
前節はホームで名古屋に惨敗、ミッドウィークのルヴァンではマリノスにたたきのめされ(他会場の結果によりかろうじてプレーオフ進出)、そしてこの札幌戦では鬼門で完敗と、とにかくチーム状態はどん底だった。
この札幌戦での2失点は、クロスからと、コーナー崩れであり、失点パターンは健在。逆に、得点パターンは未確立という、いかんともしがたい状態だった。
この試合、今季のリーグ戦としては唯一、サンタナが欠場。コンディション不良だったらしい。普段のサンタナのプレー振りに関しては、動きが重い、シュートセンスがイマイチ、周りを使うのが上手くないと、不満も尽きないが、いなければいないで、チームとして困ったことになる。ビルドアップが下手な清水は、サンタナめがけたロングボールを使うことが多く、その的がいなくなるからである。この試合では、ディサロがその代役を務めたが、サンタナほどの体格はないし、どちらかというとスペースを見付けて走り込むようなスタイルなので、サンタナとは持ち味が全然違う。ならば指宿を最初から出せばいいのではないかとも思うのだが、おそらくコンディション(腰痛?)の面でベンチスタートとなっていたのだろう。実際、指宿は74分に投入されたが、試合終了間際のコントまがいのフリーキックだけが印象に残ってしまった。
守備面では、この試合は3バックで入った。リーグ戦では鳥栖戦に次ぐ3バックスタートということになるのかな。ロティーナは相手が幅を使ってくる攻撃力のあるチームの時に、対策として3(5)バックを使うということだろうか? この時期から、4バックと3バックを使い分ける(試合中のシステムチェンジも含めて)ことが増えた印象であり、それだけ守備の構築に苦労していたということか。まあ、3バックの時に、あまり点がとれた記憶がないが。この札幌戦では、2点リードされた時点で4バックに変えたが、反撃の力は残っていなかった。
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