
終わってみれば、圧倒的な力の差を見せつけられた天皇杯・川崎戦。ただ、期待の新戦力が初出場を果たし、悪くないプレー振りを見せてくれ、今後への期待感は抱かせてくれた。
ボランチの一画として先発したホナウド。ヘナトが好調時に見せるような「超人的」という印象はなかったけど、むしろいぶし銀という感じのプレー振りだった。やはり寄せやボール奪取には鋭さがある。そして、奪ったボールをちょっと持ち出したり、味方に良い角度でサポートに入ったりして、上手く局面を打開した場面が何度かあった。これまで清水の中盤がパスが詰まりがちであったことを考えると、ホナウドのところで上手くはがしてくれると、チームとしては非常に助かる。ホナウドのコンディションさえ上がれば、秋からは松岡+ホナウドがダブルボランチのファーストチョイスになっていくのだろうか? そうなれば、今までの清水とは、ずいぶん違うチームになりそうだ。
コロリは、左サイドハーフとして後半頭から出場。川崎戦を見る限り、デュークのような猪突猛進型でも、カルリーニョスのような推進力が持ち味でもなく、ドリブルはあまりせずに、周りとのパスワークで前進していくプレイスタイルなのかなと感じた。ただ、まだ本調子ではないだろうし、川崎戦では攻撃機会があまりに少なかったため、あれが本来の姿かどうかは全く分からない。いきなりセットプレーのキッカーになったのは意外で、ヴァウドの得点未遂をアシストしかけた。清水での適正ポジションがどこかも含めて、所長の拙い眼力では、まだ全然分からないというのが、正直なところである。
先日トップ昇格が発表されたユースの菊地脩太君が、65分に実際に投入されたのには驚いた。CBとしてはそれほど大柄ではないが、川崎の怖いアタッカー相手にも堂々と渡り合っており、抜擢も納得という気がした。
菊地君のデビューは嬉しい出来事としても、ただ、エリックは2個下のユースの後輩に抜かれてしまったということになるのだろうか? うかうかしてると、立…(以下自粛)。
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