エスパルス研究所

清水エスパルスの躍進と新スタジアム建設に向けた考察

カテゴリ:エスパルス > オレンジ戦士

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 昨日、大分戦におけるチームの一体感は素晴らしかったということを書いた。

 もう一つ言えば、観客とチームの一体感も素晴らしかった。この試合では、スタジアム内の各所に、「前向きなプレーのミスにはため息ではなく拍手を」といった呼びかけが貼り出されていた。本当にそのとおりだと思う。よく試合中に愚痴やため息を連発したり、選手の悪口をしつこく言い続ける人がいるが、自分たちが醸すそういうネガティブな空気の積み重ねが、チーム自体も弱くしているのかもしれないということを、自覚するべきだ。

 ガンバなどは、遠藤の提唱で、シュートを外した時に観客がため息をつくのではなく、「ウー」という声をあげ、雰囲気を壊さず、逆に「次こそは決める」という空気を作り出すことに成功している。そういう他クラブの良いところは、貪欲に取り入れるべきだ。今回、どなたの発案だったかは知らないが、「前向きなプレーのミスにはため息ではなく拍手を」という呼びかけがなされたことは、素晴らしいGood Jobだった。勝利の何パーセントかは、その賜物だったと思う。

 さて、そのように、チームも、観客も一つになれた大分戦だったが、気になったのは、ベンチ外となっている選手たちの心境である。リーグ戦のメンバーは、だいぶ固定されてきたからだ。

 この日配られた選手の名前と背番号入りのタオル。所長は、30番・金子翔太だった。好きな選手だから全然OKなのだが(というか、清水に好きでない選手は一人もいないが)、「果たしてこのタオルは、来年も掲げることができるのだろうか…」と考えると、少々微妙な気持ちにもなってしまう。

 大分戦では、熱海の被災者支援の募金が行われ、所長が出向いた場所では、後藤などの姿が見られた。もちろん募金活動の先頭に立つのは素晴らしいことだが、サッカー選手である以上、試合当日はユニを着てピッチに立ちたいということに尽きるはずで、本人たちはどんな思いだったか。

 現在控えに甘んじている選手たちが、ロティーナ清水で生き残るために、アピールする機会は、もう本当に限られてきた。その一つ、場合によっては最後の機会になるかもしれないのが、本日の天皇杯・岩手戦ということになる。

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 大雨大変スね。所長も関東から清水に移動できなくて困っているところですが。

 さて、この夏の移籍ウインドウで、清水による獲得の動きとして具体的に名前が挙がっているのは、2人(3人)しかいない。

 一人は、すでに広島からの完全移籍が正式決定し、練習にも合流しているセンターバックの井林章。ファンとして気になるのは、鈴木義則が欠けた後、センターバックの第一人者はヴァウドとして、誰がその相棒を務めるかということだ。個人的な予想としては、立田が横浜FC戦のようなパフォーマンスを続けるのなら、井林がレギュラーを奪う可能性があると見る。

 立田を熱心に擁護するサポさんもおられるが、確かに時折見せる絶妙なロングパスにはうならされることもあるものの、やはり最終ラインとしてはミスが多過ぎる。そのあたりは、義則と比べると、非常に対照的である。義則は、清水に加入してから、致命的なミスは、たぶん3~4回くらいしか犯していないと思う。常に80点くらいのプレーを安定して続けている感じだ。それに対し立田は、下手をすると、1試合で3~4回くらい大きなミスをしたりする。時々120点くらいのプレーも見せるけれど、急に20点くらいのお粗末プレーをしたりするので、見ていてヒヤヒヤする。フォワードだったら1試合に1回でも120点のプレーをして得点すればそれでOKだが、GKやDFは義則のように80点のプレーをコンスタントに続けることが求められる。

 井林は、広島で出場機会を失っていたので、立田に取って代わるほどの力があるのかは、分からない。それでも、ロティーナ戦術を知るというアドバンテージがあることから、立田が安定感を身に着けないと、井林にポジションを奪われる可能性がある。

 恐らく、ディフェンダーの補強は、これで打ち止めだろう。

 問題は、清水のもう一つの補強ポイントであるボランチか。こちらの記事によると、以前から噂されていたブラジル人MFのロナウド(ホナウド、上の写真)の獲得は、本決まりのようである。機械翻訳になるが、記事は以下のように伝えている。

 フラメンゴの選手として最後の日を迎えたロナウドは、木曜日に自身のソーシャルネットワークを使ってクラブに別れを告げた。2015年にクラブに加入したこのMFは、ロジェリオ・セニ監督のメンバーから外れ、日本の清水エスパルスと契約することになった。

 "今日、私を鍛えてくれ、プロとして、一人の人間として成長させてくれたクラブに別れを告げます。ユースチームに加入した2013年以降、フラメンゴが私にしてくれたことすべてに感謝したいと思います。フラメンゴは常に私の家であり、私はいつも感謝しています。監督、コーチ、スタッフ、チームメイト、そして特にファンの皆様、この物語に関わってくださったすべての方々に感謝します。これからも常にクラブを応援しています"

 フルミネンセもロナウドにオファーを出し、ほぼ契約締結にこぎつけたが、日本のクラブのオファーの方が高かった。3月にはクルゼイロもロナウドに興味を示し、フラメンゴとの友好的な契約解除を試みたが、成功しなかった。

