エスパルス研究所

清水エスパルスの躍進と新スタジアム建設に向けた考察

カテゴリ:エスパルス > オレンジ戦士

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 このところ、個人的に多忙な上に、清水絡みでこれといったネタもなく、当S研ブログ、滞っている。何年か毎日更新を続けてきたが、一昨日はついに休んでしまった。

 今日も、特に何もないのだけれど、一言でも発信した方がいいかなと思い、無内容を承知の上で、更新する次第。

 さて、先日の対戦相手の湘南ベルマーレ、何となく我々は、清水の方がJ1在籍歴が長いので、湘南を格下に見てしまうところがある。実際には、近年独自のスタイルでJ1に新風を吹き込んでいるのは湘南の方だし、それが結実してルヴァン戴冠をしたりもしている。それはもちろん承知しつつも、やはり「格上・格下意識」というのは、どうしても染み付いてしまっているものである。

 でも、今般発表された日本代表のメンバーを見ると、清水はGK権田1人だけであるのに対し、湘南はGK谷、FW町野と2人もいるんだね。しかも、清水の場合は、出来合いの代表GKを買ってきたという側面が強いのに対し、湘南の谷、町野は生え抜きでこそないものの、湘南でしっかり成長を遂げたというパターンであり、「我がクラブから代表を送り出す」と誇れる度合いが、より強いように思われる。

 まあ、我が軍も、DF山原を選ばないとは森保の目は節穴か、とか、FW鈴木唯人こそ次世代の日本のエースとか、MF松岡もとか、言いたいことは色々あるが。何にせよ、早く残留を確定させて、我々も未来に目を向けたいものである。


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 大した話もないのだけれど。

 清水VS湘南戦のキックオフ前、サンタナが湘南ベンチに駆け寄り、控えだったウェリントンと1分くらい話し込み、抱擁したりしたりする光景があった(写真ブレブレでスマヌ)。サッカーでは、試合終了後に旧交を温め合うような場面はよくあるが、試合開始直前に相手ベンチに行って1分近くも話し込むというのは、あまり見ない光景かなという気がした。

 もしかしてサンタナとウェリントンは同郷とか、以前一緒にプレーしたことがあるとか、深い繋がりがあるのかと思って軽く調べてみたが、そうでもなさそうである。

 サンタナとウェリントンは、年齢が5つも離れている。サンタナはバイーア州出身、ウェリントンはサンパウロ州出身、お隣の州っちゃあ州だけど、ブラジルのスケールなので、距離はだいぶ遠い。

 サンタナとウェリントンでは、ナウチコ、フィゲイレンセと、同じクラブでプレーした経験こそあるものの(両者ともローンだったようだ)、在籍時期は全然ずれている。

 というわけで、大きな接点こそないものの、日本で、何かのきっかけで打ち解けた2人だったのだろう。

 で、結局この2人が点をとったんだよな。

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 清水の公式YouTubeに「THE REAL」という試合当日の舞台裏シリーズがある。先日の対戦相手である広島にも、「INSIDE」という同じようなシリーズがあるようだ。DAZN主導の昨年のドキュメントもの以来、こういうのがトレンドになっているのだろうか?

 で、上掲動画を拝見して、まあだいたいどのチームも試合前・後のルーティーン的なものは同じなんだなと、当たり前のことを再確認した。試合直前には、監督とキャプテンが檄を飛ばして、チームを鼓舞する。

 それで、清水と広島の舞台裏を比較すると、どちらかというと広島の方が理知的で、清水の方が情熱的という違いを感じる。ドイツ人監督とブラジル人監督のカラーの違いだろうか。

 それと、今回観た広島の動画と比べても、うちらのキャプテン権田のスピーチ力は、やはり際立っている。はっきり言って、この人がチームを鼓舞するのを聞くたびに、毎回泣きそうになる。前にも言ったが、この人が政治家になったらヒトラー並みの弁舌家になる恐れがあるので、それだけはやめた方がいいと感じるくらいである。

