エスパルス研究所

清水エスパルスの躍進と新スタジアム建設に向けた考察

カテゴリ:エスパルス > オレンジ戦士

Aigle

 報道によれば、ブラジル人ボランチのホナウドに続いて、コソボ代表コロリの獲得も本決まりのようだ。

 コロリは、国籍(?)およびナショナルチームはコソボだけど、生まれはスイスである。プレーヤーとしての期待は当然だが、個人的にはヨーロッパ事情的な観点からも、興味がある。

 コロリのように、ルーツはコソボ(民族的にはアルバニア人)だが、スイス生まれで、西ヨーロッパでプレーしたりしていると、ナショナルチームに関して数種類の選択肢があり、どれを選ぶかというのが、かなり本人の選択次第ということになる。彼は、両親の祖国をナショナルチームに選んだわけだが、スイス代表よりも入りやすいという考慮があったのかもしれない。

 もう一つ気になるのは、コロリは何語を話す人なのか?ということだ。調べてみたら、彼が生まれたのはスイスの中でも西寄りでフランス国境に近いAigle(アイグル?)といいう村であり、我々が思い描くようなアルプスの少女ハイジの世界だったようである(上掲写真参照)。このAigleという村は、フランス語圏である。たぶんコロリは、家庭内ではアルバニア語、外ではフランス語といった育ち方をしたのではないか。ちなみに、彼のツイッターを見ると、フランス語のつぶやきがちらほらと見られ、第一言語はフランス語ではないかという気がする。

 ただ、彼が最近までプレーしていたチューリッヒは、スイスの中でも北東部で、ドイツ語圏である。ドイツ語も簡単な会話くらいはできるかと想像する。

 まあ、なんだかんだで、清水での意思疎通は、英語になるのかな。アルバニア語はもちろん、フランス語やドイツ語の通訳をわざわざつけることはないような気がする。

 カルリーニョスもスイスリーグのFCルガーノでプレーしていたから、対戦したこともあるだろうし、その点ではコロリと話が合うかな? ちなみにルガーノはイタリア語圏のようだが。


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 昨日の続き。今季これまでの「出場ポイント」で、残念ながら今のところBクラスとなっている選手たちのデータだ。

 と言っても、選手ごとの境遇は、大きく異なる。片山、原がBクラスになっているのは、誰が見ても明らかなとおり、能力の問題ではなく、負傷で離脱していた時期があったからである。はっきり言って、現段階のロティーナ清水は、片山とはらてるのチームと言っても過言でない。そのくらい、今季新加入の2人は、なくてはならない存在になっており、戦術理解度の高さがその鍵だろう。

 上表を見ると、中村、エウシーニョが同じタイミングで離脱してしまったことが確認できるが、怪我ばっかりはしょうがない。中村は攻守のリンクマン、エウシーニョは鬼キープに定評があり、両者が同時に欠けることで、それでなくても低い清水のボール支配率がますます低下したことは、間違いない。まあ、両者の全治期間からすれば、8月には合流してくれるのではないか。

 その一方、怪我とは関係なく、急激に出場機会を減らしているのが、後藤である。開幕戦のセンセーショナルな逆転弾もあり、上表の通り、ルヴァン第5節ホーム仙台戦まではむしろロティーナに重用されていたのだが、最近は完全にカップ戦要員と化してしまった。まあ、確かに開幕戦を除くと大活躍したという印象はないが、それにしてもある時点からパッタリ使われなくなり、サポとしては戸惑いを覚えるところである。

 これまでの清水には、後半途中に投入して期待できるアタッカーが見当たらなかったが、最近、指宿、滝がそうした役回りを果たし、期待感を高めているのは、結構なことである。早く2人のリーグ戦ゴールが見たい。

 今季一度もベンチ入りがなく、ゆえにこの表にも登場しない成岡は、J2相模原への育成型期限付き移籍が発表された。ロティーナのちびっこ冷遇疑惑(?)もあり、清水でまったく出番がない以上、外に出て出場機会を積むのは良いことだ。その一方、「レンタル先も見付からないのかな」などと考えてしまい、不憫に思える選手もいるような…。

 井林も清水で第一歩を刻んだし、新外国人も来日するみたいだし、そのあたりの新戦力にも期待だな。

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 今季、清水の公式戦における選手の出場状況に、勝手に「出場ポイント」というのを設定して、ランキングをお届けしている。現在、リーグ戦は休止中なので、ここで改めてここまでの出場ポイントを整理しておくことにする。

 以前もご説明申し上げたとおり、◎が先発出場、〇が途中出場、△がベンチ入りしたけど出場なし、×がベンチ入りせず。カップ戦よりもリーグ戦の方が重要性が高いので、リーグ戦のポイントを2倍にしている。ゆえに、リーグ戦は◎が6pt、〇が4pt、△が2pt、×が0pt、ルヴァン・天皇杯は◎が3pt、〇が2pt、△が1pt、×が0ポイントとし、ポイントを集計して順位付けしている。ただし、ルヴァンのプレーオフは重要度が高かったので、今回プレーオフの2試合はポイントを1.5倍にし、◎が4.5pt、〇が3pt、△が1.5pt、×が0ptとしている。

 この表も、だんだんデカくなり、手に負えなくなってきた。そこで、今回は上位の選手だけ発表し、残りは明日にする。現在までのところ、公式戦に出場した選手が30名おり、上の表はその上位15名をまとめたものである。これらが、コンスタントに試合に絡んでいるプレーヤーたちと言っていいだろう。

 前回このデータをお届けしたのは、天皇杯福山戦の後だったが、それからずいぶんと勢力図が変わった。前回発表時点では、鈴木義則がトップだったのだが、長期の離脱により、出場ポイントは足踏み。

 現在は、ヴァウドがトップで、サンタナがそれを追う格好となっている。ヴァウドは、怪我による長期離脱がなく(フェイスガードをつけていた時期もあったが)、またリーグ戦だけでなくカップ戦にも出ていることから、ポイントをがっつり稼いでいる。