 というわけで、清水のロナウド獲得交渉自体は成功したようだが、問題は皆様ご存知のとおり、日本政府がオリ・パラを優先してそれ以外の外国人入国を当面原則禁止しようとしているとされれることである。となると、ロナウドの来日、チーム合流は、一体いつになるのか? 9月とかになるとすると、今季の戦力としての計算はできず、むしろ来季以降に期待するということになってしまう。かと言って、ヘナトも確実にピッチに戻ってきてくれるとも言えない状況であり、結局中村を欠いてボランチの選手層が薄いまま、夏場の戦いに臨まざるを得ない。

 ちなみに、もう一人、以前も取り沙汰された、ブラジル1部のECバイーアに所属するFWジウベルトの獲得にも動いているという情報があるが、どこまで具体的な話なのかは、良く分からない。


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 昨日は、エリートリーグのマリノス戦が行われたということだ。ホームの試合ならYouTube中継でもしてくれただろうが、アウェーということで、中継は無し。メンバーと得点経過くらいしか分からない。大敗を喫したようだ。

 この日にエリートリーグがあるというのは、個人的に、当日になって知った。まあ、同じ横浜なので、前日の横浜FC戦で帯同したけど出場機会がなかったり、出場時間が短かったりする選手も、横浜に一泊して、エリートリーグに出場するのかな?なんて思った。ところが、実際には、横浜FC戦のベンチ入りメンバーは、全員帰静したようであり、エリートリーグにはリーグ戦にかかわれなかった選手たちが名を連ねた。ほぼユースチームであり、それにリーグ戦で出番のない何人かのプロ選手が加わるといった感じだ。

 プロ野球では、一軍と二軍がはっきり分かれ、一軍の試合に出るためには選手登録されなければいけないし、主力選手が怪我でもしたら登録を抹消して二軍で調整する。一軍と二軍は練習場所も違うし、全くの別行動となる。

 それに対し、サッカークラブは、小さな所帯だし、比喩的に「二軍」と言ったりすることはあっても、AチームとBチームは厳然と分かれているわけではなく、同じ場所で同じ指導者の下で過ごすものである。

 しかし、今回のリーグ戦横浜FC戦と、エリートリーグ・マリノス戦で、メンバーがはっきりと区別されたことは、ロティーナ清水ではプロ野球のように、一軍と二軍がかなりはっきり分かれていることを示唆している。

 元々、ロティーナは主力と非主力を明確に区別するタイプと言われていた。シーズンも約半分を消化し、ロティーナが戦力と位置付けている選手と、構想から外れ始めた選手とが、分かれてきたということだろう。もちろん、昨日のエリートリーグ出場組でも、後藤などは、当初ロティーナに結構使われていたわけで、当落線上のプレーヤーもいるとは思うが。

 はっきり言って、昨日のエリートリーグに出場したことは、中堅以上の選手にとっては、かなりの屈辱だろう。おそらく今回も、ロティーナではなく、コーチが指揮をとったはずだし。アタッカーであれば、点をとったくらいではアピールにならず、ハットトリックくらいしないと、ロティーナに報告すら上がらないのではないか。

 ここから這い上がるのは、至難の業かもしれない。半年後、1年後に、彼らは何色のユニを着ているだろうか、などと考えてしまう。せめて来週の天皇杯で暴れてほしいものだ。

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penetrate

 当S研ブログでは、「東京五輪はどうせ中止だ」という前提で綴ってきたのだが、ここに来て、あれ?本当にやるんですね(笑)という雰囲気になってきた。現時点では、開催は前提として、観客の有無・制限についての議論が前面に出ている。

 あくまでも個人的な価値観ということで申し上げれば、もちろんアスリートの皆さんはそれぞれの競技人生を思う存分全うしてほしいと思うが、個人的にオリンピックにはまったく興味がない。サッカー以外にも、野球とか、観るのが好きなスポーツ種目はあるが、五輪というフォーマットに乗っかって楽しむ気には、まったくなれない。いわんや、開会式などまったく観たいと思わず、たとえ10万円もらっても、スタジアムで開会式に立ち会う気になどなれない。さすがにサッカーファンなので、サッカーの試合は観ようと思うけれど、私にとって五輪とはU-24サッカー世界大会(+なでしこちゃん)と同義である。

 以上は、あくまでも私の個人的価値観を申し上げただけであり、他の人に共感してほしいということではない。と同時に、他人の価値観や国家の方針を私に押し付けられても、困る。

 今、私が東京五輪について思っているのは、「決行でも中止でもいいから、とにかくこの夏で終わりにしてくれ。来年への延期だけは勘弁」ということである。来年は、サッカー・ワールドカップがあり、それでなくてもJリーグの日程にしわ寄せが生じるのである。万が一、五輪までもが来年になったら、W杯と五輪のダブルパンチで、Jリーグのカレンダーは、滅茶苦茶になる。それだけはやめてもらいたいというのが、個人的な願いである。

 さて、そんなわけで、「一応サッカーだけは観る」というのが私の五輪スタンスなのだが、U-24サッカー日本代表のメンバーは、本日14:00から発表されるということである。

 かつては滝などもこの年代の代表に絡んだし、昨年在籍した岡崎も候補だったが、それは過去の話。常連だった立田は、今年に入って招集が途絶えた。唯一、原輝綺に可能性があったわけだが、非常にタイミングの悪い負傷により、五輪本番でのメンバーりの可能性は、大きく遠のいた。本来なら、本日、ドキドキしながらメンバー発表を待っていたはずだが、今やすっかり他人事である。

 まあ、ただ、最近招集されていた守備系のプレーヤーの顔触れを見ても、原のユーティリティ性は、一番際立ってるんだけどね。センターバック、左右サイドバック、ボランチを同じレベルでソツなくこなせる選手なんて、原の他には見当たらない。そのユーティリティ性が買われて、最後の最後で大逆転、サプライズ選出なんてことにはならないのだろうか。


