静岡市の新サッカースタジアム構想をめぐり、難波市長は26日、候補地となっている清水駅東口近くの製油所跡地の土地利用について、調査結果を発表したということである。上掲動画のとおりだ。
新スタジアム消極派だった田辺前市長から、難波現市長に代わって、市の建設姿勢が多少積極的になるかと期待したが、難波という人も、田辺氏と同じ穴のムジナだった。田辺氏も、難波氏も、「市が引き受けるのは調査と利害調整だけ。実際のスタジアム建設には、公的資金はビタ一文出さない。これはあくまでも民間の建設プロジェクト」という立場である。
日本のあちこちでJクラブのスタジアム建設プロジェクトが進められているが、地元行政がここまで冷淡なところは珍しい。これがまったくカネがないというのなら仕方がないが、水族館だの駿府城だのアリーナだのといった箱モノには公的資金を投入するのに、サッカースタジアムになると途端に出し渋るという点で、田辺氏と難波氏はまったく同じである。仮にも日本一のサッカーどころを自任する静岡市の市長が、なぜ2代も続いて反サッカー派なのだろうか。
難波市長よ、カネは出さないのに、スタジアム推進派のような面をするな。「市はビタ一文出さない」と正直に言え。
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