エスパルス研究所

清水エスパルスの躍進と新スタジアム建設に向けた考察

カテゴリ: Jリーグ

2022slogan

 清水から目ぼしい情報が発信されないので、当S研ブログも目下、絶賛ネタ枯れ中。もうちょっとすると、マスコミに戦力評価や順位予想が出て、にぎやかになると思うのだが。

 そうした中、フットボールトライブというサイトに、「2022シーズン全J1クラブの補強診断&ランキング」というものが出たので、ありがたく使わせていただく。まあ、プロというよりも、福岡サポが作ったランキングのようだが。要するに戦力のインアウトの収支を見たものであり、順位だけ整理すると以下のようになっている。

  1. FC東京 A判定
  2. 浦和レッズ B判定
  3. 清水エスパルス B判定
  4. 湘南ベルマーレ B判定
  5. セレッソ大阪 B判定
  6. 名古屋グランパス C判定
  7. 京都サンガ C判定
  8. アビスパ福岡 C判定
  9. ヴィッセル神戸 C判定
  10. ジュビロ磐田 C判定
  11. 川崎フロンターレ C判定
  12. サンフレッチェ広島 D判定
  13. 北海道コンサドーレ札幌 D判定
  14. 鹿島アントラーズ D判定
  15. 横浜F・マリノス D判定
  16. ガンバ大阪 D判定
  17. 柏レイソル E判定
  18. サガン鳥栖 E判定

 まあ、これは、あくまでも今あるチームの戦力の比較ではなく、このオフの出入りによりチーム力がどれだけアップしたかダウンしたかという比較である。清水の戦力が川崎より上という意味ではない。とはいえ、何にしても、清水の編成が高く評価されたのは喜ばしい。清水については以下のように論評されている。

 平岡宏章監督が今季も続投となり、主力を維持する継続路線を選択しつつもさらに戦力を上積みすることに成功した。ポルトガルのポルティモネンセから期限付き移籍で加入していた日本代表の権田修一を完全移籍に移行。その他のポジションでは攻撃的なポジションを中心に強化。SBながら攻撃性能の高さが評価されている岸本武流、ドリブルとパスで違いを生み出せる神谷優太、CHから前のポジションならどこでもプレーできる白崎凌兵、右SHからカットインしゴールを陥れられる髙橋大悟はいずれもスタメンに定着する可能性十分だ。また、期限付き移籍していた成岡輝瑠と栗原・イブラヒム・ジュニアも復帰。加えて新卒5人を獲得。U-22日本代表の山原怜音、フィジカルに優れた加藤拓己、ドリブルとスピードが持ち味の川谷凪。すでにトップチームデビューを果たしている菊地脩太、U-20日本代表候補に選出された千葉寛汰の清水エスパルスユースから昇格した2人にも期待だ。

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30

 そんなわけで、昨日、J1の今季日程が発表された。全体を眺めてみて、雑感を述べてみたい。

  • やはり、過密日程である。W杯に備えるため、11月5日にはリーグ戦が終わってしまうし、途中で代表週間による中断もある。W杯に振り回され、リーグ戦にしわ寄せが及ぶ一年になりそうだ。もし日本代表がW杯出場を逃し、11月、12月が丸々ヒマになったら、どうしてくれんだ?!
  • 清水のリーグ戦は、ホーム札幌戦に始まり、アウェー札幌戦に終わる。決して得意ではなく、前評判も高いチームだけに、イヤ~な感じがする。清水の歴史で、最初と最後が同じ対戦相手なんてこと、あったっけ? ただ、もしかしたら、それほど異常ではないかもしれない。去年のJでは、開幕節と、最終節に、川崎VSマリノスがあった。
  • (祝日以外の)リーグ戦平日(水曜日)開催は、3回か。2回がアウェーで1回がホーム。まあそのくらいは仕方ないか。ルヴァンは平日(水曜日)開催が3回ある。
  • ルヴァンでグループステージを突破すると、6月前半にプレーオフステージがある。それがないと、相当ヒマになるので、少なくともそこまでは進みたい。
  • 7月2日のマリノス戦は、ホームなのに国立競技場で開催。清水の主催試合が県外で開かれるのは、Jの初期以来、絶えて久しいはずである。7月4日がエスパルスの誕生日で30周年ということになるので、大きな会場で派手にやろうというわけか? 30周年だからこそ、ホームの聖地で祝いたい気もするが。。。
  • それにしても、清水って、昼間のホームゲームは、必ず14:00開始にするよね(笑)。
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1015

