エスパルス研究所

清水エスパルスの躍進と新スタジアム建設に向けた考察

カテゴリ:エスパルス > オレンジ戦士

110

 当S研で何度か述べたように、これまで清水からはJ1得点王が一回も出たことがなかった(J2ではテセがなったが)。それどころか、清水のストライカーが得点ランキングのベスト3に入ったことすら、一度もなかったのである。

 そのジンクスを、ようやくドウグラスが打ち破ってくれた。上の表に見るとおり、ドウグラスは2019年の得点ランキングで3位に入ってくれた。

 それにしても、惜しかったと思う。今年の得点王争いは例年になく水準が低く(年間34試合制では史上最低のゴール数による得点王だった)、ドウグラスの能力と、途中までの得点ペースからすれば、充分に得点王を狙えたと思うからだ。第30節の磐田戦から第33節のセレッソ戦まで、それは取りも直さず清水が一番苦しんでいた時期でもあるわけだが、ドウグラスが4試合連続で無得点に終わったのが痛かった。

 おそらく、連戦の疲れがたまって、シーズン終盤にキレを失っていたのではないか。夏以降はほとんどの試合で先発フル出場していたからねえ。2点くらいリードして、70分くらいにドウグラスを引っ込めてもいいような状況をもっと作れるとよかったんだけど、追いかける展開が多かったし、リードするにしても常に1点だったし、ドウグラスがいなくなったら預けどころがなくなるし、互換タイプの選手がいないしで、ドウグラスに出ずっぱりでプレーしてもらうしかなかったのだ。心臓に不安を抱えながら、チームの苦しさを一人で背負い込むような形となり、チームがお膳立てしてドウグラスに気持ちよく点をとってもらうようなことができなかった。

 第34節のドウグラスのスーパーゴール、たぶん本人は、「来週もう1試合やるのはムリ~」と心で叫びながら、最後の力を振り絞ってシュートを打ったんじゃないかな。

よかったらクリックお願いします
にほんブログ村 サッカーブログ 清水エスパルスへ
にほんブログ村

 東京五輪世代「ポジション別最新序列」という記事によれば、今回のテストマッチを経て、センターバックの序列は、こんな具合になっているという。有力だった立田が序列を下げ、当落線上に立たされた。まあ、クラブでも代表でも、まったく結果が出てないとなれば、やむをえない評価だろう。

98

 次に、シャドー/2列目については、以下の通りとなっている。ものすごーく視野の狭い清水目線で見れば、「高橋大悟を、ぜひ」などと推薦したくなるが、あくまでもJ3で点をとっているだけであり、久保だの堂安だの三好だのといったところに勝ち目があるはずはない。

97

 最後に、FWの序列は、下に見るとおり。今年の春、滝がブレークしかけて、代表にお呼びがかかったことがあったが、確か怪我で辞退し、その後、秋にもっと大きな怪我をしてしまったので、五輪は夢のまた夢となった。

99

 結局、東京五輪は、清水からはゼロなのかな。むしろここに挙がっているような有望な若手を補強で獲得するという考え方もありかもしれないが。

よかったらクリックお願いします
にほんブログ村 サッカーブログ 清水エスパルスへ
にほんブログ村

 昨日は、J1がないから、J3でも眺めようかと思ってたんだけど、U22の試合があったんだねえ。個人的にその試合は観てなかったんだけど、エスパ関係のツイッターとか掲示板とかで、「立田悠悟がヤバい」、「コロンビアを相手にするとU22日本代表は守備がズルズル下がるだけで、清水サポには既視感がすごい」といった声が相次いでおり、まあ何となく試合内容の想像はついた。

 今季の清水には数多くの誤算があったが、その一つに、立田の伸び悩み(というかノイローゼ?)があった。先輩北川の刺激、目前に迫った東京五輪、フル代表への招集と、そういうのがプラスになれば良かったんだけど、本人のメンタルの弱さゆえか、すべてがネガティブに作用。気ばかりが焦って、プレーが全然追い付いていない。「代表へ、海外へ」などと先走るよりも、まずは国内リーグ戦で目の前の敵を止めるべきなのに、意識ばかりが高まり、技能はまったく伴っていないという。いやあ、困ったもんだ。テセに「吉田麻也の後継者が現れた」とまで言わせた立田のポテンシャルだったけど、このままじゃあ岡根・廣井コースだ。

