GD

 今回の横浜FC戦を国立で開催したことに関して、賛否が分かれている。個人的な見解を申し上げるならば、今後はちょっとやめておいた方がいいのではないかという気がする。

 残念ながら、清水は近い将来、仮にJ1に所属したとしても、常に降格の危険を意識しなければならない身分のままだろう。勝ち点1が、本当に死活的である。

 オレンジ戦士たちが、たとえ国立の大舞台であろうと、平常心で普段通りのプレーが出来ればいいのだが、今回の横浜FC戦を観る限り、明らかにそうではない。言葉は悪いが、田舎者のおのぼりさんサッカーであった。むろんピッチ状況なども関係しているのだろうが、バックパスの角度や距離が狂い、大ピンチになりかけたことが何度かあった。クラブの生死にかかわるリーグ戦は、やはりアイスタで開催すべきだというのが個人的な意見だ。

 ただ、エスパルスというクラブのブランドを格上げするために、年に1度くらい国立での試合をやりたいという趣旨は理解できる。それだったら、たとえば、欧州クラブとの親善試合を国立で開催したらどうか。欧州の一流クラブが対戦相手であれば、首都圏在住のライト層の来場も期待できる。勝ち負けをあまり気にせずに、首都圏でエスパルスの存在感を誇示できる。

 ただ、親善試合だけだと、わざわざ静岡から出向く人は、限られるかもしれない。それならば、OB戦とか、ファン感謝祭とか、社長やGMによるトークショーとか、とにかく盛りだくさんな企画を用意し、1日楽しめるようなエスパルス祭りにすればいいと思う。

 ところで、今回の横浜FC戦で残念だったのは、所長の理解する限り、バスリニューアルのクラウドファンディングに関する告知などがほとんど行われなかったのではないかという点だ。もしかしたら、そういうブースなどあったかもしれないが、個人的には気が付かなかった。清水を盛り立てたいと思う人が5万人以上集結した場所で、募金をすればそれなりの額が集まったと思うのだが、そういう試みはなかったと思う。バスのクラファンの足しにするだけでなく、能登半島の被災者支援の募金などがあってもよかったと思うのだけど、そういうものもなかったと思う(違ったらゴメン)。


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