 昨日までの話の続き。山室社長が優勝、タイトルを今季の目標に据えたことの是非。

 述べてきたとおり、いくら目標が立派でも、それを実現するための根拠、手立てがなければ、逆効果になってしまう恐れがある。

 そこで、参考にしたいのが、浦和の「三ヵ年計画」である。浦和は2年前から、「三ヵ年計画」なるものを打ち出し、3年かけてJ1のチャンピオンに返り咲くといったビジョンを示していた。所長などは、当初は懐疑的で、「三ヵ年計画って割には、ベテランばっかり起用してるし、大槻監督も中途半端な位置付けじゃん。ウソばっか」なんて思いながら浦和のことを見ていた。

 しかし、浦和は1年前にリカルド・ロドリゲス監督を招聘し、痒い所に手が届く適材適所の補強も実施。当初リカルド監督のサッカーが根付くのには時間がかかるかなとも思われたが、早くも2021シーズンに一定の結果を出した。来たる2022シーズン、川崎やマリノスの覇権争いに、浦和が割って入ってもおかしくなさそうな勢いである。もちろん、今年実際に浦和がJ1の優勝争いをできるかは、やってみないと分からないが、浦和が三ヵ年という時間的スパンを示し、その間に着実にチーム力をアップしてきたことは間違いないだろう。

 清水も、そうした一つ一つ手順を踏んだ、着実な積み上げが必要なのではないだろうか。カップ戦ならともかく、リーグ優勝するためには、ある程度の時間をかけながら段階を踏むことが必要と思える。それは、決して社長の言うような、最初からできないと諦めるという意味ではなく、本当に高みを目指す上で必要な取り組みだと思うのである。

 おわり。

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1015

 昨日の話の続き。山室社長が「今シーズンの目標は優勝、タイトル」と設定したことの是非について。

 高い目標を思い描くことは、それ自体は素晴らしいことだ。しかし、それを単なる願望ではなく、目指すべき本物の目標とするためには、根拠、具体的な手立てが必要である。そうでないと、空回りの恐れが大きい。高みを夢想するばかりで、足元を見失い、逆に崩壊する恐れもある。

 実際、清水には苦い思い出がある。2015シーズン、大榎監督はJ1優勝を目標に掲げた。その時に大榎監督が述べたことは、今回の山室社長発言と瓜二つだった。大榎氏は、「2014シーズン、J2からJ1に昇格してきたガンバ大阪が、J1でいきなり優勝した。だったら、2014シーズンにぎりぎりJ1に残留した清水が、2015シーズンにJ1優勝することも可能ではないか」といったことを戦前に述べていたのである。

 結果は周知のとおり、2015シーズンは大失敗。清水は初のJ2降格の屈辱を味わったのである。恐らく、山室社長はその黒歴史を知らないのだと思う。

 ちなみに、所長の見るところ、前の年にぎりぎりJ1残留したチームよりも、J2から上がってきたチームの方が、まだしも優勝の可能性があると思う。前述のガンバの例を考えても、そもそも2012年に落ちたこと自体が「間違い」だったのである。何しろ、2012年にガンバはJ1で最多の得点を挙げながら、それでも失点が多く降格してしまったわけで、本来は強いチームがちょっとチューニングを間違えて落ちただけだったのである。長谷川健太氏がそこに守備意識を植え付け、J2で圧倒的に勝ちまくり、確固たるサッカーを築いた上でJ1に殴り込みをかければ、そりゃあJ1でも通用するってもんである。

 一方、J1ぎりぎり残留チームというのは、生き残るための割り切ったサッカーが染み付いており、翌年躍進するというのはまず不可能だ。例外は、2018年に最終節まで残留が決まらないほど苦戦したが、翌2019年に見事J1優勝したマリノスくらいか。ただ、皆さんご存じの通り、マリノスは2018年に苦戦してもポステコ監督の戦い方はまったくブレず、それが翌年開花したのである。2020~2021年の清水のように、右往左往したチームとは違う。

 「目標は高いほど良い」なんて単純なものじゃない。たとえば、2021シーズンの横浜FC。横浜FCが、最初から残留を目標に設定していたら、可能だったと思う。しかし、横浜FCは2020シーズンの結果が良かったから、2021シーズンにより高い順位を目指し、下平監督がポゼションを志向した高度なサッカーに挑戦しようとして、それが結果的に上手く行かず、結局降格の憂き目に会ったのである。サッカーにおいては高い目標を掲げた結果、かえって崩壊するという恐ろしい現象があるのだ。

 また、長くなってきたので、明日に続く。

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 ご覧になった方が多いと思うが、上掲の動画の中で、山室社長が、今シーズンの清水の目標は優勝、タイトルであると明言している。

 社長いわく、プロ野球でも2021シーズンに、セパともに、2年連続で最下位だったチームが優勝するということが起きた。それを考えれば、2021シーズンに残留争いを強いられた清水が、2022年に優勝したっておかしくない。我々にとって一番の敵は、「優勝なんかできっこない」、「優勝争いができればそれで充分」といった諦めである、と。

