2025

 今年のJ1昇格プレーオフは、3試合とも見応えがあった。2025シーズンの終盤にすっかり腑抜けのようになった秋葉清水だったら、こんな厳しい戦いは勝ち抜けなかっただろう。

 思い起こせば、2020年にカルリーニョスを獲得した際に、当時の大熊GMは、「水を運べる選手が必要」と表現していた。どちらかというと、チームのために汗をかいてチャンスをお膳立てする人材というニュアンスだった。

 しかし、2020シーズンの清水では、チャンスメイカーというよりも、エースストライカーとして活躍した。

 翌2021年にはサンタナが来たので、カルリはセンターフォワードというより、サイドやトップ下でプレーすることが増えた。そして、秋葉政権では、左サイドが定位置になった。

 2024シーズンに、カルリがサイドの守備をさぼり、それが失点に直結したことがあった。それを見て、所長などは、もうこの選手はいいかなと感じた。おそらく、秋葉監督にもきつく言われたのではないか。カルリが、J1に復帰する清水と決別し、あえてJ2の千葉と契約したのは、「自分はサイドの汗かき役よりも、点取り屋としてやりたい」という意識のズレがあったのではないか、などと想像する。

 そして、今回のプレーオフで重要な2得点を挙げたカルリの姿を見て、個人的には、やっぱりカルリはセンターフォワードだったのかななどと、改めて感じたのだった。

 対する徳島の方にはエウシーニョがいたが、さあこれからという78分に引っ込んでしまったのが残念だった。ベテランなので、90分もたないというのは、理解できる。ただ、千葉に守備ブロックを固められて、攻めあぐねていた徳島からすれば、エウシーニョのようなスペースがなくても変態プレーで打開できる選手が必要だったはずであり、単純にスタミナの問題だけで交代させたのだとしたら、ちと惜しかったという気がした。

 いずれにしても、野次馬的には、楽しいプレーオフだった。あとは沼津ガンバレ。


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