 それとは打って変わって、夜観たJ3群馬VS北九州戦は楽しかった。北九州は、2018年はJ3最下位とどん底を味わったようだが、コバさんが監督に就任して完全に立て直し、この日の群馬戦にも勝利して、J3優勝とJ2昇格はもう秒読み。いやあ、「請け負う」ねえ、コバさん(笑)。

 そして、この日、北九州の唯一のゴールをたたき出したのが、我らが高橋大悟だった。これで11試合で7得点だったかな? J3というカテゴリーとはいえ、清水関係者で現在、唯一輝きを放っているのだ大悟と言えそうだ。

よかったらクリックお願いします
にほんブログ村 サッカーブログ 清水エスパルスへ
にほんブログ村

93

 時々申し上げることだが、清水エスパルスからは、これまでJ1得点王が一人も出ていないだけでなく、実は得点ランキングでベスト3に入ったストライカーも一人もいないのである。嘘だと思ったら、こちらのサイトをご覧いただきたい(更新が2017年で止まってしまっているが)。見事なまでに、清水の選手は一人も見当たらない。これまで、清水にはそれなりの点取り屋が在籍してきたものの、ベスト3すら出していないとは、はっきり言って、清水の七不思議の一つとしか言いようがない。

 それで、この歴代ベスト3の顔触れを見て気付くのは、「清水に在籍していたこともあるけれど、清水以外のチームでベスト3に入っている人が結構多い」という事実である(笑)。

 さて、現時点で、今季のJ1の得点王争いは大混戦であり、横浜のマルコス・ジュニオールが14得点でトップなのに続いて、うちのドウグラスを含め13点が2人、12点が5人もいる。はっきり言って、例年になく低いレベルの得点王争いだが、我らがドウグラスは序盤欠場が続いて試合数が少ないことを考えれば、立派な数字だと思う。

 ボールを繋げない我が軍にあって、前線で体を張って孤軍奮闘ボールをキープしているドウグラスの姿を見ると、「能力の無駄遣い」とため息が漏れるが、体調不安を押して1年間頑張ってくれたドウグラスの貢献に報いるために、是非とも得点王をとらせてあげたい。その可能性は十分にあるだろう。

よかったらクリックお願いします
にほんブログ村 サッカーブログ 清水エスパルスへ
にほんブログ村

 エスパルスの戦い振りがパッとしないので、最近はJ3の北九州の結果を見るのを楽しみにしている。今季の最初の頃は気付かなかったのだが、いつの間にかコバさんが北九州の監督に就任しており、いかにもあの人らしく、終盤になってだいぶチーム状態が上がってきた。第28節終了時点で、ギラヴァンツ北九州はJ3首位を走り、2位に4ポイントの差を着けている。北九州は、せっかく新スタジアムが出来たところでJ3降格の憂き目に遭い、気の毒だったが、J2の舞台に復帰する時が近付いているのではないか。

 そして、最近の北九州の好調を、清水からレンタルで出向中の高橋大悟が支えているというのが、嬉しい。夏に加入して、右サイドハーフの定位置を掴み、8試合で5得点。レベルの落ちるJ3とはいえ、本来のシュートの上手さを発揮している。

 今の流れで言えば、北九州は来季J2で戦い、引き続きコバさんがチームを率いる可能性が高いと思うが、そうなると悩ましいのが高橋大悟の去就である。コバさんは大悟を高く評価しているようで、レンタルの延長とか、もしかしたら完全移籍を希望するかもしれない。清水よりも北九州の方が出場機会が保証されているので、判断が難しいところだ。

 まあ、現時点で一番大事なのは、来季J2に上がってくるであろう北九州さんと同じ土俵に、清水が落ちないようにすることだが。

よかったらクリックお願いします
にほんブログ村 サッカーブログ 清水エスパルスへ
にほんブログ村

 ドウグラスとヘナトの復帰により、広島戦でブラジル3本柱が揃うかと思いきや、エウシーニョが全体練習に参加しておらず、鎌田の先発が有力だという。

 今季、清水が挙げた勝ち星の中には、エウシーニョの印象的な活躍で掴んだ勝利が少なからずあった。有名な話だが、今季の清水は、エウシーニョが出場した試合と欠場した試合では、勝率が全然違うのだそうだ。

