hj1

 というわけで、平成のJ1の戦いがすべて終了したので、1993年にJリーグが開幕してから、昨日までの、J1リーグ戦の結果をすべて集計し、平成J1順位表を作ってみた。もしかしたら他の人も似たようなことをしているかもしれないが、ネタが被ってしまったらご容赦を。

 上に見る表は、各チームが各シーズンのJ1リーグ戦で残した数字を、単純に合計し、累積勝ち点の順に並べたものである。周知のとおり、Jリーグのレギュレーションには変遷があり、初期には「勝ち点」ではなく勝利数で順位を決めていたが、当時の成績は勝ち点×3で換算した。その後、延長、PK戦などに応じて勝ち点2、1が与えられる時代もあったが、その時代についてはそれをそのまま適用している。なお、チーム名が変わったところは、最新のチーム名で表記している。

 累積の勝ち点を競うので、当然、J1に長く在籍して試合数が多いチームほど上に来るわけで、オリジナル10が有利である。各年にリーグ優勝するといったこともさることながら、なるべくJ2に落ちずに多くのシーズンをJ1で過ごすことがカギとなる。それだけ、平成のJ1に多くの足跡を残したと言えるはずである。

 誰もが予想するように、圧倒的優勝は鹿島であり、鹿島とともに初年度からずっとトップリーグで過ごしている横浜が2位という順当な結果になっている。はっきり言って、この2チームについては、集計する前から、予想できた。で、浦和、名古屋、ガンバあたりは、J2に落ちたこともあるし、J黎明期にはお荷物球団だったので、トータルで見るとどうなのだろうかと思っていたが、さすがにJ1の強豪として鳴らしていた時期も長くなっており、これらが3、4、5位という結果になった。

 そして、我が清水が6位。2010年くらいまでなら3位くらいにはなったのではないかと思うのだが、その後の低迷が響いた。かろうじて勝ち越しており、得失点差もどうにかプラスで、平成を終えた。しかし、今のようなふがいない戦いを続けていれば、得失点がマイナスになる事態になりかねないし、今のところガンバと広島がタイで保有している「J1最多黒星」の不名誉なタイトルが転がり込んでしまうかもしれない。さらに言えば、上位のチームで、リーグ優勝の経験がないのはやはり清水だけであり、微妙な存在と言わざるをえない。

 磐田、広島、柏、川崎あたりは、途中参入だったり、複数年をJ2で過ごしたりして順位が下になっているが、いずれもJ1で黄金期を築いたことがあり、そうした実績では清水よりも優秀であると認めざるをえないだろう。

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