 そして、カップ戦も含めた驚異の連続先発記録を伸ばしているのが、宮本。開幕直後は出遅れたが、このまま行けば、今季最終的に、このランキングを1位でフィニッシュするのではなかろうか。

 ダブルボランチの宮本の相棒候補は、中村、河井、竹内のいずれかということになる。一頃までは河井がファーストチョイスだった感があるが、中村が存在感を高めたところで、中村は無念の負傷離脱。そして、その後は竹内が河井からポジションを奪い返した。専門家の河治良幸さんが最近、「ロティーナ監督は1年目でのインアウトが激しくなりやすい。でも個人的に開幕当初、アウトの可能性が高いかなと思っていた一人が最近フィットして清水を助けていたりするのが興味深い」というのは、竹内のことじゃないかと、勝手に想像している。

 ちなみに、西澤って、最近出場した試合でパフォーマンスが良かったというサポ評価も聞かれたけど、こうやって見ると、リーグ戦で先発出場したのは、第13節横浜FC戦が最後だったんだなあ。あとはベンチ要員およびカップ戦要員ということで...。

 明日の後半に続く。

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30

 個人的な印象では、ロティーナ監督の試合終了後のコメントは、通り一遍の話が多く、あまり面白くないというイメージがある。しかし、川崎戦後のコメントでは、珍しく具体的な話をしていて、おや?と思った。

 (CB井林の評価を訊かれて)全体的なパフォーマンスは良かったと思う。ビルドアップで期待していたように貢献してくれていたし、ディフェンスも良かったと思う。ただ、1失点目は体を使うのが上手い選手に対して、無理にインターセプトに行って入れ替わられた。これは修正していく必要があると思う。私は常にインターセプトを狙うセンターバックは好きではない。というのは、相手に抜くチャンスを与えてしまうから。

 シーズン前から、ロティーナは、ディフェンダーが持ち場を離れてむやみにインターセプトを狙いに行くようなプレーは好まないと、話には聞いていたが、本人の口からはっきりとそのような発言がなされ、なるほど、やっぱりそうだったのかと思ったわけである。

 ただ、問題の川崎戦の1失点目、井林はインターセプトを狙っていたのだろうか? ちょっと前に出たところ、ダミアンに後ろをとられてブロックされ、結果的にダミアンのペナ侵入を許した、といった感じに見えたのだが、どうだろうか? まあ、いずれにしても、そこからほころびが生じて、失点してしまったのは事実だ。ロティーナ戦術を知る男という触れ込みで加入した井林が、監督の意に沿わないプレーをしてしまい、敗因になったのだとしたら、ちぐはぐなことだ。

 センターバックがむやみに敵に食いつくのは正しくないというロティーナ哲学からすれば、徳島戦の2失点目は、どうだったのだろうか? あの場面は、立田が前に食いついた結果として中央の守備が手薄になり、やられてしまった。以前からよく見る光景ではあるけれど。

 今季の清水では、4バックと仮定すると、2人のCBのうち、鈴木義宜が絶対的な軸であり、ヴァウドか立田のどちらかが義宜の相棒を務めるという状態が続いていた。開幕から第8節くらいまではヴァウドが優勢だったが、第10節で立田がレギュラーを奪い返し、第15節で再びヴァウドが先発の座を奪還、しかしルヴァン・プレーオフで義宜が大怪我をしてしまったことで、否応なしにヴァウド・立田のコンビとなっていた。

 そして、ロティーナと相性が良いはずの井林が加入し、CBのレギュラーに割って入る可能性があるだろうなと思っていたが、個人的には井林+ヴァウドになるのかな?と思っていた。言い換えれば、ロティーナ監督の中では、立田よりもヴァウドの信頼度の方が高いのではないかと思っていたわけである。

 しかし、川崎戦で監督が起用したのは、井林と立田のコンビ。ヴァウドより立田のパフォーマンスが現状高いという判断なのか、ヴァウドのコンディションの問題か、井林との相性を考慮したのか、そのあたりは分からない。今後どうなっていくかも、まだ良く分からない。

 川崎戦で井林は、位置取り、サポート、パス出しなどで、良いセンスは見せてくれたと思う。ただ、ロティーナ監督の言うように、1失点目の原因を作ってしまったのだとしたら、もしかしたら信頼が低下してしまったかもしれない。

 原が右SBとしてあまりにも効いているので、原をその位置から動かしたくはないが、もしもヴァウドや立田がピリっとしないようだと、やはり原をCBで使うかということになるかもしれない(特にエウシーニョが復帰したあかつきには)。もちろん、原を含めた3CBも、引き続き有力なオプションだ。

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30

 さすがに、金子翔太の移籍は精神的にこたえたというサポさんは多いだろう。かく言う所長も、心情的にはそうである。

 昨日、「引退後に備えろ!宅建受験、低酸素ジムの経営、投資、プロサッカー選手・鄭大世の副業術」という記事を目にした。記事自体ももちろん興味深かったが、この中で、テセと大前の最近の2ショット写真が出ており、思わず遠い目になってしまった。連続無失点記録を名古屋に奪われた清水にとって、今や残っているJリーグ記録は、「5試合連続アベック得点記録」くらいではないか。そのアベックの2ショット近影を、久し振りに見たからである。

 あのJ2を戦った2016年、テセと大前の2トップで点をとりまくり、しかし大前が町田戦で大怪我をして、その間に台頭したのが金子だった。結局、最終節でも大前に代わって金子が投入され、その金子がテセのクロスから決勝ゴールを奪って、我々はJ1に戻って来たのである。シーズン終了後、金子に地位を追われたかのように、大前はチームを去って行った。そんな人間模様があったのはつい5年前だが、今やその時のイレブンもほとんどが清水を去った。今や、テセが町田のユニを着て、群馬の大前と2ショット写真を撮る。そして、金子までもが清水の地を後にする。つくづく、サッカーのチームというのは儚いもので、時代は移ろうのだと、しみじみと思う。