 しかし、個人的には、エウシーニョの存在には依然として、功罪両面を感じる。持ちすぎて、独特なポジショニングをして、トリッキーなプレーをして。確かに、それが上手く行って救われることもあるのだけれど、「そこは普通にクロスでいいじゃん」「今、味方空いてただろ」という場面でも奇抜なプレー選択をしがち。その結果、チーム全体としてのパスの巡りが悪くなり、ボールを奪われてピンチを招いたり、金子が活きなかったりと、明らかな弊害も生じるのである。むろん、功罪比べれば功の方が大きく、欠場が痛いことは間違いないのだが。

 なので、鎌田が先発して、普通のサイドバックらしく、まず守備から入って、機を見て駆け上がり、オーバーラップからのクロスとかね。エウシーニョがいないのなら、そういう「普通のサイドバック鎌田」に期待してみようかと、今は思っているわけである。まあ、試合後に、「やはりエウシーニョの欠場で攻め手がなかった」ということになるかもしれないけど。

よかったらクリックお願いします
にほんブログ村 サッカーブログ 清水エスパルスへ
にほんブログ村

 それにしても、しばらく前に出た「ドウグラス骨折判明」という見出しは、あまりにも衝撃的過ぎた。ちょっと、PV稼ぎ目的で、釣り過ぎなのではないだろうか。冷静に考えれば、「以前から小指を怪我していた。良く調べたら骨折だった。オフを利用してその手術をした」ということだから、プレーにそんなに影響がある話じゃない。GKや、あるいは二見だったら(笑)、指怪我したら大変だけど、普通のフィールドプレーヤーへの影響は、最小限なのではないだろうか。

 もちろん、直接手を使わないサッカーとはいえ、テセのように、右肘関節脱臼となれば、出場は不可能だろう。オールドファンの中には、「堀池は肩脱臼しても、その試合最後まで出場して、マンオブザマッチまでとったぞ」とツッコム人がいるかもしれないが、まああれは1つの試合の中だけだから我慢できたのであって、結局その後の試合は欠場したと記憶する。

よかったらクリックお願いします
にほんブログ村 サッカーブログ 清水エスパルスへ
にほんブログ村

 数日前から報道では伝えられていたテセの腕の怪我についての情報がクラブから正式に発表され、右肘関節脱臼で全治までは8週間を要する見込みということである。

 浦和との公式戦で名誉の負傷を負ったというならともかく、失礼ながら名前も聞いたことのないようなチームとの練習試合で大怪我というのが、そもそも微妙である。最近の清水の負傷者、公式戦よりも練習試合の方が多く出ているような印象があるのだが、どうなっているのだろうか?

 大黒柱のドウグラスが体調不良を起こしている上に、左手小指の骨折が判明したということである。骨折判明という文字がネットに踊った時には絶望的な気持ちになったが、サッカー選手で手の小指の骨折がプレーにどの程度影響するのかは、良く分からない。

 一つだけ確かなのは、ドウグラスが万全でなくなり、今こそテセの力が必要という時に、肝心のテセが長期離脱という、そのことのもどかしさである。もちろん、一番悔しいのは本人のはずであり、責めるのは酷であるが、とにかくやりきれない思いだ。

 「ドウグラスと心中」と開き直って戦ってきたシーズンだった。ここまではそれが上手く行っていたが、最後にツケが回ってきた形だ。

よかったらクリックお願いします
にほんブログ村 サッカーブログ 清水エスパルスへ
にほんブログ村

 もう何年も、清水のフィールドプレーヤーで、1シーズンを通して先発フル出場を続けるような選手は出ていないはずである。たいていは怪我やカード累積で1年に1~2試合くらいは出られない試合が生じてしまうものだ。

 そんな中、左SBの松原后が今季ずっとフル出場を続けているのは、大したものだ。チームとして、ものすごく助かっている。もっとも、現在イエローが3枚でリーチがかかっており、今季34試合のフル出場が可能かどうかは、微妙なところだ。もしも、本人が年間フル出場の達成を過剰に意識して激しく守備に行けないようなことがあったら、逆にまずいだろう。

 それで、必ずメンバーにいてくれることは有難いものの、パフォーマンスはどうだろうか? 人によっては、「松原は成長している。松原だけが光っている」といったことをおっしゃる向きもある。しかし、所長の評価を率直に申し上げれば、百点満点で、守備は70点、攻撃は20点くらいである。本人のポテンシャルやこちらの期待を込めた上での評価なので、厳しくなるが、とにかくそんなところだ。

