エスパルス研究所

清水エスパルスの躍進と新スタジアム建設に向けた考察

カテゴリ: Jリーグ

 所長は基本的にアウェー遠征はしないから、あんまり関係ないんだけど、アウェーまで応援に行くコアサポの皆さんは、日程が発表されるや否や、交通や宿泊の確保に走るのかね。ご苦労様です。

 そんなわけで、2020シーズンのJリーグの日程が発表された。今年の特徴は、何と言っても、大迷惑、東京五輪のせいで、40日くらいJリーグが中断することだろう(7月4日の第21節から、8月14日の第22節まで、長い間が空く)。ちなみに、その間にルヴァンカップのプレーオフや決勝Tがあるのかなと思ったら、それもないようなので、正真正銘、Jクラブは全休になる。その皺寄せで、今季のリーグ戦は、平日水曜日の開催が2回もある(なぜかマリノスとの試合が裏表とも水曜日)。まあ、ワールドカップイヤーの2018年もそうだったけど、五輪中断までが怒涛のように過ぎていくのだろう。

 どのチームも、中断前の第21節までをメルクマールと位置付け、上手く行っていないチームの場合は、そこで立て直しとか補強とかするようなイメージだろう。

 今季の清水の場合は、前半戦でつまずくことも充分考えられ、「どこまで我慢するか」が問われるシーズンとなる。考えたくないが、五輪中断時点でまったく結果が出ていなかったら、どうするかという問題がある。第21節消化時点ということは、昨年ジュビロの鈴木監督がバンザイをした時期とだいたい同じであり、そこから指揮官を交代して多少上向かせたところで、「手遅れ」という恐れが強い。

 もう、今季に限っては、ピーターと心中ということで、いいのではないか。もしかしたら、今季前半戦、思うように勝ち星が伸びないかもしれない。しかし、「このサッカーが完成したら、必ずJ1で上位争いができる」と信じられる内容であれば、ひたすら我慢しようと、個人的には決めているのである。

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 U-23アジア選手権、日本はカタールと引き分け、結局日本は1勝もできずに大会を去ることとなった。最後のカタール戦は、岡崎ではなく立田がスリーバックの真ん中で先発出場、相変わらず微妙なプレー振りに終始した。ただ、こちらの記事によると、大会を通じて岡崎も立田も、可もなく不可もない星3つの評価になっている。今大会のメンバーに富安やオーバーエイジも加わることを考えると、岡崎および立田は当落線上といったところかな?

 それにしても、今大会のVARの運用は、見ていて、「勝手にサッカーのルールを変えるな!」と叫びたくなるような、そのくらいVARで試合の流れを一変させてしまう場面が、日本の試合でも目立った。そりゃあ、サッカーなんだから、良く見れば接触があったとか、良く見れば相手を蹴ってしまっていたとか、いくらでもあるだろうけれど、そんなのをいちいち全部PKだの一発レッドだのにしていたら、サッカーが全然違う競技になってしまうと思うわけである。VARというのは、あくまでも、「重大な見逃し」だけを対象にしてほしいものであり、「良く見たら多少接触していた」みたいなレベルの事象は取り上げないでいただきたいものである。そのあたり、おそらくヨーロッパの審判なら「サッカーの本質」みたいなものを重視してくれそうな期待があるが、頭の固い日本人審判や、今大会のような低レベルなアジアの審判だと、ビデオをチェックして「良く見たら接触してたのでPK」、「良く見たら蹴ってたので退場」の類が続発しそうで、今からウンザリする。今大会、中東のチームがやっていたように、「接触っぽい場面があったら、取りあえず痛がって倒れておけ。それがVARで拾ってもられば儲けもの」みたいな風潮が蔓延するかもしれない。

 今季の清水は、新監督の下で新しいサッカーに挑戦するから、そこまでの余裕はないかもしれないが、本来なら「VARの傾向と対策」みたいなこともバッチリやってシーズンに臨みたいところだなあ。

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 そんなわけで、2019評論家リーグの結果発表をさせていただく。優勝は、何と松木安太郎氏だった。2位が早野氏、3位が清水氏ということで、意外にも地上波色の濃い上位陣となった。

 松木氏の勝因は、横浜を9位と比較的高く予想していたこと、浦和のブランドに騙されず同チームを6位と比較的低く予想していたこと、順位が的中して4ポイントを獲得したところが4つもあったこと(10位、15位、16位、17位が的中)などである。横浜が巻き起こした波乱で、赤点が相次ぐ中、一人だけ赤点を免れたのは立派である。皆さんご存知のとおり、松木氏が普段地上波でやっている居酒屋解説は、本人がテレビ向けに割り切ってやっているものであり、本来はきちんとした専門家なのだ。

 最下位となった西川氏はエルゴラッソのFC東京担当記者であり、この人は最初から順位予想の匙を投げていたのだが、大分を1位に挙げるなど破天荒なところが面白かったので、あえて入れてみたら、案の定ビリだったというわけである。まあ、清水を1位にした所長のポイントは、それよりもさらに酷かったわけだが(笑)。

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 当S研独自の企画として、「評論家リーグ」というのがある。これは、所長が独自に考案したものであり、専門家による順位予想を最終結果と照らし合わせて、評点し順位付る方式である。以前スカパー!でやっていた豪華解説陣による順位予想は、単に順位が的中した個数だけを競っており、それに疑問を感じて、所長が無い知恵を絞って考えたものだ。このS研方式の特徴は、上位3チームおよび下位3チームにその重要性に鑑みてポイントを傾斜配分していること、そして順位が完全に一致しなくてもその惜しさに応じて加点し、乖離が大きい場合にはマイナスポイントが付くことである。レギュレーションは以前こちらで説明した

