エスパルス研究所

清水エスパルスの躍進と新スタジアム建設に向けた考察

カテゴリ: Jリーグ

 はっきり言って、所長は高校野球にあまり興味がない、というか、むしろあの夏の甲子園というのは苦手である。いや、野球自体は好きだし、若者がひたむきに白球を追うのは素晴らしいと思うのだが、わざとらしく刹那的なドラマに仕立て上げ、しかも大人どもがその利権に群がるという構図が嫌なのである。

 しかし、昨日、明らかになったところによれば、今年は春の甲子園に続いて、夏の甲子園も中止になるのだという。やらせてやれよ。高3の夏は、一生に一度だけじゃないかよ。

 いや、個人的には、高校球児が高3の夏にすべてを賭けて、それが終わったら燃え尽きてしまうというのは、近視眼的すぎると思う。もっと長い目で、競技に取り組んだらどうかと思う。ダルビッシュみたいに、たとえ甲子園の晴れ舞台で負けても、それを自分の競技人生の一過程と捉えて、笑って受け流せる方が、格好良いと思う。しかし、現実には、全国ほとんどの高校球児が、憧れの舞台を目指して、厳しい練習に耐えてきたはずである。その機会を、大人が自分たちの都合で丸ごと奪ってしまうというのは、果たしてどうなのか。

 ということは、なにか? 高野連、朝日新聞、NHKの爺さんたちは、普段は炎天下で若者たちを熱中症の脅威にさらすことはどうとも思わないのに、あるいは過密日程で将来有望な投手の肩・ヒジが壊れようと知ったことじゃないのに、天文学的な低確率にすぎないコロナ感染のリスクにだけは敏感なのか? 要するにアンタたちは、自分たちがコロナ絡みで批判を浴びたくないだけなんじゃないのか?

 夏の甲子園は、球児たちにとって一生一度の夢舞台というイメージが強いのに対し、プロサッカーの場合は、仮に今季が吹き飛んでしまっても、次のシーズンは巡ってくる。しかし、陳腐なことを言うようだが、今シーズンは一度きりだ。清水にとっても、クラモフスキー監督が就任して、チームの大改革に乗り出した、その中でJ1に挑むというのは、今年しかないドキドキだろう。自分の力を試したいとウズウズしているルーキーや、「ラストイヤーかもしれない」と悲壮な覚悟で臨んでいるベテランもいるだろう。サポーターだって、それぞれに特別な思いを胸に、今季の清水を見届けようという覚悟だった。

 幸い、今のところ、Jの2020シーズンは、消えてなくなってしまったわけではない。変則的ながら、まだシーズンは丸々残っている。高校球児たちの無念に思いを馳せ、一年一年が特別なのだという意識を新たにしないといけないだろう。

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 試合がないものだから、メディアでは歴史振り返り企画が盛んだが、その中でも、「Jリーグ歴代ガッカリ外国人の系譜」といったものが目立つ。ちょっと検索しただけでも、こちらこちらこちらなど3つも目に付いた。

 まあ、だいたい大失敗するパターンというのは決まっていて、盛りを過ぎた元ナントカ代表のアタッカーみたいのが鳴り物入りで加入すると、ガッカリへの一直線という感じである。Jリーグは、初年度のリネカーで失敗したにもかかわらず、いまだにトーレスで同じ過ちを犯しており、学習能力がないのかと言いたくなる。ごく稀に、エムボマとかフッキとか、属人的能力だけで活躍できるアタッカーもいるが、それらは元スーパースターではなく、むしろ今が伸び盛りという選手たちである。

 元スーパースターに個の力だけで得点量産を期待するのは間違っている一方、スーパースター系でも上手く行くのは、イニエスタみたいに周りを活かしてチーム全体を活性化させられるタイプ(その結果ビジャも活きた)、ジーコみたいにクラブの文化や伝統そのものを作り上げるタイプ、ドゥンガのようにチームに闘志や規律を吹き込めるタイプなど、要するに組織体としてのクラブ・チームを変えられるタイプである。

