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 個人的に、DAZNの配信を動画キャプチャーして清水の試合のアーカイブを作成しているので、当S研ブログでは、今季のリーグ戦を第1節からもう一回全部観直して回顧するという「プレイバック」シリーズを、五輪中断期間に続けてきた。しかし、とか何とか言っているうちに、もう本日からリーグ戦再開である。できればこれまでの試合を全部観た上でブログで取り上げたかったけど、また再び怒涛のリーグ戦の日々が始まるので、リアルタイムの動きの方を優先することになるだろう。というわけで、このプレイバックは、ここでいったん一区切りをつけさせてもらう。

 というわけで、第18節のホーム川崎戦はACLの関係で先延ばしになったので、第19節アウェー仙台戦である。下位直接対決4連戦の初戦となった試合だ。

 点の取り合いになったこの試合、口火を切ったのは鈴木唯人だった。ようやくリーグ戦初ゴールが来たわけだが、決めたのはサンタナのシュートのこぼれ球という、どちらかというとごっつぁんゴールだった。これまで散々、「華麗にかわして、むなしく外す」を繰り返してきたのは、一体何だったのか。殊勲者と言いたいところだが、それ以外にも決めなければならない決定機が唯人だけで3回ほどあり、それをちゃんと決めていればこんなに苦戦はしなかったとも言える。まあ、ともあれ、ディサロのJ1初ゴールも続いたし、サンタナがああいう形で試合終了間際に決勝点を奪って勝負強さを見せてくれたのも初めてだし、清水の未来にとっては明るい材料が揃った。

 ただ、それにしても、得点力が低いことでお馴染みの仙台に、2失点するかね。1失点目は、「セットプレーのゾーンディフェンス、もうムリ!」と叫びたくなるような、ボールウォッチャー烏合の衆がそこにあった。2失点目は、後日、GK権田が守備対応に厳しく苦言を呈していた。権田に言わせると、あのように中途半端なシュートブロックに行かれるのがGKとしては一番困り、むしろシュートコースを限定するような守り方をしてくれれば、自分が必ず止める、ということを力説していた(言外に、鈴木義宜はそれができるけど、竹内はできていないという含み)。

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