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zb

 昨日、清水の現所属選手を、在籍歴の長い順に整理した図をお目にかけた。ただ、出した後に気付いたのだが、今現在、期限付き移籍で他チームに出ている選手も加えた方がいいなと考え直し、ローン中の選手も加えてグラフを作り直した。それが上図である。

 こうやって見ると、GK高木和などは金子と並んで、もはやチームで4番目の古株だ(外に出ている期間が長いとはいえ)。しかし、最近は長崎でも出場機会が減少しているようだし、清水復帰は難しいかな? J2のセカンドキーパー、もしくはJ3のレギュラーキーパーとして、生きる道はあるはずだけど。

 同じGKで言えば、梅田はどうなのかね? 昨年、J1リーグ戦にも多数出場し、面白い持ち味があることは分かったけど、今のところ、トップレベルでバリバリやれる感じは、まだしないかな。昨日の天皇杯こそ出場したようだが、岡山でもっと出場機会が増えるといいのだが。

 大悟、川本は、J2でもしっかり活躍しており、サポの間でも復帰待望論が強い2人だろう。レンタル移籍の成功例として、凱旋してほしいものだ。

 西村は、2020年開幕戦の雄姿などを見ると、今季清水の主力にという期待もあったが、まだ自分を確立し切れていない感じだ。そもそも、ボランチが主戦場と思いきや、センターバックをやったり、センターフォワードをやったりと、ポジションすら定まっていない感がある。こうやって見ると、大悟と並んで、もはや清水在籍歴は9番目に古いわけで、そろそろ「未完の大器」を脱してほしいところだ。

 それにしても、ローン先を見ると、清水は北九州、岡山、長崎としかコネがないのだろうか。

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 サッカーの世界は人の出入りが激しく、清水に限らず、4~5年もすれば顔触れがガラッと入れ替わってしまったりするものである。

 お気付きのとおり、個人的に図を作るのが趣味なのだが(笑)、今回は清水に比較的長く在籍している選手を、上掲のとおりグラフで表してみた。3年もいれば、すっかりお馴染みさんということで、2019年から在籍している選手を対象にした。以下、例によって思い付いたことをつらつらと述べてみる。

  • 最長不倒は竹内(1年間の北九州修業はあったが)。2011年以前はほとんど試合に絡んでいないので印象がなかったが、2009年から清水にいたのか。長谷川健太体制の、唯一の生き証人ということになる。しかし、今シーズンもキャプテンとして迎えながら、ポジションを失うとは本人も思ってもみなかっただろう。
  • 2番目に長いのが河井。彼はレンタルで出ていた時期がないので、連続在籍年数としては、チーム最長。ものすごく派手に活躍はしないが、農耕民族よろしく、ひとところにずっと留まり、コツコツと働くタイプか。
  • 石毛秀樹のキャリアは、山あり谷ありだったねえ。昨年の怪我は完治したはずだが、今季ほぼ出番がないのは、プレースタイルがロティーナ流に合わないのか、はたまた劣化したのか。なにせ、我々がプレーを観る機会自体がないので、良く分からない。
  • もう一人、窮地に陥っているのが、金子。むしろロティーナのサッカーに上手くはまるかもと思っていたのだが。残念ながら、体格無い、スピード無いということでそもそもJ1では厳しいわけだが、今季は焦りからかゴール前の落ち着きも無くなっている。このままでは、石毛ともども、放出候補になる可能性が否めない。
  • 逆に、4年間も下部リーグに放牧に出されながら、ギリギリのところで清水の契約を維持し、ついにオレンジのレギュラーとして今季花開いたのが、宮本である。
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penetrate

 ロティーナ清水が低迷し、怪我人も多いことから、夏の補強に期待する声が高まっている。

 まあ、確かに、開幕前に「これでもか」と補強をしたつもりで、「2チームできちゃうのでは?」とか、「外国人枠5枠からはみ出しちゃう」とか色々考えていたことが、完全に崩れた状態である。外国人に関して言えば、マテウスは契約解除、ヘナトは長期離脱。日本人新戦力の中でも確かな力を発揮してくれていた鈴木義宜が大怪我で全治不明と来た。他方で、新規・既存とは関係なく、まったく試合に絡めていないとか、徐々に出場機会が減っている選手もいる。現状で、2チームどころか、1チームの編成にも頭を痛め、外国人枠も余っている状態である。

 そんな中、新たなブラジル人ボランチとして、ホナウド(ロナウド)選手の獲得という情報が、かなり信憑性高く伝えられている。先方が清水のインスタをフォローしたとも言われているし、これは恐らく本決まりなのではないか。

 逆に言えば、ヘナトが日本に帰ってくるという発表こそあったものの、かなり長くリハビリが続くということではないだろうか。個人的にも、ヘナトの復帰に期待はするが、計算に入れては駄目という考えである。かくなる上は、ホナウドに一日も早く来日してもらい、チームに溶け込んでほしいと願うばかりだ。

 あとは、噂レベルでは、FW久保裕也やDF塩谷司などの話もあるものの、今のところサポの勝手な願望の域を出ないであろう。

 弱点だったボランチが、ホナウドで目途が立つとするならば、次なる補強ポイントは、アタッカーであろう。現状では、サンタナ一人への負担が大きすぎ、結果的に彼のパフォーマンスもなかなか高まらない。

 たとえば、サンタナを60分か70分くらいまでマックスでプレーさせ、途中から互換タイプのFWが出てくると、だいぶ余裕ができるはずである。ただ、その役目は指宿でもいいような気がするのだが、指宿はコンスタントに起用されておらず、本人のコンディションがどうなのか、監督はどう位置付けているのかが、イマイチ分からない。指宿が駄目という結論なら、サンタナの互換バックアッパーは必要だろう。

