エスパルス研究所

清水エスパルスの躍進と新スタジアム建設に向けた考察

カテゴリ:エスパルス > 走行距離・出場ポイント選手権

2022b

 昨日に引き続き、出場ポイント選手権のBクラス16名を発表する。なお、加藤とヘナトはポイントがゼロだったので、表には未掲載となっている。

 毎度申し上げるとおり、Bクラスのプレーヤーたちには、それぞれ異なる状況がある。レギュラーではないが、バックアッパーとして貴重な大久保。主力クラスではあるが、怪我による不在が長い西澤、ホナウド、後藤、ヴァウド。怪我はないはずだが、実力的に主力に食い込めない滝、岸本、井林。

 そして、ディサロ、ジュニア、菊地、千葉、加藤らは、修行の旅に出ることになった。

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2022a

 当S研独自の企画として、「出場ポイント選手権」というのがある。改めて説明すれば、◎が先発出場、〇が途中出場、△がベンチ入りしたけど出場なし。カップ戦よりもリーグ戦の方が重要性が高いので、リーグ戦のポイントを2倍にしている。ゆえに、リーグ戦は◎が6pt、〇が4pt、△が2pt、ルヴァン・天皇杯は◎が3pt、〇が2pt、△が1ptポイントとし、ポイントを集計して順位付けしている。

 それで、ゼ・リカルド監督が就任してからだいぶ試合も消化したので、皆さん大嫌い浦和戦までの出場状況を反映した最新版を作成してみた。本日はまずAクラスの17人を紹介する。なお、上表では、「リカルド以降」を示すため、周南戦と福岡戦の間を二重線で区切ってみた。

 結論から言うと、平岡体制からリカルド体制に代わり、選手起用の方針に大きな変化は生じていない。「愛弟子のホナウドを重用か?」なんて見方があったわけだが、今のところブラジル人重視とか、そういう傾向は見て取れない。リカルド監督は、それまでのサッカーをある程度踏襲しながらやっていくと発言していたが、選手起用も概ね踏襲していると言えそうである。

 というよりも、怪我人も出ているため、起用できる選手の選択肢が限られると言った方が現実に近いのかもしれない。たとえば、鈴木唯人と中山克広はリカルド体制になってから一度もベンチ入りしていないが、それはアンダー代表活動と怪我によるものであり、監督の好みとは関係ない。

 北川、ピカチュウ、乾と楽しみな新戦力が加入し、これでようやく監督に「選ぶ悩み」が出てくるのかもしれない。

 出場ポイント選手権の途中経過では、相変わらず鉄人・山原が首位を快走しており、義宜、権田、神谷などと続く。これらのテッパンメンバーのうちの誰かが、コロナ感染などということになったら、清水は詰んでしまうわけだが、そのあたりは大丈夫か?


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2022b

 昨日に続き、チームが再スタートを切ったということで、選手たちの新たな競争に注目すべく、出場ポイント選手権の続きをお届けする。昨日のAクラス18人に続き、本日はBクラス17人である。

 Bクラスは、怪我による離脱でポイントが伸びていないか、実力的にレギュラー争いに食い込めていないか、若手ゆえまだ出場機会を掴めていないか、そのどれかだろう(ヘナトだけは唯一「謎」枠)。

 すでに人の出入りもあり、千葉と加藤は修行の旅に出た。

 それでも、大悟、ジュニア、成岡、菊地と、ぜひ頑張ってほしい若手は、まだまだいる。新監督に猛アピールして、ポジション争いを劇化させてほしい。

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2022a

 そんなわけで、ゼリカルド新監督の下で再スタートを切った我らが清水。選手の競争も、横一線でリスタートということになる。新監督のお眼鏡にさえかなえば、ジュニアがサンタナのポジションを奪うことも夢じゃない(?)。

 平岡監督のユース贔屓疑惑があったが、これからはブラジル人贔屓に変わるのかな。特にかつての愛弟子、ホナウドが重用されるとか。ただ、何しろ、監督がどういうサッカーをやろうとしているのか、システムはどうなのか、まだ全然分からないので、人選についても想像がつかない。序列にあんまり大きな変動は無しか。