 かく言う清水も、もちろん、外国人の当たり・外れは、色々あった。オールドファンは、「オリバが最強だった」というようなことをおっしゃる方が多いが、当時はスカパーの中継もなかったし、個人的にあまりプレーを見れておらず、オリバ=最強というイメージはない。やはり、間近で見たドウグラスが別格だったと感じる。

 最大のガッカリは、これも自分の観た範囲内ということになるが(なのでマッサーロは除外)、やはりユングベリかな。プレーそのものが悪かったわけではないけど、何せすぐにケガをして、とっとといなくなってしまったから。清水の経営規模からしても、もう鳴り物入りの元ナンチャラ代表スーパースターは御免被りたいという気がしている。


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 現時点で、緊急事態宣言の解除はまだ不確定だし、Jリーグ再開は不透明だが、日本で感染のオーバーシュートなどということは起きていないし、この5月あたりから正常化に向けた動きが出てくるだろう。海外では、このほど韓国のKリーグが再開し、ドイツのブンデスも5月16日のリスタートを決定した。日本は世界的に見れば感染が少ない方で、少なくともドイツよりもマシだということを考えれば、Jリーグとしても、そういつまでも再開を先延ばしにするとは思えない。日本のプロ野球も6月中旬開幕を見据えているようだ。もちろん、当分の間は無観客といった代償は避けられないかもしれないが、もうすぐ我々にもJの新スケジュール決定の朗報が届くと期待したい。

 再開の日取りが決まれば、当然、各チーム、トレーニングを再開し、練習試合なども組んでいくと思う。(普段からTMはだいだいそうだが)状況ゆえに、なるべく近場のチーム相手に、ということになるだろう。以前も言ったが、どうせなら、静岡の4チームは早めに始動し、総当たりの大会「静岡カップ」を開催し、順位を争ったりしたらどうか。もちろんDAZNでの中継を希望。J再開ののろしをまず上げるのが、我が静岡県ということになれば、大変に誇らしいことである。


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 清水サポは全員そうだと思うけど、サッカーで「無観客」という話題が出るたびに、浦和の関係者が被害者面してメディアに体験談を語ったりするのは、ムカつくものである。お前らは加害者だろう、と(ついでに言えば、あの試合は審判が浦和のファウルを見逃す誤審で清水の勝利が奪われただろう、と)。

 しかし、今年、それに終止符が打たれるかもしれない。なぜなら、これからすべてのJクラブが、無観客試合の当事者になるかもしれないからだ。浦和の連中がしたり顔で無観客試合の虚しさを語る話などには、希少価値はなくなるだろう。

 まあ、もちろん、まだ決まったわけではない。しかし、Jリーグとして、感染拡大防止に最大限協力し、社会的な理解を得るためにも、まずは6月か7月頃にでも無観客でリーグ戦を再開し、様子を見て、しばらく後に観客を入れたノーマルな試合に移行する。ここ何日か、そんな案が現実味を帯びてきているようだ。

 日本よりも感染者や死亡者が多いドイツで、5月9日に無観客でリーグ戦再開か、なんて話もある。感染がだいぶ下火になった韓国も、同時期の再開を見据えていると聞く。たとえ無観客でも、外国でそういう実例が出てくれば、Jリーグの再開にも追い風になってくるだろう。

 Jとしては、まずはDAZNマネーだけでも確保しておかないと。そのためには、無観客でも、なるべく多くの試合をこなしたい。


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 報道によれば、Jリーグの村井満チェアマンは、菅義偉官房長官と20日に首相官邸で会談し、Jリーグに加盟する各クラブのクラブハウスを、新型コロナウイルスへの感染の有無を調べるPCR検査の会場として活用するよう提案したということだ。村井チェアマンは「Jリーグは39都道府県に56クラブあり、クラブハウスにはシャワーとオフィススペース、広い駐車場がある」と語り、菅氏に「検査施設は人工芝のグラウンドなどに仮設できる」と伝えた。これに対し菅氏は「全国で一斉にということは今はないが、一つでも二つでも具体的なケースがあればありがたい」と歓迎したという。

 日本国政府の対応がグダグダで、皆が絶望する中で、村井チェアマン率いるJリーグのガバナンスの優秀さは際立っている。我々Jリーグファンが、何とか我慢できている、その一因が、リーグ自体の対応が非常にしっかりしており、「村井チェアマンがここまでやってくれるなら、当分試合がなくても我慢だ」と、納得できる点が大きい。

 その村井チェアマンが、官房長官に提案したくらいだから、当然のことながら、すべてのJクラブの了解を得た上での申し出だろう。果たして、三保のクラブハウスも、本当にPCR検査場として利用されるのだろうか?

