エスパルス研究所

清水エスパルスの躍進と新スタジアム建設に向けた考察

カテゴリ:エスパルス > 新スタジアム・ホームタウン

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 まだ今シーズンは終わったわけではないが、現在までのところ、個人的なハイライトは、開幕戦の鹿島戦である。これまで一度も行ったことのないアウェー鹿島に単身乗り込み、望外の勝利も挙げたものだ。

 試合に勝ったことも忘れがたい記憶だが、初めてこの目で見るカシマスタジアムの威容にも圧倒された。そして、同時に思った。これは戦っている選手の心理にも、影響を与えるだろうな、と。たとえば、我が清水がアウェー鹿島に乗り込んだ時、敵の本拠地は堂々たるW杯スタジアムであり、他方で我が家は山奥にある中途半端な代物で、どうしたって鹿島とのクラブの「格の違い」みたいなものを感じて、引け目を持ってしまうのではないか。そして、J発足以来の鹿島の栄光と清水の挫折に、ホームスタジアムのグレードの差が関係していないとは、とても思えないなと、そんなことを思ったわけである。

 もちろん、誰もが知っているとおり、カシマスタジアムは東京から近い割にはアクセスがクッソ悪い。また、行ってみて良く分かったが、四方に屋根がかけられているのだが、屋根のカバーする範囲が狭く、あれだとほとんど屋根がないようなもんだなとも感じた。とはいえ、やはりスタジアムの完成度は、日本平とは比べ物にならない。

 それで、今般驚いたのだが、その鹿島で、新スタジアム建設の構想が持ち上がっているらしい。今のスタジアムを建て変えるというよりも、近くにもうちょっと適正規模に縮小した2.4万人収容くらいの最新鋭新スタジアムを建てるという方向なのだとか。順調に行けば、2020年代に実現するらしい。

 先日、清水で新スタに関するシンポが開かれた時、元ガンバの社長さんが吹田スタジアム建設の苦労話として、資金繰りと鋼材調達の折り合いをつけるのが大変だったというような話をされていた。その点、鹿島は日本製鉄が大スポンサーなので、鋼材はタダみたいなもんだろう(?)。

 鹿島の新スタは、まだ構想というか一案という段階に過ぎないようだが。ただ、あのクラブは、戦略的なことは、絶対に間違えないところである。威容を誇る現カシマスタジムにすら飽き足らず、鹿島がスタジアムでさらに先を行こうとしているのだとしたら。惰眠をむさぼる清水は、2周遅れになり、はるか後方に置いて行かれてしまう。

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 本日開催された「【後援会員限定企画:選手交流オンラインイベント」、「S-PULSE TV:みんなで前半戦を徹底振り返り!」。視聴し終わったところだが、山室社長から新スタ問題に関し予想外に踏み込んだ発言があったので、速報させていただく。

 司会者に、新スタ問題に関し話を振られた山室社長は、現時点では具体的なことは言えないが、水面下で様々な動きがあり、半年、遅くとも1年以内には、具体的な構想が出てくると思うと発言されていた。

 個人的には、今回、仮に社長が新スタ問題に言及するとしても、「引き続き各方面と連携しながら頑張ります」程度の話かと想像していた。それが、「半年、遅くとも1年以内」と、いつになく具体性のある話として伝えられたものだから、ちょっと驚いた。

 近く、朗報が発表されると期待していいのだろうか? まあ、その朗報が伝えられる時に、気運が盛り下がらないよう、清水がなるべく高い順位をキープしていたいし、我々サポはそれを精一杯盛り立てたいものだ。

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 昨日清水市内で開催されたシンポジウム第2弾「どうしても新サッカー場が欲しい」に参加してきた。細かい運営上の改善点などはあったものの、まずは、手弁当でシンポジウムを実現してくれた関係者の皆様に感謝したい。

 総論的だった第1回から、今回は、吹田スタジアムの建設を寄付金方式で実現させた元ガンバ社長の野呂輝久さんにじっくり話を伺うというのが目玉だった。以下、個人的に感じたことを3点に絞ってまとめておく。

 第1に、新スタ実現のためには、組織であれ、個人であれ、強力なリーダーシップを発揮する主体が絶対的に必要ということである。そもそもがスタジアム建設は行政・クラブ・スポンサーなどの利害が複雑に絡み合うわけだが、清水の場合は市と県の二重行政の弊害がモロに生じているわけで、余計に、岩盤を突破するだけの強力な推進力が不可欠だ。

 結論から言えば、清水では、行政に任せていたら、未来永劫、新スタなどできず、清水エスパルスと、親会社の鈴与が自ら主体となってやらなければならないということだろう。

 ちなみに、ガンバの場合は他ならぬ野呂社長が強力なリーダーシップを発揮したようだ。今回のシンポで野呂さんは、自分が吹田で得た知見を惜しみなく他クラブの新スタ建設にも提供したいという姿勢を示してくれていた。これから清水で実際に新スタ建設となれば、各方面の調整とか許認可のクリアとか山のような作業が必要であり、何だったら野呂さんを新スタ建設問題特別顧問として清水にお迎えしたらどうかと、そんなことも感じだ。