 逆に言うと、過去にはキャプテン竹内とか副キャプテン河井とかが、こういう檄を飛ばす役割をやっていたかと思うと、大人しい口下手兄ちゃんには荷が重かったかと、ちょっとかわいそうになる。

 ある意味で試合以上に感動する権田のスピーチ、清水は「THE REAL」のフルバージョンを有料にし、一部の課金者しか観れないようにしているわけだが、惜しすぎる。今の清水にとって最も強いコンテンツは、権田のスピーチである。

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 広島戦の2失点目、あれはまあしょうがないだろう。ああいう試合展開になってしまったことが問題なのであって。1点差のままでも、たぶん清水は追い付けなかったと思う。

 清水は、ああいう超ロングシュートを、決めることも、決められることも、あんまりないのかなという印象である。

 唯一確実に覚えているのは、2012年9月29日のホーム仙台戦で、後半アディショナルタイムに金賢聖が超ロングシュートを決め、ダメ押し点を奪ったシーンである。ゴール後のパフォーマンスとあわせ、印象に残っている。この年、仙台は優勝を争っていて、この清水戦の敗戦は相当痛かったようだ。だから、金のあのゴールを、優勝が遠ざかった一撃として忘れられない仙台サポもいるのではないかと想像する。

 それと、2011年9月17日のホーム浦和戦(@エコパ)で、鍋田亜人夢がセンターサークル付近からロングシュートを狙い、それが惜しくも外れたことがあったはずである。あれが入っていれば、彼のプロキャリアも、もうちょっと違うものになったのではないかと、今でも思う。

 金、鍋田と、2つのシュートとも、わずか10年ほど前の出来事なのに、探してみたけど動画が全然残ってないのが意外だった。チームのシーズンDVDとか見れば、出てくるかな。

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 京都戦の話題の一つとして、久し振りに鈴木唯人がメンバー入りしたことがあった。結局、出番がなく、残念だったが。

 たぶん、あの試合で唯人が使われるとしたら、ピカチュウが疲労した時の交代要員か、あるいは終盤にどうしても得点がとりたい時に右サイドハーフ起用だったのだろう。しかし、終盤リードしていたので、ピカチュウの代わりにヴァウドを入れて、守備を固めた。結果、唯人の出番はなくなった。

 それにしても思うのは、サンタナが絶対的エースとして、その相棒は誰が一番良いのかという点だ。カルリーニョス、北川、唯人、神谷などで1枠を争う形であり、随分贅沢な悩みである。

 ただ、現状では、カルリーニョスがトップ下でサンタナと組むことが、あまりにはまり過ぎていて、それ以外の選択肢が思い浮かばない。最近の試合でのカルリ、2得点も光るが、とにかく得点に直結するラストパス、スルーパスの質が、えげつない。ほとんどの得点が彼のひらめきから生まれていると言ってもいいくらいだ。

 カルリーニョスを獲得した時に、大熊GMは「水を運べる選手」と表現していた。2020年などは、むしろワントップで孤軍奮闘して、チームのトップスコアラーだったが、あれが本来の姿というわけではなく、今のようにゴールの1つ、2つ前の場面でお膳立てするのが、カルリ本来の持ち味なのかもしれない。

 今季、開幕直後は、唯人のドリブルだけが攻撃の光明という時期もあったわけで、まったく違うチームに様変わりしている。

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 今季の清水も、ようやくと言うか、メンバーが固まってきた。京都戦では、山原と松岡の不在が、コロナ絡みだった可能性があるが、前線は現状のベストメンバーだろう。

 その前線4人のうち、3人までもがブラジル人プレーヤーだった。サンタナ、カルリーニョス、ピカチュウである。

 で、松岡の代役のような形で先発したのがホナウド、久し振りにベンチ入りし最後に守備を固めたのがヴァウドだった。

 こうして、5名のブラジル人プレーヤーが、この試合に出場した。もちろん、同時にピッチに立ったわけではないけれど。2019年に外国人枠が5に拡大され、当時から多くのブラジル人が在籍していたが、実際に5人もブラジル人が出場した試合は、もしかしたらこれが初めてだったかもしれない(確認しているヒマがないので、違っていたら勘弁)。

