
なにせ、清水は9戦勝利無しで、その間の得点がわずか3点。複数得点は2カ月以上無し。ホームでは未勝利。対するFC東京は連勝中。ありとあらゆる悪い材料が揃ったこの試合だったが、結果は3:0の大勝。ホーム初勝利および今季初完封勝利。本当に、終わってみれば、何もかもが上手く行った試合だった。
ただし、今回試合全体を通して改めて眺めてみて、決して清水が圧倒したわけではないなということを、むしろ感じた。開始直後は、むしろ東京の方が押し気味だったわけで、それで東京が先制していたら、逆に0:3で終わってもおかしくなかったと思う。それくらい、対戦相手のFC東京は、先制点の行方で、試合の帰趨がほぼ決まるチームなのだと思う。もちろん、この試合で清水は良く戦ったとは思うが、サンタナの奪った先制点はラッキーな部分もあったし、東京にとっては良いアクセントになっていた右SBの内田が29分に負傷交代するアクシデントもあった。清水が先制できたから、2点目、3点目もオマケでついてきたという印象である。
この試合では、前節札幌戦で今季初めて欠場したサンタナが、先発復帰。個人的には、「サンタナは連戦が続くと顕著にキレが低下するのではないか?」疑惑というのを抱いているのだが、この試合のサンタナは10日振りくらいの出場であり、休養十分ということで、すっかり元気を取り戻した。
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