 第2に、新スタの建設は、見切り発車でもいいから、とにかく走り出すことが大事だということである。今回のシンポで、一番面白かった話は、ガンバの吹田スタジアムの建設では、ゼネコンの竹中工務店と、「停止条件付建設契約」を結んだということだった。つまり、ゼネコンと契約した段階では、必要な額の寄付金が集まるかどうかは不透明だったので、たとえば90億円しか集まらなかったら、ゼネコン側は90億円分で工事を止める(!)という、そういう契約だったそうである。恐らく日本で初めての契約形式ということだった。

 司会者から、「資金が全額集まってから、建設に着手するということは考えなかったのですか?」と尋ねられた野呂さんは、「それはまったく考えませんでした」と明答していた。まあ、ガンバの場合は、最終的に不足分はパナソニックおよびその関連会社が何とかするという含みだったとは思うが、清水でも、まず走り出してみるという姿勢が大事なのだろうと感じた。

 第3に、昨年の第1回、そして今回の第2回のシンポジウムはそれぞれ有意義だったものの、もう市民シンポジウムは役割を終えつつあるというか、むしろ終えるべきではないかと感じた。というのも、このシンポジウムには清水エスパルス、鈴与、エネオス、市、県というステークホルダーがまったく参加しておらず、あくまでも市民が環境醸成と認識深化のために催しているものだからである。

 シンポジウムはその役割を十二分に果たしたと思う。もう、市民ではなく、当事者が実際に動くべき時期ではないか。もちろん、今後もシンポジウムはあってもいいと思うが、今後は当事者もパネリストとして招かなければ、意味がないのではないか。

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 先日、テレ東(静岡ではBSテレ東ということになるが)でコロナ禍における清水の経営の挑戦に関する特集が組まれ、ご覧になったサポさんも多いことだろう。こちらの「脱チケット収入依存 Jリーグクラブの独自戦略」という記事で、番組の概要が伝えられている。

 まあ、番組で伝えられたことは、我々清水サポには周知の事実ばかりであり、個人的にも初めて聞く話というのは特になかった。

 ただ、番組を観ていて、全体に感じたのは、山室現経営陣が、スタジアムでの感動を、いかにしてグッズ販売などに繋げ、効率的にマネタイズしていくかということに注力しているということだった。球団経営のあり方として、理解できる方向性である。

 と、同時に、「これって要するに、我々サポから、絞れるだけ絞るって話だよな」と、思わず苦笑いしてしまった。

 アイスタは辺鄙な場所にあり、満員でも2万人の小さな箱である。現在はコロナ禍であり、集客は数千人レベルに留まっている。その数千人というのは、所長も含め、かなり物好きな人たちだろう。その、少数派の物好きな人から、いかにしてMAXで搾り取るかというのが、今の経営のキモになっているわけである。

 例えが不適切だとは思うが、はっきり言ってこれは、カルト宗教と同じ図式である(笑)。カルト教団に騙される人なんていうのは、社会全体から見れば、完全な少数派である。でも、その少数派が、徹底的にハードな布施をすれば、教団の財政は潤う。

 まあ、コアサポは、そんなことは承知の上だ。チームのためならばと、新しいグッズが出れば、せっせと散財にいそしむ。

 しかし、熱心なサポたちが、自己犠牲をいとわないのは、いつかチームが大輪の花を咲かせてくれると期待しているからだ。そして、エスパルスが、少数のカルト的なサポだけでなく、地域の市民に広く愛される存在になってほしいと願っている。

 今は苦しい時だから、コアサポが支えるということで、構わない。しかし、チームが中長期的に躍進を遂げ、幅広い市民層に愛されるためには、山奥で秘密の宗教儀式をやっているような今のカルト教団型では、限界がある。やはり、どうしても、交通アクセスが良い場所での新スタジアム建設が必要である。現経営陣が、その方向性でも尽力してくれているという前提で、我々も喜んで散財しようではないか。


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 今季のJ3の日程を眺め、左伴社長とGK西部がいる富山が、枝村のいる藤枝に乗り込むという試合がゴールデンウィークの5月1日にあるというのを知って、「これは行くしかない?」と考えた。藤枝の本拠地である藤枝総合運動公園サッカー場は、前から一度行ってみたいと思っていたのである。

 まあ、しかし、このプチ遠征は、ちょっと失敗だった。実際に行ってみると、「え、藤枝って、静岡からこんなに遠かったっけ?」という感じだった。車で行けばそうでもないかもしれないけど、個人的にはJRと路線バスで行ったので、不便なことこの上ない。驚いたことに、コロナで入場制限があるからなのかもしれないけど、藤枝駅からのシャトルバスすら出てないんですねえ。だから、本数がやたら少ないコミュニティバスみたいのに乗っていかなければならない。

 そして、大いに当てが外れたのが、西部が怪我をしたらしく、遠征に参加していなかったこと。左伴社長はどこかにいたらしいが、どこにいるのか分からず、姿を見ることもできなかったし。