 今現在、J1のチームはすべて、おそらくJ2、J3も大多数がオフだろうから。施設が空いていて利用可能なことは確かだろう。しかし、しばらく検査場として使ったら、当然、入念に消毒しなければならない。たとえば、非常事態宣言の出ている5月6日まで検査場として使ったとすると、チームが再始動するにしても、5月10日といったあたりか。先日、選手会が、リーグ戦再開にあたっては6週間の準備期間を、と申し入れたとか、入れなかったとかいった話があったが、仮に5月10日から6週間ということは、最も順調に行っても、6月20日頃のリーグ再開ということになるのかな? まあ、6月中に始まってくれれば、御の字という気がしないでもないが。


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 昨日に引き続き、NHKのBS1で先日放送した番組の話になるが、4月3日に放送して録画してあった「Jリーグ伝説のプレー!レジェンドたちが生トーク」という番組を、このほどようやく視聴した。

 この番組のコンセンサスとして、レジェンドたちが最も驚いた凄いチームは、2002年のジュビロ磐田だったという結論になっていた。ただ、そのチームにいた福西が驚いたチームは、1999年の清水だったというところが、微妙なあやである。

 1999年の清水は、実際に強かったと思うし、リーグ戦タイトルに史上最も近付いた瞬間だったが、ああいう、とるべき時にタイトルをとっておかないと、その後の歴史を困難にすることになる。

 清水の方は優勝こそできなかったものの、清水にも磐田にも、確かに黄金時代はあった。しかし、その後、大都市圏のチームが力をつけたり、移籍ルールの変更があったりで、静岡勢が地盤沈下していく。

 とはいえ、静岡勢にも、その後もやり方次第では、タイトル争いに加わったり、J2降格を回避したりすることは、可能だったはずである。所長の個人的印象では、清水は一言で言えば経営縮小に失敗したのだと思う。健太政権の最終年、背伸びをした投資で小野を獲得し、あそこで何らかのタイトルをとれていれば投資を回収できたはずだったのだが、無冠に終わったので縮小均衡に舵を切り、そこから坂道を転げ落ちるように弱体化していった。一方、これまた個人的な印象だが、磐田は世代交代の失敗だったのではないだろうか。


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 先日、NHKのBSでやっていた1993年5月15日のJリーグ開幕戦、ヴェルディ川崎VS横浜マリノス、録画してあったのを、ようやく観ることができた。

 今、この試合を観て思うのは、Jリーグ開幕当初のスター選手というのは、1993年の時点で、結構歳をとってたんだな、ということ。川崎VS横浜の試合では、スタメンの平均年齢が両チームとも29歳を超えていたようだ。ちなみに、あのカズはJリーグが開幕した時に、すでに26歳だった。サッカー選手で26歳と言えば、もうキャリアの半ばくらいだろう。そう考えると、色々ビミョーな点はあるにせよ、とにもかくにも、カズがいまだに現役を続けているということ自体、やはり驚異的と言わざるをえない。

 それで、この1993年5月15日の開幕戦を飾った主力選手たちは、そのまま同年のドーハの悲劇の主人公にもなるわけだ。もちろん、翌日の5月16日に開幕を迎えたエスパルスの主力選手たちも同年代であり、同じ運命を辿る。

 ドーハの悲劇のメンバーで、その次のW杯予選および本大会まで生き残れたのは、ごくわずかだった。Jリーグ開幕当初の主力選手たちは、アトランタ五輪組など、下の世代によってすぐに塗り替えられてしまったのだ。