 他方、来年夏からオフサイドルールが変わると言われており、もしかしたら今後、ディフェンスラインの裏をスピードで抜けられるようなアタッカーの重要性が高まるかもしれない。今の清水では、中山やカルリーニョスはまあまあスピードがあるが、永井謙佑や前田大然のような典型的な韋駄天タイプが見当たらない。今のうちに、そういうスピードスターを確保しておくという考え方も、あるのではないか。

 まあ、予算にも限りがあることだし、この夏の補強は、ホナウドと、せいぜいあと1人くらいかな。それに、新規の補強があれば、放出もあるだろう。

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 水曜の天皇杯・福山戦。原輝綺が出場したのにも驚いたし、90分間プレーしたのにも驚いたし、決勝ゴールを決めたのにはもっと驚いた。

 今回は、システムが3バックで、原は右センターバックとしての出場だった。しかし、原がセンターバックをやると、サイドバック的な持ち味が出る。また、ロティーナ清水は一頃、4バックの一角である右サイドバックがビルドアップの時にボランチの位置に入るということをよくやっていたが(左サイドバックが落ちて3バックになる)、福島戦では3バックにもかかわらずビルドアップ時に原がボランチの位置をとり、2センターバックで守るということもやっていた(カテが下の福山だからそういう守り方もできたのだろう)。要するに、原がいると、システムや人繰りのバリエーションが増え、監督としては選択肢が増えるということだろう。

 鈴木義宜の長期離脱で、絶望的な気持ちになっていたが、はらてるがこんな元気な姿を見せ、いきなり活躍してくれたとなると、ちょっと気分も変わってくる。義宜とはらてるとはタイプが違うので、単純なプラマイゼロというわけにはいかないが、痛手の何割かは軽減されそうだ。

 てか、はらてる、水曜日にあんなに元気にプレーできたのなら、ルヴァン・プレーオフの鹿島戦にも(少なくとも日曜日の2レグには)出場できたのではなかったのか、なんて思えてくる。コンディション面だけから言えば、今からでも、五輪も間に合うのでは? 逆に言うと、清水は彼をオリンピックにとられないように、ぎりぎりまで温存していたのかなどと、そんな勘繰りをしたくなるくらい、とにかく水曜のはらてるは頼もしかった。

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 ルヴァン鹿島戦で重傷を負った中村慶太と鈴木義宜の診断結果が昨日発表され、中村は左膝内側側副靱帯損傷で全治までは6週間を要する見込み、義宜に至っては頭蓋骨骨折で「全治未定」ということである。

 本当に、何でこんなことになるのか。あんな、何でもないクロスを一つ跳ね返すだけで、なぜこれほどまでの犠牲を払わなくてはいけないのか。天は我が軍を見放したのか? まったく信じられない思いである。

 サッカーの接触プレーで脳震盪や鼻骨折というのはよくある話だけど、頭蓋骨骨折などという衝撃的な発表は、ほとんど聞いた記憶がない。普通であれば「早く戻ってきてくれ」と願うところだが、もうそんな次元ではなく、障害など残らず、いつかまた元気な姿を見せてくれれば、それでいいという、ただただそんな気持ちである。。

 それにしても、チームにとっては、これは本当に痛すぎる。個人的に、今季ロティーナ体制になって、勝てない時期が続いても、「まあ、このチームが、崩壊することはないだろう。ただし、義宜や権田が大きな怪我に見舞われ、長期離脱でもしたら、話は別だが……」と考えていた。そのまさかが、本当に起きてしまうとは。プロ入り以来、ほぼフル出場に近いような鉄人ぶりだった義宜が、よりによって、清水に来て、さあこれからという大事な時期に、いなくなってしまうとは。

 たぶん、GKが権田から永井に代わることによる戦力ダウンよりも、義宜が一人いなくなる戦力ダウンの方が、大きいだろう。それほど、替えの利かない、一番いなくなってもらっては困る人を、おそらく数ヵ月単位で、欠くことになる。


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 趣味で作っている選手の出場状況の表を、また更新したので、お目にかける。ただし、今回はポイントを合計する余裕がなかったので、単に○×を伸ばしただけであり、順番は前回のままとなっている。

 最近の試合で最も顕著なのは、宮本の株が激上がりしていることである。当初は、「消去法的に起用されているだけなのかな?」なんて思いながら見ていたが、今や押しも押されぬ、ボランチの軸である。何しろ、ルヴァンも含めた連続先発出場を、13まで伸ばしている。プレー振りが地味だし、パスミスもかなり多いので、我々にはイマイチ良さが分からないところがあるが、ロティーナに言わせるとポジショニングが素晴らしいそうだ。ロティーナは本当に立ち位置重視の人なんだなと、改めて感じる。

 そして、宮本の相棒は河井で確定かと思われたが、札幌戦では今季初めて出番無し、東京戦でも途中出場となった。代わって、中村がこの2試合で先発出場。これをどう解釈すべきか? もともと、指揮官の中の序列では中村の方が高かったが、コンディションの問題があり出場機会が伸びず、ようやく中村の調子が上がってきたので、本来のチョイスに戻したのか? それとも、攻撃のテコ入れのために、ドリブルや長短パスでアクセントをつけられる中村を起用したのか? 東京戦がハマったことを考えると、しばらく宮本・中村コンビで行くのかもしれない。