 さて、2019評論家リーグの結果発表をする前に、改めて先生方の2019シーズン順位予想を確認しておきたい。上の表は、清水の順位が高い順に並べたものである。所長の予想もオマケで載せておくが、1位や最下位はガチ予想というよりは願望に近いということは、事前に申し上げた。

 優勝した横浜を青で塗ってみたが、こうやって見ると、有識者による横浜の予想は一番高くても8位であり、いかにその優勝が番狂わせであったかが分かる。多くの識者が横浜を清水よりも下に位置付けており、三浦のヤスさんに至っては最下位予想していた。

 この横浜の要因が、2019年評論家リーグに多大な波乱をもたらすことになるわけだが、その結果は明日発表するので、お楽しみに。

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 もしかしたら当事者になっていたかもしれない、スタジアムの観客席にいたかもしれない、新国立競技場での天皇杯決勝を、結局はテレビ観戦。

 「誰が新国立でのゴール1号になるか?」という関心をもってた人は多かったと思うけど、まさか犬飼のオウンゴールとはね。まあ、1失点目はしょうがないけど、2失点目はプロのディフェンダーとは思えないようなクリアミスで、犬氏が最大の戦犯となってしまった。2019シーズンずいぶん貢献したはずの白崎も、コンディションゆえか決勝戦ではぱっとしなかったし、前半だけで交代。「清水勢」にとっては散々な試合だった。

 っていうか、天皇杯決勝だけ見てたら、「うちら、こんな弱いチームに、2019年のリーグ戦で2度も惨敗したのか」と思うほど、とにかく鹿島は古臭く、くたびれて見えた。退任する大岩監督にも、修正能力や引き出しはなさそうだったし。鹿島の堅守・安定感・試合運び・セットプレーなどは敬服すべきものではあるが、それだけでタイトルをとれるほど、もう日本のサッカーも甘くはないということなのかもしれない。この決勝を称して、ある有識者が「現代サッカーの勝利」と称していたけれど、妙に納得させられた。

 老舗の鹿島が敗れ、新興勢力の神戸が勝ったというのは、時代の大きな変わり目なのかもしれないね。鹿島みたいな企業城下町のチームで、ジーコのカリスマ性とか鈴木強化部長の眼力とか、そういう属人的な強みで勝ってきたチームが斜陽化し、資金と科学で勝つ時代に移行していくのかもしれない。まあ、科学というのは、資金で買うこともできるだろうから、要は資金力の勝負だ。神戸の場合、2019年の前半までは、資金力にものをいわせて獲得した資源を有効活用できていなかったが、フィンク戦術が浸透するにつれリーグ終盤から噛み合うようになり、ついにカップ戦の頂点までたどり着いた。2020シーズンのリーグ戦の戦い次第では、名実ともにビッグクラブの仲間入りする可能性がある。

 清水には、潤沢な資金はないけれど、取りあえず「現代サッカー」には舵を切ろうとしている。「その方向性でいいのではないか」と、ちょっとだけ意を強くした、天皇杯の決勝であった。

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 こちらのページに、2019年のJ1の反則ポイントの表が出ているので、それを見てみよう。

 反則ポイントというのは、チームの強さや弱さに比例しないというところが面白い。何しろ、優勝した横浜Fマリノスが反則ポイントではワーストで、2位のFC東京がベストになっているくらいだ。

 反則ポイントでベスト3の顔触れを見ると、FC東京、広島、セレッソと、守備組織が非常にしっかりしているから、あまり反則する必要がないというパターンだろう。大分、仙台あたりもそんな感じがする。

 逆に、マリノスは、ピンチになったらチアゴ・マルチンスが力づくで止めるような感じなので、それで警告が増えるのだろう。あと、優勝が決まった最終節でも、GKが飛び出して東京の永井を倒してしまい、一発レッドなんてのもあったわけで、リスクの高いハイライン戦術の表れと言える。

 我が清水はと言うと… 反則ポイントは、良くも悪くもない数字だ。しかし、昨今の清水の場合は、守備組織も整っていなければ、「ピンチの時にファウルででも止める」という文化もなく、敵の攻撃を指をくわえて見てるだけというパターンが多いので、反則ポイントの数字が劣悪でないといっても、まったく誇れることではない。むしろ、最多失点のチームなのに、この程度の反則ポイントで収まっているのは、いかに「何としてでも止める」という意識が欠けているかの、証左である。

 所長が、来季について大きな不安を覚えるのは、まさにこの点なのである。リスクの高いハイライン戦術を敷いて、ピンチを迎えた時に、横浜には「ファウルをしてでも止める」というチアゴ・マルチンスがいるけれど、清水にはそのようなディフェンダーがいないのである。それでなくてもワースト失点の清水を、さらにリスクにさらしてどうする?と言いたい。センターバックを総入れ替えでもしなければ、クラモフスキー流は無理なのではないか。

 もう一つ気になるのは、来季清水がクラモフスキー監督指揮下で、マリノス流をコピーして、もし仮にチアゴ・マルチンス的な「ファウルをしてでも止める」という守備が清水に根付いたとしても、来季からVARが導入され、より厳しい判定が下されるようになるのではないか?ということだ。つまり、VAR導入によって、東京・広島・セレッソ的な、組織でクリーンに守るチームの方が、有利になるのではないだろうか?