 そもそも、うちの場合、監督・コーチ陣も、ブラジル人なわけだし。京都戦こそ、リアル・ブラジルデーだったのかもしれない。

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 それにしても妙だ。ウィキペディアを見ても、立田悠悟の利き足は右足であると、ちゃんと書いてある。しかし、立田はロングキックを左足で蹴ることが結構ある。本人的にこだわっている様子もある。

 京都戦でも、フリーキックを左足で蹴った場面があった。低い位置でのフリーキックであり、それほど緊張感のない場面だったので、別にどっち足でもいいっちゃあいい場面だったのだが、それにしてもそれにしてもフリーキックを利き足でない方の足で蹴るサッカー選手は珍しいのではないか。

 そして、京都戦の虎の子の1点は、立田の左足のロングキックから生まれたのだった。正直言うと、この試合、序盤から立田のロングキックの距離感が上手く合っておらず、「今日は立田の日じゃないのかな」などと思いながら眺めていたのだが、一番の勝負所で距離をきっちりと合わせてきた。

 要するに、左右同じように蹴れて、両利きに近い感じなのかな。相手が詰めてきたような時に、左に持ち替えて蹴れるのは、センターバックにとってかなり強みだろう。

 ちなみに、昨年あたりのデータを見ると、権田から鈴木義宜にパスを出す本数が非常に多く、内心、「やっぱり権田は立田を信用していないんだな」などと思っていた。でも、今年は立田のパス本数が非常に増えており、権田も安心して立田にボールを預けている様子がうかがえる。

 ガンバ戦、京都戦と、立田が起点になって決勝点を奪ったということは、特筆される。

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 柏戦、一連の逸機の中でも、ピカチュウが2つほど派手に外したやつは、とりわけ大きなため息を誘った。はっきり言って、彼が決めていれば、勝てていた。

 これまでの試合で、ピカチュウのシュートが枠に飛んだことがあったっけ? ちょっと思い出せない。ピカチュウが外すパターンには2つある。

 まず、シュートが向かって左側に逸れていくパターン。力一杯シュートを打つとそうなる傾向がある。

 もう一つ、ゴール前のこぼれ球に慌ててしまうパターン。ガンバ戦でサンタナがシュートをバーに当て、その跳ね返りがピカチュウの前にこぼれてきたシーン。確かに角度は無くなってしまったが、トラップして左脚で流し込むくらいの余裕は欲しかった。柏戦でも、相手GKが処理を誤ったボールがこぼれてきたが、ゴールも見ずに慌てて打ってしまい、右に外れた。

 とりあえず、GK正面でいいから、枠内に打つことを意識付けたらどうか。一つ決まれば、ドバドバ決まりそうな気もするのだが。

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 今年のチアゴ・サンタナは、去年よりも頼もしい感じがする。昨シーズンは、チーム内での役割だったのかもしれないが、止まってポストプレーをすることが多かった。ゆえに、敵DFにつぶされたりして、ストレスを抱えながらプレーしていたのかもしれない。それに比べて、今年は動きながらボールを受けることが増え、それで彼のところでチーム全体の矢印が前を向けることが多くなったのではないか。知らんけど。

 で、サンタナは最近コンスタントに得点を挙げているので、上表に見るとおり、得点ランキングで3位まで上がってきた。上田はもういないので無視するとして、トップのレオ・セアラとは1点差であり、充分射程圏内だろう。

 当S研で何度か述べたように、これまで清水からはJ1得点王が一回も出たことがない(J2ではテセがなったが)。それどころか、清水のストライカーが得点ランキングのベスト3に入ることすら、長らくなかったのである。そのジンクスを破ってくれたのがドウグラスであり、2019年にドウグラスは得点ランキングで3位に入った。

 清水の歴史も、もう30年近くになるのに、得点王が一人も出ていないとは、どういうことか。今年のサンタナはチャンスだ。

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 乾貴士が合流したことを伝えるこちらの記事だけど、我々としてはどうしても、動画の中で「誰が全体練習に参加できているのか」ということが気になってしまうよな。外国人に関して言えば、サンタナ、カルリーニョス、コロリは確認できるけど。日本人はどうなんだろうか。

