスポーツの支援、モータースポーツタイトルスポンサー、自社チームの運営、そして社会貢献活動の一環として幅広くスポーツ・文化支援しています。スポーツ支援には明らかな戦略性があり、「競技振興と企業イメージ向上」、「社会貢献のブランド構築」という軸で活動が展開されています。清水エスパルスとの連携も、こうした文脈で非常に相性が良いと言えそうです。


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 広島相手の天皇杯で惨敗して、気合を入れ直し、リーグ戦の広島戦ではスコアレスドロー。横浜FM相手に惨敗し、気合を入れ直し、福岡戦でスコアレスドロー。同じようなパターンが続いている。

 要するに、秋葉清水は、「絶対に失点をしない」と守備に重点を置くと、それに伴って攻撃期待値もかなり下がるチームなのだろう。実際、この福岡戦の戦い方を見ても、リスクを負わないプレー選択ばかりで、あんなおっかなびっくりの攻め方では、J1の守備は崩せるはずがない。

 ただ、個人的には、戦い方が間違っていたとは思わない。秋葉清水は、早い時間帯にコロっと安い失点さえしなければ、そんな簡単に負けることもない。ゼロゼロの時間を長くして、後半にメンバー交代を織り交ぜながら勝負をかけようというゲームプランは、理に適っている。

 問題は、これまで困った時には終盤に乾先生が違いを見せるプレーを披露してくれて、それで効果的に勝ち点を拾ってきたのに対し、最近の先生はボールロストやパスミスばかりであり、この福岡戦も勝負を決めるような仕事はできなかったことである。悲しいお別れが近付いているのかもしれない。

 攻撃の光明は見えず、次節はまたしてもCBの頭数不足。苦しい戦いが続くが、耐え忍ぶしかない。


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 清水の新スタ問題について、ChatGPTと楽しく議論を続けてきたが、もうだいぶネタもなくなってきたし、何より新スタそのものが実際に動き出しそうな気配なので、本シリーズはこのあたりで打ち止めにする。というわけで最終回。

 所長:清水駅前銀座商店街は、今日ではシャッター商店街と化しており、昼間でも人影はまばらです。清水駅前にできるはずの新スタジアムと関連再開発は、駅の反対側ではありますが、清水駅前銀座商店街にとっても、再生の起爆剤になると期待されます。ただ、再開発で大型商業施設ができたりすると、逆に商店街と競合し、斜陽化に拍車がかかってしまう恐れがあるかもしれません。新スタジアムと再開発を追い風にして、清水駅前銀座商店街が生き残るためには、どのような施策が必要でしょうか?

 ChatGPT:とても鋭いご指摘です。清水駅前銀座商店街のような「既存の商店街」にとって、新スタジアムと再開発は両刃の剣です。放置すれば競合施設に人を取られるリスクがあり、逆に積極的に取り込めば「商店街再生のラストチャンス」になり得ます。商店街が取るべき方向性としては、

 ① 「スタジアム来街者の動線」を商店街に引き込む:スタジアム⇔駅を結ぶルートに回遊導線を設計(イベント時は横断幕・フラッグ装飾などで“公式通り化”)。JR東海道線で来た観客が、自然に商店街を通ってスタジアムに向かうような導線設計が重要。

  ② 商店街独自の「マッチデー連動施策」:試合チケット提示で「商店街限定割引」「ドリンク1杯サービス」など。エスパルス選手ゆかりのメニュー(選手の好物コラボ)やオレンジカラー装飾で「応援街」に。サポーターや観光客向けのハシゴ飲み・食べ歩き企画を公式化。

 ③ 再開発エリアと競合せず、補完するポジションを取る:大型モールでは「全国チェーン」が主力 → 商店街は個性と地元感を武器にする。地元食材・老舗の味・クラフトビールや地酒。小規模で温かいサービス(大型施設では得にくい体験)。逆に「モールには入れないが試合観戦者に刺さる niche」=立ち飲み・小皿グルメ・昭和レトロなどを磨く。

 ④ 非試合日の新たな賑わい創出:商店街を練習場・スクール帰りの親子や「地元市民の憩いの場」に。フリーマーケット、子ども向けイベント、音楽・大道芸などを定常開催して“歩いて楽しい空間”を回復。空き店舗を活用してコワーキングスペースや学生・若手起業家のチャレンジショップを導入。

 ⑤ デジタル化・キャッシュレス対応:若い層や観光客は「キャッシュレスが前提」。商店街全体で統一の電子決済・ポイントシステムを導入し、スタジアムと連携できるようにする。たとえば「スタジアムアプリから商店街クーポン配布」など。

 再開発施設 → 大型チェーン・複合商業(映画館・アウトレット・レストラン)。商店街 → 「地元らしさ・人情・食文化」を武器に。競合ではなく「観客の滞在時間を引き延ばす役割」。

 結論:清水駅前銀座商店街が生き残るには、「エスパルスと一緒に応援する街」、「大型施設では味わえない、地元独自の体験を提供する街」として、スタジアム&再開発の補完的存在にポジションを取ることが不可欠です。言い換えると、「オレンジ色のサポーター回廊」に変身できれば、再生は十分可能です。

おしまい


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