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 当S研では、専門家諸氏のJ1順位予想の結果を検証しランク付けする「評論家リーグ」というのを毎年開催しており、今年ももちろん後日やる予定だが、その前に自分自身の懺悔をしておきたい。2019シーズン、当S研で「清水のJ1リーグ優勝」という目標を掲げ、それを前提とした順位予想を示していた件につき、うやむやにするつもりはない。駿河湾より深く反省だ。

 ただ、言い訳のようになってしまうが、清水がJ1優勝を狙う上で、今季がチャンスだったことは、間違いないと思う。今年のJ1全体を見渡してみても、本当に強かったチームというのは、見当たらない。最終的には、横浜が称賛に値する攻撃サッカーを完成させたことは事実だが、その横浜に清水は2度勝っているのである。清水さえしっかりしていれば、2019年に上位争いできたはずという見解に、今も変わりはない。

 それで、今季開幕前に所長が示した順位予想のうち、1位清水と、17位鳥栖、18位神戸は、予想というよりも願望に近いということは、あらかじめお断りしていた。ただ、それ以外の順位は、ガチで予想したつもりだった。上の図は、所長の予想(願望含む)と、実際の最終順位とを照らし合わせて、答え合わせをしたものである。

 うーん、これは酷い(笑)。順位が一致したところは一個もないし、良く見ると一番近くても順位が2つ離れている。これは、S研方式で評点したら、マイナス何点になるのか、恐ろしいくらいである。

 特に恥ずかしいのは、優勝した横浜さんを、降格争いに巻き込まれると予想していたことである。大変失礼いたしました。ただ、後日お目にかけるとおり、有識者の中で横浜を1位予想にしていた人なんか一人もいないし、所長と同じように下位予想していた評論家先生も多かったのだ。

 そんなわけで、日頃、評論家先生をこき下ろしてばかりだったが、いざ自分が順位予想をしてみたら、とんでもない結果となった。ただ、これに懲りず、来季の順位予想もするつもりである。もちろん清水を1位にして。

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 2019シーズンの結果、磐田と松本が降格し、柏と横浜FCが来季J1に上がってくることになった。皆さんお気付きのことと思うが、2020シーズンのJ1は、地理的に関東に偏重することになる。もしかしたら、2020年は、J1の歴史上、関東チームが最も多い年になるのだろうか? そのような関心を抱き、Jリーグが発足して以降のトップリーグの地域別所属チーム数を、調べてみた。

 ここでちょっと注釈しておくと、日本におけるサッカーの地域割りは、こちらのサイトに見るような区分が基本である。当S研でも基本的にその区分を利用しようと思うが、一つだけ、山梨県が関東所属というのが、しっくり来ない。山梨は、静岡とか長野と一緒のグループにした方がいいのではないか。そこで、今回S研で使用する地域区分では、山梨は関東ではなく、「甲・北信越」という小区分に入れ、これを東海と合わせて「中日本」という大区分を設けている。

 皆さん、憶えておられるだろうか? 上の画像に見るように、2015年に甲府・松本・新潟・清水の合同企画「2015中部日本横断シリーズ」というのを実施したことを? この企画にしても、地理的な近接性が意識されたこそであり、山梨を中日本のグループに入れることは理に適っていると考える。

 さて、そんなわけで、1993年から来季2020年までの地域別のJ1所属チーム数を整理すると、下表のようになる。まず、冒頭の関心について言えば、2020シーズンに関東が8チームになるのは過去最多ではなく、過去には関東のチームが9チームに上っていたシーズンもあったことが確認できた。そもそもJリーグは、10チーム中6チームが関東という状態から始まったのであり、今も昔も関東偏重は変わらないという結論である(むしろ2019年の関東6チームというのが異例の少なさで、平常に戻ったと言えそうである)。一方、西の関西に目を向けると、過去には京都まで含め関西4チームという時代もあったが、最近は大阪×2+神戸の3チームで定着している(京都も新スタで盛り返すか?)。いずれにしても、J1が関東・関西という大都市圏を中心に回っていることは否定できない現実である。

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 一方、ここ何年か凋落が目立つのが、東海+甲・北信越から成る「中日本」である。まず、東海の清水・名古屋・磐田はJ初期からの老舗だが、近年は代わる代わるJ2に降格しているような感じであり、3チーム揃うことが少なくなった。そして、最も落ち込みが激しいのが甲・北信越で、最盛期には3チームを数えたのに(それが、くだんの「中部日本横断シリーズ」が実施された2015年だったわけだが)、2020年にはゼロになってしまうわけである。結果、2020年には中日本全体でも清水と名古屋の2チームしかない状態になる(ついでに言えば、中日本のチームが優勝したのは2010年の名古屋が最後であり、それ以来栄冠から遠ざかっているという事実も、指摘しなければならない)。

 それに比べると、北日本は、札幌と仙台だけと言えばそれまでだが、2で定着しつつある。西日本では、広い中国地方に広島1つだけは寂しいし、四国は空白のことが多いが、九州は鳥栖+1で2枠は確保しつつあり、大分の躍進でますます盤石になりそうだ。

 要するに、関東も関西も、北も西も頑張っているが、中日本だけが地盤沈下している状態なのである。中日本にJ1チームが少なければ、我が清水にとって遠征の距離面で不利になるし、練習試合を組もうにも近場に強い相手がいないという弊害もある。「中部日本横断シリーズ」はそもそも企画として微妙だったので、ああいうのをもう一度やるかは別として、地域レベルで危機感を共有し、場合によっては共同施策を打つべきだろう。

*12/20 2017年のデータに誤りがありましたので修正しました。

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2019

 大熊清氏のスタッフ入り、ねえ。本人の資質云々以前に、なんだか、「船頭」が多くなり過ぎるような懸念も。まあ、今のところ役職すら明らかでないので(あるいは、今いる誰かがいなくなるのか?)、何とも言えないけれど。役職が決まる前に発表になったというのが、何やら社内権力闘争が絡んでいそうな気がしないでもない。