 しかし、そんな甘えたことは言っていられない。重要なのは、清水エスパルスが強靭になり、躍進することである。はっきり言って所長は、2020年までの在籍選手は、2年くらいでほとんど全部入れ替わると思っている。清水は上位争いに名乗りを上げることを目標にしているはずであり、2020年までの在籍選手がそれに値するかと言えば、怪しいからだ。2020年オフの大型補強はその第一歩であり、今噂されている新外国人を含め、さらに補強が進んでいくだろう。

 既存の在籍選手は、自分の力を証明しなければ、このチームに残れない。清水は、そういう非情な方向に舵を切ろうとしているように思える。心情的に古株選手への思い入れは大きいが、我々はそんなものをかなぐり捨てて、前に進まなければならないのである。

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 先日の大分戦、「選手応援タオル」が配られた。すでに述べたとおり、所長は背番号30・金子翔太だった。王者の旗の時、それを掲げた。金子へのレクイエムのつもりだった。

 個人的には、ここまでロティーナ清水での出番が少ない以上、この夏の移籍はやむを得ないだろうと、覚悟していたわけである。他方、J2、J3で、きわどい順位にいるチームで、金子を欲しいところはいくらでもあるだろうから、「良い形で話がまとまれば」と思っていた。

 ただ、それにしても、磐田というのは意外だった。磐田自体は好調だが、J2優勝および自動昇格をさらに確実なものにするために、あと一駒欲しいという判断だったのだろうか。対する金子は、他のオファーも色々あったのではないかと想像するのだけど、家族のこともあるので、近場を優先したといったところか。

 俗に言う「禁断の移籍」ということになるわけだが、今回の決定、個人的にはまったくOKである。レアルとバルサのようなビッグクラブじゃあるまいし、清水も磐田も、そしてそこに所属する選手も、皆それぞれに生き残るのに必死である。移籍の最適解が隣のクラブにあったのなら、それを活かせばいい。増してや、現時点ではカテゴリーも違うわけだから。金子の磐田での活躍を、心から願う。

 さて、金子が清水の中で、ここ2~3年、出番を失ってきた原因を考えるに、残念ながら、彼がJ1のスペックに合わなくなってきたという現実があると思う。

 元々、金子は体格で劣り、俊敏ではあるが、実は足も遅い。最近目立つようになっているのは、シュートが相手ディフェンダーに簡単にブロックされるシーンである。比べてはなんだが、オルンガだったら右足から左足に持ち替えただけで、相手を揺さぶることができる。ところが、金子は懐が浅いので、大きく切り返したりしても、全然相手を揺さぶれず、シュートブロックの餌食になる。

 ここ2~3年で、Jリーグはフィジカルなリーグになってきたと思う。外国人枠の拡大で、大柄な選手が増えた。また、昨年からだったか、Jリーグはフットボールコンタクトを積極的に許容し、ちょっとくらいの接触では笛を吹かなくなった。これ自体は非常に結構なことだが、小柄なテクニシャンタイプの金子のような選手には、逆風だっただろう。実際、金子が、「ファウルでしょ」とセルフジャッジして、しかしレフェリーには笛を吹いてもらえず、その流れで清水が失点するような場面も見られた。

 金子は、持久力はある方である。しかし、昨年から5人交代制が取り入れられ、金子のように「90分間走れます」という選手よりも、60分でいいから密度の濃いプレーができる選手の方が優先されるようになった。

 金子にとっては、2年連続で、状況的に不利な面があった。というのも、2020年に清水に来たクラモフスキー監督は、マリノス出身だから、金子の主戦場である右サイドハーフ/ウイングに、MVP男・仲川の役割を期待しただろう。2021年に清水に来たロティーナ監督は、セレッソから移って来たから、右サイドハーフに、大ブレーク男・坂元の役割を期待したはずだ。それぞれ日本代表に登り詰めた仲川や坂元のプレー振りを、金子に期待するのは、酷というものだろう。金子はサイドでデュエルを仕掛けて勝ちまくるというタイプではなく、右サイドで金子にボールが渡っても積極的に行けず、バックパスするような場面が多くなってしまった。

 金子が最も輝き、二桁得点を挙げたのは、2018年のヨンソン体制下で、右サイドハーフを務めた時だった。その時の役割は、幅をとって一対一を仕掛けるというよりも、神出鬼没にゴール前に侵入していくというシャドーストライカーに近い形だった。スピードやフィジカルで劣る金子にとって、そうしたステルス的なプレースタイルが一番合っていたのだろう。

 では、現ロティーナ清水で金子にとっての最適ポジションはどこかと言えば、個人的には、現在、鈴木唯人がやっているサンタナの相棒のFWとして、前線のチェース役ではないかと思う。しかし、ロティーナはそのポジションでは金子を使わず、唯人の代役としてはむしろ後藤を使った。金子ではボールを奪った後の推進力がなさすぎるという判断だったのか。

 そんなこんなで、残念ながらJ1のスペックには合わなくなり、清水というチームの状況からも不利な立場になった金子。上掲のYouTubeでのコメントを拝見すると、清水に在籍した1年1年を噛み締めるような、異色の内容となっている。半年間で、ロティーナ監督の構想には入れなかったわけで、よほどのことがない限り、清水復帰は難しいということを、本人も自覚している様子である。

 「よほどのこと」というのは、磐田で5~6点とったという程度では不充分であり、「後半戦の磐田のMVPは金子だった」というくらいの活躍をしないと駄目だろう。清水としても、金子と同じようなポジションには、北九州の大悟や岡山の川本もいるわけで、将来性込みでより若い選手を選択するはずだ。

 専門家の河治良幸さんは、「(金子は)ロティーナ監督の戦術との相性も少なからずあると思うので。本人は合宿で適応しようと頑張ってたけど。磐田の距離感と連動で崩していくスタイルにはマッチしている」とコメントしている。もちろん、清水の未来と金子の未来がずっと重なり合えば、我々にとっても一番幸せだったが、そうでなくなったとしても、金子の未来にエールを送るだけである。