 キャプテン竹内は、エリートリーグで負った怪我が予想外に重かったのか、まったく音沙汰がない。しかし、今の状況では、たとえ怪我が癒えても、出番は少なそうだ。また、昨年までの救世主的存在だったヘナトは、宮本とは真逆のタイプであり、ロティーナが求めるボランチ像とは違うのかもしれない。予想がめったに当たらない当S研ブログだが、ボランチの序列に関しては、開幕前に述べた展望が、案外良い線を行っていたようだ。

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 ここに来て、片山の存在感が、再びクローズアップされている。先日ご紹介した河治良幸さんと元川悦子さんの対談の中でも、清水が4月以降失速したのは、片山の離脱が大きかった旨が指摘されていた。個人的には「ホントかいな? 一人抜けただけで、そんなに崩れる?」と半信半疑だったのだが、東京戦後にロティーナ監督が次のように発言しているのを聞いて、ああ本当にキーマンなのだなと実感した。

 (片山選手を右サイドに起用した理由は?)瑛一はC大阪時代から一緒にプレーしている選手だが、複数のポジションでプレーでき、また高いレベルでプレーできる。この前の試合はセンターバックだったが、今日はウイングでプレーした。右でも左でもポリバレンテに、高いパフォーマンスでプレーできる選手なので、我々にとって瑛一がいない2ヶ月は複数のポジションで選手を失うような感覚だった。
 起用した意図は、彼の特徴があのポジションで必要になると思って起用した。彼があのポジションに入ると、エリアに入ってチアゴ(サンタナ)の近くで存在感を出せる。

 そこで所長は、FC東京戦を、主に片山のプレーに神経を集中して、DAZNで再び観てみたのである。よく、「久保建英専用カメラ」みたいな企画があるが、それを自分の意識を片山に全集中してやってみたわけである。

 残念ながら、所長には戦術リテラシーがないので(笑)、正直言うと、片山専用脳内カメラで改めて観ても、専門的なことは良く分からなかった。ただ、片山が常に首を振っており、相手の動きに合わせて、自分の立ち位置を修正しているということは、確認できた。

 あと、今季の清水の基本布陣として、中山が右サイドハーフの4-4-2でも、敵陣でプレスをかける時には、中山がかなり高い位置まで上がって、4-3-3のような形になると思う(自陣に攻め込まれると中山が下がって4-4-2に戻る)。東京戦の片山の場合には、むしろ下がり目の位置でバランスをとることが多かったと感じた。エウシーニョが最前線まで攻め上がって戻りが遅れるような場面で、片山が右SBのスペースをスッと埋めるあたりは、さすがは本職のSBという気がした。

 一つ気がかりなのは、片山の存在感が大きいことは確認できたとして、東京戦でフル出場した片山が、中3日でマリノス戦に万全の状態で出場できるのか、さらに言えば、再び故障などしないかということだ。まあ、ルヴァンを含め、ここから3試合ほどの過密日程を乗り切れば、リーグも中断するし、今後は基本的に週1のペースになるはずだから、あと一頑張りではあるんだけどね。


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 横浜FC戦の、痛恨の失点。そもそも、フリーキックに繋がった河井のプレーはファウルじゃないだろと思う。くしくも、福岡戦で終盤に同点弾を浴びた場面で、そもそもヴァウドのプレーはファウルじゃなかっただろというのと、重なるところがある。

 いずれにしても、それが横浜FCのフリーキックになってしまったわけだが、それを直接決められた。「ゴラッソだから、あれはしょうがない」と、GK権田を擁護する声も多い。

 ただ、当S研ブログでも、これまでは権田を称賛することが多かったが、そろそろ彼を特別扱いしたり、神格化し過ぎるのは良くないと思い始めた。横浜FC戦の失点は、完全なGKのミスだと思う。

 あの場面、フリーキックは、それほど危険な場所ではなかった。常識通り、壁を2~3人立てておけば、普通に防げただろう。しかし、権田は中央で敵の長身選手に合わされることの方を警戒して、当初壁に2人立っていたところを1人に減らす指示を出し、中央の守備を厚くすることを選択したらしい。

 壁を1人にしたということは、敵が直接ゴールマウスを狙ってきたら、それを自分が全部止めるという自信があったからだろう。そう選択した以上は、実際に止めてくれなければ困る。逆に言えば、手塚は壁が1枚と手薄だったからこそ、あのコースに直接狙うことを考えたのかもしれない。弁解の余地はない。明らかにGKの失敗である。

 普通のチーム状態なら、権田も常識的に壁に2~3人立てる選択をしたのかもしれない。しかし、リーグ戦で勝てておらず、ホームでは未勝利。それゆえに権田は、「ここは自分の力でピンチを救わなければ。直接なら自分が止めてやる」と功を焦り、壁を少なくしたのではないか。だとすれば、現在の権田は、平常心でプレーできていないことになる。

 権田が清水の中で(というか日本全体の中で)総合的に最も能力の高いGKであることは間違いない。ただ、チームが上手く行っていない時に、一つの劇薬として、GKを代えるという方法がある。身近な例で言えば、ゴトビ氏はそういうことをよくやった(たとえGKに責任がなくても)。もしも権田がリーグ戦の先発から外されれば、「このチームでは、たとえ日本代表でも、先発の座は保証されてないんだな」「それだけ、チームが危機的状況なんだな」という緊張感が、チーム内に浸透するだろう。

 とはいえ、その荒療治が失敗に終わると、チームはさらに迷走の度合いを深めるだろうから、実際にはやらないと思うが。

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 それにしても、なぜ清水のストライカーたちのシュートは入らないのか。主な傾向をちょっと考えてみた。

  • サンタナ:フリーなのにGKの正面にシュートを打ってしまう。そして、サンタナが決定機を逃すと、その試合は必ず悲劇的な結末を迎える。
  • 鈴木唯人:華麗に抜き去るところまではいいが、シュートがだいたい枠外に逸れる。
  • 中山:置きに行くような弱いシュートが多く、それでも枠外に外れることもある。
  • 後藤:シュートは意外と良いコースに飛ぶが、なぜかGKに反応される。モーションなどが分かりやすいのか?
  • 金子:DFにブロックされ、ゴールを脅かすシュートにならない。
  • 西澤:そもそもあまり打たない(悩みながらプレーしているように見える)。
  • 指宿:リーグ戦の出場機会がほとんど与えられない。
  • カルリーニョス:負傷で不在。

 こんな感じで、合ってる?