 これは、もしかしたら別意見の方もおられるかもしれないが、松原の攻撃面での伸び悩みは深刻だと思う。攻撃の時に彼がボールを持つと、消極的なプレーや、あるいは逆に無謀に行ってミスをして、ため息で終わることが、あまりにも多い。視野が狭く、プレーの選択を間違えがちで、状況が不利な時に無理に仕掛けて奪われるなど、売りのはずの攻撃面で貢献できていない。

 まあ、それはチーム全体の問題でもあり、良いタイミングと良いスペースを使って松原を気持ち良く駆け上がらせることができていない。どうしてもチームとして手詰まりになる中で、2人くらいにマークされている松原が無理矢理仕掛けようとして失敗することが多い。

 松原ファンの方は気を悪くしたかもしれないが、所長も期待の大きさゆえの苦言なので、ご容赦を。何しろ、本人が「欧州に渡って5億円稼ぐプレーヤーになる」と言っているわけだから、その基準で評価しなければ失礼だろう。

よかったらクリックお願いします
にほんブログ村 サッカーブログ 清水エスパルスへ
にほんブログ村

 そんなわけで、川崎戦では、札幌戦で大量失点した西部に代わって、新加入の大久保択生がゴールマウスを守った。

 そもそも、札幌戦での8失点のうち、西部の責任は、どのくらいあっただろうか? 確かに、先制点の持つ意味が大きかったことを考えれば、1失点目のチャナティップに食らったやつが痛かった。相手のクロスボールに対し、パンチングで逃れたものの、悪いことにそれがチャナへのパスになってしまい、切り返しで翻弄された末に、ゴールマウスに蹴り込まれたものだった。

 ちなみに、あの場面、札幌側は、ゴールを認めるのは当然のこととして、立田のハンドを主張していた。しかし、主審はそのアピールを却下。確かに、ボールは最後尾で守っていた立田の腕に当たった上で、マウスに吸い込まれている。細かいルールは良く分からないが、ボールがゴールインした以上は、「手を使って決定機を阻止した」ことにはならないのだろう。もしもあれを立田が実際に手で止めていたら、あの試合はどうなっただろうか? 当然、立田は退場、PKでたぶん先制を食らい、残りの70分くらいを数的不利で過ごすことになった。しかし、かえって守備意識が高まり、大量失点はなかったかもしれないな、なんてことも思う。

 話を戻すと、その後の大量失点は、西部の責任が大きかったというわけではないだろう。もちろん、8点の中には、止めてほしいものもあったが、守備全体が崩壊したとしか、評価しようがない。

 いずれにしても、大量失点後の試合というタイミングで、GKを代えたということは、理解できる。そしえ迎えた大久保の清水でのデビュー戦、全体としては、まあまあ普通の出来だったのではないか。川崎に喫した2失点は、ガンバの東口、柏の中村クラスなら止められたのではないかという気もしたが、GKの責任で失点したというわけではあるまい。大久保は190cmと、清水の現所属GKの中では最も大柄なので、ハイボールでの安定感はあるように感じた。

 大久保起用は、川崎戦限定の気分転換だったのか、それとも鹿島戦以降も起用を続けるのか?

よかったらクリックお願いします
にほんブログ村 サッカーブログ 清水エスパルスへ
にほんブログ村

 テセが右ハムストリングス肉離れ、全治までは4週間を要する見込み、か。

 8月12日のトレーニング中に負傷ということは、天皇杯・福岡戦の2日前ということか。ただ、その前のリーグ戦の松本戦でも、ベンチ入りはしていなかったわけだし、篠田監督の下では、フォワードとしての序列がだいぶ下がっていた。ドゥトラも加入した今となっては、テセが離脱しても、戦力の低下は、最小限なのかもしれない。

 本人によれば、若い頃は筋肉系の怪我なんか、一切なかったらしく、本人も体が丈夫なことは自負していただろう。小麦のグルテンが体に悪いとされながら、どこ吹く風といった雰囲気で、パスタ屋を推したりもしていた。しかし、2017年以降は、毎年、筋肉系の怪我で、離脱する傾向が目立っている。これも、加齢によるものなのだろうか。

 我々にとって、テセはJ1に戻してくれた恩人である。なるべく長く、元気で活躍する姿を、清水で見ていたい選手だ。今なおチームの精神的支柱でもあるし、ベンチにいるだけでも相手は嫌だと思う。1ヵ月なら、まだ今期中の復帰は、間に合うだろう。