 ドーハの悲劇の時に、所長は、「皆、かわいそうだな。まあ、堀池は次のW杯も狙えるだろうけど。健太はどうだろう?」なんて思ったものだった。しかし、ドーハの悲劇後、確か堀池は一回だけ代表に呼ばれたくらいで、以降はまったくお呼びがかからなかったなあ。

 1993年の開幕戦を観ると、本当にカズはキレている。以前誰かが、カズの特徴として、足が速いわけではないが、相手の逆をとるのが抜群に上手いと評していたことがあったが、まさにそのとおりで、ドリブルやフェイントで相手をひょいひょいとかわしていく。ああ、この状態のカズを、W杯に出してあげたかったものだ。その後カズは、アジア予選で挫折した経験から、「体重を増やして当たり負けしないようにしなければ」という路線にシフトし、当初の軽やかさが失われていくのだ。

 「ドーハの悲劇があったから、その後の日本サッカーの発展があった」なんて言い方もあるが、とにかく所長はこれらの選手たちにW杯に行かせてあげたかったと思うわけである。


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 昨晩はNHKのBSで1999年のチャンピオンシップが再放送されるという動きがあったが、録画はしたものの、まだ観れていないので、別の話題を。

 といっても、目ぼしい話は、何もない。もちろん、昨日は5月23日までの試合がすべて延期されることが正式発表されたので、同日の柏戦までは飛ぶことが確定した。ただ、これはとうの昔に織り込み済みだったことである。これから最大限上手く行けば、5月30日のホーム名古屋戦からリーグ戦が再開することになるわけだが、それとてどうなることか。

 Jリーグが中断中であっても、チームがトレーニングを続けていることが、我々にとっても、チームを想う気持ちを切らさないための、拠り所のようになっていた。また、時折開催され、ネット中継される練習試合に、公式戦さながらの、注目を注いでいた。しかし、沼津さんに合わせたのか、4月11日の対沼津TMも中止となり、18日の対戦相手未定のTMも実現せず、結局チームは19日からオフに突入する。今季の始動からずっと灯し続けてきた我々の情熱の火が、いったん消えてしまうような、何とも言えない虚しさを覚える。

 政府が緊急事態を宣言しながら、営業休止の範囲をめぐって国と都・県と解釈が異なるだの、2週間様子を見てから実施するだの(どういう「緊急事態」だよ)、政治家・行政連中のグダグダの様子を見ると、日本のコロナ渦はダラダラと長引きそうだ。そうこうするうちに、静岡県でも感染者が増えてきて。。。ああ、空はこんなに青いのに、一年で一番良い季節なのに、何故にこの週末もサッカーがないのか。


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 Jリーグが当初思い描いていた今シーズンの年間スケジュールという図が目に留まったので、ちょっとそれを眺めてみる。そのままでは見づらいので拡大してご覧ください。

 現時点で、3月はすでに失われ、4月だけじゃなく、5月の再開もまず無理という雲行きになっている。となると、ざっくり言って、もともと想定していたシーズンの、3分の1ほどの期間が失われてしまったというイメージだ。

 ルヴァンカップに至っては、ゴールデンウィークまでには、グループステージを終える予定だったんだな。

 もちろん、五輪延期によって空いた7月から8月は、最大限活用することが必須だろう。もしかしたら、リーグ戦の開催時期を、12月末くらいまでぎりぎり延ばす手もあるかもしれない。さらに、代表戦も開催できる状況ではないことから、インターナショナルマッチデーを使えるかもしれない。ただ、それらを勘定に入れても、新たに捻出できる週末は、7~8回くらいかな。他方、3~5月の試合の延期で、未消化となる試合が、リーグ戦だけでも15試合、ルヴァンのグループステージがさらに5試合ある。仮に6月初めくらいにシーズンが再開したとしても、週末だけじゃなく、水曜日も全部使って、ようやく消化できるかどうかという感じだろう。

 チェアマンは、日程は「いったん白紙」になったと述べた。個人的には、試合延期により、過密日程にはなるけれど、何とかフルシーズンを消化できるのではないかと、これまでは期待していたのだが、さすがに相当厳しくなってきた。