 そして、最悪だったのが、この日は酷い雷雨だったことだ。まあ、藤枝のスタジアムは、メインスタンドだけは屋根がしっかりあって、試合観戦中に濡れたりすることはなかった。だが、後半開始直後に雷が酷くなって、試合が中断し、1時間くらいで再開はしたものの、個人的にバスに乗り遅れそうだったので、途中で席を立ち、試合を最後まで観ることすらできなかった。

 西部がいないということは、枝村のプレーを楽しむしかない。彼もベテランになり、動きの鋭さとか、ゴール前に詰める迫力とか、そういうのはなくなった。それでも、彼のパスから局面を打開するようなシーンはしばしばあり、藤枝の中では良いアクセントになっている印象だった。

 さて、個人的にはなかなかしんどい参戦になってしまったが、藤枝を一度見学させていただいたことは、良い経験になった。身に染みて良く分かったのは、スタジアムの立地が圧倒的に不便ということである。アイスタの場合は、まだ周辺に民家らしきものもあり、まだしも街の延長上にある感じだが、藤枝のスタジアムは完全に山奥といった風情である。スタジアムの箱自体は、J2仕様に拡張する予定があるらしいが、いかんせんあの立地では、気の毒ながら、クラブとしての発展性は限定されてしまうのではないか。

 スタジアムが山の中にあると、サッカークラブが市民に深く根差した「文化」になることは、まず困難だと思う。藤枝の場合には、高校サッカーという文化はしっかりと根付いているが、あの不便なスタジアムでは、サッカーが教育、スポーツ振興、行政主導の街興しの施策として機能することはできても、やはり市民の日常に根付いた文化には転じにくい。

 本当にスタジアムの立地は大事。清水としても、中長期的な視点に立てば、そのことこそがクラブの浮沈を大きく握っているわけである。藤枝の地で、そのことを改めて感じた。

 (下の写真は、この日は島田市デーだったので、島田市のお茶ゆるキャラが)

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 昨日、「Jリーグ、プレミア化 最上位リーグ新設、外国人枠撤廃など検討」という気になるニュースが流れた。「プレミアリーグ構想は、J1の上位にあたる新リーグを新設。参加クラブをJ1の18クラブ(今季はコロナ禍で20クラブ)から、10~14程度に減らす案だ。頭打ちが懸念されるリーグとクラブの経営規模を拡大する案として注目している」という話である。こんなバカな案が、よもや通るとは思わない。しかし、Jのトップクラスで生き残ることが、ますます難しくなっていくことは、間違いない。清水も、サッカーの競技としての強さと、経営の強靭性を、身に着けておかなければ、脱落することになる。

 そうした観点から、清水の根本的な弱点は、スタジアムである。山室社長も、清水の一番の弱みはスタジアムで、このの問題ではJ1の中で清水が一番遅れており、自分がいるうちに何としても道筋をつけたいとはっきり述べていた。

 清水として、見習うべき先例に、広島のケースがある。清水と広島の共通点は、市の行政がクソであることだ。それでも、広島の場合は既存のエディオンスタジアムの立地等があまりに酷く、サンフレッチェが3度もリーグ優勝するという説得力もあり、ようやく行政を動かして、新スタが実現しようとしているわけである。広島と清水は、クラブの規模感がだいたい同じくらいなので、大いに見習いたいところである。

 こちらのニュースが伝えるところによれば、昨日30日、広島の新スタ建設を進める事業者の選定に向けた審議会が開かれ、参加者がプレゼンテーションを行ったということだ。広島市中区にある中央公園広場に建設されるサッカースタジアムは2024年に完成する予定で、整備費は約257億円。いいなあ、3年後か。上掲の動画が、新スタのイメージを掴みやすいので、紹介してみた。

 ホントに、この新スタジアムの問題で、これ以上惰眠をむさぼり続けると、我が清水はJ1の他のクラブに、取り返しのつかないほど置いていかれるぞ。

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 清水は目下、サッカーだけじゃなく、試合運営も大幅に刷新しつつある。試合の時のバス乗り場、スタグル、グッズショップなど諸々変化しており、しばらくスタジアムに来ていないという方は、そういうのを見るだけでも面白いと思うから、ぜひ鳥栖戦にお越しください。

 試合前の選手紹介も、昨年大きく変わったけれど、そのスタイルは1年でやめて、今シーズン新たに選手紹介のやり方がまたまた刷新された。具体的には、上の動画を見ていただければと思うが、カメラがブレていたり、スクリーンが上手く映っていなかったりするのはご容赦を。個人的には、昨年、「なぜ、選手紹介の時に、オレンジウェーブさんがメインスタンドだけに張り付くのか? バックスタンド差別か?」と散々文句を言っていたのだが、その声が届いたのか、今年は、オレンジウェーブさんがメインとバックに分かれてチアアップしてくれるらしく、余は満足である(笑)。だから、動画ではオレンジウェーブさん多めでお届けしている。