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penetrate

 仙台戦、ようやくホームで一つ勝ったのは良かったものの、冷静に考えれば、気の毒ながら今季ほぼ降格してしまうであろうチームの1.5軍相手だったし、試合自体はレベルが高かったとは言い難い。

 比べること自体に、無理があるかもしれない。川崎やマリノスの試合とは、インテンシティが根本的に異なる。最近、川崎やマリノスのサッカーについてよく言われるようになっているのが、「即時奪回」というコンセプトだ。攻守が表裏一体で機能し、たとえ攻撃が失敗しても、その瞬間に切り替えてボールを奪い返し、切れ目なく攻め続けるというイメージだ。だから、たとえシュートが失敗しても、それで落胆などしているヒマはなく、その後が大事になってくるわけである。

 一方、清水の仙台戦などを見ると、いったん攻撃が潰えると、そこで自分たちのターンは終わりであり、すぐに奪い返すという意識があまりにも少ない。ここからは守備だと言わんばかりに、自陣に戻るだけである(そして攻撃陣の切り替えや戻りがすごく遅い)。戦術も違うといえばそれまでだが、川崎やマリノスのインテンシティや連続性には遠く及ばない。

 苦悩が続く金子翔太だが、思うに、彼にとってこのチームでの最適ポジションは、今、鈴木唯人がやっているFWのプレス役なのではないか。金子の運動量や献身性は折り紙付きだし、チャンスの時の決定力は唯人よりあるかもしれない。まあ、金子も仙台戦で、シュートできそうな場面でもたついたりしたので、この試合でロティーナにアピールできたかは微妙かもしれない。ただ、PKはしっかり決め、「少なくともPKは落ち着いて確実に決める男」であることを証明した。普通のシュートも、PKのつもりでやればいいのにな。彼がゴール前でバタつくのは、フィジカルに自信がなく、寄せられたら潰されると焦るからだと思うのだが、ホント、シュートはPKのつもりでと言いたい。

 仙台戦をはじめ、ここに来て所長の中で、「サンタナより指宿の方が期待できるのではないか疑惑」が強まっている。独りよがりになりがちなサンタナに比べ、指宿は周りと活かし・活かされの関係を築きやすく、ボールの巡りがとても良くなるのだ。もしかしたら90分フル出場するようなコンディションではないのかもしれないが、もっとピッチ上で見たいと感じる。

 ウイリアムマテウス、ねえ。仙台戦では、光るプレーは、見られなかった。コンディションや試合勘の問題か、はたまた実力がこんなもんなのか。まあ、幸か不幸か、左SBは現状手薄なので、これからも出場機会はあるだろう。

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 趣味で作っている(?)この表をまた更新したので、お目にかける。従来通り、◎が先発出場、〇が途中出場、△がベンチ入りしたけど出場なし、×がベンチ入りせず。ルヴァンカップよりもリーグ戦の方が重要性が高いので、リーグ戦のポイントを2倍にしている。ゆえに、リーグ戦は◎が6pt、〇が4pt、△が2pt、×が0pt、ルヴァンは◎が3pt、〇が2pt、△が1pt、×が0ポイントとし、ポイントを集計して順位付けしている。

 さて、タイトルに示した「何人かの選手は良い物を見せてくれたじゃないか」というセリフ、これは落合博満氏が中日ドラゴンズを指揮していた時、敗戦後にコメントを求められて、確かそんな表現を使ったものである。清水だって、勝ち切れなかった湘南戦や、手痛い敗戦だった広島戦、何人かの選手は良い物を見せてくれた。

 皆様お気付きのとおり、ボランチの序列には、明確な変化があった。キャプテンを務め、「僕らは最初からガンガン行きます」発言でもお馴染みの竹内が、浦和戦、神戸戦と連続で失点に絡んだことから信頼を失ったのか、控えに回っている。最近は中村がボランチをやることはあまりないので、宮本・河井のダブルボランチが定番になっている。気付けば宮本はルヴァン含め6試合連続先発出場で、出場ポイントをぐんぐん上げている。

 それ以上に目を見張るのは河井の活躍であり(チームが勝てていないので「活躍」という言葉はあまり使いたくないのだが)、出場ポイントで単独2位に浮上してきた。宮本は攻撃のスイッチを入れる力はまだなく、広島戦では、宮本に代わって河井が登場してから、ようやくパスが巡るようになり、それによって主導権を奪い返した印象だった。

 ここ2試合で、サポの注目は、一気に指宿に向かっていることだろう。はっきり言って、ポストプレーのセンスはサンタナより上ではないかと思う。サンタナの場合、胸トラで収めてもそこから自分で強引に行こうとしたりして行き詰ることが多いが、指宿は上手く味方に落として攻撃のリズムを作る。広島戦では移籍後初ゴールも挙げた。

