エスパルス研究所

清水エスパルスの躍進と新スタジアム建設に向けた考察

カテゴリ:エスパルス > 戦評・分析

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 ネタ枯れなので、こちらのページを眺めていて、何か面白いデータはないかと思案していたところ、変な数字を見付けた。このページは、2012年以降のシーズンを対象に、J1のチームで際立った数字をたたき出したところをランク付けしたものである。

 これを見ると、まず驚くのが、今季のセレッソ、川崎の両チームは、最近のJの歴史の中でも、際立ってファウルが少ないチームだという事実である。まあ、それは我々の印象とも符合する。

 そして、2020年のセレッソはタックル数が歴代で最も少ないチームということにもなっている。これも納得はでき、セレッソはブロックを組んで相手の攻撃を吸収するような守り方をし、むやみに飛び込まない、食いつかないというスタイルだから、タックルは非常に少ないのであろう。結果、守備は非常に安定し、失点は少ない。

 ところが、同じ「タックル数が少ないチーム」ランキングで、セレッソとは真逆のチーム、失点街道まっしぐらの我が清水エスパルスが、2位に食い込んでいるのである。これは一体どういうことだろうか? ちなみに、セレッソとは正反対で、清水の守備は飛び込む、食いつくというのを特徴としている。

 清水の守備は、無謀に飛び込む、食いつく場面が目立ちすぎるので、タックルが多いような印象を受けるが、実際はタックル数は少ないということのようだ。これは、ピンチが多いのに、行くべきところで行けてないということなのだろう。つまり、セレッソのタックル数の少なさは守備の強さを、清水の場合には弱さを象徴するデータということになる。

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 チームは、月曜、火曜とオフで、昨日から練習を再開したということになっている。しかし、今さら何を「練習」するのだろうかという、素朴な疑問を感じる。

 ピーター監督の好きな登山の例えで言えば、我が軍は富士山頂を目指しながら、霧の中で道に迷い、いつの間にか、青木ヶ原樹海に迷い込んだような状態だろう。ちなみに、こちらの記事によると、山の遭難事故で一番多いのは、道迷いだそうだ。

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 そして、同じ記事によると、登山の鉄則の一つは、「迷ったら引き返す」ことだそうだ。「おかしいなと思った時、元に戻れば正しい道に出ます。引き返すのが正解です」とされている。

 選手も、サポも、「この道、明らかにおかしい」と感じているのではないか。だったら、引き返すのである。「何があっても信じて突き進め。そうすりゃ気付けば登頂成功!」などとは、どの登山本にも書いてない。

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 昨日は何にも発表がなかったね。まあ、週末に試合があると、その次の月曜日は会社が休みらしいから、ただそれだけだと思いたいが。

 聞くところによると、ピーターはとても練習方法にこだわる監督のようだ。確かに、試合前のアップの風景だけを見ていても、従来とは様変わりし、ピーターが腹心の今矢直城コーチとタッグを組んで一生懸命練習の方法を工夫してくれているんだろうなということは、良く分かる。だから、この人たちを悪く言いたくはない。

 斬新なトレーニングの一環として、試合前にサブ選手たちがやる鳥かごも、一風変わったものである。上の動画のように、ボールを2つ使ってやるのだ。一見ふざけているのかという気がしてしまい、何か意味があるのかと疑問に思ってしまうが、これはあえて脳に負荷をかけ、その効果として脳の情報処理能力を向上させることを目的としたトレーニングだという。体はそれほど疲れず、脳に負荷をかける形なので、試合前のトレーニングにも最適なのだとか。あと、上の動画にはないが、夏場に鳥かごをやっていた時には、定期的に小休止を入れて、給水をするということを徹底していた。なので、ピーター・今矢コンビは、最新のトレンドを取り入れつつ、清水の課題も考慮して、とても熱心に練習メニューを組んでいたのだろうと、想像するわけだ。