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 天皇杯いわて戦については、試合をフルで観ていない以上、これ以上コメントのしようがないので、リーグ戦の方に話を戻させていただく。

 1:0で勝利した大分戦、原の活躍が鮮烈だった。決勝点をとったこともあるが、何と言っても攻撃参加とクロスの質。

 普段の清水の試合を観ていると、サイドからクロスが上がっても、期待感があるボールは、全体の3分の1くらいに限られ、後はあさっての方向に飛んでいく残念クロスだったりする。それが、原の場合は、ほぼすべて、高さ・速さ・位置・球筋など、絶妙なのである。

 当S研ブログでは以前、ボランチの強度不足にかんがみ、原をボランチに回すのがいいのではないかと提言したが、前言は撤回する。原は右サイドバックに固定したい。個人的には、トリッキーすぎるエウシーニョのプレースタイルがあまり好きでないということもあり、右SBのファーストチョイスは原で行きたい。

 原のプレー振りもパーフェクトというわけではなく、個人的には、ボールの持ち方がディフェンダーとしてはちょっと危なっかしいのではないかと感じることもある。また、クロス対応でかぶってしまい、ファーサイドの敵にやられる場面も、何度か見たような…。

 まあ、いずれにしても、最近の原のプレーを観ていると、「なんでこんな良い選手が清水に来てくれたのだろうか?」などと思えてくる。そして、「果たしていつまで清水にいてくれるのやら…」と、心配になったりしてしまうのである。

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 昨日、大分戦におけるチームの一体感は素晴らしかったということを書いた。

 もう一つ言えば、観客とチームの一体感も素晴らしかった。この試合では、スタジアム内の各所に、「前向きなプレーのミスにはため息ではなく拍手を」といった呼びかけが貼り出されていた。本当にそのとおりだと思う。よく試合中に愚痴やため息を連発したり、選手の悪口をしつこく言い続ける人がいるが、自分たちが醸すそういうネガティブな空気の積み重ねが、チーム自体も弱くしているのかもしれないということを、自覚するべきだ。

 ガンバなどは、遠藤の提唱で、シュートを外した時に観客がため息をつくのではなく、「ウー」という声をあげ、雰囲気を壊さず、逆に「次こそは決める」という空気を作り出すことに成功している。そういう他クラブの良いところは、貪欲に取り入れるべきだ。今回、どなたの発案だったかは知らないが、「前向きなプレーのミスにはため息ではなく拍手を」という呼びかけがなされたことは、素晴らしいGood Jobだった。勝利の何パーセントかは、その賜物だったと思う。

 さて、そのように、チームも、観客も一つになれた大分戦だったが、気になったのは、ベンチ外となっている選手たちの心境である。リーグ戦のメンバーは、だいぶ固定されてきたからだ。

 この日配られた選手の名前と背番号入りのタオル。所長は、30番・金子翔太だった。好きな選手だから全然OKなのだが(というか、清水に好きでない選手は一人もいないが)、「果たしてこのタオルは、来年も掲げることができるのだろうか…」と考えると、少々微妙な気持ちにもなってしまう。

 大分戦では、熱海の被災者支援の募金が行われ、所長が出向いた場所では、後藤などの姿が見られた。もちろん募金活動の先頭に立つのは素晴らしいことだが、サッカー選手である以上、試合当日はユニを着てピッチに立ちたいということに尽きるはずで、本人たちはどんな思いだったか。

 現在控えに甘んじている選手たちが、ロティーナ清水で生き残るために、アピールする機会は、もう本当に限られてきた。その一つ、場合によっては最後の機会になるかもしれないのが、本日の天皇杯・岩手戦ということになる。

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 大雨大変スね。所長も関東から清水に移動できなくて困っているところですが。

 さて、この夏の移籍ウインドウで、清水による獲得の動きとして具体的に名前が挙がっているのは、2人(3人)しかいない。

 一人は、すでに広島からの完全移籍が正式決定し、練習にも合流しているセンターバックの井林章。ファンとして気になるのは、鈴木義則が欠けた後、センターバックの第一人者はヴァウドとして、誰がその相棒を務めるかということだ。個人的な予想としては、立田が横浜FC戦のようなパフォーマンスを続けるのなら、井林がレギュラーを奪う可能性があると見る。

 立田を熱心に擁護するサポさんもおられるが、確かに時折見せる絶妙なロングパスにはうならされることもあるものの、やはり最終ラインとしてはミスが多過ぎる。そのあたりは、義則と比べると、非常に対照的である。義則は、清水に加入してから、致命的なミスは、たぶん3~4回くらいしか犯していないと思う。常に80点くらいのプレーを安定して続けている感じだ。それに対し立田は、下手をすると、1試合で3~4回くらい大きなミスをしたりする。時々120点くらいのプレーも見せるけれど、急に20点くらいのお粗末プレーをしたりするので、見ていてヒヤヒヤする。フォワードだったら1試合に1回でも120点のプレーをして得点すればそれでOKだが、GKやDFは義則のように80点のプレーをコンスタントに続けることが求められる。

 井林は、広島で出場機会を失っていたので、立田に取って代わるほどの力があるのかは、分からない。それでも、ロティーナ戦術を知るというアドバンテージがあることから、立田が安定感を身に着けないと、井林にポジションを奪われる可能性がある。

 恐らく、ディフェンダーの補強は、これで打ち止めだろう。

 問題は、清水のもう一つの補強ポイントであるボランチか。こちらの記事によると、以前から噂されていたブラジル人MFのロナウド(ホナウド、上の写真)の獲得は、本決まりのようである。機械翻訳になるが、記事は以下のように伝えている。

 フラメンゴの選手として最後の日を迎えたロナウドは、木曜日に自身のソーシャルネットワークを使ってクラブに別れを告げた。2015年にクラブに加入したこのMFは、ロジェリオ・セニ監督のメンバーから外れ、日本の清水エスパルスと契約することになった。