 さて、本日のお題は、「チームのコスパ」。Jリーグには、上位と下位の格差が小さいという特徴があるが、それにも関連して、もう一つ、お金と順位が必ずしも比例しないという傾向がある。

 それを検証するために、2018年の営業収益と、2019年のJ1、J2の順位を上のグラフにまとめてみた。もちろん、本来であれば2019年の営業収益を使うべきだが、まだ数字が出ていないし、まあ1年でそんなに変化はないだろうという前提に立っている。

 2018年の清水の営業収益は、J1で11番目で、J1平均の4,755を下回っていた。しかし、神戸という特殊なチームを除けば、ほぼJ1の平均くらいの経営規模だと理解していいだろう。だから、2019年の12位という順位は、だいたいそれに見合っているという見方も、できないわけではない。2019年には、名古屋や浦和のように、清水よりもコスパが悪かったチームもあった。

 しかし、2019年に我が軍を蹂躙した札幌、尻上がりに完成度を高めたセレッソ、相変わらずの安定感を示している広島などは、2018年の数字を見る限り、清水よりも経営規模が小さい。そして、大分のように清水の3分の1の予算でJ1に爪痕を残すチームもあれば、徳島のようにJ2で目を見張る攻撃サッカーを見せたチームもあった。当然、見習うべきはこれらの高コスパチームだろう。

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 昨日、徳島VS山形のJ2プレーオフ決勝を見逃し視聴しようとしたのだが、またしてもDAZNクオリティ炸裂! 8日に行われた徳島VS山形を視聴したいのに、なぜか動画の頭に、7日の横浜VS東京戦のプレビューを無理矢理ぶっこんで、それを観ないと先に進めないようになっていた(パソコン視聴なら簡単に飛ばせるが、所長はテレビのアプリで観たいので、それだと飛ばせない)。時間泥棒かよ!? 何の地獄なんだ、これは?

 さて、当方としては徳島さんにも山形さんにも利害関係はないが、周知のとおり、うっかりGMさんが来季の監督候補として徳島のロドリゲス監督の名前を挙げたりしたものだから、どうしてもその目線で観てしまう。「清水が早く交渉できるようになるためには、徳島が早く敗退してくれた方がいいのかな」なんて邪念を抱きながら観戦した。

 徳島のサッカーはポゼションに定評があるが、意外に跳ね返したり大きく蹴ったりということもやる時はやるし、ロングパスなんかも使う。ただ、その中心になっているのはヨルディバイスというDFであり、昨年まで長崎にいた彼が加入したことが、今季の徳島躍進の秘訣だったのではないだろうか。したがって、清水としてはロドリゲス監督を引っ張ってくるだけでは駄目で、ヨルディバイスもあわせて獲得できれば即効性が大きいだろう。そして、ロドリゲス徳島は、決定的なスルーパスの形を持っていて、外から角度をつけて入ってくるプレーヤーにスピードのあるスルーパスを供給することでビッグチャンスを作り出す傾向がある(昨日の決勝点もそう)。徳島の試合を観ていると、選手が楽しそうに自信をもってプレーしているのが印象的であり、今の清水とは真逆のチームカラーと言えそうである。まあ、以上は、あくまでも清水の一ファンが来季の夢を膨らませただけの話であり、実際に清水がロドリゲス氏に白羽の矢を立てて交渉するかは不明であり、来季ロドリゲス監督でJ1を戦う気満々の徳島サポの皆様にはご容赦いただきたい。

 運命を決めるのは、次の湘南VS徳島戦。以前、当S研では、清水がプレーオフに回ったら絶望だけど、湘南さんなら難なく勝てるでしょう、だから湘南さんお願いしますというようなことを述べたが、今でもその思いに変わりはない。湘南は、J1終盤に残留を争ったチームの中では、今一番勢いがあり、J1の中堅くらいの力はありそうだ。最終節に勝利を逃したことで精神的なダメージが残っていなければ、難敵徳島とはいえ、湘南有利は動かないだろう。

 それにしても、各方面で批判を呼んでいるようだが、最終節終了後の大榎GMの発言(昨日、当S研でも取り上げたもの)は、関係者への敬意や配慮を欠いたものだったと言わざるをえない。そもそも、当ブログでも何度も指摘してきたように、篠田監督が就任した時点で、「戦術ドウグラスで、なりふり構わず残留する」というのは、チーム、有識者、サポの間で共有されていたコンセンサスのはずである。それがどうにか成就したその時に、「カウンター重視となった戦術に疑問符」を付けられても困るのである。「そういうアンタは、2勝・2分・7敗の状態でシーズン途中にチームを引き継いで、残留させられるのか?」と、各方面からツッコまれるのも、当然であろう。何だか、ちょっと、嵐の予感がしてしまう。

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 それにしても、11月30日のJ1第33節、上位も下位も一番の勝負所という肝心な日に、システム障害を起こすDAZNって、一体何なのか? これ、食品メーカーだったら、集団食中毒で多数の死者が出て、会社が傾くくらいの大スキャンダルだろう。経営陣の退陣など、社会的な制裁は免れないはずだが、娯楽を配信する企業だったら、致命的な失敗を犯しても、とがめられないのだろうか?