 ところが、悲しいかな、そういったトレーニングの創意工夫が、全然試合のプレーとして現れない。判断に迷う。動かない。ミスを連発する。相手に寄せない。競り合いに負ける。ボール2つの鳥かごで、脳の情報処理能力が高まり、体も勝手に反応するはずなのだが、それならばなぜ、「迷った末のバックパス」が連発されるのか。目の前の試合で、みじめに負け続ける様子を見せつけられると、「ボール2つの鳥かご」の類は、あまりに迂遠なものに思えてしまう。

 ピーター流のトレーニングを、諦めずにずっと続けていたら、もしかしたらいつの日か、清水のサッカーが見違えるようにグレードアップするのかもしれない。しかし、それに10年かかるというのなら、意味はないのである。そもそも、そんな長く在籍する選手はいない。カテゴリーも落ちれば、スポンサーやファンも離れる。

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 ご覧のとおり、語る価値もない試合。スコアの上では1:1だったが、放ったシュートは何と2本。この監督に委ねれば、観ていてワクワクする超攻撃的サッカーが完成するはずだった。ところが、我々の目の前で繰り広げられたのは、昨年の酷い時期と変わらぬサッカー。ボールをハーフラインまで運ぶことすらままならず、結局はロングボールに逃げるだけ。昨年は、そのターゲットがドウグラスだったので、まだしもそこから何かが生まれる可能性があったが、それが、昨日のように、「ドゥトラさん、お願いします」では、何も生まれない。いや別に、ドゥトラ個人がどうこうではなく、とにかく何もないサッカーだった。

 鳥栖も苦しんでいるチームには違いないのに、随分と溌溂としたプレーをされてしまった。低い位置からビルドアップしようとする清水に対し、マンツーマン気味に人を張り付け、前に運ばせない。それをするだけで、清水が機能不全になるというのを、お見通しだったのだろう。あれだけ好き放題に試合を支配して、終盤に混戦から1点を押し込むことしかできない鳥栖もどうかと思ったが、まあその決定力不足が先方の悩みの種なのだろう。サッカーのスコア上は1:1ながら、ボクシングのように判定があれば、レフリー満場一致で鳥栖の勝ちだ。

 昨日、唯一感心したのは、この試合を経てもなお、「次の試合に向けてしっかり準備をしたい」とコメントした監督の神経だけである。

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 来週末、清水が試合がないのは、ACLに出場する横浜Fマリノスとの第24節の試合を、前倒し(9月16日)に開催していたからだったか。多くのチームは、来週も第24節の試合があるんだな。そこで、ばらつきがあった試合消化数の差も、縮まることになる。

 清水にとっては、明日18日がホーム鳥栖戦で、31日がアウェー柏戦。中12日も空くということで、Jリーグがコロナ中断から再開して以降、これほどの間隔が空くのはもちろん初めてだ。

 個人的には、鳥栖戦に勝っても負けても、これがピーター清水にとってのラストマッチになるはずだと思っている。いや、そうならなければおかしい。鳥栖さんは、順位表でこそ清水より上にいるが、20億円赤字のチームであり、厳しい運営を迫られている相手である。その相手に、負ければもちろん問答無用だが、たとえ勝てたとしても、続投の根拠にはならない。今までは、中2日、3日とかで連戦が続く難しさがあったが、リセットをするには間隔の空くこのタイミングが最適である。

 ピーターは、清水をチャンピオンにしようと、真摯に取り組んでくれたとは思う。ハリルホジッチのように、人格的にどうなのか?という疑問はなく、たぶん良いアンチャンなのだと思う。また、無能と決め付けるつもりもない。現にマリノスでは良い仕事をしたわけだし、与えられた条件次第では、能力を発揮できる人なのかもしれない。

 ただ、いかんせん、今の清水の課題とは、あまりにミスマッチである。昨日の「特徴的な清水のスコア」というエントリーを書いていて、つくづく思った。清水が勝ち点をとれるのは、失点を1以内に抑えた場合に限られる。「2点とられても3点以上とって勝ち切るサッカー」などと称していても、実際にはそのパターンで勝ち切ったことは皆無に近いのである。

