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 本日はルヴァンカップ仙台戦だけど、あまりネタがないから、予習は割愛させていただく。一応、仙台のリーグ戦はだいたいチェックしているのだが、カップ戦となるとまた別だろうし。

 さて、周知のように、フロンターレは旧所属選手については一様に拍手を送るというポリシーのようだ。清水の場合は、自らチームを去ってライバルチームに移籍したような選手に対してはブーイングというのがお決まりだと思うが、川崎は離別の経緯は関係なく、分け隔てなく拍手ということらしい。増してや、テセへの思いは格別のものがあるようで、それはテセの側も同じであり、試合後にテセはホーム側観客席に歩み寄り川崎サポたちとタッチを交わしていた。

 で、伝えられているとおり、その後その件をめぐって、清水サポとテセの間に、ひと悶着があったらしい。清水サポを差し置いて、まず川崎サポに挨拶に行くとは、何事か?と。実際にはテセはまずイレブンと一緒に清水サポにいつも通りの挨拶をした後、川崎サポ席に向かったようなのだが、ともかくその振る舞いが気に食わなかった輩がイチャモンをつけたようである。

 まあ、色々考えさせられましたわ。清水を去っていく選手に対して、どうしても我々は「裏切り者」といった感情を抱きがちで、当S研でも大前のことを揶揄するようなことを書いたのも事実である。しかし、清水を離れるという判断をした選手には、クラブの体制についての疑問や不満があったのかもしれない。あるいは、今回テセに難癖をつけたモンスターサポのように、応援席の一部による理不尽な振る舞いにあきれて、チームから心が離れてしまった向きもあったのかもしれない。

 むろん、大久保のように、フロンターレを去るという決断をする選手もいる。しかし、外部から見ていても、おそらく「フロンターレが嫌だから、サポがうっとうしいから、チームを離れる」という選手は、いないのではないかと思える。翻って、我が清水には、そのようなことがないと言い切れるだろうか?

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