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 先日、Jリーグが、J3から順次リーグ戦を再開していくという予定を発表したことを受け、「物は試し」と思い、4月25日(土)の藤枝VS岐阜@藤枝総合運動公園のチケットを買ってみたのである。藤枝さんのスタには行ったことがなかったというのもあるし、サッカー観戦に飢えているというのもあるし、実際にコロナ渦中の試合運営や現地観戦がどんな感じになるかという興味もあったので。それと、言うまでもなく、エダちゃんが元気にやってるかというのも見てみたいし(笑)。

 もしこの試合が本当に開催されたら、J1やJ2の関係者も含め、大いに注目するところとなるはずだ。しかし、今のところ、無事開催の可能性は、半々、いや、7:3で延期の可能性の方が濃厚かな。仮に開催されるにしても、Jリーグでは座席を1席おきにして客同士の接触を避けると言っているから、この自由席の切符(ちなみに売ってたのは自由席だけだった)で、ちゃんと座席にありつけるのか? 今後、事前もしくは当日、席が指定されたりするのか? まあ、サッカーそのものに加えて、そういった運営や雰囲気も含め、体感してみたいと思っているわけである。

 政府の方針では、日本の各地域を、(1)感染拡大警戒地域、(2)感染確認地域、(3)感染未確認地域――の3つに分け、集会やイベントの自粛などの対応を段階的に示している。今のところ静岡県は(2)のはずであり、その対応は「屋内で50人以上の集会への参加は控える」となってる。屋外スタでのサッカー観戦が可能かどうか、ギリギリの線(いや、むしろ厳しいか)という気がする。せめてJ3くらいなら可能であってほしいが。

 Jリーグ筋から漏れてくる話によると、今年はチームごとに消化試合数が異なる可能性があり、その場合でも、勝率ではなく、あくまでも積み上げた勝ち点に応じて順位が決まるそうだ。たとえば東京なんかは典型的な(1)感染拡大警戒地域だから、FC東京がホームゲームを開催できず、他方で(2)感染確認地域の静岡チームが有利なんていう、そんな展開も考えられる。いよいよ清水の初戴冠の機は熟したか?


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 皆さんご存じのとおり、ヴィッセル神戸の酒井高徳選手が新型コロナウイルスで陽性ということである。感染した経緯は今のところ発表されていないが、高徳個人を責めてもしょうがないだろう。注意していても、運が悪ければ、感染するものは、してしまう。早く元気になるよう、我々も祈ろうではないか。

 ただ、それにしても、J1の再開にとっては、痛い知らせだ。神戸はしばらくオフの予定だったようだが、チームから感染者が出たということで、当面、選手・スタッフが自宅待機ということになるかもしれないし、もしも高徳が最近の練習試合に出場していたら、相手チームも対策をとらなければいけないかもしれない。クラスターなどということになったら、5月9日のJ1再開は、かなり遠のくことになるだろう。

 まあ、仮に高徳の感染がなかったとしても、今の日本の空気感から言うと、4月からJ3、2、1とリーグ戦を順次再開していくというのは、かなり無理筋だったという気もする。それにしても、注目度の高い神戸で、W杯戦士の高徳が感染となると、やはりインパクトは大きいな。

 マジで今年は、静岡県のJリーグ4チームで、静岡リーグでも開催かな。

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 当ブログでも、練習試合のDAZN中継をしつこく求めていた甲斐があった。28日の磐田との練習試合、最初の90分はDAZNで、残りの90分は清水のインスタと磐田のYouTubeで中継されることが決まった。実現に尽力してくれた関係者に、心から感謝したい。自分がスタジアムに行くわけでもないのに、思わず久し振りに、週末のお天気をチェックしたりもした(残念ながら土曜日の天気はそれほど良くないようだが)。