 個人的に、社長が高い目標を掲げてくれることについては、嬉しく、頼もしく思う。しかし、やはり、野球とサッカーは違うのだと、指摘せざるを得ない。

 まず、野球は両リーグ6チームしかなく、どのチームにもバイオリズムというのはあるので、例えばソフトバンクや巨人のような強豪チームでも、振るわないシーズンというのはあり、その結果、他のチームにチャンスが生まれる。他方、低迷していたチームでも、投手の柱が2~3人登場し、野手の4~5人くらいが調子の良い状態が重なれば、急に強くなったりする。

 そもそも、野球はサッカーと違って平等主義が基本であり、弱いチームでも、ドラフトで有望選手を獲得できる。たとえば、最下位のチームでも、4割くらいは勝てるのがプロ野球であり、優勝するチームも6割くらいの勝率なわけで、上と下の差は小さく、上述のような戦力の変化が生じれば、オリックスがソフトバンクを上回って優勝ということも、数年に一回くらいは起きうるのである。まあ、セパともに、最下位から優勝へというのは、さすがに百年に一度の珍事だとは思うが、プロ野球というのは構造的に、どのチームにもある程度の優勝の可能性があるわけだ。

 それに対し、サッカーは違う。サッカーでは、上位チームに多額の分配金が流れるし、選手も自由獲得なので、有望選手はこぞって上位チームに入団する。サッカーは国内だけでなく、国際競争もあるので、上位にビッグクラブがいてくれないと、国際競争力が保てない。プロ野球と違って、あえて格差を設けて、そのように仕向けているのである。だから、前年までの順位、序列を覆すというのが、プロ野球に比べて、はるかに困難なのだ。

 長くなってきたので、続きはまた明日。

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 ツイッターに、以下に見るとおり、来年J1に所属することになるチームを地図上に示したものがあったので、それを引用させていただく。

 実は、個人的に、2021シーズンのJリーグに関し、気になっていたことがあった。Jでは、地方大都市クラブが台頭しつつあるのではないかということだ。

 代表格が、アビスパ福岡である。これまでなかなかJ1に定着できなかったが、2021年は躍進し、過去最高の成績を収めた。その背景には、スポンサーによる支援の大幅増と、それを活用した補強があったようである。

 J2で2位に入りJ1昇格を決めた京都サンガも見逃せない。新スタジアム効果もあるし、このオフも積極的に補強を進めているようだ。

 福岡も、京都も、もともと日本屈指の大都市でありながら、サッカークラブはJ2が定位置になりかけていた。しかし、2021年は、いよいよホームタウンの本来のポテンシャルを発揮し、好成績を収めたわけである。もしも、福岡や京都などがJ1に定着すると、他クラブにとってはそれだけJ1が狭き門となってしまう。

 他方、広島などは、古くからのサッカーどころなので、サンフレッチェは一貫してJの実力チームとなってきた。その広島でも、もうすぐ市の中心部にサッカー専用新スタが完成しようとしている。これにより、サンフレッチェはさらにパワーアップすると考えて間違いないだろう。街の規模はやや小さくなるが、長崎も本気を出そうとしており、かなり強力な新スタが誕生するはずなので、油断できない。

 最近のJ1は、完全に首都圏と阪神圏が中心で周っていた。もっと言えば、過去5年間は神奈川県の川崎とマリノスが優勝を独占している。それが、もしかしたら、上述のような地方大都市系クラブの台頭により、勢力図が変わってくるかもしれない。

 一方、曲がり角を迎えているのが、鹿島のような企業城下町系のクラブである。今後ビッグクラブとして生き残っていくには、ホームタウンの規模が小さすぎる。なのでメルカリも新スタにかこつけて大都市(東京?)へのシフトを画策しているフシもある。同じようなジレンマは、磐田についても言えよう。

 微妙なのが、我が清水である。静岡市は一応日本で20番目の人口を擁し、J1クラブを賄っていくだけの経済的ポテンシャルはあるはずだ。しかし、清水区と葵区・駿河区では温度差があり、69万静岡市民がこぞってエスパルスをおらがクラブと位置付けてくれるかどうかは心許ない。

 一つだけ確実なのは、清水には新スタがぜひとも必要ということだ。葵区・駿河区の皆さんもより気軽にアクセスできる新スタを実現し、ホームタウンのポテンシャルをフルで発揮できるようにしなければ、今後J1の中で生き残っていくことは難しい。

ff
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1000

 個人的に、昨日の天皇杯決勝は、どちらを応援するでもなく、TVでユルく観戦した。戦術的な駆け引きもあったし、終盤にドラマチックな展開があったし、第三者にも面白い試合だった。

 2年前には、清水がロドリゲス監督をリストアップしたこともあったんだよね。もし招聘に成功していたら、どうなっていたか。それにしても、浦和はもうちょっと時間がかかるかと思ったけど、ロドリゲス初年度で、カップ戦タイトルという花を咲かせた。良く考えてみると、J1のリーグ優勝は、もう何年も続けて神奈川県のチームが独占しており、その牙城に挑戦する一番手が浦和あたりになってくるのか?