 歳をとっても大人になりきれない人のことを「ピーターパン症候群」と呼ぶが、我々はもう子供じみた夢想は捨て、「ピーター症候群」から卒業すべきだ。

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 ネタ枯れで困っているので、こんな図を作ってみた。今季、清水が公式戦で、どのようなスコアで決着がついたかを、マトリックス状に示したものである。リーグ戦だけでなくルヴァンも含まれているので、ご注意を。特徴を挙げれば、以下のようなところだろうか。

  • 何と言っても、クリーンシートが2度しかない。1失点すらも3度しかない。デフォルトで2失点以上するチーム。
  • 失点が1以内であれば、勝ち点はとれる。逆に失点2以上は、ほぼ負け。失点1.5が「損益分岐点」という結論。
  • 完封負けはそんなに多くなく、4度だけ。得意の「一矢報いる」パターンで、1点はとることが多い。
  • 2得点以上とっても、勝てるとは限らず、むしろ3勝4敗で負け越している。
  • 1点差負けが10試合もあるのだが、試合の大勢が決し、終了間際にようやく一矢報いるということが多いので、「惜しくも敗れた」というイメージがまったくない。
  • 川崎には必ず5点とられる(笑)。
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 アウェー東京戦は1:3敗戦。くしくも開幕戦と同じスコアでの敗戦となった。事前には「前回負けた相手に、自分たちが成長したところを見せる」といった声も聞かれたが、スコアこそ同じだったものの、内容的にはかえって劣化した印象の方が強い。

 もう、負け方も「テンプレ化」してきたし、敗戦を見せ付けられても、特別な感情も沸かなくなってきた。「うん、知ってる」という気持ちにしかならない。

 サポさんたちの中には、相変わらず、「継続すればするほど強くなる。ここで諦めたら、今までの『積み上げ(?)』が無駄になってしまう。今日の負けは、明日の勝利の糧になる」といったお考えの方もおられるだろう。しかし、それは監督が有能だという前提での話である。どうも違うようだということに、もうそろそろ気が付いてもいい頃だろう。

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 本日はアウェーのFC東京戦か。一応、敵情視察ということで、前節のFC東京VSガンバ大阪戦も見てみたのだが、大雨により味スタは水浸しであり、ボールがまったく転がらず、ほとんどサッカーにはなっていなくて、何の参考にもならなかった。また、ラフプレーの多い試合でもあり、試合中にはカードは出なかったものの、東京側のレアンドロに悪質な暴力行為があったことが試合後に認定され、本日の清水戦含め3試合の出場停止が決まった。

 同じくらいの雨が降っても、水はけが神レベルのアイスタでは、水たまりはできないだろう。いっそのこと、水たまりでサッカーが台無しになってしまった方が、テクで劣る清水が勝てるチャンスがまだしも大きくなるのでは、などとも思えてくるが、ここは素直に、アイスタの性能を誇るべきだろう。

 さて、昨日、2022年のJ1は18チームに戻るということが、正式に決まったようだ。2021年は20チームになり、個人的にはそのまま固定してほしいと切望していたわけだが、2022年はワールドカップもあり過密日程になるということで、18チームに戻すことになった。

 イングランド・プレミア、スペインのリーガなどは20チームであり、日本も20チームでいいと思うのだけれど、日本はルヴァンカップをかなり重視しているので、その皺寄せがあるのだろう。

 ただ、昨晩の日本代表戦のように、Jリーグと日本代表はもはや別物と化しており、さすがにW杯期間中のJ1リーグ戦開催はありえないだろうけれど、それ以外の国際マッチデーのためにJ1リーグ戦を中断するというのは、だんだん虚しくなってきた。

