へえ、川崎の攻撃力って、大したことないんだね。湘南相手に5点しかとれないのか(笑)。
なんて軽口をたたいて、浦和戦敗戦の憂さを晴らす今日この頃。皆さんはいかがお過ごしですか。
湘南のチョウキジェ監督のパワハラ騒動、去就問題を、外野から眺めていて、所長なりに、色々思うところはある。まず、Jリーグによる調査が長引きすぎて、湘南のチームにとっては気の毒だったということだ。調査の時間がかかっているうちに、湘南はみるみる成績を落とし、完全に残留争いに巻き込まれてしまった。どんな結論にせよ、Jリーグがなるべく早く結論を出し、湘南が宙ぶらりんの状況から抜け出せるようにしてあげるべきだっただろう。もし今季、湘南が降格することになったら、残留争いがJリーグによるパワハラ裁定のさじ加減で決まってしまったという意味で、公平さを欠くことになろう(むろん、今の清水にとっては結果的に助かるが、そのことは別問題)。
その一方で、伝えられているようなパワハラが事実だったとするなら、チョウキジェ監督はアウトだろう。昨日、同監督の退任がようやく発表されたが、続投などということになったら(一時はそういう雰囲気もあった)、非常識な判断だったろうと思う。
当S研でも、チョウ監督の作り上げた湘南イズムを称賛したりしたことがあったが、それが人権侵害の上に成り立っていたのだとしたら、謹んで評価を撤回したい。湘南のような予算規模の小さなクラブをJ1で戦えるチームにするためには、監督が多少強権的に選手・スタッフを叱咤激励することは必須だろうが、当然越えてはいけない一線があり、それを越えた事実が明らかになったわけだから、退陣は当然だろう。
さて、今回、この問題に触れたのは、戸田和幸氏のブログで「見て見ぬふりをしない」という記事を読んだからである。当S研では、何度か戸田氏に言及し、清水の監督就任待望論を唱えたりもしたが、今回のブログを読んで、改めて日本サッカー界にとって大切な人だと感じた。こんなOBを、ぜひクラブにとっての資産として活用したいものである。
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