 ちなみに、東静岡のパブリックビューイングって、どうだったのかな? まあ、試合の途中で復旧はしたみたいだけど、しばらく皆で静止画像見てたのかな? ちなみに所長は、試合の最初からきちんと見たかったので、生視聴は諦めて、買い物に出かけちゃった。

 個人的には、DAZNに対して、言いたいことは山ほどある。前にも書いたと思うが、サッカーの中継は俯瞰の画面を続けることが基本のはずなのに、やたらカメラを切り替えたり(しかも往々にして見づらい角度の画像に)、どうでもいい場面を呑気にスロー再生しているうちにピッチ上では決定機を迎えたりと、とにかくありえない低クオリティである。特に「DAZNってつくづくどうよ」と思うのは、どうでもいい場面をスロー再生した後に、必ずJ1とかJ2のロゴを大写しすることである。うーむ、何の意味があるのか。それによって、我々はさらに1~2秒を奪われるのである。サッカーにとって、1~2秒がどれだけ大事か。

 話は変わるが、戦前から申し上げていたとおり、今のセレッソというチームの弱みは、これといったセンターフォワードがいないことである。鈴木孝司という選手がFWとして何もできないことは、あらかじめ分かっていた。ところが、土曜日の試合で、彼はとんでもない大仕事をやってのけた。清水の攻守の要ヘナトをファウルで地上に落下させ、骨折させたわけである(町田の井上の再来か?)。もちろん、本人にそれほど悪気があったとも思えず、軽く押しただけだったが、結果は重大であり、怪我した本人のみならず清水というクラブに与えたダメージは計り知れない。あれだけの大怪我を負わせておいて、イエロー一つ出ないのだから、皮肉なものである。

 さて、言いたいのはここからだ。DAZNではヘナトが骨折した場面を、執拗に繰り返し再生していた。本人の激痛、無念さ、そしてチームとしてのダメージを思うと、個人的には、とても直視できない場面であり、あんなものを何度も再生されたら、一生トラウマとして残りそうである。残虐な場面やアダルトなコンテンツを未成年に見せてはいけないのと同じように、あんな大怪我の瞬間を繰り返し再生するのは、不見識極まりない。11月30日は、DAZNをさらに嫌いになった一日だった。

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 残留争いだけじゃなく、優勝争いも佳境だ(っていうか、むしろそっちの方が本来はメイン)。3チームに絞られた優勝争いの中で、どこに勝ってほしいか、所長の個人的願望を申し上げる。

 第1希望は、横浜Fマリノスである。個人的に、昨シーズンからの流れで、今季横浜は大苦戦するのではないかと予想していた。また、サッカーの中身も、「外資系サッカー」という感じで、いけ好かない感じがしていた。しかし、昨年からの試行錯誤が結実して、今観ていて一番面白い娯楽的サッカーを披露しているのが横浜であることは、間違いない。奔放に点をとりまくって勝ち切るその強さは、脱帽と言う他はない。そして、もしも今季横浜が優勝すれば、その横浜に2度までも土をつけた清水ということがクローズアップされ、我々清水サポの虚栄心も満たされる。というわけで、ぜひこのまま行ってほしい。

 第2希望は、鹿島アントラーズ。まあ、これは優勝してほしいよりは、消去法的な選択だ。以前から書いているように、所長はオリ10至上主義者であり、「また一つ鹿島がタイトルを加えましたとさ」ということだったら、まあしょうがないかと受け止められるというだけの話である。新興クラブが優勝するよりはマシ、ということにすぎない。ただし、今の鹿島は内容に乏しく、あれだけ戦力流出や怪我人が相次いでいる中で、もしそれでも優勝してしまったら、J1って何なの?という気がしてしまう。それに、白崎や犬飼に、歓喜を味わってはほしくない。泥船清水から脱出し、たった1年や2年でJ1の優勝メンバーになれるのなら、今清水にいる連中も、我先にと清水から逃げ出しかねない。今季、「4冠すべてを狙う」などと豪語していた鹿島だったが、逆に「すべてのタイトルを目前で逃した」なんてことになったら面白いなーと、個人的には思っている。もちろん、そのクライマックスは、天皇杯の決勝で清水に負けることである。

 そして、一番優勝してほしくないのが、FC東京。別に、東京に恨みがあるわけではないが、上述のとおりオリ10至上主義者の所長としては、とにかく後から加わったチームに優勝してほしくないと、ただその一念である。加えて言えば、清水ではタイトルをとれなかったケンタが、まるでそれを踏み台のようにして、別のクラブでタイトルをとるとしたら、シャクに障る話だ。

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 サッカーってやつは、残留争いに巻き込まれたりすると、「こんな地獄、勘弁してくれ」、「いっそサッカーなんてなければいいのに」などと思ったりするが、それと表裏の関係にある昇格や残留の喜びというのは、やはり大きい。先週の週末からしばらく、Jリーグの各カテゴリーで、そんなドラマが繰り返される。個人的には、清水のことだけでも精一杯なので、もうちょっと色んなクライマックスを時間をかけてじっくりと味わえるといいのだが、サッカーシーズンの終盤というのはそういうものなのだろう。

 特に、コバさんや大悟がJ2昇格に挑んだ北九州の戦いは、個人的にも思い入れを持って観ていたが、先日の試合で見事に昇格を決め、後はJ3優勝に向け突き進むだけとなった。清水が2016年にJ1復帰を決めた頃のことが思い出され、他クラブの出来事とはいえ、ジーンと来てしまった。それにしても、コバさんは北九州のJ1昇格まで「請け負う」のだろうか?