 "今日、私を鍛えてくれ、プロとして、一人の人間として成長させてくれたクラブに別れを告げます。ユースチームに加入した2013年以降、フラメンゴが私にしてくれたことすべてに感謝したいと思います。フラメンゴは常に私の家であり、私はいつも感謝しています。監督、コーチ、スタッフ、チームメイト、そして特にファンの皆様、この物語に関わってくださったすべての方々に感謝します。これからも常にクラブを応援しています"

 フルミネンセもロナウドにオファーを出し、ほぼ契約締結にこぎつけたが、日本のクラブのオファーの方が高かった。3月にはクルゼイロもロナウドに興味を示し、フラメンゴとの友好的な契約解除を試みたが、成功しなかった。

 というわけで、清水のロナウド獲得交渉自体は成功したようだが、問題は皆様ご存知のとおり、日本政府がオリ・パラを優先してそれ以外の外国人入国を当面原則禁止しようとしているとされれることである。となると、ロナウドの来日、チーム合流は、一体いつになるのか? 9月とかになるとすると、今季の戦力としての計算はできず、むしろ来季以降に期待するということになってしまう。かと言って、ヘナトも確実にピッチに戻ってきてくれるとも言えない状況であり、結局中村を欠いてボランチの選手層が薄いまま、夏場の戦いに臨まざるを得ない。

 ちなみに、もう一人、以前も取り沙汰された、ブラジル1部のECバイーアに所属するFWジウベルトの獲得にも動いているという情報があるが、どこまで具体的な話なのかは、良く分からない。


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 昨日は、エリートリーグのマリノス戦が行われたということだ。ホームの試合ならYouTube中継でもしてくれただろうが、アウェーということで、中継は無し。メンバーと得点経過くらいしか分からない。大敗を喫したようだ。

 この日にエリートリーグがあるというのは、個人的に、当日になって知った。まあ、同じ横浜なので、前日の横浜FC戦で帯同したけど出場機会がなかったり、出場時間が短かったりする選手も、横浜に一泊して、エリートリーグに出場するのかな?なんて思った。ところが、実際には、横浜FC戦のベンチ入りメンバーは、全員帰静したようであり、エリートリーグにはリーグ戦にかかわれなかった選手たちが名を連ねた。ほぼユースチームであり、それにリーグ戦で出番のない何人かのプロ選手が加わるといった感じだ。

 プロ野球では、一軍と二軍がはっきり分かれ、一軍の試合に出るためには選手登録されなければいけないし、主力選手が怪我でもしたら登録を抹消して二軍で調整する。一軍と二軍は練習場所も違うし、全くの別行動となる。

 それに対し、サッカークラブは、小さな所帯だし、比喩的に「二軍」と言ったりすることはあっても、AチームとBチームは厳然と分かれているわけではなく、同じ場所で同じ指導者の下で過ごすものである。

 しかし、今回のリーグ戦横浜FC戦と、エリートリーグ・マリノス戦で、メンバーがはっきりと区別されたことは、ロティーナ清水ではプロ野球のように、一軍と二軍がかなりはっきり分かれていることを示唆している。

 元々、ロティーナは主力と非主力を明確に区別するタイプと言われていた。シーズンも約半分を消化し、ロティーナが戦力と位置付けている選手と、構想から外れ始めた選手とが、分かれてきたということだろう。もちろん、昨日のエリートリーグ出場組でも、後藤などは、当初ロティーナに結構使われていたわけで、当落線上のプレーヤーもいるとは思うが。

 はっきり言って、昨日のエリートリーグに出場したことは、中堅以上の選手にとっては、かなりの屈辱だろう。おそらく今回も、ロティーナではなく、コーチが指揮をとったはずだし。アタッカーであれば、点をとったくらいではアピールにならず、ハットトリックくらいしないと、ロティーナに報告すら上がらないのではないか。

 ここから這い上がるのは、至難の業かもしれない。半年後、1年後に、彼らは何色のユニを着ているだろうか、などと考えてしまう。せめて来週の天皇杯で暴れてほしいものだ。

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penetrate

 当S研ブログでは、「東京五輪はどうせ中止だ」という前提で綴ってきたのだが、ここに来て、あれ?本当にやるんですね(笑)という雰囲気になってきた。現時点では、開催は前提として、観客の有無・制限についての議論が前面に出ている。

 あくまでも個人的な価値観ということで申し上げれば、もちろんアスリートの皆さんはそれぞれの競技人生を思う存分全うしてほしいと思うが、個人的にオリンピックにはまったく興味がない。サッカー以外にも、野球とか、観るのが好きなスポーツ種目はあるが、五輪というフォーマットに乗っかって楽しむ気には、まったくなれない。いわんや、開会式などまったく観たいと思わず、たとえ10万円もらっても、スタジアムで開会式に立ち会う気になどなれない。さすがにサッカーファンなので、サッカーの試合は観ようと思うけれど、私にとって五輪とはU-24サッカー世界大会(+なでしこちゃん)と同義である。

 以上は、あくまでも私の個人的価値観を申し上げただけであり、他の人に共感してほしいということではない。と同時に、他人の価値観や国家の方針を私に押し付けられても、困る。

 今、私が東京五輪について思っているのは、「決行でも中止でもいいから、とにかくこの夏で終わりにしてくれ。来年への延期だけは勘弁」ということである。来年は、サッカー・ワールドカップがあり、それでなくてもJリーグの日程にしわ寄せが生じるのである。万が一、五輪までもが来年になったら、W杯と五輪のダブルパンチで、Jリーグのカレンダーは、滅茶苦茶になる。それだけはやめてもらいたいというのが、個人的な願いである。

 さて、そんなわけで、「一応サッカーだけは観る」というのが私の五輪スタンスなのだが、U-24サッカー日本代表のメンバーは、本日14:00から発表されるということである。

 かつては滝などもこの年代の代表に絡んだし、昨年在籍した岡崎も候補だったが、それは過去の話。常連だった立田は、今年に入って招集が途絶えた。唯一、原輝綺に可能性があったわけだが、非常にタイミングの悪い負傷により、五輪本番でのメンバーりの可能性は、大きく遠のいた。本来なら、本日、ドキドキしながらメンバー発表を待っていたはずだが、今やすっかり他人事である。