 さて、賛否両論あった乾の獲得だが、プレーだけでなく、チームの意識という点で、良い効果を期待していいんじゃないだろうか。

 清水の選手たちについては、おとなしすぎるということが前々から言われてたが、昨年加入した権田はズバリ、「とにかくみんな良い子」と指摘していた。この場合の良い子というのは、褒め言葉とは限らない。仲良し集団で、和気あいあいとやってはいるけれど、危機感や野心が足りておらず、言われたことをそのまま素直にやるだけというニュアンスが強いだろう。

 試合中に交代を告げられた時に、不満をあらわにするような選手は、清水ではもう何年も見ていない気がする。強いて言えば、2016年に徳島でJ1復帰を決めた試合で、金子との交代を命じられた大前がちょっと不満な態度を示したくらいか。でも、それほど露骨ではなかったし、本人もすぐ反省を口にしていた。

 もちろん、自分が交代を告げられて、あからさまに不満を示すような態度は良くはないが、それだけギラついた「熱」のようなものが清水の選手にずっと欠けていたことも確かである。そうした熱い思いや、海外・代表の経験をもった乾が、やや劇薬かもしれないが、「良い子清水」に化学反応を起こしてくれることを、ちょっとばかり期待している。

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 大熊GMのブレーキが、またまたぶっ壊れたのか? この夏の移籍市場で清水は、すでに北川、ピカチュウというアタッカーを獲得済みだが、セレッソとの契約を解除されフリーとなっていた乾の獲得が、昨日になって発表された。それに加え、ブラジル1部パルメイラス所属のブラジル人FWブレーノ・ロペス(26)の獲得にも動いているという情報もある。

 ピカチュウはサイドプレーヤーで、サイドバック起用案もあるようだ。ただ、攻撃的な選手であることは間違いなさそう。すでにサイドハーフ候補者は飽和状態であり、この上さらに乾、ロペスとなると、ちょっと力の入れ所がどうなのかという疑問は感じる。以前も、センターバックの実力者がもう一人いれば…ということを申し上げたが、この夏の補強、明らかにアタッカーに偏り過ぎである。

 ついでに言えば、昨シーズンの清水の低迷は、シーズン前とシーズン途中に新戦力を乱獲し過ぎたことが原因と指摘された。現時点でも、新戦力というよりは、既存戦力で戦術を浸透させることの優先度が高いのではないかとも思える。

 ただ、クラブが必要と判断して獲得した新戦力ならば、我々はそれを信じ、応援するのみである。特に、乾に関しては、セレッソ退団に至った素行面の騒動があっただけに、世間は色眼鏡で見る向きもあるだろう。ただ、セレッソでのトラブルは、不運な行き違いであったという情報もある。この状況で、降格危機の清水に加入するのだから、相当な覚悟を持っているはずである。

 世間が何と言おうと、我々は清水のエンブレムを背負って戦う選手たちを応援するのみである。

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 湘南のFW町野修斗が、代表初招集で、格下の香港相手とはいえ、いきなり2得点か。

 町野と言えば、J2で躍進した2020年ギラヴァンツ北九州での姿が印象深い。コバさんが監督で、高橋大悟もレンタルで行っていたので、当時の北九州のことは個人的に気にかけていた。

 ただ、こう言っては失礼ながら、北九州における町野は、完全にディサロの子分格であり、上図に見るとおり、点を取りまくったのはディサロだった。最も輝きを放ったのは高橋大悟で、ついでに言えば、GK永井堅梧がほぼフル出場していた。

 個人的に、町野が湘南に行った時には、「清水がエースのディサロをとり、湘南が残り物の町野をとった」と思ったものである。いや、失礼なのは承知だが、ホントに当時はそう思われたんだってば。

 それなのに、ああそれなのに、なぜ清水からは、B代表にすら、一人も選ばれないの? なぜ外れくじだったはずの町野が、J1でも代表でも大活躍するの? なぜディサロは清水で活躍できず、みちのく一人旅に出かけてしまったの? なぜ大悟はずーと怪我で、永井は大久保にも勝てないの?