よかったらクリックお願いします
にほんブログ村 サッカーブログ 清水エスパルスへ
にほんブログ村

 どこの誰とは存じませぬが、こちらに見るとおり、天皇杯の福岡戦をYouTubeに全編アップしてくださった方がいた。ありがたいことだ。

 試合全体として見れば、失点のリスクを減らすことを最優先した戦い方なので、どうしても地味なサッカーになる。ジュビロみたいに、下のカテゴリー相手には6点くらいとって快勝してほしいような気もするが、まあこんなところが今のうちのチームのリアルなのだろう。マリノス相手に1:0 で勝つこともできるが、福岡相手にも1:0でしか勝てないという、そんなチーム状況なのかなという気がする。

 松本戦で見た時も思ったけど、ドゥトラはまだだいぶ重いというか、動きが鈍いというか。事前に好プレー集の動画を見た俊敏な印象とは、だいぶ異なる姿である。ドウグラスほどのキープ力はないので、福岡戦では孤立気味だったこともあり、前線の起点にはあまりなれていなかった。まだまだ調整不足ということなのか、それとも能力的にこんなものなのか?

 「ブラジルでは週2試合が普通」と豪語し、福岡戦出場を直訴したというヘナトだったが、この試合でも存在感は際立った。普段からボール奪取力は高いが、J2相手だとデュエルはほぼ全勝という感じである。本当に中2日でコンディションが戻るのか、心配な面もあるが、今日も活躍を期待したい。

よかったらクリックお願いします
にほんブログ村 サッカーブログ 清水エスパルスへ
にほんブログ村

 また日本人DF補強の知らせ。大分トリニータから、福森直也が完全移籍で加入することになった。

 正直言えば、吉本選手同様、この福森選手も、個人的に認識していないプレーヤーだった。慌てて福森とネット検索すると、札幌の福森晃斗の情報ばかりがヒットする。札幌の福森はフリーキックが有名なのでさすがに良く知っているが、大分の福森はノーマークだった。ただ、くしくも、2人の福森は、両方とも利き足が左であり、3バックの左を主戦場にしている共通点がある。聞くところによると、うちへの加入が決まった福森は、その左足を活かしたビルドアップを持ち味としているらしい。

359

 ただ、気になるのは、上の表に見るように、大分での福森選手は、今季当初はスタメンだったのに、途中からリーグ戦にはベンチ入りもしなくなり、カップ戦に時々出場するだけになってしまったことである。カップ戦に出ているということは、大きな怪我などはなかったはずだが、どういうことだったのだろうか? 福森選手は大分一筋で、J3降格からJ2、J1昇格までを経験しており、低い位置から丁寧にビルドアップする片野坂サッカーの申し子的な存在だったはずなのに、なぜ急に出場機会を失ったのか、現時点のパフォーマンスのほどが気がかりである。

 J2のほぼ主力級だった吉本選手、J1でカップ戦要員に回っていた福森選手を獲得し、これでこの夏のDFの補強は打ち止めだろうか? できればJ1のレギュラークラスの実力者を迎えたかったが、予算や人材の関係で、そう簡単にはいかなかったのだろう。ドゥトラの獲得もあり、総合的に評価すれば、この夏の人の出入りはプラマイゼロくらいか。そもそも今年は財政健全化の年と位置付けられていたわけで、まあ、そう贅沢は言えんわな。

よかったらクリックお願いします
にほんブログ村 サッカーブログ 清水エスパルスへ
にほんブログ村

 FC東京から福岡にレンタルされていたセンターバック、吉本一謙選手が清水に完全移籍で加入することが発表になった。「まさか、このままディフェンダーを補強しないまま、夏のウインドウが閉まるのでは?」なんて不安になりかけていたところだったので、朗報ではあろう。

76

 吉本選手のこれまでのキャリアを整理すると、上の表のようになる。また、今季の福岡での出場状況は、下表のとおりだ。

75

 要するに、J1のFC東京では出番を失っていたので、2018年途中に福岡にレンタル移籍した。福岡ではレギュラーCBの位置付けだったが、怪我がちで、欠場することも多かった、ということなのだろう。篠田監督とは東京時代に師弟関係だったことになる。なお、吉本選手のトリセツについては、こちらの記事が参考になった。