 確かに、手探りでチーム作りを進める我が軍にとって、膨大な準備期間が発生したことは、有難い。しかし、思うに、日常的なチーム練習をいくら重ねても、モフサッカーは完成しないと思う。やはり、対外試合という実戦で、試行錯誤をしてこそ、目指すサッカーを作り上げられると思うのだ。限りなく公式戦に近いゲーム形式ほど、その効果があるはずであり、藤枝さんとのユルい感じのお手合わせよりは、否が応でもテンションが上がる磐田との対戦こそ(そして、DAZN中継というオマケまで付いて)、今の我が軍にとって貴重な実戦の機会になるはずである。

 怪我だけは気を付けてもらうとして、あとは真剣勝負で、勝ち負けにこだわってやってほしい。

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 昨日、J1の再開は5月9日からを目指すと、発表になった。まあ、この再開の時期自体は、想定の範囲内であり、許容範囲内だとも思う。

 問題は、当面の間、遠隔地からの来訪は避ける(≒アウェー参戦は自粛)ということと、観客もフルで入れるのではなく、前後左右は隣り合わないようにするということであり、要するに半分しか収容できないという点である。もちろん、何とか再開にこぎ着けようと、Jリーグが懸命に考えたギリギリの妥協案なのだとは思うが。。。

 ただ、誰しも疑問に思うのは、年間シートのオーナー、特に指定席のオーナーについてはどうするのだろうかということである。自分の知る限り、アイスタの場合、SSとかSとかは、かなりの比率で年間シートであり、その扱いをどうするのか。既存の席種・座席を基本にしつつ、少しずつずらしていくのだろうか? それとも、「今日は奇数席が有資格。次回の試合は偶数席が有資格」といった感じで、間隔を空けるのか? そうなると、せっかくシーズンシートを持っていても、全試合参加できるとは限らないということになってしまう。

 まあ、これだけの国難で、Jリーグも懸命に考えた妥協案なのだろうから、方針が出れば、それに従うしかあるまい。もっと重大な問題は、本当に5月9日の再開が可能なのかという点なのではないか。昨日、Jリーグの日程変更発表と同日に、東京都で感染爆発の危機が迫っているとして、都民には週末の自宅待機が要請された。次の週末でそれが終わればいいが、状況がさらに悪化して、東京都および首都圏が封鎖などということになったら、当然Jリーグ再開などはさらに先送りされるだろう。日本のコロナとの戦いは、ついに首都決戦の時が来たわけで、5月9日に清水の試合が観られるかも、その帰趨にかかっていると言えそうである。

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 せっかくYouTubeチャンネルを開設したので、今日も1本。J1第1節、FC東京戦の、試合前のウォーミングアップの様子。短くて恐縮だが、選手のアップそのものというよりも、背景で鳴り響く応援の声に、心が震える。

 当たり前だと思っていた、この試合と応援の日常が奪われてから、早1ヵ月が経過した。本日、Jリーグは今後の日程に関する当面の方針を発表するだろう。再開が4月上旬というのは夢のまた夢で、中旬も難易度が高そう。ゴールデンウィークくらいの再開なら、御の字だろうか。

 

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 中断期間中の、数ある練習試合の中で、昨日の鹿島VS札幌だけが、なぜかDAZNの本格中継という厚遇を受けた。

 先日の清水VS藤枝をインスタライブで中継してくれたのは、そりゃ何もないよりは良かったが、インスタというフォーマットが微妙だったし、しかも画像はスマホカメラで撮影されたものだったということで、満足度は低かった。こちとら、中断期間中もDAZNの料金を払い続けているわけであり、Jリーグの中断もあと1ヵ月くらいは続きそうなので、むろん当事者となるクラブの了解を得た上で、DAZNは練習試合を基本的に配信してもらえないだろうか。

 我々の当面の関心は、3月28日の清水VS磐田である。その時点では、Jリーグの再開がもっと先だと発表されている公算が大きい。まだしばらく公式戦が始まらないのに、情報を隠しても仕方ないのではないか。DAZNがやってくれないなら、地上波ローカルで放送して、サッカーバカ県の矜持を見せたらどうか。「練習試合なのに、絶対に負けられないダービー」とか煽れば、結構数字とれるのではないかという気がする。