 2021年のJ1の結果、J2に降格するのが4チームになるのか、それとも入れ替え戦を設けて3.5チームになるのかは、まだ未定のようだ。しかし、入れ替え戦に回るだけでも地獄であり、20分の4と考えれば、修羅場以外の何物でもない。このままでは、評論家の先生方による事前の順位予想で、すべての先生が、清水を降格候補の筆頭に挙げることになるだろう。

 2021年の降格回避に向けたミッション、それを今から始めないと、取り返しのつかないことになる。

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 何度も書いたような気がするが、今シーズン無観客や入場・応援制限があり、良く分かったのは、清水には声を出して指示したり鼓舞する選手がほとんど(立田くらいしか)いないという現実である。

 選手だけじゃなく、ベンチからの声もほとんどない。ピーター監督はぼんやりとピッチを眺めているだけであり、具体的な指示を出すことはほぼなく、たまに判定にクレームをつけるくらいである。

 しかも、清水のホームゲームでは余計なバーチャル音声が大音響で流されているので、選手やベンチが声を多少出したとしても、かき消されてしまう。個人的には、お嫁サンバならぬお馬鹿サンバと呼んでいる。むろんチャントや曲自体に罪はなく、普段のように人間の肉声や生楽器でできるのであれば、サポは楽しいだろうし、少しくらいは選手を鼓舞できるかもしれない。しかし、録音した音声を大音響で垂れ流すのは、邪魔でしかない。それでなくても統制がとれていない清水というチームが、鳴り響くお馬鹿サンバのせいで、よけい半狂乱になる。

 いつも言うように、対照的なのが川崎である。川崎は余計なバーチャル音声などは排し、サッカーにストイックに集中している。そして、良く声が出ている。特に目立つのは、守備の3分の1で、「ノーファウル」と常に注意喚起していることである。川崎のような攻撃力のあるチームでも、セットプレー一発で失点を喫する可能性はあり、もしかしたらそれが原因で負けるかもしれない。だから、余計なファウルは絶対にしない、ノーファウルで相手を止めるということを、徹底しているのである。

 ピーター清水で、守備時に「ノーファウル」などという指示が飛んでいるのを、聞いたことがない。だから、広島戦のように、安易に相手にセットプレーを与えて、そこから致命的な2失点を喫したりするのだ。ピーターは「この内容で負けたのが信じられない」というようなことを言っていたが、真実は細部に宿るのであり、余計なファウルをしないという意識付け、徹底がないチームが勝てるはずはないのである。まあ、もっと言えば、清水のディフェンダーの意識として、「イチかバチか、激しく奪いに行け!」みたいな悪い意識付けが植え付けられているような気すらしてしまう。

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 個人的に、今季の関心事はもう「最下位回避」という一点しかないので、清水の試合と同じく、湘南、仙台の試合を、フル観戦している。土曜日の札幌VS湘南戦、川崎VS仙台戦をようやく観終わったところだけど、結局土曜日は、湘南・清水・仙台のビリッケツトリオは、3チームとも1点差負けだったんだね。どこも「抜け駆け」はしなかった。だから、最下位戦線に異常はなし。

 それにしても、川崎はもっと仙台をこてんぱんに叩いてくれるのかと思って観ていたのだけど、川崎は1点しかとれなかった。さすが仙台は木山監督のチーム、往復ビンタを食らい続けても平然と立ち続けるようなタフさがある。まあ、土曜日の試合は、ミッドウィークに川崎がルヴァン準決勝で敗退した直後の試合だったので、川崎のキレが本来のものではなかったというのもあるけれど、それでも終始川崎に押し込まれながら、1失点で我慢した仙台はエラい。最後の方なんかは逆に仙台が盛り返して、同点弾が決まってもおかしくないビッグチャンスが3つくらいあったからね。とてもじゃないが、清水に真似できる芸当じゃない。

 目下のところ、個人的な心配事は、12月5日にアイスタで第31節川崎戦があり、先方が我が聖地で優勝を決めたりはしないか、ということ。これまでの清水の歴史で、アウェー鹿島でリーグ優勝を見せ付けられたことこそあったが、日本平でその屈辱はまだないはずだ(もちろん磐田とのチャンピオンシップは別として)。「清水がストップしてやる」などという気にはとてもなれず、第30節までに川崎の優勝が決まっていてほしいなどと願うばかりである。