 後は、エダ氏のいる栃木のJ2残留というのも、最近ずっと祈っていた。監督も田坂氏だし。これまた、J2最終節のアウェー千葉戦でしぶとく勝利し、最後の最後で鹿児島を逆転して、自力でのJ2残留を決めた。最終節でキャプテンマークを巻いた枝村は、歓喜というよりは、重責を果たしてホッとした様子だった(とか何とか言ってたら、昨日、エダ氏と栃木の契約満了が発表された。ほぼレギュラーで出場しており、貢献しているように思えたのだが、どのような判断なのだろうか?)。

 「降格」という恐怖や悲しみがあるからこそ、それを回避したり乗り越えたりした時の喜びがある。残酷なようだが、これが昇降格のあるサッカーの醍醐味なのだろう。

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 J2戦線では、昨日、柏がJ2優勝と昇格を決めた。まあ、確かにその力は今季のJ2の中では図抜けており、順当な結果だろう。所長は当初、「来季、柏がJ1に上がってきたら、清水は絶対に勝てないから、コケてほしい」と思っていたのだが、柏が自動昇格を決めたということは、12月のプレーオフで清水が柏と対戦する可能性はなくなったわけだから、その意味では良かったかもしれない。柏は、間違ってJ2に落ちてしまったが、そのタレント力や、今のチームの完成度は、J1に当てはめても、今季の札幌くらいの力はあるのではないか。つまり、今の状態の清水が対戦したら、ボコられる恐れが大きいということである。

 昨日勝利して、自動昇格圏の2位をキープしたのが横浜FC。2016年に清水がJ2を戦った頃は、横浜FCはFWイバの個の力だけが売りという感じがしたが、最近はイバ、レアンドロ・ドミンゲスは欠場が多く、むしろ下平監督の指導の下、日本人選手によるオーガナイズを軸としたチームに変貌している。昨日の試合を観てみたが、組織的な守備意識、ハードワークが徹底されており、粘り強いチームである。J1に当てはめたら、仙台、(迷走する前の)湘南くらいの力はありそうである。だいたい、大ベテランの中村俊輔が自陣ゴール前で必死に体を投げ出してシュートブロックをしている様子を見ると、相手のシュートにうっとりと見とれるだけの清水イレブンが勝てるはずはないと思ってしまう。というわけで、プレーオフで清水が横浜FCと対戦したら、ちょっと勝てる気がしないので、このまま自動昇格してほしい。

 あとの昇格候補(清水がプレーオフで対戦する可能性のある相手)は、3位大宮、4位山形、5位徳島、6位甲府、7位京都あたりに絞られてきた。辛うじてJ1の香りがするのは大宮だが、チト勝負弱いところがあるので、昇格プレーオフを勝ち抜けるかどうか。山形から京都までは、たぶんJ1に上がっても来季厳しいであろう戦力であるが、いまやJ1最弱の清水がプレーオフで勝てるかというのは別問題である。

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 先日書いたとおり、清水が自力で力強く残留を勝ち取るなどということをイメージできなくなり、個人的な心境としては、限りなく他力本願に傾きつつある。その際に、最大の焦点は16位湘南の浮沈であり、第31節の各地のゲームの中から、セレッソVS湘南をDAZN観戦した。もうすぐセレッソとも対戦するので、そのスカウティングも兼ねてだ。

 結果的には、この試合はホームのセレッソが1:0と勝利し、湘南が勝ち点を積み上げられず、清水としては好都合な結果となった。しかし、連続大量失点していた湘南が、すっかり立ち直った雰囲気もあり、「このまま湘南が寝た子でいてくれるのか?」と不安も募るような試合だった。

 むしろ、前半などは、長身FW指宿のポストプレーが冴え渡り、また前線からのプレスもある程度はまっていて、湘南のペースだった。あれで、指宿がもっとフィニッシュに持って行く力があれば、日本代表クラスの大器だと思うのだが、湘南は良い形になりかけても、決定的な仕事をする人がいない。あと、指宿は良いプレーをしながら50分くらいで退いており、体力にも課題を抱えているのかもしれない。湘南は後半、攻撃にかかわる人数を増やし、いくつかの決定機を作ったが、セレッソのGKキムジンヒョンの神セーブが2~3本あり、ゴールを割れなかった。しかし、もう清水相手に6点とられた、あの時の姿はもうなかった。先発もだいぶ入れ替え、新監督の戦術も浸透し始め、チーム状態はようやく上向きになってきたのだろう。というわけで、清水の他力本願にとっては、ちょっと心配な、湘南の復調であった。

 セレッソに関して言えば、センターフォワードだけが偉大な清水の反対で、チームはちゃんとしているのだけれど、センターフォワードだけがいない感じ。シーズン序盤に都倉が長期離脱し、活躍が目立っていたブルーノメンデスも負傷離脱中で、鈴木孝司というJ1のスターターとしてはちょっと微妙な選手がセンターフォワードを務めているのだけれど、彼に渡ったところで常に攻撃が途切れてしまうような感じだ。というわけで、11月30日のアウェー・セレッソ戦の最大のポイントは、この時までにブルーノメンデスが復帰しているかどうかになりそうだ。

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 第30節は、清水にとっては悪夢のような結果になったけれど、うちの試合結果は別にして、他会場の結果は、悪くはなかったのではないか。清水VS磐田が「残留直接対決」と言っても、いくらなんでも今さら清水が磐田に抜かれることはないだろう。17位の松本は引き分け、そして現実的に一番心配しなければならない16位を回避するためにライバルとなる湘南、鳥栖が敗戦ということで、清水の状況が悪化することはなかった。むしろ、1節消化し、しかも湘南の得失点が悪化したという意味では、ちょっとだけ残留に向け前進したなんて見方もできるかもしれない。

 本当なら、リーグ終盤に、自力で残留を勝ち取るだけでなく、今季の1桁順位に向けたラストスパート、来季以降の躍進に向けた手応えを見せてほしかった。しかし、最下位の磐田相手に、あの体たらくではねえ。個人的には、もう心は他力本願に傾きつつある。

