まあ、たまにはこういう娯楽もないと、サポもやってられないよね。
正直言えば、事前の予習で、いわきFCの前節の試合を観た時に、うちが負ける要素は一つもないな、とは思った。先方には失礼かもしれないが、うちとやれば、カテゴリーが違う戦いだな、という感じである。
そんなわけで、痛快ではあったわけだけど、9:1というスコアは、もう相手が気絶している状態なのに、お構いなくKOパンチを打ち続けたという様相だった。
こんな派手な勝ち方をしたからといって、清水の抱えている課題が、全部解消されたわけではない。今回の9得点も、大部分は速攻だったわけで、そもそも相手がハイラインであり、ビハインドになったから前に出てくれ、それで面白いように決まったという面がある。これが、何かの間違いで相手が先制してしまい、引いてブロックを組んできたら、清水は崩せたのか? そうなると、とたんに攻撃が行き詰ってしまうのが清水であり、今回9点とれたからといって、今度そういう難しい展開になった時には1点もとれないかもしれないのである。
それ以外にも、乾が退いたり離脱しても攻撃は機能するのか?とか、守備の集中力を90分持続できるのか?とか、北川のポンコツは治ったのか?とか、課題は尽きない。
他のチームが清水をスカウティングしたら、「清水相手には、引いた方がいい。ブロックを組めば、清水は崩せない。前半は固く入るべきだし、試合全体でも引き分けでOK」という結論になるだろう。今後の戦いは、むしろますます難しくなると覚悟すべきだ。
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