 いずれにしても、これから繰り広げられるであろうポジション争いの観戦ガイドとして、いつもお届けしている出場ポイント選手権の最新版を、上掲のとおりお目にかける。

 説明すれば、◎が先発出場、〇が途中出場、△がベンチ入りしたけど出場なし(去年まではベンチ入りせずを×で表示していたが、単に空欄にした)。カップ戦よりもリーグ戦の方が重要性が高いので、リーグ戦のポイントを2倍にしている。ゆえに、リーグ戦は◎が6pt、〇が4pt、△が2pt、ルヴァン・天皇杯は◎が3pt、〇が2pt、△が1ptポイントとし、ポイントを集計して順位付けしている。選手が全部で35人いるので、今日はAクラスの18人のみ発表する。残りの17人はまた明日。

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ap2

 というわけで、昨日は出場ポイント選手権のAクラス17人を発表した。今日はBクラスの18人を取り上げる。作るのが大変だから、小出しにしないと。

 さて、大まかな流れを言うと、今季の清水はとにかくアタッカーの怪我による出遅れが目立ち、結果的にそれで若手にもチャンスが回ってきた。しかし、サンタナ、カルリが復帰し、オセフンも加わったということで、カップ戦を含めて若手の出場はだんだん減ってきた。

 現時点で、ベンチ入りすらもまだ一回もないのが、ヘナトと、加藤ゴリ。コンディションが謎のヘナトはともかく、加藤の勇姿は早く見たいものだ。


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ap1

 当S研独自の企画として、昨年から始めた「出場ポイント選手権」というのがある。今年はとにかく仕事が忙しくて、できずにいたのだが、今日ちょっと手が空いたので、今季ここまでの成績をまとめたみた。

 説明すれば、◎が先発出場、〇が途中出場、△がベンチ入りしたけど出場なし(去年まではベンチ入りせずを×で表示していたが、単に空欄にした)。カップ戦よりもリーグ戦の方が重要性が高いので、リーグ戦のポイントを2倍にしている。ゆえに、リーグ戦は◎が6pt、〇が4pt、△が2pt、ルヴァン・天皇杯は◎が3pt、〇が2pt、△が1ptポイントとし、ポイントを集計して順位付けしている。

 選手が全部で35人いるので、今日はAクラスの17人のみ発表する。残りの18人はまた明日。

 今季ここまでの出場ポイント選手権では、山原と鈴木義宜が同点で首位に立ち、それを鈴木唯人、権田、中山らが追う展開となっている。「山原の稼働率やたら高いな」とは感じていたが、それが数字で裏付けられた。今季は権田もカップ戦に絡んでいるのがミソ。中山は途中交代を含め、唯一、全試合に出場している。

 白崎がサイドハーフに移り、2枠のボランチはホナウドと宮本がポジションを奪いつつあり、竹内の出場機会が激減。大悟は怪我か?

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2021a

 というわけで、昨日に引き続き、出場ポイント選手権のAクラスを発表する。

 金メダルに輝いたのは、信頼と実績のチアゴサンタナだった。おめでとうございます。銀がヴァウド、銅が権田と続いた。

 周知のとおり、権田は唯一、リーグ戦フル出場だったが、カップ戦は全休。サンタナとヴァウドはカップ戦にも出ている分、トータルの出場ポイントでは権田よりも上を行った。そして、ヴァウドがずっと首位を走っていたわけだが、札幌戦の愚行による退場、次節の出場停止、次々節の先発見送りにより、サンタナにトップを譲った。

 鈴木唯人は、ため息を誘った数も多かったが、なんだかんだで、シーズンを通して攻撃を牽引してくれた。あとは決めるべきところをもごもご

 片山と原は、負傷離脱した時期こそあったものの、復帰して以降の稼働率の高さは、えげつないものがある。原などは最後は足がパンクしそうで痛々しかった。あのあたりの負担を少しでも立田がもごもご

 夏の新規加入選手が、終盤に故障したことにより、残留をかけた終盤の戦いは、否応なしに既存選手が中心となった。それがまた、サポたちの心を揺さぶったところがあった。

 そうした中、古株中の古株である河井が、最後の方はほぼ音信不通になってしまったのが、気になるところである。近く悲しいお別れがなければいいが。

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2021b

 当S研独自の企画として、今シーズンずっと、「出場ポイント選手権」というのをやってきた。シーズンも終了したということで、最終的な結果発表と行きたい。

 改めて説明すれば、◎が先発出場、〇が途中出場、△がベンチ入りしたけど出場なし、×がベンチ入りせず。カップ戦よりもリーグ戦の方が重要性が高いので、リーグ戦のポイントを2倍にしている。ゆえに、リーグ戦は◎が6pt、〇が4pt、△が2pt、×が0pt、ルヴァン・天皇杯は◎が3pt、〇が2pt、△が1pt、×が0ポイントとし、ポイントを集計して順位付けしている。ただし、ルヴァンのプレーオフは重要度が高かったので、今回プレーオフの2試合はポイントを1.5倍にし、◎が4.5pt、〇が3pt、△が1.5pt、×が0ptとしている。