 福岡戦の試合前には、田辺信宏市長による「激励」とやらもあったけれど、相変わらず空疎な美辞麗句ばかりで、新スタへの言及は一切なし。先日、静岡市が新スタの調査費を計上したことで、「実現に向け前進」などと早合点した人もいたみたいだけど、当S研ブログで力説したように、あれは時間稼ぎをしてむしろ「実現させないため」の措置に他ならない。もしも田辺市長に、少しでも新スタに前向きな気持ちがあるのなら、そのことを今回のスピーチの中で言及したはずだ。もうすぐ市議会選で、自派を伸張させるためにも、少しでも有権者の歓心は買いたいはずだから。それをしないということは、田辺市長は完全に新スタはやらないつもりであることが、改めて裏付けられた形だ。


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 21日に行われた必勝祈願について、申し上げるのを忘れていたことがあった。この席で、田辺市長によるスピーチは、相変わらず言語だけは明瞭で聞き取りやすい話ではあったが、美辞麗句に終始し、市が具体的にクラブに対して何かしてくれるということは、一切なかった。当然、市長が逃げまくっている新スタジアム建設の問題には、一切触れずじまいである。

 それに対し、我らが山室社長は、「新スタジアムについては、前進ということで、大変期待しています」と、力強く言い切っている。流石である。この人は、勘所というのを、見事にわきまえている。市長が出席した公の場で、一発ジャブを打っておくことで、今後の展開を有利に持ち込めると、直感的に感じたのだろう。

 左伴前社長も、素晴らしい人ではあったが、慎重な性格だっただけに、こういう駆け引きに打って出ることは、まずなかった。それに比べると、山室社長は勝負師の資質を感じさせる。

 言葉、願いというものは、しつこく言い続けることによって、自己実現したりするものである。現に、左伴前社長も、J2に落ち、1年でJ1に復帰するために大事なことの一つとして、「必ず1年でJ1に戻るということを社長がブレずに言い続けること」を挙げていた。そして、それは実現した。新スタ建設のハードルは、それよりもはるかに高い。でも、クラブがしつこく言い続けなければ、俎上にすらのぼらないだろう。クラブは粘り強く要望を続け、我々サポもそれを盛り立てていこう。

 山室さんは清水の社長に就任する時に、「新スタジアムの問題には自分がいる間に何としても道筋をつけたい」と言ってくれた。逆に言えば、もしもこの人がいてくれる間に前進しなければ、未来永劫に不可能ではないか。我々もその覚悟をもって、気運を盛り上げなければなるまい。誰か新スタを公約に市議会選挙にでも出てはどうか。

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 先日、清水は東京ヴェルディとほぼほぼ完全非公開の練習試合を行った。清水からは、出場選手の写真が発信された程度であり、我々としてはヴェルディ側の永井監督の発言振りから、内容を想像することしかできない。まあ、こんな「おあずけ」状態もあと2週間足らずで終わりであり、Jが開幕してしまえば、怒涛のように試合が続いていくことになるわけだが。

 ところで、なぜヴェルディとのTMが可能になったかと言えば、先方が清水ナショナルトレーニングセンター(J-STEP)でキャンプを張っていたからに他ならない。清水や磐田が南国にキャンプに出掛ける一方で、東日本などから静岡にキャンプを張りに来るチームもあるわけだ。

 宮崎県、鹿児島県、沖縄県などは、キャンプ地ビジネスが観光業の柱になっているようである。これまで、清水はそのユーザーで、お金を落とす側だった。でも、もしかしたら、清水は予算節約という観点だけから言えば、雪も降らず比較的温暖な地元で充分かもしれない。さらに言えば、静岡県だって、キャンプ地ビジネスが成立するかもしれない。J-STEP以外でも、以前はヴァンフォーレ甲府が蛇塚スポーツグラウンドでキャンプを張ったことがあったようだ。もし仮に、今後も清水が鹿児島キャンプを続けるとしたら、空くことになる三保グランドを、たとえば東北のチームに貸し出して使用料を稼ぐとか、そんなことを考えてもいいかもしれない。そんな形で、静岡県にいくつかのJクラブのキャンプが集中するようになれば、練習試合も組みやすくなる。

 ネタがなかったので、そんなことをつらつらと考えてみた。

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 雑誌の『サッカーダイジェスト』最新号。毎年恒例、有識者によるJ1およびJ2の順位予想が出ていたので、当S研恒例の「評論家リーグ」の準備のために、買ってみた。だから、今日は順位予想の話をしようかと思っていたのだけど、同じ号に権田修一のインタビュー記事が出ていたので、今日はまずそれを取り上げたい。

 この中で権田は、こんなことを話している。

 「(今季の目標は)まだ漠然としていますが、しっかりと結果を残したい。ポルトガルではほとんど試合に絡めなかったですから、もっと自分をアピールしたい。表現したいと思っています。具体的に言うとエスパルスの新スタジアムを建てる構想がありますよね。じゃあ何が建設の後押しになるかと言われれば、エスパルスが好成績を残すこと。クラブが大きくならないと、街も動いてくれない。それくらい影響を与えられたらいい。