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 先日、河治良幸さんの「J1リーグ「上位&下位クラブ」夏の補強ポイント 王者・川崎の“理想の強化”、札幌&磐田に潜む“穴”は?」という記事の中で、清水に関し以下のような指摘があった。

 戦力的に下位チームの中では充実している。ただ、個の質と強度の部分では決して安定しているとは言えないディフェンス力を改善しうる、主力クラスのセンターバックが欲しいところではある。

 そうだよねえ。北川とか、ピカチュウとか、アタッカーもいいけど、清水の最優先補強ポイントは、センターバックではあるまいか。

 鈴木義宜が二人いてくれたら、清水の守備はどれだけ安定するだろうかと、いつも思う。義宜は、別にスーパープレーをするわけじゃないが、常に80点くらいの無難なプレーを、淡々と続けるタイプ。センターバックには最も必要な安定感を備えている。

 ヴァウドは、それなりに強力な戦力ではあるが、波があるし、ビルドアップのセンスがイマイチ。立田は、個人的に一番期待しているし、時々120点くらいのプレーで大向こうをうならせたりもするが、凡ミスを犯すケースもあり、全幅の信頼とは行かない。原輝樹は、このところのセンターバック起用で期待に応えてくれているが、時々クロスにかぶることがあるのが、不安材料。井林は、ロティーナの秘蔵っ子として獲得したものの、ロティーナ時代を含めあまり良いプレーの印象がなく、先日のマリノス戦も低調だった。

 やっぱり、鈴木義宜が二人欲しいよね。

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 西澤健太と言えば、ルーキーイヤーだった2019年に、特に名古屋、マリノスという自動車メーカー系のクラブから点を取りまくり、ついでにBMWがスポンサーの湘南からもとり、「自動車メーカー・キラー」と言われたもんだった。西澤に点を決められ、ランゲラックが憮然とした表情で立ち尽くすシーンが印象にある。

 今回の名古屋戦で、西澤にゴールが生まれ、久し振りに「自動車メーカー・キラー」の異名を思い出した。

 自動車メーカー云々は偶然だろうが、西澤はカウンターから良く点を決めるアタッカーである。相手にブロックを固められると違いを作りにくいが、スペースがふんだんにある状況、オープンな展開になると、妙に力を発揮する。

 今回の名古屋戦の得点も、西澤のそうした特徴が良く出たゴールだったと思う。ランゲラックは、「またこいつか」と、相当嫌な印象を抱いただろう。

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 良いことか悪いことかは微妙だが、清水は大きな怪我による長期離脱しか発表せず、中程度の怪我人情報は公開しない傾向がある(他のクラブもそうか?)。情報がないと、非常にヤキモキするものである。

 そうした中、静岡新聞のこちらの記事に、気になっていた怪我人情報が全部出ており、総じてポジティブな情報なので、ちょっとばかり安堵した。

 何と言っても鈴木唯人。アジア杯で怪我をしたという見方が主流だったが、「もしかしたら欧州移籍を交渉中とか、もう決まっているとかで、それで出場していないのか?」なんて疑ってもいた。この記事によれば、U-23アジア杯の3位決定戦で足を打撲し、清水に再合流後は別調整を続けていた。8日は対人メニューなどをこなし「(起用は)監督が決めることだが、準備したい」と10日の次節名古屋戦の出場に意欲を示す、ということである。まあ、良かった。

 新監督の秘蔵っ子としての期待があったホナウドだが、なぜかゼ・リカルドが来てから逆に出番がなく、これも事情が分からずヤキモキしていたポイントだった。記事によれば、ホナウドは5月21日のリーグ第14節名古屋戦で右膝を負傷し、離脱していた。全体練習には復帰して間もないが、8日はけがの影響を感じさせない動きを披露、だそうである。ホナウドがいれば、戦術面で幅ができるような気がするので、完全復活を期待したい。