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 ホーム広島戦は2:3で敗戦。ピーター監督は「内容からすれば結果が信じられない」というようなことを言っているし、結果的にはそれなりに追いすがった試合ではあった。

 しかし、個人的には、惜敗というよりも、やはり負けるべくして負けたとしか思えない。ピーター清水は、もう中間テストで落第が確定しているのに、何のために受けるのか良く分からない期末テストも受けて、やはりその結果は駄目でしたねと、虚しい答え合わせをしているような心境だった。

 ピーターというのは、つくづく、サッカーという競技の本質を理解していない人だと思う。いくら自分たちのやりたい攻撃サッカーを表現し、試合を「支配」しても、相手にちょっとでも隙を見せ、それをことごとく得点に繋げられたら、勝ち目はないのである。広島戦の3失点、1点目はどう見ても壁の作り方が甘すぎるし、2失点目はシュートを突き刺されたこと自体はやむをえない気もするがそもそもあの位置でファウルを安易に犯して相手にフリーキックを与えることが駄目だし、3失点目は例によってCBがボールに食いつきすぎて守備陣形が崩れたことが原因だし、要するにそれぞれに必然的な原因があって、それはこのチームの守備のオーガナイズがまったくできていないからこそ生じているわけである。ピーター清水は1試合につき1点、2点くらいはとれるチームかもしれないが、それ以前の問題としてデフォルトで2~3失点するチームであり、しかも隙を突かれて常に敵に先行を許す戦いである以上、多少チャンスを作っても、ゲームを「支配」しても、そんなのは意味がないのである。

 敵将をあまり称賛したくはないが、広島の城福監督はピーターとは真逆で、サッカーにおいては全体を支配するのもさることながら、「要所」を押さえることが大事だという哲学の持ち主である。試合後のインタビューで城福氏が、2失点目を悔やむ発言をしていたのが印象的だった。シュートシーンそのものよりも、その前にボールを奪われたシーンを問題視しており、時間帯と点差から考えてあそこで安易に仕掛けるプレーはやってはいけないというようなことを述べていた。ピーターとは見ているところが全然異なり、チームを勝たせられる監督というのはこういうものだろうなと感じた。

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 リーグ戦の一戦、しかもホームゲームの前日ともなれば、本来であればもっと高揚感があってしかるべきだと思うのだが。残念ながら、少なくとも個人的には、そういう気持ちに全然なれない。チームが上位争いをしていたり、調子が良ければ当然ワクワクするし、駄目なら駄目で残留争いという緊張感があるはずなのだが、今年はそれもなし。チームは成長するどころか、試合ごとに劣化が進んでいる。個人的には、監督を代えて出直すしかないと思っているのだが、待てど暮らせど、具体的な動きはなし。そこへもって来て、前回対戦で惨敗を喫した相手の広島戦。さらにさらに、台風直撃で、悪天候に見舞われそう。これだけ悪い条件が重なると、現地観戦はもちろん、テレビでしっかりと戦いを見届けようという意欲も、なかなか沸かない。まあ、もちろん、それでも観るわけだが。

 普通であれば、試合に向けた報道というのが色々と出て、それによりサポの気分も盛り上がっていくものなのだが、なにせピーター清水は取り上げるべき価値のない戦いを無為に続けているので、報道量も、少ない少ない。目にするのはせいぜい、鈴木唯人や成岡輝瑠が将来有望だという話くらいであり、むろん有能な若手の登場は個人的にも嬉しいものの、何やら戦争末期の学徒出陣の趣もなきにしもあらずだ。