 まあ、ただ、最近招集されていた守備系のプレーヤーの顔触れを見ても、原のユーティリティ性は、一番際立ってるんだけどね。センターバック、左右サイドバック、ボランチを同じレベルでソツなくこなせる選手なんて、原の他には見当たらない。そのユーティリティ性が買われて、最後の最後で大逆転、サプライズ選出なんてことにはならないのだろうか。


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zb

 昨日、清水の現所属選手を、在籍歴の長い順に整理した図をお目にかけた。ただ、出した後に気付いたのだが、今現在、期限付き移籍で他チームに出ている選手も加えた方がいいなと考え直し、ローン中の選手も加えてグラフを作り直した。それが上図である。

 こうやって見ると、GK高木和などは金子と並んで、もはやチームで4番目の古株だ(外に出ている期間が長いとはいえ)。しかし、最近は長崎でも出場機会が減少しているようだし、清水復帰は難しいかな? J2のセカンドキーパー、もしくはJ3のレギュラーキーパーとして、生きる道はあるはずだけど。

 同じGKで言えば、梅田はどうなのかね? 昨年、J1リーグ戦にも多数出場し、面白い持ち味があることは分かったけど、今のところ、トップレベルでバリバリやれる感じは、まだしないかな。昨日の天皇杯こそ出場したようだが、岡山でもっと出場機会が増えるといいのだが。

 大悟、川本は、J2でもしっかり活躍しており、サポの間でも復帰待望論が強い2人だろう。レンタル移籍の成功例として、凱旋してほしいものだ。

 西村は、2020年開幕戦の雄姿などを見ると、今季清水の主力にという期待もあったが、まだ自分を確立し切れていない感じだ。そもそも、ボランチが主戦場と思いきや、センターバックをやったり、センターフォワードをやったりと、ポジションすら定まっていない感がある。こうやって見ると、大悟と並んで、もはや清水在籍歴は9番目に古いわけで、そろそろ「未完の大器」を脱してほしいところだ。

 それにしても、ローン先を見ると、清水は北九州、岡山、長崎としかコネがないのだろうか。

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 サッカーの世界は人の出入りが激しく、清水に限らず、4~5年もすれば顔触れがガラッと入れ替わってしまったりするものである。

 お気付きのとおり、個人的に図を作るのが趣味なのだが(笑)、今回は清水に比較的長く在籍している選手を、上掲のとおりグラフで表してみた。3年もいれば、すっかりお馴染みさんということで、2019年から在籍している選手を対象にした。以下、例によって思い付いたことをつらつらと述べてみる。

  • 最長不倒は竹内(1年間の北九州修業はあったが)。2011年以前はほとんど試合に絡んでいないので印象がなかったが、2009年から清水にいたのか。長谷川健太体制の、唯一の生き証人ということになる。しかし、今シーズンもキャプテンとして迎えながら、ポジションを失うとは本人も思ってもみなかっただろう。
  • 2番目に長いのが河井。彼はレンタルで出ていた時期がないので、連続在籍年数としては、チーム最長。ものすごく派手に活躍はしないが、農耕民族よろしく、ひとところにずっと留まり、コツコツと働くタイプか。
  • 石毛秀樹のキャリアは、山あり谷ありだったねえ。昨年の怪我は完治したはずだが、今季ほぼ出番がないのは、プレースタイルがロティーナ流に合わないのか、はたまた劣化したのか。なにせ、我々がプレーを観る機会自体がないので、良く分からない。
  • もう一人、窮地に陥っているのが、金子。むしろロティーナのサッカーに上手くはまるかもと思っていたのだが。残念ながら、体格無い、スピード無いということでそもそもJ1では厳しいわけだが、今季は焦りからかゴール前の落ち着きも無くなっている。このままでは、石毛ともども、放出候補になる可能性が否めない。
  • 逆に、4年間も下部リーグに放牧に出されながら、ギリギリのところで清水の契約を維持し、ついにオレンジのレギュラーとして今季花開いたのが、宮本である。
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 ロティーナ清水が低迷し、怪我人も多いことから、夏の補強に期待する声が高まっている。

 まあ、確かに、開幕前に「これでもか」と補強をしたつもりで、「2チームできちゃうのでは?」とか、「外国人枠5枠からはみ出しちゃう」とか色々考えていたことが、完全に崩れた状態である。外国人に関して言えば、マテウスは契約解除、ヘナトは長期離脱。日本人新戦力の中でも確かな力を発揮してくれていた鈴木義宜が大怪我で全治不明と来た。他方で、新規・既存とは関係なく、まったく試合に絡めていないとか、徐々に出場機会が減っている選手もいる。現状で、2チームどころか、1チームの編成にも頭を痛め、外国人枠も余っている状態である。

 そんな中、新たなブラジル人ボランチとして、ホナウド(ロナウド)選手の獲得という情報が、かなり信憑性高く伝えられている。先方が清水のインスタをフォローしたとも言われているし、これは恐らく本決まりなのではないか。

 逆に言えば、ヘナトが日本に帰ってくるという発表こそあったものの、かなり長くリハビリが続くということではないだろうか。個人的にも、ヘナトの復帰に期待はするが、計算に入れては駄目という考えである。かくなる上は、ホナウドに一日も早く来日してもらい、チームに溶け込んでほしいと願うばかりだ。

 あとは、噂レベルでは、FW久保裕也やDF塩谷司などの話もあるものの、今のところサポの勝手な願望の域を出ないであろう。

 弱点だったボランチが、ホナウドで目途が立つとするならば、次なる補強ポイントは、アタッカーであろう。現状では、サンタナ一人への負担が大きすぎ、結果的に彼のパフォーマンスもなかなか高まらない。