 あと、マリノス戦で、前半だけで退いた立田が、「懲罰交代か?」といった見方もあった。それに対し、この記事では、横浜M戦で右足を痛めたDF立田は、6日の前節神戸戦で代役のセンターバックを務めた原のプレーぶりに「危機感がある」と対抗心を燃やし、16日の次々節浦和戦での復帰を目標に定める、だそうである。要するに、怪我による途中交代だったが、軽症ということのはずで、一安心した。

 あと、「他にもDFヴァウドやFW後藤、MF高橋が全体練習への一部合流を果たした」そうである。

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 皆さんお聞き及びと思うが、こちらなどに見るとおり、ピカチュウ選手の清水移籍報道が出ている。

 清水エスパルスは、ブラジル1部フォルタレーザECに所属するブラジル人MFヤーゴ・ピカチュウ(30)獲得の可能性が取りざたされている。

 身長168cmのピカチュウは、昨年3月にブラジル2部ヴァスコ・ダ・ガマからフォルタレーザECへ移籍。昨季はリーグ戦38試合中33試合に先発出場して7ゴール5アシストをあげるなど、右サイドハーフでレギュラーを張っていた。

 そして今季もリーグ戦でここまで15試合中12試合に先発出場。リーグ戦の他にもコパ・リベルタドーレス(南米選手権)をはじめ各コンペティションでほぼ全試合にスタメン出場し2桁ゴールをあげるなど、中心選手としてチームをけん引。ヴァスコ・ダ・ガマ在籍時には、現清水エスパルス監督のゼ・リカルド氏から指導を受けている。

 そんなピカチュウについてブラジルメディア『Yahoo esportes』は4日、清水エスパルス移籍間近だと報道。清水エスパルスがフォルタレーザECに対して、契約解除金満額の100万ドル(約1億4000万円)支払いの意向を伝えたとみられる。

 また、清水エスパルスは選手サイドとの交渉も進めている模様。『Yahoo esportes』は現在のピカチュウの月給が25万レアル(約640万円)であることを紹介した上で、清水エスパルス移籍で給料が2倍以上になると報じている。

 ピカチュウ本人は6日にブラジルメディア『OLIBERAL』のインタビューに応じた際、清水エスパルス移籍の可能性を質問されたものの、否定することなく明言を避けている。

 どうなのかね。そりゃあ、強力な新戦力が加わってくれれば嬉しいが、近年の清水の場合、戦力を乱獲しすぎて、活用しきれていない印象が強い。今の清水は戦力の頭数が足りないわけではなく、むしろ戦い方を構築するのが急務であり、そんな中での新戦力の獲得が果たしてプラスとして働くのか…。仮にピカチュウが実力者で力を発揮してくれても、なぜかその分、他の選手が怪我をしたり不調になったりして、プラマイゼロというのが清水のパターンだし。

 まあ、一応、交渉の行方を見守り、期待もすることにするか。以下では目に留まった動画を貼っておく。

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 現在の清水のFWの顔触れが上掲のとおり。サンタナはチーム得点王。オセフンはデビュー早々にリーグ戦でゴール。ジュニアはルヴァンで初得点。ディサロは天皇杯でハットトリック。後藤は辛うじてエリートリーグで得点。FW登録ではないが、鈴木唯人、コロリ、中山、大悟、神谷といったアタッカーたちも、リーグ戦やルヴァンで点をとっている。

 あれ、カルリーニョスは? 北川はまだ試合出場がないから仕方ないとして、カルリは? FWの中では10番だけが公式戦無得点という状況である。

 今季のカルリも怪我で出遅れ、試合にチラホラ絡むようになっても、どうも試合勘が鈍っており、決定機を外す姿が見られた。セレッソ戦でも、オープンな展開の中で投入されたわけで、以前のカルリなら大きな仕事をやってくれそうな状況だったが、これといった見せ場なし。「試合勘」って、そんなに長く、鈍り続けるものなのだろうか…。

 カルリのゴールが見たい。そんなことを言うと、つい、♬名波のゴールが見たいという敵軍のチャントを思い出してしまうが(笑)、ここはあえて皆で唱和しよう。♬カルリのゴールが見たい。見たいぞ。