 聞くところによると、吉本選手はシュートブロックに定評があるそうだ。シュートブロックは、清水が一番ダメな部分であり、吉本選手がその心得を既存の選手たちに説いてくれるなら、はっきり言ってそれだけでも来てもらう意味があるような気がする。願わくば、吉本選手は甘ちゃん清水の色には染まらず、周りが気の抜けたプレーをしたら遠慮なく駄目出ししてほしい。

 そんなわけで、吉本選手には期待するものの、ただし、もしもこの夏のディフェンダーの補強がこれで打ち止めだとしたら、非常に心許ない話である。J1のレギュラークラスの実力を持つディフェンダーの補強がこれからまだ控えていることを信じたい。

よかったらクリックお願いします
にほんブログ村 サッカーブログ 清水エスパルスへ
にほんブログ村

 本日は相模原相手のトレーニングマッチ、か。噂のドゥトラがデビューということになるのだろうか。

 そのドゥトラに関しては、名前は覚えているものの、どういうプレーヤーだったかは、記憶がはっきりしない。そこで、動画を漁ってみた。まず、目に留まったのが、上に掲げた京都時代の名プレー集である。だいぶ画質が粗くてイライラするが、まあ一応プレー振りは分かる。割と低い位置からのドリブルでの突破に持ち味があるということか。

 今の清水は、前線にドウグラスしか起点がない感じで、たまに北川も良いプレーはするものの、困った時の預け所が少ないという難点がある。ドゥトラが加われば、ロングカウンターの期待値が高まりそうだ。守備力は分からないが、ボールを引っ掛けて奪うのは上手そうなので、ショートカウンターも期待できそうである。あと、フリーキックも持っていそうだ。

 それで、良く考えてみれば、2012年に清水がナビスコの決勝で鹿島に敗れた時に、先方にドゥトラがいたんだよね。上の動画を改めて観てみると、1失点目に繋がったラストパス送ったのがドゥトラだったのかよ(怒)。

 最後に、ドゥトラはYouTubeの公式ページを開設していることが分かった。日本を離れて以降のプレー振りなどは、ここでたっぷり観ることができる。上に掲げたのは直近のコリンチャンス、フルミネーゼ時代の動画。チャンネル登録者5人しかいないから、皆フォローしてあげようよ(笑)。

よかったらクリックお願いします
にほんブログ村 サッカーブログ 清水エスパルスへ
にほんブログ村

 先日、FC東京戦の前のことだったが、鹿島ファンの知人に、「(鹿島のためにも)清水がFC東京に勝ってくださいよ」と言われた。思わず、「だったら白崎を返せよ」と言い返してやろうかと思ったが、負け犬っぽくなるので、やめておいた。

 ここに来て、白崎が鹿島にやたらフィットしており、欠くことのできない存在になっていることが、こちらのコラムなどで伝えられている。ここに書かれているとおり、J1における従来の白崎のキャリアハイは2017年の3得点だったが、今季はもう5点とっているとか。うーむ。

 高校生ナンバーワンストライカーとの呼び声で清水に加入し、その後の清水では確かにキープレーヤーに成長したが、本人の控え目なキャラもあり、どこか殻を破れずにいるような感じがして、物足りなさを覚えていた清水サポが多かったのではないか。白崎が鹿島に移籍することになり、所長個人としては、清水にとっては痛いと思ったものの、白崎本人にとっては、名門で揉まれることで、本来のポテンシャルを発揮するチャンスかもしれないとは、思ったものだった。

 実際、蓋を開けてみたら、鹿島で見事にブレーク。白崎というタレントを活かしきれなかった清水と、確実に開花させた鹿島。我々は、その差を謙虚に受け止め、今後のチーム作りの教訓にしなければならないと思う。

 他方、この夏の移籍ウインドウでは、清水の新加入の話題が一切聞こえてこず、やきもきしていたが、ようやく元京都、鹿島のFWドゥトラを獲得へという報道が出た。個人的に、もちろん名前は覚えているが、正直プレー振りは記憶の彼方だ。

 犬飼、白崎など鹿島には清水の活きの良い生え抜きを奪われているのに対し、ファンソッコやドゥトラなどは「鹿島のお古」という感じもなきにしもあらずで、ちょっと面白くないところである(笑)。もちろん、ソッコもドゥトラも、全力で応援するが。