 すまぬ、試合前日にネガティブなこととか書きたくはないんだけど、それだけ当S研ブログもネタ枯れなのよ。ついこんな調子になっちゃう。

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 大分戦で主審を務めたのは、笠原寛貴氏という経験の浅いレフリーだった。J1の笛はまだ10試合も吹いていない人である。

 試合のサマリーを見ると、清水側にだけ、6枚ものイエローカードが提示されていたことに驚く。大分側はゼロである。1チームに偏ったとはいえ、1試合で6枚というのは平均の倍以上である。レフリーというのは、カードを抑止力としてチラつかせながら、実際にはそれをなるべく使わずにゲームをコントロールするのが醍醐味である。ちょっと問題があったらすぐにカード、しかもそれが一方のチームに偏ったら、選手が興奮してさらにラフプレーや異議が増えるのは当たり前である。一つ一つのカード提示はルールに照らして適正だったかもしれないが、トータルな意味で、笠原氏はゲームのコントロールに失敗したと言わざるをえない。

 ただし、清水は清水で、猛省が必要である。6枚のカードは、ピンチの場面でやむをえずというものは1~2枚くらいしかなく、他はどうでもいい場面で相手を倒したり、異議を唱えたりしてもらったものだった。チームの規律がまったく徹底されていない。政権の末期症状でよく見られる現象である。

 大分戦と言えば、大分側の2点目の決勝点が、実はオフサイドだったということが話題になっている。しかし、清水側がオフサイドに気付き、激しく抗議するということはなかったようだ。思うに、守備の堅いチームだったら、「自分たちは失点はしない」という自負があるから、ゴールネットを揺らされても、「そんなはずはない、これはオフサイドだ」と気付けるのではないか。今の清水は、毎試合必ず2点以上とられるチームだから、オフサイドでネットを揺らされても、「今日もやっぱり駄目だったか。orz」とうなだれるだけである。どうでもいいような事柄では審判に激しく異議を唱えてイエローを食らい、肝心のオフサイドの決勝点には抗議らしい抗議もしないというのは、何ともマヌケな話である。

 そういったことを含め、もうリセットしかないというのが、個人的な見解である。

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 アウェー大分戦、この試合、清水は特殊な戦法をとった。一言で言えば、守備時には3バック、攻撃時には4バックでやっていた。一見するとここ何試合かと同様の3バックだったが、自分たちが攻めるターンになると、センターバックの立田が左サイドバックに変身し、深い位置まで攻め上がるということをやっていた。

 当然、チームの作戦として、そのような可変システムを採用したのだろう。大分は前の方にそんなに人数をかけてくるチームじゃないから、清水が3バックだとDFが余り、後ろが重くなってしまう。だから、攻撃時には4バックにして、センターバックが2人残り、立田は攻め上がることにしたのだと思う。大分とはミラーゲームになるから、守備時にはマッチアップし、攻撃時にはミスマッチを起し、なおかつサイドで数的優位を作って、ゲームを支配したかったのだろう。

 皮肉なことに、清水の2失点は、その急造可変システムの未完成な部分を突かれたような形で喫した。清水の左サイド、立田と西澤の守備の受け渡しが上手く行かず、その裏を使われて崩された。

 まあ、慣れないことは、するもんじゃないな。

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 そんなわけで、本日はアウェー大分戦。皆さんご存知のとおり、西澤のプレースキックが冴え渡り、ピーター清水が大雨の中で初勝利を挙げた相手だ。

 だから言うわけではないが、大分に勝たないと、後半戦はマジでゼロ勝もありうる。大分さんは尊敬に値する立派なチームだし、現に順位表でもうちより上にはいるが、うちとの相性的なことから考えて、まだしも付け入る余地がある相手だと思うからだ。

 一つには、前回対戦で証明されたとおり、うちのストロングがセットプレー、先方のウィークがセットプレー守備なので、そこで清水に勝機が出てくる。ただ、これは皆さんもうご存知のことで、おそらく片野坂監督も対策してくると思うので、本日も柳の下に二匹目のドジョウがいるかどうかは分からない。