 たとえば、サンタナを60分か70分くらいまでマックスでプレーさせ、途中から互換タイプのFWが出てくると、だいぶ余裕ができるはずである。ただ、その役目は指宿でもいいような気がするのだが、指宿はコンスタントに起用されておらず、本人のコンディションがどうなのか、監督はどう位置付けているのかが、イマイチ分からない。指宿が駄目という結論なら、サンタナの互換バックアッパーは必要だろう。

 他方、来年夏からオフサイドルールが変わると言われており、もしかしたら今後、ディフェンスラインの裏をスピードで抜けられるようなアタッカーの重要性が高まるかもしれない。今の清水では、中山やカルリーニョスはまあまあスピードがあるが、永井謙佑や前田大然のような典型的な韋駄天タイプが見当たらない。今のうちに、そういうスピードスターを確保しておくという考え方も、あるのではないか。

 まあ、予算にも限りがあることだし、この夏の補強は、ホナウドと、せいぜいあと1人くらいかな。それに、新規の補強があれば、放出もあるだろう。

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 水曜の天皇杯・福山戦。原輝綺が出場したのにも驚いたし、90分間プレーしたのにも驚いたし、決勝ゴールを決めたのにはもっと驚いた。

 今回は、システムが3バックで、原は右センターバックとしての出場だった。しかし、原がセンターバックをやると、サイドバック的な持ち味が出る。また、ロティーナ清水は一頃、4バックの一角である右サイドバックがビルドアップの時にボランチの位置に入るということをよくやっていたが(左サイドバックが落ちて3バックになる)、福島戦では3バックにもかかわらずビルドアップ時に原がボランチの位置をとり、2センターバックで守るということもやっていた(カテが下の福山だからそういう守り方もできたのだろう)。要するに、原がいると、システムや人繰りのバリエーションが増え、監督としては選択肢が増えるということだろう。

 鈴木義宜の長期離脱で、絶望的な気持ちになっていたが、はらてるがこんな元気な姿を見せ、いきなり活躍してくれたとなると、ちょっと気分も変わってくる。義宜とはらてるとはタイプが違うので、単純なプラマイゼロというわけにはいかないが、痛手の何割かは軽減されそうだ。

 てか、はらてる、水曜日にあんなに元気にプレーできたのなら、ルヴァン・プレーオフの鹿島戦にも(少なくとも日曜日の2レグには)出場できたのではなかったのか、なんて思えてくる。コンディション面だけから言えば、今からでも、五輪も間に合うのでは? 逆に言うと、清水は彼をオリンピックにとられないように、ぎりぎりまで温存していたのかなどと、そんな勘繰りをしたくなるくらい、とにかく水曜のはらてるは頼もしかった。

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 ルヴァン鹿島戦で重傷を負った中村慶太と鈴木義宜の診断結果が昨日発表され、中村は左膝内側側副靱帯損傷で全治までは6週間を要する見込み、義宜に至っては頭蓋骨骨折で「全治未定」ということである。

 本当に、何でこんなことになるのか。あんな、何でもないクロスを一つ跳ね返すだけで、なぜこれほどまでの犠牲を払わなくてはいけないのか。天は我が軍を見放したのか? まったく信じられない思いである。

 サッカーの接触プレーで脳震盪や鼻骨折というのはよくある話だけど、頭蓋骨骨折などという衝撃的な発表は、ほとんど聞いた記憶がない。普通であれば「早く戻ってきてくれ」と願うところだが、もうそんな次元ではなく、障害など残らず、いつかまた元気な姿を見せてくれれば、それでいいという、ただただそんな気持ちである。。

 それにしても、チームにとっては、これは本当に痛すぎる。個人的に、今季ロティーナ体制になって、勝てない時期が続いても、「まあ、このチームが、崩壊することはないだろう。ただし、義宜や権田が大きな怪我に見舞われ、長期離脱でもしたら、話は別だが……」と考えていた。そのまさかが、本当に起きてしまうとは。プロ入り以来、ほぼフル出場に近いような鉄人ぶりだった義宜が、よりによって、清水に来て、さあこれからという大事な時期に、いなくなってしまうとは。

 たぶん、GKが権田から永井に代わることによる戦力ダウンよりも、義宜が一人いなくなる戦力ダウンの方が、大きいだろう。それほど、替えの利かない、一番いなくなってもらっては困る人を、おそらく数ヵ月単位で、欠くことになる。


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 趣味で作っている選手の出場状況の表を、また更新したので、お目にかける。ただし、今回はポイントを合計する余裕がなかったので、単に○×を伸ばしただけであり、順番は前回のままとなっている。

 最近の試合で最も顕著なのは、宮本の株が激上がりしていることである。当初は、「消去法的に起用されているだけなのかな?」なんて思いながら見ていたが、今や押しも押されぬ、ボランチの軸である。何しろ、ルヴァンも含めた連続先発出場を、13まで伸ばしている。プレー振りが地味だし、パスミスもかなり多いので、我々にはイマイチ良さが分からないところがあるが、ロティーナに言わせるとポジショニングが素晴らしいそうだ。ロティーナは本当に立ち位置重視の人なんだなと、改めて感じる。

 そして、宮本の相棒は河井で確定かと思われたが、札幌戦では今季初めて出番無し、東京戦でも途中出場となった。代わって、中村がこの2試合で先発出場。これをどう解釈すべきか? もともと、指揮官の中の序列では中村の方が高かったが、コンディションの問題があり出場機会が伸びず、ようやく中村の調子が上がってきたので、本来のチョイスに戻したのか? それとも、攻撃のテコ入れのために、ドリブルや長短パスでアクセントをつけられる中村を起用したのか? 東京戦がハマったことを考えると、しばらく宮本・中村コンビで行くのかもしれない。

 キャプテン竹内は、エリートリーグで負った怪我が予想外に重かったのか、まったく音沙汰がない。しかし、今の状況では、たとえ怪我が癒えても、出番は少なそうだ。また、昨年までの救世主的存在だったヘナトは、宮本とは真逆のタイプであり、ロティーナが求めるボランチ像とは違うのかもしれない。予想がめったに当たらない当S研ブログだが、ボランチの序列に関しては、開幕前に述べた展望が、案外良い線を行っていたようだ。