 相変わらず浦和サポの観戦ルール違反が批判の的になっているものの、退団の決まっている功労者が土壇場で劇的な決勝ゴールを挙げるという、あれだけのドラマを見せられたら、そりゃまあ興奮はするわな。

 我々清水サポも、忍耐を強いられるだけの月日は、とうに限界である。いくらなんでも、そろそろ「歓喜」を味わいたい。

 過去10年くらいで、「歓喜」と言えるものが、どれだけあっただろうか。一番嬉しかったのは、やはり2016年のJ2で自動昇格を決めた時だったが、あれは「歓喜」というより「安堵」に近かったように思う。あと、2018年にホームで磐田に大勝したことや、2012年にナビスコ決勝を決めたホームFC東京戦の勝利など、個々に痛快な出来事はあったものの、いかんせん単発の喜びだ。

 そろそろ、もうちょっと良い夢、見せてよ。

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997

 以前お届けしたネタの更新版となるが、悪しからず。

 2016年に清水がJ2で2位に入り、自動昇格を決めた時に、一緒にJ1に復帰したのが、コンサドーレ札幌(J2優勝)とセレッソ大阪(プレーオフ勝利)だった。その後この3チームは、いずれもJ1に定着している。その状態で、もう5シーズンが経過した。

 一緒にJ2からJ1に挙がった2チームなり3チームが、その後も数年間も揃ってJ1に定着するというのは、極めて珍しいケースである。おそらくJリーグでは初のことであり、今後も100年は破られない記録なのではないか。

 普通は、昇格チームというのは、翌年の降格候補の筆頭だ。現に、2021シーズンも、福岡こそ躍進したが、結局は徳島が4チーム降格ルールの餌食となった。

 それだけ、2016年の昇格争いはレベルが高く、本来であればJ1を戦う体力のあるチームが揃っていたということだろう。

 ただし、このように「花の2016年J1再昇格決定トリオ」とでも呼ぶべき清水、札幌、セレッソであるが、2017年以降のJ1における成績では、明暗が分かれている。この3チームの中では、清水が常に一番下であり、2018年のプチ躍進を除けば、毎年降格危機に直面している。また、札幌、セレッソはカップ戦の決勝までたどり着いたのに、清水はまだ遠い。

 札幌はずっと中位を確保し、2018年には4位躍進もあった。個人的に面白いと思ったのは、今季の札幌に関し、開幕前の順位予想で、すべての評論家が札幌を中位に位置付け、実際にその通りの10位に終わったことだった。

 一方、ずっと一桁順位だったセレッソは、明らかに監督の人選に失敗し、2021年は12位に順位を下げた。ロティーナからクルピへの継投は、いくら何でも無理がありすぎ、傍から見れば2021年の低迷は必然だったとしか思えない。

 セレッソの順位が下がるところまでは想定内だったのだが(個人的には降格の危険もあるのではないかと予想していた)、まさかセレッソからロティーナを引っ張ってきた清水が、それ以上に低迷しようとはね。「花の2016年J1再昇格決定トリオ」の中での序列も、いいかげん覆したいものである。

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 セレッソ戦でちょっと面白い写真が撮れたので、お目にかける。前半が終了し、選手たちがロッカーに引き揚げる時に、大久保嘉人が主審に食い下がっていた。前半のラストプレーで、大久保が鈴木義宜と競り合い、それが大久保のファウルと判定されて、清水のフリーキックになったことに、納得が行かなかったのだろう。「自分はこうやって合法的に体を入れたのだから、ファウルではない」といった感じで、ジェスチャーも交え必死に訴えていた。リーグ戦最終戦まで、この人らしいなと、思わず笑ってしまった。

 それにしても、この試合でも、大久保は存在感たっぷりで、清水のオウンゴールも誘発したわけだし(枠には飛んでいなかったので大久保のゴールと記録されなかったことは正しい)、後半セレッソの唯一のチャンスのヘディングシュートも、動き出しから頭の当て方まで、見事だった。とても引退する選手のパフォーマンスとは思えなかったが、最後の力を振り絞っていたのかもしれず、どんな思いで引退という決断に至ったのか、他サポには伺い知れない。

 本人は、割と直前まで、J1で200得点を決めるまでは、引退しないと公言していたようだが。実際には、YOSHIメーターは191で打ち止めだったようだ。まあ、日本代表GKの権田に192個目をストップされたのなら、納得の引退だろう。

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989

 最終節で、残留を争う3チーム、それぞれはどんな心理状態になるだろうか?

