日大藤沢高のFW森重陽介君の来季清水入団が内定したということである。身長198センチの大型ストライカーで、なんと日本人Jリーガーとしては史上最高身長になるらしい。まだ成長途上かもしれないので、もしかして入団するまでには2メートルの大台に乗せてたりして。これは楽しみだ。
ところで、森重君は、法大DF落合毅人君、流通経大MF斉藤聖七君、早大DF監物拓歩君に続き、来季の加入内定4人目ということだ。斉藤君と監物君は元ユース組か。かなり積極的に動いているなという印象である。これ以外にも、他クラブからの即戦力補強や、外国人獲得もあるかもしれない。それに、現状で他クラブにレンタルで出ている若手も多い。
ただ、気になるのは、近年の清水、新人獲得やユースからの昇格があっても、活躍するのが一握りで、歩留まりが悪いのではないかということである。現時点のリカルド清水も、若手、生え抜きが台頭してチーム力が上がったというよりも、結局は外国人と即戦力補強による部分が大きく、若手は唯人以外はあらかた修行の旅に出てしまった。
鳥栖なんかは、選手が他チームに強奪され、「今年こそは降格の危機」と毎年言われながら、なぜか必ず新戦力が内部から台頭し、J1でしぶとく生き残っている。それに比べると、清水はどうにか持ちこたえてはいるが、内製化比率が低いなあと感じてしまうのである。
まあ、新人なんてものは、ある程度の数を獲得して、その中で一人でも主力に育ってくれたら、それでいいということかな。結局は競争の世界だし。来季の新人たちも、今リカルド清水で主力を張っている先輩たちを蹴落とさないと、出場機会は得られず、レンタルの旅に出ることになるのだろう。
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