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 ここに来て、片山の存在感が、再びクローズアップされている。先日ご紹介した河治良幸さんと元川悦子さんの対談の中でも、清水が4月以降失速したのは、片山の離脱が大きかった旨が指摘されていた。個人的には「ホントかいな? 一人抜けただけで、そんなに崩れる?」と半信半疑だったのだが、東京戦後にロティーナ監督が次のように発言しているのを聞いて、ああ本当にキーマンなのだなと実感した。

 (片山選手を右サイドに起用した理由は?)瑛一はC大阪時代から一緒にプレーしている選手だが、複数のポジションでプレーでき、また高いレベルでプレーできる。この前の試合はセンターバックだったが、今日はウイングでプレーした。右でも左でもポリバレンテに、高いパフォーマンスでプレーできる選手なので、我々にとって瑛一がいない2ヶ月は複数のポジションで選手を失うような感覚だった。
 起用した意図は、彼の特徴があのポジションで必要になると思って起用した。彼があのポジションに入ると、エリアに入ってチアゴ(サンタナ)の近くで存在感を出せる。

 そこで所長は、FC東京戦を、主に片山のプレーに神経を集中して、DAZNで再び観てみたのである。よく、「久保建英専用カメラ」みたいな企画があるが、それを自分の意識を片山に全集中してやってみたわけである。

 残念ながら、所長には戦術リテラシーがないので(笑)、正直言うと、片山専用脳内カメラで改めて観ても、専門的なことは良く分からなかった。ただ、片山が常に首を振っており、相手の動きに合わせて、自分の立ち位置を修正しているということは、確認できた。

 あと、今季の清水の基本布陣として、中山が右サイドハーフの4-4-2でも、敵陣でプレスをかける時には、中山がかなり高い位置まで上がって、4-3-3のような形になると思う(自陣に攻め込まれると中山が下がって4-4-2に戻る)。東京戦の片山の場合には、むしろ下がり目の位置でバランスをとることが多かったと感じた。エウシーニョが最前線まで攻め上がって戻りが遅れるような場面で、片山が右SBのスペースをスッと埋めるあたりは、さすがは本職のSBという気がした。

 一つ気がかりなのは、片山の存在感が大きいことは確認できたとして、東京戦でフル出場した片山が、中3日でマリノス戦に万全の状態で出場できるのか、さらに言えば、再び故障などしないかということだ。まあ、ルヴァンを含め、ここから3試合ほどの過密日程を乗り切れば、リーグも中断するし、今後は基本的に週1のペースになるはずだから、あと一頑張りではあるんだけどね。


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 横浜FC戦の、痛恨の失点。そもそも、フリーキックに繋がった河井のプレーはファウルじゃないだろと思う。くしくも、福岡戦で終盤に同点弾を浴びた場面で、そもそもヴァウドのプレーはファウルじゃなかっただろというのと、重なるところがある。

 いずれにしても、それが横浜FCのフリーキックになってしまったわけだが、それを直接決められた。「ゴラッソだから、あれはしょうがない」と、GK権田を擁護する声も多い。

 ただ、当S研ブログでも、これまでは権田を称賛することが多かったが、そろそろ彼を特別扱いしたり、神格化し過ぎるのは良くないと思い始めた。横浜FC戦の失点は、完全なGKのミスだと思う。

 あの場面、フリーキックは、それほど危険な場所ではなかった。常識通り、壁を2~3人立てておけば、普通に防げただろう。しかし、権田は中央で敵の長身選手に合わされることの方を警戒して、当初壁に2人立っていたところを1人に減らす指示を出し、中央の守備を厚くすることを選択したらしい。

 壁を1人にしたということは、敵が直接ゴールマウスを狙ってきたら、それを自分が全部止めるという自信があったからだろう。そう選択した以上は、実際に止めてくれなければ困る。逆に言えば、手塚は壁が1枚と手薄だったからこそ、あのコースに直接狙うことを考えたのかもしれない。弁解の余地はない。明らかにGKの失敗である。

 普通のチーム状態なら、権田も常識的に壁に2~3人立てる選択をしたのかもしれない。しかし、リーグ戦で勝てておらず、ホームでは未勝利。それゆえに権田は、「ここは自分の力でピンチを救わなければ。直接なら自分が止めてやる」と功を焦り、壁を少なくしたのではないか。だとすれば、現在の権田は、平常心でプレーできていないことになる。

 権田が清水の中で(というか日本全体の中で)総合的に最も能力の高いGKであることは間違いない。ただ、チームが上手く行っていない時に、一つの劇薬として、GKを代えるという方法がある。身近な例で言えば、ゴトビ氏はそういうことをよくやった(たとえGKに責任がなくても)。もしも権田がリーグ戦の先発から外されれば、「このチームでは、たとえ日本代表でも、先発の座は保証されてないんだな」「それだけ、チームが危機的状況なんだな」という緊張感が、チーム内に浸透するだろう。

 とはいえ、その荒療治が失敗に終わると、チームはさらに迷走の度合いを深めるだろうから、実際にはやらないと思うが。

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 それにしても、なぜ清水のストライカーたちのシュートは入らないのか。主な傾向をちょっと考えてみた。

  • サンタナ:フリーなのにGKの正面にシュートを打ってしまう。そして、サンタナが決定機を逃すと、その試合は必ず悲劇的な結末を迎える。
  • 鈴木唯人:華麗に抜き去るところまではいいが、シュートがだいたい枠外に逸れる。
  • 中山:置きに行くような弱いシュートが多く、それでも枠外に外れることもある。
  • 後藤:シュートは意外と良いコースに飛ぶが、なぜかGKに反応される。モーションなどが分かりやすいのか?
  • 金子:DFにブロックされ、ゴールを脅かすシュートにならない。
  • 西澤:そもそもあまり打たない(悩みながらプレーしているように見える)。
  • 指宿:リーグ戦の出場機会がほとんど与えられない。
  • カルリーニョス:負傷で不在。

 こんな感じで、合ってる?

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