さあ、せっかくスカパー!のG+に入ったので、FC東京に続き、マリノスのACL戦も観てみた。全北現代相手のアウェー戦。

 この試合、マリノスは結果としては2:1で勝利したのだが、内容的には5:0くらいの感じだった。何度決定機を作り、そしてそれを逃しただろうか。いつものGK朴一圭が外国人枠の関係で登録外ということであり、マリノスの方の1失点は、慣れないGK梶川裕嗣が不必要にペナ外に飛び出して喫したものであり、事故みたいなものだった。2019シーズンのJ1で猛威を振るったポステコ・サッカーがアジアでも通用するかというのは大きな注目点だったが、初戦を見る限り、堂々たる戦いだった(決定機を外しすぎではあったが)。

 ゼロックススーパーカップを観た時には、「マリノス、本当に2020年のJ1の優勝候補か?」とも感じたけれど、今回のACLの戦いは、なるほど強いと思わされるものだった。ハイライン、前プレス、運動量、5レーンを駆使したパス回し、裏を取る形等々と、申し分ない。全北現代戦でも、もうちょっとCFのオナイウがフィットしてくれば、いくらでも点がとれるなと思わされた。

 これが理想像だとして、ではクラモフスキー監督による清水のチーム作りは、どのくらい進んでいるのだろうか。5割、いや3割…。堅守速攻型と違って、「マリノス流の3割完成度」って、敵にハイラインの裏突かれる、パスミスでピンチ迎える、と、一番危険な状態だよね。うーむ、新型コロナ問題で開幕が3ヵ月くらい遅れてくれないかな、などと、そんな妄想をしたくなる。

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