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 千葉戦の話の続きだけど、ベテランライターの後藤健生氏が、「あらゆる意味で熱かった千葉対清水。今シーズンの昇格争いを占う大激戦」という記事を出している。後藤氏のような大物が取り上げてくれるのは、有難い話だ。後藤氏の場合、「テレビでCLを見るよりも、大学リーグ生観戦」をモットーに観戦試合数は3700を超えた(もちろん、CL生観戦が第一希望だが!)という人なので、足を運びやすいフクアリに駆け付けてくれたのだろう。それで、この記事で気になったのは、以下の箇所である。

 実際、試合は激しいボールの奪い合いで始まった。ピッチ上の各所で選手同士が激突する。しかも、先立圭吾主審が選手が倒れても簡単には笛を吹かない“強気な”ジャッジでプレー続行を促したものだから、さらに試合はヒートアップしていった。

 確かに、先立主審は接触プレーを流す場面が何度かあったと思う。しかし、問題は、ジャッジ基準が一貫していないことだった。たぶん、手を使ったファウルは厳密にとり、足で多少削るくらいは大目に見るみたいな考え方なのかもしれないが、笛を吹いても吹かなくても、どちらも納得感が乏しいケースが多く、モヤモヤさせられた。選手と上手くコミュニケーションできているようにも見えなかった。

 まあ、乾の決勝点に繋がったジェラのタックルは、もしかしたらファウルにとる主審もいるかもしれないから、結果的に清水が不利益を被ったわけではなかったが。いずれにしても、この人、下手だなというのが、偽らざる感想だった。


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