 今季、清水の公式戦に出場した選手は36人おり、まず今日のところは、下半分から発表することにする。ただ、表が縦長になりすぎて、もはや何だか分からないね。昔、マッチデープログラムにこういうデータが載ってたような気がするが、今はこういう形ではないのかな?

 さて、下半分は、言わば残念組ということになるが、夏に出ていった選手、逆に夏に入ってきた選手、怪我で長期離脱した選手、これからの若手など、状況は人それぞれである。

 そうした中、控えGKゆえに、ポイントは伸び悩んだが、Bクラスでトップなのは永井である。実は、ベンチ入りした試合というのは、チーム全体の中で永井が一番多く(1試合休んだだけ)、陰の貢献度は大であった。

 気になるのは、夏に新規加入した5人は、途中までは順調に出場機会を重ねながら、結局、松岡を除いて、シーズン終盤に全員怪我で離脱してしまったことである。このあたり、チームとしてのマネジメントがどうだったのかと、気になる。

 実績があり、大きな怪我はないのに、不発に終わったのが、指宿だったなあ。

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b

 昨日に引き続き、出場ポイント選手権の続きであり、本日はBクラスの18人をお目にかける。

 ただ、Bクラスと言っても、状況は様々であり、夏の移籍で入ったのでまだポイントがそこまで積み上がっていない選手、長期離脱していた選手、すでにチームを去った選手、「これから」の若手選手などが混在している。

 以前も申し上げたかと思うが、もしもロティーナ体制が継続していたら、金子などは清水退団が既定路線で、それは石毛にしても同じだっただろう。しかし、ロティーナ退任で、またちょっと事情が変わってきたかもしれない。ロティーナ戦術には合わなかったが、監督が代わればまた輝ける可能性もあるかもしれないからだ。

 今季の清水、J2に放牧に出している選手が、そこそこ活躍している印象がある。金子は磐田の選手層ゆえに大活躍とは行かないが、岡山の石毛や北九州の大悟はエース級の働きをしており、一頃までは川本も存在感が大きかった。梅田、西村なども、少なくともJ2では主力級のプレーを見せている。

 来季の編成については、J1かJ2かで大きく変わってくるわけだが、J2レンタル組の去就は大いに気になるところである。

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2021-1

 今季のお楽しみ企画としてお届けしている「出場ポイント選手権」。その途中経過をお伝えするのは、今回が恐らく最後であろう。後は、シーズン終了後に、最終結果をお届けすることになるはずである。

 改めて説明すれば、◎が先発出場、〇が途中出場、△がベンチ入りしたけど出場なし、×がベンチ入りせず。カップ戦よりもリーグ戦の方が重要性が高いので、リーグ戦のポイントを2倍にしている。ゆえに、リーグ戦は◎が6pt、〇が4pt、△が2pt、×が0pt、ルヴァン・天皇杯は◎が3pt、〇が2pt、△が1pt、×が0ポイントとし、ポイントを集計して順位付けしている。ただし、ルヴァンのプレーオフは重要度が高かったので、プレーオフの2試合はポイントを1.5倍にし、◎が4.5pt、〇が3pt、△が1.5pt、×が0ptとしている。

 というわけで、第35節H札幌戦までの出場ポイントを集計し、本日は上位の18名までお目にかける。下位18名は、明日お目にかけよう。

 さすがに、もうシーズンの終盤なので、出場ポイントの順位に、大きな変動はない。あと3試合しかないので、優勝争いはヴァウド、サンタナ、権田の3人に絞られた。

 それにしても、ヴァウドは大部分の試合に先発出場しているだけでなく、全試合でベンチ入りしてるんだな。貢献度は大であるが、次節は出場停止であり、改めて札幌戦の愚行が悔やまれる。