 まさに、我が意を得たりという思いである。というのも、所長は以前から、新スタを前進させるためには、情報発信力の強い選手たちを巻き込むことが絶対に必要だと思っていたのである。ところが、清水の選手が新スタの問題に言及した事例など、所長の記憶が正しければ、これまではただの一度もなかったのだ。

 これは、たとえば広島などと比べると、完全に劣っている点だった。広島も市の行政は新スタには非常に後ろ向きだったが、たとえば選手たちが試合後のインタビューなどでも、積極的に新スタの必要性に触れ、そうしたことの積み重ねで、建設に向けた機運を醸成し、ようやく岩盤のごとき行政を動かして、新スタが実現することになった経緯がある。それに対し、清水の場合は、いくらフロントが「一応、市に要望は出してます」などと言っても、選手やサポを巻き込んだうねりを起すことができず、まったく本気度が伝わってこなかった。

 というわけで、所長の認識が正しければ、プレーヤーとして初めて、新スタの問題に言及してくれた権田。まさに外様も外様、半年前まで縁もゆかりもなく、完全な敵だと思っていた権田の口から、新スタの課題が語られるとは、感慨を禁じ得ない。この男を信じ、ついていこうといいう思いを、改めて強くした。

 ただし、これはいつも申し上げていることだが、「新スタを実現するためにも清水は好成績を挙げよう」というのは正しいのだが、いつの間にか、「好成績を挙げなければ新スタを要望する資格がない」などと話がすり替えられてしまわないように、気を付けたいものである。成績はどうあれ、新スタが必要であることに変わりはないからだ。

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 静岡市が清水区の新しいサッカースタジアム建設に向けて、2021年度の予算案に調査費を計上するというニュースは、何日か前に伝えられたものだったが、28日に田辺市長が地元財界との会合で表明し、SBSがニュース番組の中で報じたことにより、反応したサポさんが多かったようである。

 本件に関し、所長の見立てを申し上げれば、今回の調査費計上を「実現に向けた進展」などと捉えるのは、大きな間違いだと思う。

 だいたい、新スタ建設議論はもう10年近くも続いているのに、これまで市は「調査」しなかったのだろうか? 今さら何を「調査」するというのか? 清水の新スタをめぐる諸課題は、もう議論が出尽くしている状態である。素人がネット検索で情報をかき集め、一晩徹夜するだけでも、それなりのパワポ資料くらいは作れそうだ。今さら「調査」などと、何を悠長なことを言っているのか。

 今回の調査費計上は、「本格的な検討をさらに1年先延ばしにする」という、むしろ後ろ向きの意思表明だろう。令和3年度は「調査」の年とされ、向こう1年間は「今は調査中だから具体的な決定はできない」という免罪符として使われるのだろう。

 調査費は300万円とされているが、どうせ市の職員が鳥栖に視察に行って「ほお、駅前スタジアムはさすがに駅から近いですなあ」とか、仙台に視察に行って「ほお、屋根があると濡れなくて便利ですなあ」とか、そんなのサポなら誰でも知ってるよという今さらの話を、おざなりなレポートにでもまとめるのだろう。そして、現地で美味い物でも食って、「やはりご当地グルメも大事ですなあ」などと語らいながら、予算を消化するのだろう。そして、1年後には、「まだまだ課題は多く、引き続き各方面と調整の上、検討を進めていく」などと、結論とも言えないような結論が出るのだろう。そして、そんなことをのらりくらりと繰り返していけば、自分の任期中は逃げ切れるというのが、田辺市長の考えのはずである。

 個人的には、具体的な方針とスケジュールが明示されない限り、一切信用しないつもりである。

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 ロティーナ体制で躍進を遂げることは、今後の5年、10年の清水の行方を左右するが、もっと長期、数十年単位で見て、最重要な課題は、やはり新スタジアムの建設である。そんな中、19日に、「『清水港スタジアム構想』見送り」という気になるニュースが伝えられた。

 静岡市の新しいサッカースタジアムの候補地として注目されている清水港にある土地の活用について、土地を所有する企業の検討が続いているとして、県は1月にまとめた港の将来像を示す計画に、この土地に関する記載を見送りました。スタジアム構想の具体化は遠ざかる見通しです。

 静岡市では、サッカーJ1・清水エスパルスの本拠地となっているスタジアムが、Jリーグの施設基準を満たさず、交通も不便だとして、エスパルス側は7年前から市に新しいスタジアムの建設を要望しています。こうした中、エネルギー大手「エネオス」が清水港に所有する土地の活用について、去年7月、県と協定を結んだ際、大田社長がスタジアムについて「検討する場面があろうかと思う」と発言し、この土地が候補地の1つとして注目されていました。県は、ことし清水港の将来像を示す港湾計画に土地の活用方針を反映する方針でしたが、その後、エネオス側の検討に時間がかかっていて、どの程度の土地が提供されるかわからないとして、1月にまとめた計画案では、この土地に関する記載を見送りました。