よかったらクリックお願いします
にほんブログ村 サッカーブログ 清水エスパルスへ
にほんブログ村

 清水サポには(他のJクラブのサポも同じかもしれないが)、かつて在籍した選手に戻ってきてほしいというメンタリティーが強いと思う。特に、一時期、日本代表の中心的なストライカーにまで登り詰めた岡崎慎司については、そうだろう。

 所長自身は、「戻ってきてほしい」メンタリティーはそれほど強いわけじゃないし、岡崎待望論みたいなものもそんなに持ち合わせてはいない。しかし、現時点に関しては、話は別である。北川の流出が確定的と言われる中で、入れ替わるように岡崎が入ってきたら、戦力ダウンは避けられる。現在求められているトップ下候補として、献身性があり得点も期待できる岡崎は、打って付けだろう。新生スターが去る一方、ベテランスターが戻ってきたら、オレンジのプライドみたいなものも、上手く継承される。この夏の移籍ウインドウでは、清水の新規獲得情報がまったく聞こえてこなかったから、逆に、「水面下で凄いディールをしているのではないか?! ひょっとして、岡崎・・・」などと憶測したくなった。

 しかし、こちらの記事などで伝えられているとおり、岡崎はスペイン2部のマラガ加入が濃厚だという。この夏のウインドウで、清水が手を挙げていたかどうかは知らないが、「清水よりも、スペイン2部かよ」という、やるせない思いを抱いてしまう。

 本人は、3年後のワールドカップ出場への意欲をたぎらせており、そのためにも欧州での挑戦を続けたいという意向のようである。その一方で、リップサービスかもしれないが、「いつかは古巣の清水に戻りたい」というようなことを述べたこともある。

 しかし、3年後のワールドカップに出場して燃え尽きるにせよ、あるいは出場を逃して傷心にせよ、36歳になった岡崎が、その時の清水に貢献できるだろうか。今のテセよりも歳をとった状態である。前線で張って一発で仕留めるようなストライカーならともかく、運動量や献身性が売りの岡崎にとっては、加齢は重要な要因だろう。それでも、3年後に清水が岡崎を必要としたら、清水というクラブの状況として、非常にまずいだろう。今回の夏の獲得がなかったことで、もしかしたら、岡崎復帰の目は永遠に無くなったのかもしれない。

よかったらクリックお願いします
にほんブログ村 サッカーブログ 清水エスパルスへ
にほんブログ村

02

 先日のガンバ戦、清水の攻撃の見せ場は少なかったが、立田がドリブルで果敢に持ち上がって、金子のシュートに繋げた場面は、清水サポを多少沸かせるものだった。

 恐らく、本人の中では、向上心、コパで得た経験がやたらに肥大化し、その割には自分のプレーが付いて行かず、クラブ内での出場機会も限られ、忸怩たる思いがあるのだろう。その理想と現実のギャップを埋めるのに必死で、それがああいうプレーになって表れたのではないか。まあ、ガンバ戦では、立田を含め、守備の怠慢から食らった失点というのはなく、ファンソッコの存在も絶対ではないので、引き続き立田がスタメンで起用されることもあるのかもしれない。

 それにしても、Jリーガーにとって先日のコパは変な大会だった。明らかに東京五輪チームの強化が主眼なのに(それ以外の人選も五輪のオーバーエイジ枠を意識したような選出だった)、位置付けは一応国際Aマッチであり、お蔭様で立田も数分の出場で代表キャップ1を刻むことができた。山本海人なんか、ガチでA代表に呼ばれたことがあっても、結局試合への出場機会がなく、「元日本代表」という肩書を得られなかったことを思えば、立田は何と幸運かと思う。

 それと関係するような、しないような話だが、コパのメンバーも含め、日本の若い世代の欧州流出が、ますます加速している。鹿島なんか根こそぎ抜かれているし、リーグ戦1点の松本の前田にすらお声がかかっているようである。たぶん、同世代の飛躍に、立田も焦っていて、ヨーロッパからのオファーでもあれば、後先のことを考えずに飛びついてしまいそうな雰囲気も感じる。

 しかし、立田は日本だからこそ体格に恵まれたポテンシャルの大きなディフェンダーと評価されているのであって、ヨーロッパに行けば、あの程度の体格と能力の若手DFなんて、ゴロゴロいそうだ。安部とか久保のような小型俊敏アタッカーなら欧州で重宝されるかもしれないが、日本人のセンターバックやゴールキーパーには大きな壁がありそうだ。