 こうなると、「なぜもっと指宿を使わないのか?」と思うサポさんも多いはずだし、個人的にも同感だ。ただ、思い当たる要因が2つある。第1に、指宿は開幕前のキャンプ時から腰痛か何かでコンディションが万全ではなかったらしいという点。「現在は状態は万全」と強調するが、そう述べていること自体、一時期コンディション不良を抱えていたことを示唆している。第2に、実は指宿はちょっと足が遅い。湘南戦終了後、ピッチ上では、あの試合途中出場して出場時間が短かった選手4名ほどが、ヨーヨーテストのようなことをやっていた。それを見ていたら、数十メートル走をやると、指宿は常に他の選手に数メートルの差をつけられていたのである。あれだけ大柄だとアジリティは望めないし、走るスピードもないとすると、プレス戦術には向かない。サンタナもプレスをサボることはあるが、やはり総合的に考えてサンタナが大黒柱ということになるのだろう。

 ついにベールを脱いだ左SBウィリアムマテウス、時間が短かったので良く分からなかったが、期待はできそうである。片山よりもオーソドックスなSBという感じがしたが、序列や関係性はどうなっていくだろうか。

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16b

 昨日の話の続きになるけど、ルヴァン・マリノス戦で、これまで出場機会がごく限られていた滝、指宿が、それなりの存在感を発揮したのは、ポジティブなことだった。

 序列的に厳しい立場だった滝は、左右両方ができ、プレースキックも蹴れるという器用なところを見せた。欲を言えば、相手をぶっちぎれるくらいのスピードがあればもっといいが、それは中山・カルリを除けば皆同じなので。マリノス戦では、また見てみたいと思わせるプレー振りだった。

 当S研ブログで以前から、指宿をもっと使ってみたらどうかという提言をしていた。実際、今回試合終盤に投入されると、プレー時間はごく短かったものの、充分なインパクトを残したのではないか。

 FWめがけてロングボールを蹴るようなサッカーは、本来ロティーナが志向するものではないのかもしれない。しかし、現実にはそうせざるをえないケースも多く、普段はサンタナがその的になっている。今回のマリノス戦、前線のターゲットに当てて陣地を挽回するということができていなかったからこそ、敵にずっと押し込まれたことは否めない。

 やはり、前線に蹴った時に、指宿がいてくれると、期待感がぐっと増す。必ずしも指宿が上手く収められなくても、相手DFが対処しにくそうにしていた。この試合、清水がずっと押し込まれ、みじめな気持ちでいたので、指宿が出てきて相手DFをなぎ倒すように力強くプレーしてくれると、何だかそれだけで溜飲が下がる思いだった。

 とはいえ、指宿に関し高さや強さばかりを強調するのはフェアではなく、彼は頭脳も足元もあるFWなので、もっと上手く活かしていきたいものである。

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 当S研ブログでは、今シーズン何回か、選手の出場実績を、新規加入選手と、既存選手に分けて、表にまとめてお目にかけた。要するに、新規加入選手の方が稼働率が高いぞということを表現したかったわけだが、そろそろ新規も既存もことさらに区別する必要もなくなってきたので、今回、一工夫してみた。「出場ポイント」というのを計算してみて、それが高い順に並べてみたのである。

 従来通り、◎が先発出場、〇が途中出場、△がベンチ入りしたけど出場なし、×がベンチ入りせずである。ただし、ルヴァンカップよりもリーグ戦の方が重要性が高いので、リーグ戦のポイントを2倍にすることにした。ゆえに、リーグ戦は◎が6pt、〇が4pt、△が2pt、×が0pt、ルヴァンは◎が3pt、〇が2pt、△が1pt、×が0ポイントとし、ポイントを集計して順位付けしたわけである。

 すると、現在までに26人の選手が公式戦に絡んでいることが分かった。それを上位13名と、下位13名に分けて整理したのが下表である。

16a
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 なお、残念ながら、一度もベンチ入りせず、まったく公式戦に絡めていないのが、成岡輝瑠、石毛秀樹、ノリエガエリック、栗原イブラヒム Jr、ウィリアムマテウスということになる。

 1位に輝いたのは鈴木義宜で、改めてその鉄人振りには恐れ入る。カップ戦ではお休みながらリーグ戦全試合に先発出場している権田とサンタナ、そしてフル出場こそないもののカップ戦を含め全試合に出場している河井の3名が、同率で2位。

 こうやって時系列的に見ると、上向きの選手と、下降気味の選手とがいる。現状ではまだ下位グループだが、エウシーニョ、奥井、宮本などは出場機会を急激に伸ばしており、今やレギュラー格だ。それに対し、治療のため帰国となったヘナトに続き、カルリーニョスも今般負傷の発表があり、彼らの欄は必然的に×印で埋まっていく。開幕前には、「外国人枠5枚をどうやりくりするか」と悩んでいたのに、目下稼働しているのはサンタナ、ヴァウド、エウシーニョだけというのは誤算だ。

 西澤、中村、立田、金子らの本来の中心選手は、いまだ出たり出なかったりで、試行錯誤が続く。アタッカーは得点などの目に見える活躍が欲しい。立田は、ヴァウドのコンディションが万全でないため回ってきたチャンスを活かせるか。


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run

 当S研独自の企画として、「走行距離選手権」というのがある。一応、今年も実施したいと思っており、それに向け、第10節までのフィールドプレーヤーの走行距離を、とりあえず合計してみた。それをまとめたのが上表であり、単位はキロメートル。

 まあ、走行距離なんてのは、だいたい出場時間に比例するわけだが、それはさておき、「実際に試合に出て頑張ってる選手のランキング」と考えていいだろう。

 その結果、鈴木義宜、サンタナ、中山の3人が、高いレベルでトップ争いをしていることが判明した。中山は、フル出場でない試合があるにもかかわらず、「先発すれば12キロ越え」を続けている。

 本来であれば、原もトップ争いに加わっていたのだが、我々の願いもむなしく、ガンバ戦は欠場となってしまった。怪我は、どのくらい重いのだろうか?