 まず、現時点での順位では一番不利な徳島は、「絶対に勝たなければならない」という意識だろうから、ある意味で一番シンプルである。しかも、徳島は最近、自分たちのサッカーを貫いて調子も良いので、自信を持って戦うだろう。ただ、他会場で湘南が大差で負けているという情報が入ったりすると、試合の最後の方では、無理せず引き分けでもOKという判断になるかもしれない。

 それに比べると、湘南は他会場、具体的には徳島の途中経過を気にする度合いが大きいかもしれない。現時点で湘南の方が得失点差で上回っているとはいえ、最終節で自分たちは同点なのに徳島はリード、または自分たちは負けているのに徳島が同点というシチュエーションになったら、大変なことになるのでね。現状では半歩リードしているとはいえ、逆に追われる立場ゆえに、他会場が気になって仕方がなく、心理的には一番厳しいかもしれない。

 さて、我が清水は、どうだろうか? 清水は、他会場がどうあろうと、勝ち点3、最低でも1を目指す戦いであり、他会場のことを気にしたって仕方がない。ただ、徳島と違って、「1でも残留確定」というところが、微妙な心理的作用を及ぼす恐れもある。同点の状況が長く続いて、勝ち点1でOKと思っていたところに、試合終盤に敵に勝ち越しゴールでも奪われたりしたら、目も当てられない。

 そこで提言なのだが、残留というよりも、「14位の柏をとらえる」ということを意識したらどうか。上の表に見るとおり、清水は14位の柏とは勝ち点が2つ離れており、最終節で勝たなければ柏には追い付けない。清水が最終節で勝った上で、柏が大分相手に敗戦か引き分けてくれれば、清水は柏を抜いて14位まで順位を上げられる。

 下ではなく、上を見るのである。まあ、結果的に、柏が勝ったりして、14位に手が届かなかったら、それはそれで仕方がない。

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 当S研でしばらく前に「J1の『3大内紛クラブ』の一つとして清水が挙げられてしまう」というエントリーをお伝えしたことを、憶えておられるだろうか? 「J論プレミアム」に、現在J1で強化部門の内紛が起きているチームが3つあり、浦和、名古屋、そして清水だという話だった。

 その時は詳しくは書かなかったが、名古屋については、「スポーツダイレクターの大森征之さんと、執行役員ゼネラルマネジャーの山口素弘さんの争いがあって、どちらかがクラブを去ってもおかしくない状況」と指摘されていた。

 そしたら、11月24日になって、「名古屋に衝撃、大森征之SDが契約満了」という情報が伝えられた。つまり、J論プレミアムの記事は、名古屋に関しては非常に正確で具体的だったということになる。ということは、恐らく清水についての話も、核心を突いたものであり、実際に内紛が起きているのであろう。

 名古屋は、ルヴァン優勝という結果を成し遂げ、リーグ戦も上位で終えられる立場なので、もう来季に向けた動きが急になっているのだろう。それに対し清水は残留争いの真っ只中だから、たとえ内部に対立があっても、クラブが一枚岩であることを強調するために、現時点でそれを表に出すことはないはずである。

 しかし、ここからの2節の結果で、もしも清水が降格ということになったら、大熊GMへの風当たりが一気に強まり、退任などということになりかねない。個人的には、確かに今季のGMのやり方には性急で強引な面があったかもしれないが、清水というクラブはそれだけ大きな変化を必要としていたということでもあるわけで、ここでまた強化部門の体制を一新して一からやり直しといったことは是非とも避けたい。その意味でも、何としても残留してほしいと思っているわけである。

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 湘南の23歳MFオリベイラ選手が急死したという信じられないような悲報が飛び込んできた。あまり出場機会は多くなかったようで、個人的にも強く印象に残っているわけではないものの、湘南関係者のショックはいかばかりか。心よりご冥福をお祈り申し上げます。

 さて、そんな悲劇はあっても、試合はやって来る。しかも、土曜日の湘南VS徳島戦の結果により、今季の残留争いが大きく左右される。たとえ清水が勝ち点を獲得しても、それだけならまだ争いは続くが、湘南VS徳島戦の結果如何では、フィナーレとなる可能性がある。

 当然、湘南はチーム一丸となって、オリベイラのために戦うだろう。湘南の走って戦うスタイルからすると、それは大きな力となりそうである。

 他方、昨日S研ブログでは、「湘南はとにかくホームで引き分けが多い」ということを指摘した。その延長上で、「それでは、徳島のアウェーの戦いぶりはどうなのか?」ということが気になったので、調べてみた結果が、下の表である。