 むしろ、立田がサイドバックを本職としたのなら、あのサイズのサイドバックは欧州にもそういないだろうから、逆に需要があるかもしれない。実は、本人のスペックとしても、空中戦よりは、地上戦の方が得意だからなあ。

よかったらクリックお願いします
にほんブログ村 サッカーブログ 清水エスパルスへ
にほんブログ村

 ヴァンデルソン、やはり契約解除か。最後に試合出たの、いつだっけ? ルヴァンのアウェー・ガンバ戦で、3失点すべてに絡んだ、あの伝説の試合? それ以来、トレーニングマッチとかでも、名前聞かなかったもんね。センターバックとして、本職ではない鎌田あたりよりも下の位置付けになり、「ユースのエリック君の方が上」なんて噂された日にゃあ、まあ、もうブラジル帰るしかないわな。個人的には、開幕前はものすごく期待していたし、キャラクターも憎めなかったが、かくなる上は、やむをえないだろう。それ以外のブラジル人プレーヤーたちが凄い活躍をしているので、この補強失敗の痛手は比較的小さかったと考えることにしよう。

 ヴァン君の至らなかったところを再確認しようとして、録画してあったはずのルヴァンのアウェー・ガンバ戦をダイジェストだけでももう1回観てみようかと思って、レコーダーを探してみたけれど、今季のルヴァンの試合の中で、その試合だけ消去済みだった(笑)。それだけ、所長としてもショックを受けた試合だったのだろう。ヴァン君の絡んだ失点シーンを思い出してみると、もちろん守備側の落ち度もあるのだが、彼が対応した時に限って、相手のアタッカーが凄いプレーをするような。。。特に、ガンバ戦で対応ミスが重なっただけに、「歓喜する青・黒の皆さん、うなだれるヴァン君」というのが、我々にとって今季序盤の心象風景になってしまった。

 ちなみに、世間的には、ヴァン君と言えば、甲府のマスコットのことなのか。

よかったらクリックお願いします
にほんブログ村 サッカーブログ 清水エスパルスへ
にほんブログ村

 それにしても、ここ1年の清水では、常にドウグラスが中心的なテーマとなってきた。故久米氏が赤字覚悟で獲得し、昨年7月22日のアウェー・ガンバ戦で鮮烈デビュー。シーズン終盤には、磐田相手の5:1圧勝をもたらすなど、7戦負け無しフィニッシュの立役者となった。ところが、シーズンオフにまさかの不整脈の情報が出て、中国への移籍話も絡み、我々をやきもきさせた。そして、2019シーズン開幕後も、チームの浮沈は完全にドウグラスのコンディションと連動していた。

 聞くところによると、中国からの破格の条件提示を受け、当初ドウグラスは移籍に前向きだったという。しかし、不整脈が発生したことから、環境面で慣れ親しみ、医療体制も充実した日本でプレーし続けることを、本人は選択してくれた。誤解を恐れず言えば、今も彼が清水にいてくれるのは、皮肉にも、不整脈があったからなのかもしれない(病気になってよかったということを言いたいわけではないので、誤解無きよう)。

 サッカーっていうやつは、組織力でチームを安定させることはできても、得点を奪う、勝ち点を積み上げるということに関しては、絶対的ストライカーが果たす役割がやはり大きい。今の清水にとってドウグラスは、サザンにとっての桑田というか、なんかそのくらいの絶対的存在になりつつある気がする。

 ドウグラスだっていつかは引退か移籍する日が来るわけで、清水に在籍しても怪我・病気・出場停止で出れない時もあるだろう。ドウグラスの活躍が凄すぎて、逆に彼が不在になった場合のことを心配してしまう。

 特に、神戸戦で鮮烈な活躍をしたことが、ミキティの欲しい欲しい病を誘発しなけりゃいいがなというのが、目下のところの心配事。何しろ、大枚をはたいて獲得したイニエスタやビジャよりも、はるかに大きな貢献を見せ付けてしまったのだから。いくらミキティに眼力がなくても、ドウグラスがスーパーなことは良く分かっただろう。R社の会議で、「外国からスーパースターを買わなくても、Jにすでに凄い外国人がいるんだな。いくらなら獲れる? 2億? 安っ! よし、獲ろう」なんてことにならないといいのだが。

よかったらクリックお願いします
にほんブログ村 サッカーブログ 清水エスパルスへ
にほんブログ村

↑このページのトップヘ