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yosou

 本来であれば開幕前にやるべきだったのだが、バタバタしていて、できなかった。しかし、思わぬ中断が生じたので、その間のネタとしては、丁度良かったかもしれない。今年も「評論家リーグ」を開幕するにあたり、まずは先生方の順位予想を整理しておきたいと思う。

 なお、評論家リーグの趣旨とレギュレーションについては以前説明したので、そちらを参照していただきたい。まあ、今年の場合は、思いっ切り変則的な日程とレギュレーションになってしまい(それとてまだ確定もしていない)、それによる順位への影響も当然あるだろうし、騒動が起きる前に予想をした先生方には気の毒ではあるが、犬に噛まれたと思って諦めてもらうしかない。

 さて、評論家リーグは例年、サッカーリーグと同じように、18人、または20人で開催しているのだが、とりあえず今回、目に留まった先生の予想を集めてみたら、28人になってしまった。それに、所長の願望+予想を加えて(笑)、清水の順位が上の順に並べたのが、上表である(見づらかったら拡大表示してください)。リーグ戦にするためには、最大でも20人に絞らなければならないのだが、さてどうしたものだろうか。今年は、J2と同じように、22人エントリーしようかな。

 それにしても、改めてこうやって見てみると、清水は先生方からまったく評価されていないことが分かる。清水については全員がBクラス、2桁順位を予想しており、14~16位くらいの予想に集中していることが分かる。

 まあ、昨年までの前科を考えれば、下位予想されても、やむをえない。自分たちの力で、これを覆すしかないのだ。

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 いやはや、皆さん報道でご存知のはずなので、詳細は省かせていただくが、前代未聞の事態となった。今季、モフサッカーで当たって砕けて、玉砕、降格という恐れは否定できないと思っていた。そのリスクもいとわず、我々は前に進むのだと、悲壮な決意を固めたつもりだった。それが、「降格は無しよ」とは、安堵したような、拍子抜けしたような。。。何とも不思議な気分である。

 しかし、個人的に、現在明らかになっている方式には、疑問を感じる。確率は低まっているとは思うが、まだ4月上旬にリーグ戦を再開する可能性はかすかに残っている。まあ、現実的には、早くてゴールデンウィークくらいの再開になるのかもしれないが、Jリーグ再開がそこまでずれ込むということは、それこそオリンピックなんか絶対不可能なわけで、オリンピックが飛ぶとすれば、Jリーグは7月、8月を丸々使えることになる。そうなれば、J1は全節、ちゃんと観客を入れて、フルで開催できるのではないかと思うのだ。今の時点で、いびつなシーズンで不公平が生じるから降格は無しと、早計に決めなくてもいいような気がするのだが。

 正直言えば、個人的には、J1は20チームにしてほしいと前から思っていた。なので、来季20チームになることについては、むしろ歓迎である。問題は、来季は4チームも降格になり、また18チームに戻るとされていることである。リーグの伝統と格式というのは、継続性によって担保されるわけで、4チームも降格するような変なシーズンを作ってしまったり、年によってチームが増えたり減ったりしたら、リーグの価値が損なわれる。来季20チームにするなら、恒久的にそうしてほしい。西欧の一流リーグは20チームのところが多い。J1が、この苦境を奇貨として、逆に20チームに拡大・発展を遂げるというなら素晴らしいことだと思うが、一時しのぎのためにチーム数をいじるというのは賛成しかねる。

 ところで、東京五輪が延期になって来年開催される可能性は結構高く、そうなると来年J1は、また7月、8月を五輪のために空けた上で、38試合も戦わなければならなくなる。そのあたり、どうするつもりなのだろうか。

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 Jリーグの中断が長引いており、当S研ブログも、「ネタがないのに無理やり書き続ける選手権」みたいになってきたが(笑)。

 昨日は、浦和VS水戸の練習試合を、両クラブがインスタで生配信したらしいね。まあ、画質や角度などには難があるだろうし、普段のテレビ中継には遠く及ばないはずだが、我が身に置き換えてみれば、「それでも観たい!」というサポは大勢いるだろう。