 夏の移籍を受け、新規加入選手の出場が増え、河井、奥井、宮本、立田ら既存選手の出番が激減している。これらの選手たちは、それに伴い、じりじりと順位を下げている。

 ただ、カルリ、コロリの負傷はあったとはいえ、平岡監督は札幌戦に、竹内、西澤を「メッセージを送ってほしい」として先発で送り出した。言ってみれば、彼らは「残留争いのプロ」であり、もしかしたら残り3試合の主役になっていくのかもしれない。

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10b

 昨日に引き続き、2021年清水エスパルスの出場ポイント選手権の後半をお届けする。昨日のAクラスに続いて、本日はBクラスである。それが上表となる。

 一口にBクラスと言っても、状況は人それぞれである。井林、松岡、ホナウド、コロリはこの夏に加入したのでまだポイントが低いのは当然であり、むしろ先発出場を続け急激に追い上げている。

 一方、Bクラスの中には、(レンタルも含め)清水を去った人々もおり、彼らのポイントが伸びないのは当然だ。福森、金子、マテウス、石毛がそれに当たる。

 そして、ここには長期離脱者の名前もある。エウシーニョ、ヘナトがそれであり、果たして今シーズン中に彼らの勇姿を再び見ることはできるのだろうか?

 そして、指宿、滝などは、別に長期離脱をしているわけではないが、リーグ戦の先発に割って入るのには力不足といった位置付けであろう。ただ、滝は最近、途中投入するアタッカーの一番手みたいな位置付けに変わってきている。滝の出場機会が増えたのは、あの岩手の地でのスーパーゴール以降であり、たぶんあの一発は彼のキャリアにとって非常に大きなものだったはずだ(何色のユニを着るか、何年ユニを着るかが変わってくるはず)。

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10a

 今季のお楽しみ企画としてお届けしている「出場ポイント選手権」。リーグ戦が小休止しているところなので、また更新してみた。

 改めて説明すれば、◎が先発出場、〇が途中出場、△がベンチ入りしたけど出場なし、×がベンチ入りせず。カップ戦よりもリーグ戦の方が重要性が高いので、リーグ戦のポイントを2倍にしている。ゆえに、リーグ戦は◎が6pt、〇が4pt、△が2pt、×が0pt、ルヴァン・天皇杯は◎が3pt、〇が2pt、△が1pt、×が0ポイントとし、ポイントを集計して順位付けしている。ただし、ルヴァンのプレーオフは重要度が高かったので、今回プレーオフの2試合はポイントを1.5倍にし、◎が4.5pt、〇が3pt、△が1.5pt、×が0ptとしている。

 というわけで、J1第31節までの出場ポイントランキングをお届けしたいのだが、この表もだいぶ大きくなってきたので、上下に分けてお届けしたい。今季の公式戦(エリートリーグは含まないが)に出場した清水の選手は今のところ38人なので、本日はAクラスの18人をまとめた表をお目にかける。Bクラスの18人は明日お見せすることにする。

 先頭集団を形成するのは、ヴァウド、サンタナ、権田であり、リーグ戦でほぼ必ず先発出場を続けている3人である。カップ戦に絡んだ回数が多い分、ヴァウドがトップとなっている。ただ、鈴木義宜が完全復活した場合には、センターバックの序列がどうなるかは不透明であり、このままヴァウドがトップでフィニッシュするかは分からない。

 一方、SBを務めることの多い片山と原は、戦線離脱していた時期もあったので、トップ集団とは行かないが、最近の試合ではほとんど先発フル出場ということが多い。しかし、稼働率が高すぎるせいか、最近この2人のプレーの質が落ちているように感じるのだが、どうだろうか? そう考えると、やはりバックアッパーとしての奥井の存在は貴重だ。

 松岡とホナウドの加入で、序列が一変したのが、ボランチである。一時はリーグ戦・カップ戦を問わずずっと先発出場を続け、ロティーナサッカーの申し子(?)のような様相を呈していた宮本が、完全にポジションを失った。現時点のロティーナの評価としては、松岡・ホナウドの次は竹内であり(一時期監督の信頼を失っていたと思われる時期があったが、取り戻したのか?)、だいぶ離れて河井、宮本ということになっているのだろう。このままでは河井は来季の契約が微妙かもしれない。ロティーナが中村をどのように評価しているのか(ボランチかアタッカーか)、中村本人のコンディションがどうなのかは、外からは分からない。

 アタッカー系で、ここに来てめっきり出番が減っているのが、その中村と、後藤、中山らである。ロティーナは中山には期待してるっぽいので、中山は最近はコンディション不良で出れなかったのか? 後藤は、前半戦はほぼすべての試合に絡んでいたのに、後半戦は正反対の存在感の無さであり、一体どうなっているのか?