 何と、徳島はアウェーで引き分けがほぼ無いチームであり、開幕節で大分と引き分けたのが唯一だ。それ以外の試合は、すべて白黒決着がはっきりついている。下位チームなので、当然負けの方が多く、アウェーは通算で5勝・1分・12敗。こうやって見ると、アウェーでは大量失点で派手に負けることが結構多いようだ。

 ホームで引き分けがちの湘南と、アウェーで引き分けがほぼ無い徳島。結末が全く見えん。

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 清水サポの皆さんから、「他会場は関係ない。あと2つ勝てばいいんだ」といった声が聞こえてくるけど。いや、関係あるでしょ(笑)。何しろ、徳島氏があと2つ負けてくれれば、うちらの残留が決まるんだから。いや、2連敗とは言わず、2引き分けでもいい。正直言えば、清水が2連勝する確率よりは、徳島氏が(いくら内容的には立派なサッカーをしていても)2連敗する確率の方が、まだしも高いだろう。

 そういう観点から気になるのは、次節の湘南VS徳島@レモンSである。何となく、勢いからして、湘南が勝つだろうくらいに考えていたのだけれど、湘南側のデータを見ると、あれ?これはひょっとして、と気になってきた。

 というのも、今季湘南のホームでの戦績をまとめたのが上表なのだが、湘南はとにかくホームで引き分けるチームなのである。今季の湘南はJ1で一番引き分けが多くなっているが、そのほとんどの引き分けをホームで演じているのだ。整理すると、ホームとアウェーでは、以下のような結果になっている。

H:3勝・10分・5敗
A:4勝・5分・9敗

 うーむ、湘南氏、ホーム18試合のうち実に10試合が引き分けで、そのうち7試合もがスコアレスドローか。よく暴動が起きないな。まあ、清水も人のことは言えないが。

 湘南VS徳島戦、こりゃ引き分けのシナリオもかなり高そうだぞ。ますます最終節がややこしくなりそうだ。


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982

 それにしても、第36節は、清水が残留に前進したと言えるのか、言えないのか、微妙な結果になってしまった。せっかく清水が久々に勝ったのに、ライバルの徳島も湘南も勝ってしまい、しかも徳島は2点差で勝ってしまったものだから、清水との得失点差が詰まってしまった。たとえば次節、清水が負けて、徳島が勝ったりすると、必然的に得失点差も入れ替わり、順位も逆転してしまう。結構危うい状況である。

 土曜日、個人的に、東京VS徳島戦を前半まで観て、前半終了間際に徳島が先制したのを目の当たりにして、絶望的な気持ちになった。当ブログで何度も述べているように、FC東京は先制点がすべてというチームであり、この時点で他力をほぼ期待できなくなってしまったからだ。

 FC東京も監督が代わり、今回の徳島戦では、ほとんどチームの体を成していなかった。なんでこんな肝心なタイミングで監督を代えるのかと、恨みたくもなるが、まあ対戦相手が監督交代で混乱していたのは清水も同じだったので、あまり文句は言えないか。

 徳島ヴォルティス、残留争いの渦中にいるのに、サッカーの中身をほとんど変えず、ちゃんとしたサッカーで戦っているのは、敵ながらあっぱれである。一時期、残留争いモードの縦に速いサッカーに切り替えたかな?と思われた頃もあったが、東京戦を観たら、自分たちが元々志向していたポジショナルプレーに回帰して、立ち位置で完全に東京に対し優位に立っていた。それが残留という形で実を結ぶかどうかは知らないが、称賛には値するチームだと感じた。

 それにしても、次節だよねえ。湘南ホームで、湘南VS徳島の直接対決。清水の生き残りを考えれば、湘南勝利が一番いいのかな。それで、清水が浦和かセレッソのどちらかから勝ち点1でも奪えば、清水の残留確定だ。まあ、おそらくその場合、清水が望みうる最高の順位は16位で、本当にぎりぎりの順位での残留ということになってしまうけれど、贅沢は言えない。

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penetrate

 ジュビロ磐田がJ1昇格を決めた。個人的に、「嬉しい」という気持ちは別に無いが、まあ当然上がって然るべきだろうとは思っている。

 それで、こちらの「磐田“おいしい昇格”分配金1.5億から3.5億円、入場者UP、チーム強化も加速」という記事では、J1昇格に伴うメリットが書かれているが、それを逆にすると、そのまま、J2降格のデメリットということになる。清水がJ2に落ちてはいけない理由に他ならないので、以下、記事を逆に書き直してみる。

 J1からJ2に降格することで、クラブには資金面、営業面、選手獲得などでデメリットが生まれる。

 2021年度の規定では、リーグからJクラブへ分配される「均等配分金」は、J1の3.5億円に対し、J2では1.5億円に留まる。たとえ優勝しても、その賞金は、J1の3億円に対し、J2では2000万円に過ぎない。