 エネオスは取材に対し、「引き続き行政と連携して検討を進めていく」と話しています。県港湾企画課は「エネオスから具体的な方針が示されしだい、計画への反映を改めて検討する」としていますが、スタジアム構想の具体化は遠ざかる見通しです。

 まったく、この絶望的なまでの煮え切らなさ、スピード感のなさは、一体何なのだろうか? まあ、エネオスさんは私企業で、自社の利益を最大化するために活動なさっているわけだから、スタジアムよりももっと利益になりそうな事業があって、そちらを優先するということならば、それは仕方がない。しかし、今回のニュースを見る限り、そういう具体的な活用の代案があるわけではなく、単にズルズルと決定を引き延ばしているというニュアンスである。一応、駅の目の前の一等地なのに、何年も塩漬けにして、どうしたいのだろうか? 思うに、県の側の「是が非でも」という押しが弱いのではないだろうか。お役人さんの、「具体的な方針が示されしだい、計画への反映を改めて検討する」という受け身で消極的な姿勢には、失望を禁じ得ない。

 日本の官僚機構に特有の、根回し、調整、ご機嫌伺いといったやり方では、清水の新スタは一歩も進みそうにない。この問題こそ、まさにPENETRATEが必要だ。つまり、「やる」と決めて、突き進んでいく、突破していくという姿勢こそが必要だ。行政が煮え切らないというなら、クラブがその強力なリーダーシップを発揮するしかあるまい。

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 神戸戦、セレッソ戦と、晴天に恵まれたのは良かったが、直射日光が当たって、試合中はかなり暑かった。そして、時間が経過するにつれ、アイスタ名物のアレが出現した。嫌な西日である。

 この季節は、アイスタで太陽が日本平の稜線に沈むのが、だいたい16時くらいか。となると、たとえば14:00キックオフだったセレッソ戦は、後半に清水のGK梅田が、モロに西日を浴びることになる。2年前のホーム最終戦だった神戸戦では、明らかにGK六反が西日の影響を受けて失点を重ね、勝利を逃した嫌な思い出もある。

 西スタンドの上部に遮光壁でも設置して、西日の対策をできないものかと、以前クラブに意見を出したこともあったが、そもそもスタジアムはクラブの持ち物でもないし、構造上も難しいのだろう(例によって返信をくれるわけでもないので、検討してくれたのかどうかも分からないが)。

 試合前にエンドを選ぶ際に、普通は後半、コアサポの陣取るゴール側に向かって攻めることを選択するものだが、アイスタのデーゲームに限っては、西日が一番酷くなる時間帯にGKがそれを浴びないようにエンドを選択することもあってもいいのでではないか。セレッソ戦は、清水がキックオフだったから、たぶんコイントスに負けて、先にセレッソ側がエンドを選択したのだろう。もしも清水がコイントスに勝っていたら、前半に西向きに攻めるという選択をしてもよかった気がする。

 セレッソ戦の後半は、個人的に、「早く日が沈め」ということばかりが気になって、試合にあまり集中できなかった。上に掲げた写真は、試合の2日後に、セレッソ戦のゲームセットと同じくらいの時間帯に、日本平に沈む夕日を写したものである。こんな西日を正面に浴びて、GKにちゃんと守れという方が無理な話だ。

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 当ブログ、新スタの建設ということを旗印に掲げているので、関連する話題が出た時には、なるべく取り上げるようにしている。このほど、注目すべきニュースが伝えられた。こちらによれば、

 静岡県とENEOS(エネオス)は16日、清水港の同社清水油槽所の遊休地(静岡市清水区袖師地区、約20ヘクタール)を中心に次世代型エネルギーの供給拠点を構築し、魅力的で持続可能な地域づくりに向けて連携することなどを盛り込んだ基本合意書を取り交わした。川勝平太知事と同社の大田勝幸社長が県庁で合意書に署名した。

 川勝知事は「どのような次世代型のエネルギー基地ができるのか楽しみ。今後、多くの人に愛される地域になればいい」と期待感を示した。大田社長は「総合的なサービスの展開を通じ、魅力的で持続的な地域づくりに役立ちたい」と述べた。さらに、地元で待望論があるサッカースタジアム整備の可能性にも触れ「何も決まっていないが、事業を具体化する中でいろいろ検討する場面があると思う」とした。

 ということである。要するに、油槽所の遊休地にメガソーラーや蓄電施設を作るが、それでもまだ土地は余るので、そこにスタジアムを建てるのも一案、という話らしい。

 本来であれば喜びたいところだが、個人的には、悪い予感しかしない。周知のとおり、田辺市政の側は、「清水港海洋文化拠点施設基本構想」を掲げ、清水港周辺エリアを開発しようとしている。今回県がエネオスと合意した次世代型エネルギー供給拠点と、市の清水港海洋文化拠点施設基本構想は、場所もずれているし、それぞれ別個のプロジェクトである。ただ、どちらも清水ベイエリアの未来構想なのだから、当然のことながら、両者は調整されてしかるべきだろう。今回、県がエネオスと合意するに当たって、田辺市政側に事前に根回しをしていたとは、とても思えない。むしろ、市を出し抜くような形で、決めてしまったのではないか。スタジアムは、基本的には市の管轄事項であろう。田辺市政側としては、もし仮に、自分たちの与り知らぬところで次世代型エネルギープロジェクトが決定され、県知事が勝手に新スタに言及したのだとしたら、かえって積年の対立関係がさらにこじれ、それに巻き込まれて、新スタは半永久的に暗礁に乗り上げる恐れがあるのではないか。そのような不安を、拭い切れないのだ。