 明日の後半に続く。

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 今季、清水の公式戦における選手の出場状況に、勝手に「出場ポイント」というのを設定して、ランキングをお届けしている。現在、リーグ戦は小休止中なので、ここでまた、現時点の出場ポイントを整理しておくことにする。

 改めて説明しておけば、◎が先発出場、〇が途中出場、△がベンチ入りしたけど出場なし、×がベンチ入りせず。カップ戦よりもリーグ戦の方が重要性が高いので、リーグ戦のポイントを2倍にしている。ゆえに、リーグ戦は◎が6pt、〇が4pt、△が2pt、×が0pt、ルヴァン・天皇杯は◎が3pt、〇が2pt、△が1pt、×が0ポイントとし、ポイントを集計して順位付けしている。ただし、ルヴァンのプレーオフは重要度が高かったので、今回プレーオフの2試合はポイントを1.5倍にし、◎が4.5pt、〇が3pt、△が1.5pt、×が0ptとしている。

 というわけで、J1第27節までの出場ポイントランキングは、以下のとおりとなっている。

bc-1
bc-2

 ヴァウド、サンタナ、権田といったあたりが先頭集団を形成する構図に、変わりはない。しかし、第2集団以降で、異変が生じている。夏に即戦力の実力者が加入し、それらの新顔がコンスタントに出場を重ねる一方で、従来のレギュラークラスが出場機会を失っているのである。

 それが最も顕著なのがボランチであり、松岡とホナウドが加入したこのポジションでは、宮本、河井、竹内の出番が激減した。宮本など、今季突然、J1のレギュラーになったかと思ったら、今度は突然ベンチにも入れなくなり、本人は戸惑っているだろう。それに比べれば、中村は攻撃的MFもできる分、まだ潰しがきくかもしれない。

 攻撃陣も、コロリと藤本が加入した分、中山、ディサロ、後藤らは最近ではほぼ試合に絡まなくなった。わずか数ヵ月前の、開幕戦勝利の立役者たちが、もう輝きを失ってしまっているというのは、何とも寂しい。そう考えると、相変わらず決定機を外す印象が強いものの、鈴木唯人は良く生き残っており、いつの間にか出場ポイントランキングで4位まで順位を上げてきた。

 センターバックに目を転じて、立田も、井林に完全にポジションを奪われた格好である。名古屋戦で、ヴァウドが終盤怪我でフラフラだったのに、それでもロティーナがなかなか立田に代えようとしなかったのを見て、やはり監督は立田を信用していないんだなと、改めて思った。

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68

 昨日の続き。今季これまでの「出場ポイント」で、残念ながら今のところBクラスとなっている選手たちのデータだ。

 と言っても、選手ごとの境遇は、大きく異なる。片山、原がBクラスになっているのは、誰が見ても明らかなとおり、能力の問題ではなく、負傷で離脱していた時期があったからである。はっきり言って、現段階のロティーナ清水は、片山とはらてるのチームと言っても過言でない。そのくらい、今季新加入の2人は、なくてはならない存在になっており、戦術理解度の高さがその鍵だろう。

 上表を見ると、中村、エウシーニョが同じタイミングで離脱してしまったことが確認できるが、怪我ばっかりはしょうがない。中村は攻守のリンクマン、エウシーニョは鬼キープに定評があり、両者が同時に欠けることで、それでなくても低い清水のボール支配率がますます低下したことは、間違いない。まあ、両者の全治期間からすれば、8月には合流してくれるのではないか。

 その一方、怪我とは関係なく、急激に出場機会を減らしているのが、後藤である。開幕戦のセンセーショナルな逆転弾もあり、上表の通り、ルヴァン第5節ホーム仙台戦まではむしろロティーナに重用されていたのだが、最近は完全にカップ戦要員と化してしまった。まあ、確かに開幕戦を除くと大活躍したという印象はないが、それにしてもある時点からパッタリ使われなくなり、サポとしては戸惑いを覚えるところである。

 これまでの清水には、後半途中に投入して期待できるアタッカーが見当たらなかったが、最近、指宿、滝がそうした役回りを果たし、期待感を高めているのは、結構なことである。早く2人のリーグ戦ゴールが見たい。