 J2降格チームは、金銭面で干上がることで、年俸が高い有力選手の獲得が不可能となり、チームの弱体化が加速する。また、日本代表やイニエスタなど海外の実力選手がプレーしておらず、レベルや人気が低いJ2に落ちることで、観客入場者数も減り、チケット及びスポンサー収入も低下。営業面で悪循環が懸念される。

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 2021シーズンのルヴァンカップは、名古屋の優勝で幕を閉じた。

 ロティーナが清水の監督に決まり、個人的には、ヨーロッパの監督という共通点から、ロティーナ清水はマッシモ・フィッカデンティ監督率いる名古屋のようなイメージのチームになっていくのかな、なんて想像していた。組織的な守備を構築し、滅多に失点をせず、1点でも奪えばウノゼロで逃げ切れるような、そんなチームである。

 蓋を開けてみたら、ロティーナ清水は、堅守は完成せず、またカウンターにも徹し切れず、何とも中途半端な状態のまま低迷することとなった。

 マッシモ名古屋について、当S研では今年の5月18日に、「気休めだけど… 名古屋もマッシモ就任直後は酷かった」という記事をお届けした。そのマッシモ名古屋がカップ戦優勝という花を咲かせたので、その記事を以下のとおり再掲載することにしたい。

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 名古屋戦のあと(5月15日のJ1第14節の名古屋戦で清水は0:3と惨敗)、ロティーナ監督は、「(名古屋との差は)1ヶ月や数ヶ月で埋まるような差ではないと思う」とコメントした。まさにその通りであろう。

 ただ、それと同時に、所長が個人的に思うのは、「マッシモ・フィッカデンティ監督就任直後の名古屋も、相当酷かったけどな」ということだ。

 そこで、2019シーズン途中に、マッシモが指揮を執る前後の、名古屋の戦績を振り返ってみよう。上の表がそれである。この年、名古屋は風間監督の下でチームは崩壊状態に陥り、夏までには完全に残留争いに巻き込まれた。そして、9月13日に我が清水に引導を渡され、風間氏は解任となったわけである。

 大量失点が続いていたので、名古屋が白羽の矢を立てたのは、守備構築に定評のあるマッシモ・フィッカデンティだった。その結果、名古屋は風間時代から一転して守備的になったが、失点禍は収まらなかった。マッシモ就任後の名古屋の成績は、1勝・3分・4敗。こうして、この年、名古屋はほうほうのていで何とか残留したが、フィッカデンティ監督の手腕には疑問符が残ったのである。

 ところが、翌2020シーズン、名古屋は本当に堅守のチームとなり、リーグ最少失点を達成して、3位と躍進する。ドン引きという印象だった2019シーズン終盤から、攻撃力も加味され、バランスの良いチームになった。

 願望込みで考えれば、現時点のロティーナ清水は、2019シーズン終盤の、マッシモ名古屋のような状態と言えようか。チームスタイルを大きく変えようとする時には、たとえ守備構築に定評のある指揮官が就任したとしても、一朝一夕に堅守が達成できるわけではない、という。

 まあ、気休めの、安心理論だけどね。

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 つい先日、「Jリーグが来季から事実上のホームタウン制度の撤廃を検討している」との報道が一部に出た。ホームタウン制度の撤廃、それに伴う地方クラブによる首都圏での試合開催・育成組織の活動、また、クラブ名のネーミングライツなどが検討されているという話だった。ただし、それを受けてJリーグは村井満チェアマンがただちに否定する声明を発表していた。

 そして、昨日19日、Jリーグはホームタウンと活動区域外におけるマーケティング活動のガイドラインに関するブリーフィングをオンラインで実施し、Jリーグ木村正明専務理事と出井宏明パートナー・放映事業本部本部長が出席したということである。

 結論から言うと、今回のブリーフィングでも、「大前提としてJリーグは豊かなスポーツ文化の振興、国民の心身への健康への寄与を謳っており、それを具現化したものが規約、定款、百年構想になる」との立場を改めて示した。規約の第24条に[Jリーグのホームタウン]があり、木村専務理事は「地域密着を標榜して活動を進めてきた。これら理念を具現化している規約、活動方針に一切の変更はございません」とあらためて強調したということである。以上は、こちらの記事が伝えている。

 Jリーグ側による説明では、地方クラブが首都圏に展開するといった側面が強調されている。コンサドーレのサポが首都圏に住んでいてもファンサービスにアクセスできるようにするとか、東京にある都道府県のアンテナショップで地方クラブのグッズを売れるようにするとか、そういった話である。