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 札幌がルヴァンカップで準優勝したことで、ペトロビッチ監督の手腕が再び脚光を浴びている。しかし、個人的には、札幌におけるペトロビッチ氏のチーム作りは、だいぶ誤解されているのではないかと思えてきた。

 たとえば、ミシャのサッカーと言えば、GKから細かく丁寧に繋ぐというイメージがある。しかし、最近読んだ記事によれば、ミシャはGKには「危ない場面では大きく蹴って構わない」と伝えているそうである。また、前線にジェイのような屈強なFWがいるのだから、場合によってはFWに向けてロングボールを蹴ってもいいという指示もしているそうだ(実際、札幌の試合を観ていると、そういう場面は案外多い)。ミシャは、特に札幌に渡ってからは、我々が想像している以上に、柔軟になっているのだと思う。

 もう一つ、こちらに札幌のDF福森晃斗の物語が出ているが、この中で所長が驚いたのが、「コーナーキックの練習のときから、入る選手と入るところは決まっていたので。あとはいかに自分がいいボールを蹴られるかどうかでした」というセリフだった。あれ、ミシャって、セットプレーの練習しないんじゃなかったっけ(笑)? 確かに、ミシャが札幌監督に就任した当初は、セットプレーの全体練習がなく、福森は自主練でセットプレーのボールを蹴る練習をしていたようなのだが、どうも最近は全体でのセットプレー練習もあるらしい。(なお、福森は決勝戦での直接フリーキックを自信をもって決めたようだが、同じような位置からのフリーキックを清水戦で決めたことが自信に繋がったのかな、などと想像すると、屈辱がぶり返す。)

 それで、これは所長の仮説なのだが、ミシャが札幌で、持ち前の攻撃的サッカーと、現実主義を上手く折衷できているのは、四方田前監督がHCとしてチームに留まっていることが大きいのではないか。四方田氏が作った守備のベースやハードワークの徹底があったからこそ、そこに上手くミシャ流の攻撃サッカーをプラスして、札幌は強くなったと思うのである。

 Jリーグでは、こういう具合に、理想と現実を上手く折衷したチームが強くなるというパターンが多い。ミシャが追った理想を引き継いだ森保氏が、現実主義を加えて広島を強くしたり。風間監督のロマン主義の後を受けた鬼木監督が、守備の強度を加えて川崎に栄冠をもたらしたり。札幌の場合は順番が逆で、四方田氏の現実主義の土台の上にミシャの攻撃サッカーを建て増ししたような感じだろう。

 翻って、現下の我が清水は、残留だけを目標に割り切って戦っているという意味では現実主義だが、守備の強度は一向に高まらず、とてもこの上に理想主義や攻撃サッカーを建て増しできるような「土台」は存在しない。仮に今季首尾よく残留できたとしても、チーム再建の道は険しい。

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 昨日は、ルヴァンカップの決勝、川崎VS札幌をTV観戦した。印象に残ったのは、フジテレビによる中継の低劣さで、実況・解説が酷い。解説の清水氏は面白くもないような話を滔々と話し続け、アナウンサーはわざとらしく絶叫してスベり、ピッチ解説の武田氏はそれに割って入って少しでも自分のセリフを増やしたいとベクトルがバラバラで、聞いていて非常に気持ちが悪かった。

 他サポの立場からすれば、川崎と札幌のどちらかに「勝って」ほしいなどと思うはずもなく、負けることをより強く願うのはどちらかという話になる。所長の場合、それは明らかに札幌だ。清水が持っている数少ないタイトルの値打ちを下げてほしくないし、今季の遺恨もある。タイトルなど、10年早いと言ってやりたい。

 そういうことを別にすれば、観ていて面白い試合であり、第三者も、何やら魂を揺さぶられるようなところがあった。2012年に、当時のナビスコ決勝に進出した清水は何のインパクトも残せず、インチキPKで延長戦に持ち込むのがやっとだったけど、今回の決勝は長く語り継がれるであろう名勝負となった。

 それはそうと、昨日の決勝を眺めながら、改めて感じたのは、「2016年J1昇格組は優秀だなあ」ということだ。2016年J1昇格組というのは、2016年のJ2の結果、昇格を果たし、2017年からJ1を戦っているチームという意味である。

 Jリーグの「歴代 昇格・降格クラブ早見表」という便利なサイトがある。これを見て分かるとおり、ある年にJ1昇格を決めた3チームが、3チームとも翌年もJ1残留を果たしたことは、2016年の札幌・清水・C大阪のたった1例しかないのである(昇格チームが2チームだけだった場合は他にもあるが)。この3チームは、J1復帰の2017年だけじゃなく、翌2018年も揃って残留し、本年2019年もその可能性がある(ただし清水がちょっと怪しい)。こんな昇格トリオは、今後もまず出てこないのではないだろうか。

 札幌・清水・C大阪は、単にJ1に定着しているだけじゃなく、リーグ戦で1桁順位になったり、一昨年のセレッソのようにルヴァンで優勝したり、今年の札幌のようにルヴァンで決勝まで進んだり。まあ、そうやって考えると、トリオの中では、清水が一番パッとしない。リーグ戦では確実に残留を決めたいところだし、できれば天皇杯をとって気を吐きたい。