 もう一つ、清水にとって期待したくなるのは、大分は試合開始から激しく圧力をかけてくるようなチームではないことである。むしろ、慎重に入って様子をうかがいながら、後半に一瞬の隙を突いて得点を奪ったりする。だから、大分の得点は後半に多い。清水としては、前節の名古屋戦のように、試合開始から相手がハイプレッシャーに来て、前半に2点奪われて万事休すというのが必殺の負けパターンだが、大分はたぶんそういう戦い方はしないという点が、うちにとっての好材料である。まあ、これも、知将・片野坂監督が清水の弱点を突いて前半から激しく来るかもしれないので、何とも言えないところではあるが。

 ピーターにとっては、マジでラストチャンスだと思うけどね。

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 いやあ、昨晩だったか、寝てる時に、変な夢見たなあ。ファンソッコがいつの間にかレンタル移籍していて、ジュビロ磐田の試合に出場していたという(笑)。

 それというのも、今季の清水、大きな怪我の発表が正式にあるわけではないのだけれど、なぜか長期間音沙汰がないというパターンが多い気がするんだよね。ソッコに関しても、記憶している限りでは怪我の発表はなかったと思うのだが、一時彼が左SBを務めた時に攻守がとても安定したのに、ある時から試合にまったく絡まなくなった。かといって、何か具体的な情報があるわけではないので、こちらとしては気をもむばかりだ。

 ハイペースで試合が進む今季の人のやりくりでは、単に疲労を考慮して1試合全休ということも多い。たとえば、名古屋戦では竹内がベンチ入りすらしなかった。これに関してDAZNのど下手な実況は、「竹内の欠場」ということを強調し、それによってチームが危機に陥っているかのような煽り方をしていた。自慢ではないが、竹内がいようと、いなかろうと、今季の清水はずっと危機なのである。ただ、単なるローテーションのお休みだとは思うのだが、もしかしたら竹内は怪我か?などと気になってしまうことも事実である。

 まあ、まだ「完成」もしていないうちに、もう相手に「対策」されてしまっているピーターのサッカーだから、清水の怪我人の情報が外部からはうかがい知れず、システムもメンバーも当日になってみなければ分からないくらいが、丁度良いのかもしれない。ただ、その割には、連戦連敗だが。

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 以前、ピーター清水の守備の破綻は、だいたい、DFやボランチがボールに食いつきすぎ、それを敵にかわされたところから始まるということを書いた。

 名古屋戦の2失点目もそうだった。名古屋の山崎にボールが入ったところで、立田が持ち場を離れ、スライディングで奪いに行った。もちろん、それで奪えれば、清水の速攻に繋がったかもしれない。しかし、かわされたら逆に大ピンチになるし、もしかしたらゴール近くでファウルをとられるかもしれないし、ギャンブル的なプレーだった。そして、その賭けに負けた。

 ロティーナ監督のセレッソ大阪だったら、絶対にああいうプレーはしないだろう。ブロックを作り、相手を遅らせて、限定して、敵の攻撃を行き詰らせて、最終的に奪い取る。だからリスクが少なく、失点が減る。

 これも以前書いたことだが、開幕戦で立田がスライディングでボールを奪い、清水の先制点に繋がったプレー。あれについて、戸田和幸氏はエスパルス・ニュースで、たまたま上手くいったが、本来あれはやってはいけないプレーだと指摘していた。開幕戦では幸運にもそれが得点に繋がったが、逆にあれで守備の陣形が崩れて失点していたかもしれないからだ。ちなみに、戸田氏はセレッソ大阪から多くを学び、練習の見学などもさせてもらっているようなので、ロティーナ監督とサッカー観が相通ずるところがあるのだろう。

 おそらく立田は、「名古屋戦では奪えなかったけれど、今度はもっと強く奪いに行こう」とか考えているのではないか。かくして、これからも失点は繰り返される。

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 今日はちょっと趣向を変えて、英語の勉強をしてみよう。サッカーの試合で、大差がついて、勝敗が事実上決した後に、負けている側が1点返すことを、英語では“consolation”と言う。

 Carlinhos Júnio scored a goal. But it was just a consolation.