 静岡県にはJクラブが4チームもあるんだから、急遽、SBSカップでもしずぎんカップでも何でもいいから、ローカル大会でも開催してもらえないだろうか。無観客はやむをえないとして、それをテレビ中継でもしてくれれば。カメラ1台でもいいから。まあ、無理は承知で、そんな願望を抱いてしまう。

 そう言えば、昨年だっただろうか、清水は、デジタルだかITだかの立派な戦略みたいのを、コンサルに大枚をはたいて、作成してもらったんじゃなかったっけ? そんなご立派な戦略なんか待つまでもなく、今みたいにサポが情報を渇望している時こそ、「社長日記」でも「GM今日の一言」でも何でもいいから、情報を積極的に発信してくれると、嬉しいんだけどね。こういう時には、ファン・サポーターの関心を繋ぎ止める努力が、大事だと思うよ(あの社長に対しては、釈迦に説法だろうが)。

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 いやはや、これはビックリ仰天だ。まさか本当に、新型コロナ問題で、Jリーグが延期になるとは。さすがの日程くんも、新コロにゃ勝てなかった。2011年にも、第1節を終えたところで3月11日に東日本大震災が発生し、リーグ戦再開は4月23日になったが、新コロもそれに近い国難になってきたということだろうか。

 当S研では先日、安易に「右へ倣え」みたいな形でJリーグ開催を自粛することへの疑問を呈したが、感染の劇的な増加を防ぐためにはここ2週間くらいが正念場ということらしいので、まあかくなる上は、やむをえないだろう。我が清水としては、せめてこの中断を、今季目指すサッカーを磨き上げるために有効活用するしかない。

 思い起こしてみれば、2011年も、新監督を迎え、開幕戦を柏相手に0:3で落とし、国情もクラブ事情も、両方ともお先真っ暗な気持ちで震災中断に入ったのだった。幸いにも、中断明けの福岡戦を1:0でものにし、その後はだいたい五分五分の戦いを続けることができた。

 今季の場合は、ルヴァン、J1開幕戦と落としてはいるものの、サッカーの内容が改善されていることから、サポの間でもそれほど悲観的なムードはないだろう。むしろ、「早く次の試合を観たい」と思っている方も多いかもしれない。まあ、しかし、新サッカー構築中の我が軍にとって、この中断はやはり好機ではないかと思う。いや、ぜひそうしなければ駄目である。

 くしくも、再開後の初戦は、3月18日(水)の横浜Fマリノス戦になるようである。ディフェンディングチャンピオンであり、ピーターの古巣であり、恩師が率いるチーム。その時までに、我が軍がどれだけ成長を遂げているかを、楽しみにしたい。

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 清水サポの皆様、新シーズン明けましておめでとうございます。

 当S研では、専門家各位の順位予想を後から検証して順位付けるという「評論家リーグ」というのを毎年開催している。ただ、人の予想を揶揄するだけではアンフェアなので、所長自身の順位予想も昨シーズンは示した。その際に、昨年は清水を1位、神戸を18位に挙げ、これらは純粋な予想というよりも願望に近いということは、あらかじめお断りしておいた。

 その結果、自分の予想をシーズン終了後に答え合わせしてみたところ、並み居る専門家の先生方よりもずっと低く、ビリになってしまった。いくらなんでも攻めすぎたかなと、反省したわけである。

 今季も、順位予想を示すことにするが、1位の清水は不動。これはもう完全なる身びいきであり、ご容赦願いたい。「客観的予想では、清水は何位になると思ってるのか?」と訊かれるかもしれないけど、晴れのこの日にそんな野暮なことを言うのは避けたい。

 去年、酷い目に遭ったので、今年は攻めすぎず、清水以外は真面目に予想してみた。その結果が以下のとおりである。

  1. 清水
  2. マリノス
  3. 川崎
  4. 神戸
  5. 東京
  6. セレッソ
  7. 鹿島
  8. ガンバ
  9. 広島
  10. 札幌
  11. 浦和
  12. 名古屋
  13. 大分
  14. 湘南
  15. 仙台
  16. 横浜FC
  17. 鳥栖
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