川崎と2試合連続で対戦してみて、一番強く感じたのは、「清水の選手と川崎の選手では、見えている景色が違うのではないか」という点だった。清水の選手は近距離しか見えていない。川崎の選手は中・長距離が見える。簡単に言えば、そんな違いではないかという気がする。
こちらに出ている、「日本最高峰の司令塔・中村憲剛が明かす“選択の極意”」という記事を読んで、ますますその思いを強くした。まあ、水曜日の天皇杯では、ケンゴーは不在だったが、こんな研ぎ澄まされた感覚の司令塔がチームを率いていたら、そりゃチーム全体にそういう意識なり姿勢なりが伝播するだろう。あーあ、ケンゴーには、一番遠くが見えていて、0.1~0.2秒くらいで使い分けを判断するのか。清水の選手たちのように、パスが来たら、「え! 俺?」みたいに驚いて、パニック的に前に蹴ったり、ボールを受けてからどうするかを数秒も考えるようなのとは、だいぶ趣きが異なるな。まあ、今さらこんな愚痴言っても、始まらないが。
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