 ちと気になるのは、竹内、ヴァウドの2人が、ここ2試合先発していないことである。ヴァウドは顔の怪我の影響があるだろうし、ガンバ戦ではパトリック封じに立田をぶつけたいという意図があったのかもしれない。でも、竹内はどうなのだろうか? まさか、ロティーナの信頼失った?

 あと、中村は、出れば存在感は見せるのに、なぜか継続的に起用されない。やはり、何かコンディション面の問題があるのだろうか。

 それにしても、こうやって見ると、走行距離選手権で優勝経験もある金子が、現在この表では最下位にいるというのが、衝撃である(むろん、石毛や滝のように、リーグ戦出場ゼロの選手もいるわけだが)。柏戦で吹っ切れたように動き回っていて、「これでようやく金子も自分の居場所を見つけたな」と思ったのだけれど、その後の徳島戦の評価が芳しくなかったのか、またほとんどお呼びがかからなくなってしまった。

 うーむ、どうしたことだろうか。立ち上がれ! 金子翔太

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 原輝綺の怪我が心配で、何か発表があるかもしれないと、公式HPをマメにチェックしている皆さんも多いのではないか。所長もそうだったのだが、原ではなく、別の選手の重大発表があった。

ヘナト アウグスト選手 ケガの治療による一時帰国のお知らせ

 ヘナト アウグスト選手は、左膝を受傷し、これまで治療を行ってまいりましたが、本日(4月14日)よりブラジルへ一時帰国し、引き続き治療を行うこととなりましたので、お知らせします。なお、全治および再来日の日程については、確定次第、あらためてお知らせいたします。

左膝関節軟骨損傷
全治は未確定

 ということである。様子がおかしいとは思っていたが、そういうことか。発表の文言からして、もう今季、ヘナトはいないものと覚悟すべきかもしれない。

 ヘナトは昨年までのチームにはなくてはならない存在で、何度そのプレーに助けられたか分からない。サポの愛着も深い。しかし、今季は怪我の治療で出遅れたということに加えて、ロティーナのサッカーに合っているのかという疑問もあり、目立った活躍はなかった。思うに、彼は昨年までのひ弱な清水にあっては、その超人的な能力でピッチを幅広くカバーし、時には効果的な攻撃参加を見せて、チームを救ってきたわけである。しかし、ロティーナの「まず的確なポジションを埋める」という守り方とは、ある意味で相反する部分があったかもしれない。

 とはいえ、直近の清水は、ボランチの守備強度の低さ(もっと言えば竹内の競り負け)で勝ち点を落とす試合が続いており、個人的に、ヘナトが盤石だったらその部分がだいぶ改善されるのだがと、期待していたのは事実である。ボランチは、竹内、河井、中村、宮本と頭数はいるが、守備でガツンと行けるタイプが見当たらない。

 原輝綺の状態が返す返すも心配だが、長くかかる大怪我ではないという前提で、彼をボランチに回すのが一番いいのではないか。左サイドバックは、片山の復帰、マテウスの合流が目前のはずだし、福森もまあまあ計算できる。右サイドバックは、エウシーニョが意外とロティーナ清水のアクセントになっているし、奥井も悪くないパフォーマンスを見せている。センターバックは、エンペラー鈴木とヴァウドが健在で、福森の起用も可能だし、立田も覚醒は近い(?)はずだ。となると、チームバランス的に、原がボランチに回るのが、一番の解決策だと思うわけだ。

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 以前、選手の出場状況をまとめた表を掲載したが、それから何試合か経ったので、表を更新してみた。要するに、好きなのよ、こういうの作るの(笑)。上段が新規加入選手、下段が既存所属選手であり、既存所属選手は2020シーズンの出場時間が長かった順に左から並んでいる。以下、思い付いたことをつらつらと述べてみたい。

  • 神戸戦で、個人的に期待していた指宿が、初めてベンチ入り。試合終了間際に投入が準備されていたのだが、そこで原が櫻内に踏み付けられて負傷退場したので、代わりに福森を投入、指宿の今季初リーグ戦出場はならなかった。許すまじ。
  • 相変わらず、権田、原、鈴木義宜、中山、サンタナといった新規加入組が、中心になってチームを回している。しかし、ディサロの出場機会が、徐々に減ってきた。おーい、片山、早く帰って来てくれ~。
  • 既存所属組では、良く見ると、ヴァウド、後藤、河井だけが全試合でベンチ入りしている。後藤と河井は、先発フル出場は少ないものの、全試合に出場している。昨年あたり、リストラ候補の雰囲気をプンプン漂わせていた河井が、ここまで重用されるとは、嬉しい驚きだ。
  • 柏戦で輝きを見せた西澤、金子だったが、またちょっと厳しい雰囲気に。
  • エウシーニョの出場機会が急増している。クセの強いプレーヤーだが、やはりどんな監督でも使いたい魅力があるということか。
  • 大きな怪我の発表はないが、ヘナトとカルリーニョスの連続欠場が気になる。
  • 宮本、福森らは意外に重宝されており、奥井もメンバー争いに割って入っているのは嬉しい。ただ、怪我人発生ゆえの苦しさの表れという感じもなきにしもあらず。
  • 若手、ユース組で、依然としてまったく公式戦に絡めていないメンバーがチラホラ。
  • 立田、お前はこのままで終わるのか?
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