 今季一度もベンチ入りがなく、ゆえにこの表にも登場しない成岡は、J2相模原への育成型期限付き移籍が発表された。ロティーナのちびっこ冷遇疑惑(?)もあり、清水でまったく出番がない以上、外に出て出場機会を積むのは良いことだ。その一方、「レンタル先も見付からないのかな」などと考えてしまい、不憫に思える選手もいるような…。

 井林も清水で第一歩を刻んだし、新外国人も来日するみたいだし、そのあたりの新戦力にも期待だな。

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86

 今季、清水の公式戦における選手の出場状況に、勝手に「出場ポイント」というのを設定して、ランキングをお届けしている。現在、リーグ戦は休止中なので、ここで改めてここまでの出場ポイントを整理しておくことにする。

 以前もご説明申し上げたとおり、◎が先発出場、〇が途中出場、△がベンチ入りしたけど出場なし、×がベンチ入りせず。カップ戦よりもリーグ戦の方が重要性が高いので、リーグ戦のポイントを2倍にしている。ゆえに、リーグ戦は◎が6pt、〇が4pt、△が2pt、×が0pt、ルヴァン・天皇杯は◎が3pt、〇が2pt、△が1pt、×が0ポイントとし、ポイントを集計して順位付けしている。ただし、ルヴァンのプレーオフは重要度が高かったので、今回プレーオフの2試合はポイントを1.5倍にし、◎が4.5pt、〇が3pt、△が1.5pt、×が0ptとしている。

 この表も、だんだんデカくなり、手に負えなくなってきた。そこで、今回は上位の選手だけ発表し、残りは明日にする。現在までのところ、公式戦に出場した選手が30名おり、上の表はその上位15名をまとめたものである。これらが、コンスタントに試合に絡んでいるプレーヤーたちと言っていいだろう。

 前回このデータをお届けしたのは、天皇杯福山戦の後だったが、それからずいぶんと勢力図が変わった。前回発表時点では、鈴木義則がトップだったのだが、長期の離脱により、出場ポイントは足踏み。

 現在は、ヴァウドがトップで、サンタナがそれを追う格好となっている。ヴァウドは、怪我による長期離脱がなく(フェイスガードをつけていた時期もあったが)、またリーグ戦だけでなくカップ戦にも出ていることから、ポイントをがっつり稼いでいる。

 そして、カップ戦も含めた驚異の連続先発記録を伸ばしているのが、宮本。開幕直後は出遅れたが、このまま行けば、今季最終的に、このランキングを1位でフィニッシュするのではなかろうか。

 ダブルボランチの宮本の相棒候補は、中村、河井、竹内のいずれかということになる。一頃までは河井がファーストチョイスだった感があるが、中村が存在感を高めたところで、中村は無念の負傷離脱。そして、その後は竹内が河井からポジションを奪い返した。専門家の河治良幸さんが最近、「ロティーナ監督は1年目でのインアウトが激しくなりやすい。でも個人的に開幕当初、アウトの可能性が高いかなと思っていた一人が最近フィットして清水を助けていたりするのが興味深い」というのは、竹内のことじゃないかと、勝手に想像している。

 ちなみに、西澤って、最近出場した試合でパフォーマンスが良かったというサポ評価も聞かれたけど、こうやって見ると、リーグ戦で先発出場したのは、第13節横浜FC戦が最後だったんだなあ。あとはベンチ要員およびカップ戦要員ということで...。

 明日の後半に続く。

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2021b

 昨日に引き続き、出場ポイントで振り返る前半戦の続きである。本日は、残念ながらBクラスに留まっている選手たちである。

 とは言え、境遇はまちまちである。ディサロ、福森などは、主力とまでは行かないが、貴重なバックアッパーとして試合に絡み続けている。永井もセカンドGKとしての役割を全うしている。

 また、エウシーニョなどは、今季開幕で出遅れたので、今のところ出場ポイントはBクラスに甘んじているが、復帰後はコンスタントに出場を重ねており、直近の稼働率はかえっていつもの年より高い印象もある。

 他方、カルリーニョス、片山、原などの場合は、怪我で離脱していた時期があったがゆえに出場ポイントが伸びなかった形であり、怪我さえ癒えれば中心選手であることは間違いない。

 問題は、実績充分で、本来もっと活躍してしかるべき金子、指宿あたりか。金子は、ルヴァン・プレーオフ、天皇杯で決定機が巡って来ながら、それを決められなかったことが、今後のキャリアにどう響くか。指宿は、何度も書いているように、出ればそれなりのインパクトは残すものの、コンディションゆえか、はたまたロティーナの好みに合わないのか、出場時間が全然伸びない。