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 これは、話題としてはもう古いのだが、所長はごく最近認識するに至ったので、今さらながら取り上げさせていただく。セレッソのFWにブルーノメンデス選手というのがおり、その選手のチャントが反響を呼んでいる。チャント自体はセレッソのコールリーダーが風呂場で鼻歌で作ったものが元らしいのだが、上の動画に見るように、有名なセレ女が仲間4人でそれを楽しそうに歌う様子を自撮りしてSNSで発信したところ、爆発的にバズったということだ。

 実はこの自撮り動画がバズったのにはきっかけがあった。動画が録られたのは、メンデスなどの得点で、ホームでジュビロを2:0と下した試合の後であり、この女子たちの屈託のない喜びの表情と、ゴール裏に挨拶に来たイレブンを罵倒する磐田サポの怒声とがコラージュされ、それで上に見るような面白動画にされてしまったということだ。

 同じ試合の後の両ゴール裏で、まさに天国と地獄という光景が繰り広げられたことが、この面白動画で見事に描き出されてしまったわけである。で、問題はここからだ。一部の頑迷なコアサポが、ツイッターなどで、くだんのセレ女さんを執拗に非難したというのである。ゴール裏で、自撮りなんか録ってんじゃねえよ、と。ちなみに、セレッソのゴール裏はもともと普通の女子でも参加できそうな敷居の低さがあるらしく、攻撃してきたのは、他サポが多かったらしい。結局、彼女は深く傷付き、過去の動画を削除し、ツイッターのアカウントも抹消してしまったそうだ。まあ、J界隈ではかなり知られた話のようだが、事の顛末はこんなところだった。

 さて、この事件から、我々清水は何を学ぶべきか。まず、単純に、ブルーノメンデスのチャントがすごく良いということである。メロディーもノリも振りもシンプルで良いし、「ブルーノメンデス」「バモ」「ゴール」と単語が3つしか出てこないから、子供や一見さんでもすぐに歌える。残念ながら、最近の清水のチャントはそれと逆の場合が多く、スタジアムがまったく一体になれない。コールリーダーさんたちに言わせれば、「俺たちがこんなに必死に新しいチャントを考えてリードしているのに、何で付いてきてくれないんだよ?」ということなのかもしれないが、悪いが貴方たちが一生懸命目新しいメロディーや歌詞を考えるほど、一般サポは付いていけなくなるのである。とにかく、シンプルで楽しくノリが良いものを。貴方たちの過剰な「思い」など、歌詞に込めなくていいのである。

 第2の教訓として、今回はたまたま悪意の標的になってしまったが、やはりこの時代、カワイイ女子+SNSという組み合わせが、情報発信力としては最強という現実だろう。清水というクラブも、色んな努力、工夫はしてくれており、それには頭が下がるが、どうもすべての施策が、「オッサンたちが会議室で考えました」臭がしてしまうのである。とりあえずSNS周りだけでも、感度の高い若者とか女子に全面的に任せてみたらどうか。

 第3に、清水のコアサポにしても、ベテランサポにしても、若い人たちの価値観や行動様式を頭ごなしに否定するようなことをしては、絶対に駄目ということである。そんなクラブに、未来はない。もちろん、ゴール裏に来たのに、タピオカミルクティー飲みながらキャッキャ自撮りだけしている女子グループがいたら、「おいおい、君たち」と注意してもいいと思うが、「試合中だから一緒に応援しようよ」「ここはちょっと特殊だから、他の席の方がいいよ」などと優しく接してあげるようにしたい。

 最後に、上掲動画に見るように、磐田サポの「死ね」「土下座しろ」は、SNSに乗って全国に拡散され、永久保存されることになってしまった。こういう時代には、清水サポの皆さんも、ヤジ、罵声はほどほどにした方がいいですよ。

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 へえ、川崎の攻撃力って、大したことないんだね。湘南相手に5点しかとれないのか(笑)。

 なんて軽口をたたいて、浦和戦敗戦の憂さを晴らす今日この頃。皆さんはいかがお過ごしですか。

 湘南のチョウキジェ監督のパワハラ騒動、去就問題を、外野から眺めていて、所長なりに、色々思うところはある。まず、Jリーグによる調査が長引きすぎて、湘南のチームにとっては気の毒だったということだ。調査の時間がかかっているうちに、湘南はみるみる成績を落とし、完全に残留争いに巻き込まれてしまった。どんな結論にせよ、Jリーグがなるべく早く結論を出し、湘南が宙ぶらりんの状況から抜け出せるようにしてあげるべきだっただろう。もし今季、湘南が降格することになったら、残留争いがJリーグによるパワハラ裁定のさじ加減で決まってしまったという意味で、公平さを欠くことになろう(むろん、今の清水にとっては結果的に助かるが、そのことは別問題)。

 その一方で、伝えられているようなパワハラが事実だったとするなら、チョウキジェ監督はアウトだろう。昨日、同監督の退任がようやく発表されたが、続投などということになったら(一時はそういう雰囲気もあった)、非常識な判断だったろうと思う。

 当S研でも、チョウ監督の作り上げた湘南イズムを称賛したりしたことがあったが、それが人権侵害の上に成り立っていたのだとしたら、謹んで評価を撤回したい。湘南のような予算規模の小さなクラブをJ1で戦えるチームにするためには、監督が多少強権的に選手・スタッフを叱咤激励することは必須だろうが、当然越えてはいけない一線があり、それを越えた事実が明らかになったわけだから、退陣は当然だろう。

 さて、今回、この問題に触れたのは、戸田和幸氏のブログで「見て見ぬふりをしない」という記事を読んだからである。当S研では、何度か戸田氏に言及し、清水の監督就任待望論を唱えたりもしたが、今回のブログを読んで、改めて日本サッカー界にとって大切な人だと感じた。こんなOBを、ぜひクラブにとっての資産として活用したいものである。

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