ヘナトの離脱、すぐに発表がなく、「おや、大丈夫だったか?」と期待をもたせていただけに、時間差で発表がさなされ、しかも6週間という長期だったのは、相当こたえた。

 今の清水は、とにかくチームとしての共通意識や戦術で戦うということができていない。最近の選手たちのプレー振りを見ていると、相互理解にもとづくコンビネーションなどはなく、個人の思い付きの積み重ねになってしまっている。個人技頼りと言えば聞こえは良いが、そもそもどれだけ「個人技」があるのか疑わしいし、一つ一つのプレーが「曲芸」のようになって、確実性がどんどん低下している。ヨンソン監督は「ミス」というが、真相はそのあたりであろう。貴方のチーム作りの「ミス」なのです。

 ヘナトの怪我も、チームとして組織的に守れておらず、一人で過度に頑張った結果として、発生したものだろう。まあ、もともと彼はちょっと無理をしたり、とれそうもないボールに無理矢理競りにいったりするところがあったので、「怪我しなければいいが」と思っていたが、案の定だ。いずれにしても、チームとして戦えていないことの代償として、ヘナトの負傷が発生したというのが、所長の見解である。

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