 などと使う。日本語で言えば「一矢報いる」ということになるが、英語では“consolation”、つまり「慰め」、「気休め」という、身もふたもない表現を使う。つまり、試合結果には関係ない、みじめに敗れた我が身をちょっとだけ慰める無意味なゴールに過ぎないという表現になる。

 皆さん、すでにお気付きのことであろう。ピーター清水、目も当てられない惨敗を繰り返しているが、なぜか試合終了間際のコンソレーション・ゴールが多いということを。今回の名古屋戦でも、それが繰り返された。

 ピーター清水の負けパターンでは、2点、3点リードされ絶望的な状況ながら、試合終盤に押せ押せになり、「結果的に」1点差、2点差に詰め寄ることもあるので、「惜敗だった」などと的外れなことをおっしゃる方もいるが、慰めはあくまでも慰めである。必然の負けであることに変わりはない。

 清水が終了間際に慰めゴール、気休めゴールを奪うことが多いのには、それなりの理由があるのだろう。相手が複数得点差でリードしていることが多く、さすがに相手にも疲れや緩みが出ること。また、攻撃の形がまったく構築できていないピーター清水では、途中まではありもしない「自分たちの形」をああでもないこうでもないと模索してフィニッシュまで行けないが、試合終盤に大量得点差で負けていると、「形」などにとらわれずなりふり構わず攻め込むようになり、結果的にその方が得点の確率が上がること、といったところであろうか。

 いずれにしても、「最後に1点とったから今後に希望を持てる」のではなく、「最後に1点とることしかできない」ことを重く見るべきだろう。

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 個人的に、「今年は変革の年、チーム作りの年だから、いくら負けても構わない」というような考え方には一切賛成できない。百歩譲って、もしも今が本当に栄光の攻撃サッカーを構築するための産みの苦しみであるのなら(それ自体、疑ってみる必要があるが)、ある程度苦戦することは甘受しないでもないが、その場合でも条件がある。最下位は絶対に回避することである。清水の歴史の中で、最下位に沈んだことはなく、降格した2015年ですら、長く最下位に位置してはいたものの、最終的には下から2番目の17位でフィニッシュしている。

 そんなわけで、個人的には、残留争いよろしく、最下位回避争いの動向を、熱心に見守っている。いつもの年なら、残留争いライバルの試合も、清水の試合と同じくらいの熱量で観戦するが、それと同じようなモードで、今は湘南さんや仙台さんの試合を観ている。今季、今一つ燃える要素がなかったところ、刺激的な毎日を与えてくれた清水イレブンに感謝している(皮肉です)。

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 浦和戦、清水の守備意識は、だいぶ改善されていたと思う。集中力は、うちのチームにしては、高かった。

 1失点目、山中にスーパーゴールを決められた場面。現場で見ていた時には、「なぜ寄せないんだ」と思ったが、改めて映像で見てみると、一応、竹内が寄せようとしていたことが分かった。ただ、シュートコースに入ろうとした竹内が、相手の岩波に意図的にブロックされ(ファウルとは言えないレベル)、それで山中の前には遮るものが何もない状態になってしまったことが確認できた。シュートブロックに行かないことでお馴染みの我が清水だが、一応この場面ではその意識はあったわけで、この失点ばかりは仕方がなかったかと、そう結論付けざるをえない。

 2失点目は、明らかに清水守備陣の対応ミスだろう。そもそも奪われ方が最悪だったが、相手ボールになった時点で、敵のレオナルドはもうセンターライン上にいたのに、カバーしていた立田と竹内はそれよりも高い位置におり、レオナルドがオフサイドにならずに抜け出せる美味しい場面をプレゼントしてしまった。1点差を追い付きたいので前がかりになる気持ちは分かるが、その結果2点差にされてしまったら、万事休すである。

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