 若手、ユース上がりの中では、かろうじて滝が一定の期待感を抱かせている程度か。石毛はほとんど出番はないし、相変わらずエリック、ジュニア、成岡はベンチ入りすら果たせていない。

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2021a

 今季、清水の公式戦における選手の出場状況に、勝手に「出場ポイント」というのを設定して、ランキングをお届けしている。チームの戦いも小休止に入ったので、ここで改めてここまでの出場ポイントを整理しておきたい。

 以前もご説明申し上げたとおり、◎が先発出場、〇が途中出場、△がベンチ入りしたけど出場なし、×がベンチ入りせず。カップ戦よりもリーグ戦の方が重要性が高いので、リーグ戦のポイントを2倍にしている。ゆえに、リーグ戦は◎が6pt、〇が4pt、△が2pt、×が0pt、ルヴァンは◎が3pt、〇が2pt、△が1pt、×が0ポイントとし、ポイントを集計して順位付けしている。

 なお、せっかくルヴァンでグループステージを突破してプレーオフに到達し、プレーオフは重要度が高いので、今回プレーオフの2試合はポイントを1.5倍にして集計した。決勝トーナメントに進出したら、リーグ戦と同等のポイント2倍にしようと思っていたのだが、惜しいことをした。

 ところで、今季の公式戦もすでに26試合を数えており、だんだん表が大きくなってきた。なので、今日のところは、Aクラスの選手の出場ポイントだけ、紹介する。公式戦で出場ポイントを記録した選手が、現在までのところ28名いるので、14位までがAクラスということになる。

 まあ、改めてこうやって見ると、我々が失った鈴木義宜という大黒柱の大きさを痛感する。それに次ぐのが、最近また出ずっぱりになっているヴァウド。ヴァウドと立田はどうしても二択の関係にあったが、義宜が不在となった今、その2人が中心でやるしかないだろう。

 最近まで出場ポイントの2位は河井だったわけだが、実は彼は最近ロティーナのファーストチョイスではなくなってきている。それと裏表の関係にあったのが、中村の出場機会増だったわけだが、周知のようなアクシデントが発生し、また河井に戻るのだろうか?

 それにしても、宮本の先発出場の継続は目覚ましく、今や完全にロティーナの新秘蔵っ子という様相だ。そして、宮本が先発で出るようになったのは、徳島戦で惨敗して以降であり、あの試合の1失点目の場面で竹内・河井のボランチコンビが敵に完全にひっくり返され、ゲームプランが壊れたことが、竹内→宮本の序列変化の背景としてありそうだ。面白いことに、宮本がボランチの主力になってから、ロティーナはたとえ負けても「試合内容は良かった」とコメントすることが増え、宮本のプレー振りがお眼鏡に適っているということだろう。

 気になるのは、怪我を抱えているとも思えない後藤が、出場機会を激減させていることである。後藤は鈴木唯人との二択となることが多いが、途中から出たりしてもインパクトのある活躍がなく、影が薄くなっている。いつぞやの試合で、後藤がハーフタイムか何かに、唯人にポジショニングやボールの受け方のアドバイスを送っている光景があったが、もう自分の心配をした方がよさそうだ。

 明日の後半に続く。

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29

 今日はこれといったネタもなく、雑多なつぶやき程度だけど。

 先日のルヴァン広島戦、改めてダイジェストを眺めると、清水と広島では、球際、ピンチの時の相手への寄せ、打たれた時に体を投げ出してブロックする姿勢とかが、違うように見える。どんな監督がどんな戦術をとろうとも、最終的に勝敗を分けるのはそういうところであり、清水にはまだ昨年までの甘さが残っているということだろう。

 J2に目を転じると、現在の順位表は上掲のとおりとなっていて、上も下もなかなか厳しい戦いだ。果たしてジュビロは昇格争いに割って入れるのか。てか、最近テセ出てないね。清水色が濃い北九州は、このまま終わるということはなく、上位争いは難しいにしても、中位くらいには上がってくるのではないかと思う。

 それで、低迷するモンテディオ山形には、何とピーター・クラモフスキー氏が新監督に就任するようだ。ただ、オーストラリアに帰国でもしていたのか、すぐには指揮をとれないようで、しばらく暫定で行くらしい。

