こちらのサイトで、人口100万人あたりの都道府県別感染者数というのを調べられる。デフォルトでは、東京都、大阪府、愛知県、北海道、福岡県といった感染者数の多いところだけが表示されており、それに自分の操作で任意の都道府県を追加できるようになっている。上の図は、静岡県を追加で示したものだが(一番下の薄い青が静岡県)、静岡だけ追加したので、あたかも感染多発地域に次ぐ多さみたいに見えてしまうが、実際は全然そんなことはない。静岡は人口100万人あたり15.92人であり、全国的に見て低い部類である。東京・神奈川と愛知に挟まれている割には、持ち堪えている方だろう。
それにしても、コロナってやつはなあ。ある人は、「インフルエンザよりもはるかに致死率が低い。現に、死者もそんなに出ていない」と主張する。実際、統計的に言えば、そうなのかもしれない。しかし、志村けんさんに岡江久美子さん、こんな国民的人気者が、たとえばインフルエンザで1年に2人も亡くなったなんてことが、これまであっただろうか? たまたま、今回は偶然にも国民的スターが2人犠牲になったということにすぎず、一部の人が主張するように、自粛路線はやめて集団免疫戦略に切り替えていくべきなのか?
とにかく、良く分からない、先が見えない。ただ、これからJリーグが手探りで再開の道筋を探っていく中で、もしかしたら全国一律ではなく、感染者数の少ない地域から順次再開なんて方向になっていくかもしれない。上のデータから見ても、静岡県は被害が軽い地域という位置付けになるだろう。チームとしてできることは、暗中模索にはなるが、再開のその日に向けて万全の準備をすることに尽きるのだろう。
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