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 宮本航汰は、一昨年レンタルから復帰し、特にロティーナ体制で出場機会が急激に増えた。しかし、2021年夏に松岡、ホナウドが加入すると、ボランチのポジション争いが激しくなり、同シーズン後半はベンチにも入れないことが増えた。

 しかし、今シーズンに入り、再び盛り返し、平岡、リカルド両監督の下で、起用され続けている。他のボランチ候補が怪我がちなこともあって、宮本がボランチの軸のようになっている。

 プレー振りも、今年に入ってだいぶ変わってきた印象がある。以前は、確かにポジショニングや守備範囲は優れているが、「いるだけ」という印象もあった。ボールが自分のところに来ても、バックパス一択という感じだった。それが、最近ではアグレッシブにボールを狩ったり、前を向いてボールをちらしたり、攻撃参加でゴール前まで顔を出すことが増えている。

 観ているサポたちも、昨年くらいまでは「なぜ宮本?」という雰囲気があったが、最近は「宮本、イイね!」という感じに変わってきた。

 セレッソ戦では、終盤オープンな展開になって、宮本の展開力次第ではゴールに迫れそうな場面もあったが、そこのプレーがまだ物足りない感じだった。思うに、得点に直結する働き、勝利への明確な貢献ができれば、宮本はさらに一皮むけて、押しも押されもしない清水のボランチ第一人者になれそうな予感がする。あと一つ、突き抜けてほしい。

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 福岡戦で、所長はバックスタンドに座っていたのだが、「VIP席に北川がいるらしい」という噂が流れていた。角度的に、見えなかったけれど。J復帰がささやかれ、清水が濃厚という話も出ていたが、昨日19日、清水への完全移籍が正式に発表になった。

 清水からの欧州移籍組には、岡崎パターン(長く活躍)と、大前パターン(まったく爪痕を残せずすぐに出戻り)があるわけだが、北川は後者だったか。横井庄一さんなら、「恥ずかしながら帰って参りました」とコメントするところだろう。

 サポとしても、嬉しさ半分、残念さ半分といったところだろう。

 2018~2019年の上り調子の北川を見てきた我々としては、もうちょっと欧州でもやるものと思ってたけどな。一時は南野あたりと横一線という雰囲気だったが、あれはあくまでもドウグラスという相棒がいての開花だったのか?

 もうすぐ鈴木唯人が海外移籍という見方もあるので、北川が加わってくれれば、戦力低下の不安はある程度解消される。タイプは違うが、得点というところだけを比べれば、北川の方が計算できるかもしれない。ウィーンの不遇の時代に、錆び付いてなければ、の話ではあるが。

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 AFC U23アジアカップに臨んでいるU21日本代表は、一昨日15日、地元ウズベキスタンに敗れて、決勝進出を逃した。後半途中までは、シュート数は相手の方が多いものの、ウズベキスタンにも決定機があったわけではなく、そんなに劣勢という感じでもなかった。しかし、後半途中から、日本側に守備陣形の乱れや危ないパスミスが多くなり、そこをウズベキスタンに突かれて2失点、駄目な時の清水みたいな感じで0:2で敗れた。

 この試合、鈴木唯人も、松岡も、先発出場。当然、決勝まで行ってほしいと思いながら観ていたが、負けた時には、「ああ、残念だけど、これで唯人も松岡も清水に帰れる。新たなチーム作りを進めている最中なので、早目にリカルド清水に合流できることになったのは、悪くないだろう」と受け止めた。

 しかし、この大会での日本の戦いはまだ終わっておらず、18日(土)にオーストラリアとの三位決定戦があるというじゃありませんか。ワールドカップですら、「三位決定戦は罰ゲーム。あんなものは不要だ」という議論がある。増してや、AFC U23アジアカップで三決があるというのは、限りなく罰ゲーム感が強い。唯人や松岡がどう思っているかは知らないが、個人的には、もうクラブに返してくれないかという気持ちを禁じ得ない。

 松岡はこの大会で出たり出なかったりのようだが、唯人はほぼ出ずっぱりのはず。中2日の三決でも酷使されるようなことがなければいいのだが。いずれにしても、2人が清水で出場可能な状態になるのは、来週末だろう。


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