 山形さん、ずいぶんな博打を打ったね。今季のモンテは、得点も失点も少なかったから、その色を一気に変えようというわけか。出入りの激しいスコアになりそうで、降格回避というミッションに適しているかは微妙。ただ、逆にモンテがV字回復を果たしたら、「昨シーズン、ピーター清水が崩壊したのは、監督ではなく清水の選手たちが原因だった」ということが証明されてしまうわけで、ドキドキが止まらぬ。J2でまた一つ注目しなければならないクラブが増えてしまった。

 J2にもJ3にも、清水ゆかりの人たちがたくさんいて、今季はJ2やJ3もじっくりウォッチしたいなどと考えていたのだが、現実にはJ1の試合をフォローするだけで精一杯だ。ちなみに、所長は一周回って、J2では群馬を応援しています。ガンバレ、大前(笑)。

 にしても、最近のマリノスの試合を観ていると、ああ、清水もクラモフスキー体制が開花したらよかったのにと、本当に思う。まあ、「死児の齢を数える」というやつか。せめて山形では頑張ってくれよ、ピーター。

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run

 当S研独自の企画として、「走行距離選手権」というのがある。一応、今年も実施したいと思っており、それに向け、第10節までのフィールドプレーヤーの走行距離を、とりあえず合計してみた。それをまとめたのが上表であり、単位はキロメートル。

 まあ、走行距離なんてのは、だいたい出場時間に比例するわけだが、それはさておき、「実際に試合に出て頑張ってる選手のランキング」と考えていいだろう。

 その結果、鈴木義宜、サンタナ、中山の3人が、高いレベルでトップ争いをしていることが判明した。中山は、フル出場でない試合があるにもかかわらず、「先発すれば12キロ越え」を続けている。

 本来であれば、原もトップ争いに加わっていたのだが、我々の願いもむなしく、ガンバ戦は欠場となってしまった。怪我は、どのくらい重いのだろうか?

 ちと気になるのは、竹内、ヴァウドの2人が、ここ2試合先発していないことである。ヴァウドは顔の怪我の影響があるだろうし、ガンバ戦ではパトリック封じに立田をぶつけたいという意図があったのかもしれない。でも、竹内はどうなのだろうか? まさか、ロティーナの信頼失った?

 あと、中村は、出れば存在感は見せるのに、なぜか継続的に起用されない。やはり、何かコンディション面の問題があるのだろうか。

 それにしても、こうやって見ると、走行距離選手権で優勝経験もある金子が、現在この表では最下位にいるというのが、衝撃である(むろん、石毛や滝のように、リーグ戦出場ゼロの選手もいるわけだが)。柏戦で吹っ切れたように動き回っていて、「これでようやく金子も自分の居場所を見つけたな」と思ったのだけれど、その後の徳島戦の評価が芳しくなかったのか、またほとんどお呼びがかからなくなってしまった。

 うーむ、どうしたことだろうか。立ち上がれ! 金子翔太

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 昨日、清水は今季、すべてのリーグ戦で、相手より走行距離が多かったということをお伝えした。乗り掛かった舟ということで、ついでにスプリント回数のデータもまとめてみた。それが上のグラフである。

 その結果、判明したのは、清水は第1節は鹿島とまったくスプリント回数が同じで、第2節こそ福岡に上回られていたものの、その後の4試合ではすべて清水のスプリント回数の方が多いという事実だった。セレッソとの差は1回に過ぎないが、残りの3チームに対しては大きな差をつけている。

 そして、ここでもやはり、奇妙なのである。というのも、昨日引用した記事で指摘されていたように、ロティーナのサッカーではスプリント回数が少ないというのが、これまでの常識だったからである。現に、下に見るのは2020年のJ1各チームの試合当たり平均スプリント回数だが、ロティーナが率いたセレッソは128回で最下位だった。ちなみに、2019年もセレッソは平均137回で最下位だった。

 これはどう理解したらいいのだろうか? まだ、ロティーナ流が清水にしっかりと根付いていないからこそ、ロティーナ・サッカーのパターンに反して、ここまでの清水のスプリント回数がかなり多くなっているのだろうか? それとも、ロティーナはセレッソとは違うサッカーを、清水でやろうとしているのだろうか?

 一つだけ、確実に言えることがある。それは、「諸君、チケット買って、徳島戦に来たまえ」ということだ(笑)。

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