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 こちらの記事が、日本各地におけるサッカースタジアム新規建設の構想と、それがコロナでどのような影響を受けているかということを、概観的にまとめている。あまり突っ込んだ内容ではないが、全体的な状況を把握する上では、便利な情報だろう。

 一応、清水も下の方にチョロっと、「(候補地)未定。市に要望」という形で出ている。J1クラブなのに、一番具体化から遠くなっており、何とも情けない話である。

 今年に入ってから、新社長が新スタという目標を改めて掲げてみたりはしたものの、これまたコロナ渦の影響もあり、進展は今のところ何もない状態だろう(しいて話題を挙げれば、清水庁舎の移転問題がこじれており、その影響はどうか?といったくらいである)。

 このように、特に話題はないのだが、何しろ当ブログ、新スタの建設ということを旗印に掲げているので、何もなくても、時々取り上げないと忘れてしまいそうになるので(笑)、あえてお届けした次第。

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 何年か前に、清水が「サポーターのアイディア募集」という企画をやった時に、所長は「アイスタ・ライブカメラ」という企画を提案したことがある(その時点ではアウスタだったかもしれない)。クラブを愛するサポにとっては、「今日の聖地はどんな天気なのか?」とか、「今日は自分はスタには行けないけど、試合前に詰め掛けてくるサポの様子を見て気分を上げたい」とか、そういう気持ちがあるはずなので、アイスタの外にライブカメラを設置して24時間生配信したらどうか、という提案だった。

 残念ながら、この提案は却下された。というか、数年前の「アイディア募集」の際には、サポに意見を出させておきながら、その検討状況や結果などについて一切情報の開示がなく、「採用されなかったということは却下だったのだな」と思っているだけである。率直に私見を述べれば、意見を出させておいて、「受け取りました」という返信があるだけで、その後その提案がどうなったかというフォローが一切ないのなら、そもそもクラブがアイディアを募集する資格があるのか、甚だ疑問に思う。


 ただ、コロナでリーグが中断し、「もう2か月もアイスタに行っていない。今のスタの様子だけでも見たい」というサポの皆さんも、いらっしゃるのではないか。しかも、最近YouTubeを使って、色んな名所にライブカメラを設置するというのは、流行りになってきている。この機会に、アイスタ・ライブカメラ、もう一度検討してもいいのではないかと思う。個人的には、社長とハイタッチしたいとは思わないが、アイスタ・ライブカメラでいつでも聖地の映像を見られるというのは、クラブ愛を育む上で意味があると思う。

 静岡の関連で言えば、上に見るように、「日本平夢テラス・富士山ライブカメラ」というのが代表的である(残念ながらこのカメラにアイスタは映らない)。また、下に見るのは、さった峠のライブ映像である。

 ライブカメラは、固定されている場合が多いけれど、下に見る東京タワーからの映像は、時々カメラが首を振ったりズームしたりする。このほか、渋谷スクランブル交差点とか浅草雷門のライブカメラもあるので、外出自粛がどのくらい守られているのかを確認するのに有用である(笑)。


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 こちらのサイトで、人口100万人あたりの都道府県別感染者数というのを調べられる。デフォルトでは、東京都、大阪府、愛知県、北海道、福岡県といった感染者数の多いところだけが表示されており、それに自分の操作で任意の都道府県を追加できるようになっている。上の図は、静岡県を追加で示したものだが(一番下の薄い青が静岡県)、静岡だけ追加したので、あたかも感染多発地域に次ぐ多さみたいに見えてしまうが、実際は全然そんなことはない。静岡は人口100万人あたり15.92人であり、全国的に見て低い部類である。東京・神奈川と愛知に挟まれている割には、持ち堪えている方だろう。

 それにしても、コロナってやつはなあ。ある人は、「インフルエンザよりもはるかに致死率が低い。現に、死者もそんなに出ていない」と主張する。実際、統計的に言えば、そうなのかもしれない。しかし、志村けんさんに岡江久美子さん、こんな国民的人気者が、たとえばインフルエンザで1年に2人も亡くなったなんてことが、これまであっただろうか? たまたま、今回は偶然にも国民的スターが2人犠牲になったということにすぎず、一部の人が主張するように、自粛路線はやめて集団免疫戦略に切り替えていくべきなのか?

