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 当S研では以前、評論家たちによるJ1順位予想をより厳密に検証すべきだという問題提起をし、そのためのS研独自の評価方式を提示した。詳しくは、以下のエントリーをご参照いただきたい。

そもそもスカパー!特番の予想評価システム自体がクズだ

2017評論家リーグ:レギュレーション発表

2017評論家リーグ:降格圏に沈むのは鈴木・山口・後藤

 それで、評論家リーグ、清水が降格したらミジメなのでなかったことにしようかと思ってたのだけど(笑)、どうにか残留を決めたので、満を持して、2017評論家リーグの結果発表と行きたい。

 ただし、以前の記事を書いたあと、ちょっと考え直し、レギュレーションを微修正したので、まずそれについて説明したい。

 以前の記事に書いたとおり、S研方式では、1位から18位までをすべて的中させたら、100点満点とする。ただし、優勝、ACL圏、降格チームを予想することは、中位の順位よりもずっと重要である。そこで、S研方式では、1位には12点、2~3位には8点、4~15位には4点、16~18位には8点を割り当てて、計100点とする。その際に、S研方式では、予想した順位が完全に一致しなくても、予想の惜しさに応じて得点を与える。たとえば、10位のチームを的中させたら4点だが、そのチームを9位または11位と予想しても3点が、8位または12位と予想しても2点が、7位または13位と予想しても1点がもらえる。それで、S研方式の恐ろしいところは、予想の外れ幅が大きいと、その外れ具合に応じて、マイナス点が与えられることである。この方式が素晴らしいのは、そうすることによって、上位や下位の予想を大きく外すと、大幅なマイナスに陥ることである。パーフェクトならプラス100点だが、下手な予想をすると、最悪でマイナス200点とかになることもありうる。

 それで、その後、よく考えてみたのだが、「1位の川崎を、各評論家が何位と予想していたか?」ということも大事だけれど、それと同じくらい、「各評論家が1位と予想していたチームが、実際には何位に終わったか?」ということも重要なはずである。そこで今回の修正版レギュレーションでは、1位に割り当てた12点を2分割し、6点は「1位の川崎を、各評論家が何位と予想していたか?」、残りの6点は「各評論家が1位と予想していたチームが、実際には何位に終わったか?」という、両面から採点することにした。前者を「表データ」、後者を「裏データ」と呼ぶことにする。表データはすべての順位につき評点するが、裏データをとるのは重要性の高い1~3位、16~18位だけである。

 なお、各評論家の勝ち点を計算して、同じ勝ち点になった場合は、1位ポイント(表データと裏データのポイントの合計)が上の評論家を上位とする。それも同じ場合は、2位、3位、18位、17位、16位についてのポイントが上の評論家を上位とする。重要性の高い順位についての予想の正確性を優先するわけである。

 修正版のマトリックス表が、上掲のとおりとなる。ここに示されているのは表データであり、同じ要領で計算した裏データを加味して、各評論家の勝ち点が計算される。

 まあ、一般の皆さんには、細かい話はどうでもいいよね。フフフ、首を洗って待っていたまえ、評論家諸君。

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