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 2020年のJリーグは、途中まで、清水・湘南・仙台の「ビリッケツトリオ」だけが突出して弱く、他方で上位では川崎が独走し、「上と下の格差が大きいリーグ」になったかと思われた。しかし、終盤に下位3チームが猛烈に巻き返し、終わってみれば、下位3チームもまあまあ普通の勝ち点でフィニッシュした(自分たちが納得できるかは別として)。

 そのあたりを確認するために、上のようなグラフを作ってみた。J1が18チームになった2005年以降、それぞれの順位のチームが、どれだけの勝ち点を積んだかを見たものである。なお、2016年にはチャンピオンシップがあったので、勝ち点では3位に過ぎなかった鹿島が1位になるという逆転現象が起きている。

 グラフを見て、やはり目立つのは、2020年の1位、川崎の勝ち点が燦然と光り輝くということである。もちろん、史上最高の数字であり、2位との差も史上最大だったらしい。過去3年ほど、優勝チームは、2位以下に大きな差をつけており、文句なしの優勝となっている。

 しかし、過去3年間、2位以下が、かなりの団子状態だ。DAZNマネーの流入で、貧富の格差および戦力差が大きくなると思われ、確かに優勝チームの強さは突出していたが、2位以下は以前にも増して力の差がなくなってきている。

 特に、近年、下位が混戦になる傾向が強まっている。かつては、18位、17位のチームは悲惨な勝敗を記録し、もう夏頃には残留が絶望的だった。特に、J2のプレーオフを勝ち上がってJ1に昇格してきたようなチームは、J1では手も足も出ないというのがお決まりのパターンだった。しかし、ここ数年は、そうした突出して弱いチームが見当たらない。2020年のビリッケツトリオも、最終的にはそこそこ帳尻を合わせた。

 さあ、来シーズンはどうなることやら。

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