 とにかく、良く分からない、先が見えない。ただ、これからJリーグが手探りで再開の道筋を探っていく中で、もしかしたら全国一律ではなく、感染者数の少ない地域から順次再開なんて方向になっていくかもしれない。上のデータから見ても、静岡県は被害が軽い地域という位置付けになるだろう。チームとしてできることは、暗中模索にはなるが、再開のその日に向けて万全の準備をすることに尽きるのだろう。


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 アイスタは、山の上にあるから、スタジアム自体の周りに飲食店がないのは、やむをえない。しかし、山から下りて、麓の街、市民病院通りの界隈を散策しても、飲食店は非常に限定的である。

 スタジアムから比較的近くて、行こうという気になれるのは、マルキン・ラーメンさんくらいかな。こってりした食べ応えのあるラーメンが楽しめる。

 どことは言わないけど、この間、市民病院通りで、チト酷い店に当たってしまった。外観は良さげだったのだけど、「レストラン」と掲げていながら、ランチの食べ物が1種類しかない。まあ、「牛肉の和風パスタ」というメニュー名からして、ちょっと美味そうな感じがしたので、それをオーダーしてみたところ、出てきたのは、どう見ても、茹でパスタに、レトルトの牛丼をぶっかけただけの代物。味もそのまんまであり、うーむ、あれは酷かった。

 あと、アイスタ周辺の食べ物にまつわることで、最近の悲劇と言えば、食鮮館タイヨー日立店さんの近くにあった「からあげ大ちゃん清水・日立店」がなくなってしまったことだ。調べてみたところ、今年の2月に閉店し、だいぶ離れた月見町1-17というところでリニューアルオープンしたらしい。スタジアムの徒歩圏内という感じではなくなっちゃったなあ。ていうか、ここチェーン店だったのか、知らなかった。

 スタジアムで試合だけ見て帰る人(食べるにしてもスタグルだけという人)にはあんまり関係ないかもしれないけど、こんな具合に、どうもアイスタの周辺は、食べ物に恵まれていないのだ。

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 今般の報道によると、田辺市長は2日の市議会で、昨年4月の市長選で公約に掲げていた新サッカースタジアムの整備について、2022年度までに構想づくりに着手し、2023年度からの第4次総合計画の中で方向性を示す考えを示したという。市長は、「人口活力の維持という観点から地域資源である『サッカー』を磨き上げるのは有力な選択肢」とスタジアム建設に意欲を示し、当面は先進事例の調査や施設の在り方の検討を進めるとした、ということである。

 「意欲」という表現から、色めき立ったサポさんもいらっしゃったようだが、甘言には騙されない方がいいだろう。だいたい、「2022年度までに構想づくりに着手し、2023年度からの第4次総合計画の中で方向性を示す」という曖昧な表現は、一体何なのか? いつまでに建てるというような具体的な目途は、一切示していない。検討したはいいが、第4次総合計画とやらの中で、「引き続き検討していく」なんて方向性が示されることも、充分に考えられる。政治家がこういうものの言い方をするというのは、一切やる気がない、絶対に言質をとられないという姿勢だと理解すべきだろう。

 そもそも、以前も当S研で指摘したとおり、静岡市は、平成30年度までに静岡市スポーツ推進計画『サッカースタジアム整備事業』として、スタジアム整備方針を決定することになっていたのである。しかし、実際にはそんな計画は一切作られなかったし、この間、新スタは1ミリも前進しなかったのである。そのことが静岡市政で問題化したこともなければ、清水エスパルス側が「整備計画はどうなったのでしょうか?」と照会した形跡もない。要するに、誰も事後的に検証していないのである。

 田辺市長は、節目節目で「やっている感」さえ出しておけば、球団もサポも簡単に騙せるし、のらりくらりと時間を稼いで、逃げ切れると思っているのだろう。そのことがまたしても明白になった。それが、今回のニュースの正しい読み方だ。

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 昨日、清水文化会館マリナートで開催されたシンポジウム「新サッカー場が欲しい」に参加してきた。小ホールだったが、かなりの盛会で、満席に近かった。「こんな風に、いつもアイスタもお客さんで溢れればいいのに」と、思ったとか、思わなかったとか。

 4名のパネリスト(司会者は「パネラー」という見苦しい和製英語を使っていたが)は、それぞれに清水サッカーにゆかりがある人物であるものの、本来であれば最大の主役であるエスパルスの関係者が含まれていないため、あくまでも有志による自由闊達な議論という体になっており、やや具体論に乏しいシンポジウムになった。正直言えば、前半披露された清水昔話は、もういいよという気もしたし。一番最後に披露された、Jリーグが製作したと思われる海外スタジアム紹介動画が、一番勉強になった気がしたりして。まあ、行政は動かない、エスパルスは今のところJ1で生き残るのに四苦八苦という中で、まずは市民の有志が声を上げる、その第一歩と位置付けられたイベントだったので、その役割は果たしたということなのだろう。関係者の皆さんは手弁当で尽力されたようなので、労を多としたい。

 ただ、何となく、清水の新スタの方向性は、ビジネスモデルとしてはガンバの吹田スタジアム型、立地としては北九州の駅近・海沿いミクスタ型、複合施設のありようとしては韓国のソウル型と、その3つを折衷する感じなのかなと、そんなメッセージとも受け取れるシンポジウムであった。

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