 しかし、それはJリーグ側の方便かもしれない。現実には、今回浮上したホームタウン制の見直しは、大都市・大資本の論理によるものである可能性もある。たとえば、クラブの広域活動が認められ、川崎フロンターレが静岡市でサッカースクールを開設したとする。小さな子供たちにも、清水と川崎、現時点でどちらが素晴らしいサッカーをしているかは、一目瞭然である。静岡の子供たちでも、清水ではなく、川崎のスクールに通いたいという子が出てくるかもしれない。「サッカー所」にあぐらをかいてきた清水のような地方クラブは、容赦なく淘汰されてしまう恐れがある。

 これから実際に何が起きるのかは分からないが、いずれにせよ、Jリーグは深甚な変化を迫られているのかもしれない。そのビッグウェーブに飲まれて沈没しないよう、清水というクラブの経営も、そしてもちろん競技面も、今のうちにたくましさを身に付けておかなければならないことだけは確かである。

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 ロティーナ清水が覚醒して自力で力強く残留を勝ち取るというのは、個人的にもう諦めたので、清水の試合もさることながら、残留ライバルたちの試合結果に一喜一憂する日々である。いつも申し上げるように、所長の場合は、他会場の試合もダイジェストではなく、時間差でもいいから、なるべくフルで観たいタイプであり、一日一試合ずつ、前節の各会場の試合をDAZNで見逃し配信観戦している。それで、このほどようやく、前節の下位チームのカードだけ、観終わった。こういう次第なので、当S研ブログでは、どうしても情報が遅い傾向がある。

 前節に関して言えば、まず金曜日にいち早く湘南が負けてくれたので、そのことだけでも、清水がこの節に降格圏に沈むことはなくなり、大きな朗報だった。しかし、湘南のサッカーを観ていると、このチームがこのまま低迷してくれるとは、とても思えないのである。失点が少ない非常に安定したチームであり、これで決定力のあるエースストライカーがいたら、J1の一桁順位も可能じゃないかと思われる。清水が湘南と直で残留を争うとなると、どうも分が悪そうだと思えてしまう。

 前節、最大の衝撃は、徳島が鳥栖に勝ってしまったことだった。しかし、鳥栖の自滅だったとの印象が強い。パワハラ騒動の渦中にあるキム監督の憂さ晴らしなのか?、メンバーをいじりすぎだし、ディフェンスラインも博打を打ちすぎである。徳島は最近、丁寧に繋ぐことよりも、ロングボールを一気に前線に送ってFWに勝負させることにシフトしており、それが鳥栖相手にはまってしまった形だった。

 同じく横浜FCが鹿島に勝ってしまったのも衝撃だったが、横浜FCは最下位で、清水とは勝ち点差が10もあり、さすがに清水が気にする相手ではないだろう。もし仮に、横浜FCと順位的に競るようなことがあったら、その時点で清水の残留などは夢物語である。下位直接対決もあるだろうから、むしろ横浜FCが頑張って下位戦線をかき乱すくらいが丁度良いのではないか。

 あと、清水より上のチームでは、ガンバ大阪が絶賛低迷中である。現時点で、清水より勝ち点が1つ多い状態であり、清水にとってこういうすぐ上のチームがいてくれることは、モチベに繋がって有難い。それにしても、前節、ガンバが札幌相手に披露したザル守備は酷かった。チーム事情は知らないが、なぜか昌子も三浦もディフェンスラインにおらず、致命的なミスを連発して、札幌のやりたい放題だった。下位の中では、現時点で、ガンバのチーム状態が一番悪いように思える。

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 明日はアウェー福岡戦。普通に考えれば、チームは前日に現地入りするだろうから、本日の静岡空港→福岡空港便で、空路福岡入りするということだろうか。福岡便は一日に何便かあるようだが、どの便なのかは不明。静岡空港のHPを見る限り、台風の影響で欠航とか遅延とかは出ていないようなので、無事に敵地に乗り込んでくれることだろう。

 (その後出た公式HPの福岡戦プレビューによれば、「試合前日の1日の練習は、台風の接近による移動への影響を考慮して試合前々日に移動し、福岡県内で行われている」ということだ。以上、補足まで)

 ところで、明日は久し振りに、夜ではなく、13:30キックオフと、昼の試合になる。これは選手にとっては結構大きな変化だろうし、それがきっかけで清水の運気が上がってくれたりするといいのだが。

 余談ながら、所長は19:00キックオフの試合が嫌いだ。夕飯を食うタイミングが無くなるのである。試合前に食べるには早すぎ、試合中は食事どころではなく、試合後に食べるには遅すぎるというね。なので、ナイトゲームの時期が過ぎ去って、ホッとしている。

 静岡も福岡も、昨日をもって緊急事態宣言が解除された。これを受け、福岡VS清水戦の観客上限は五千から一万に引き上げられ、アウェー席も設けられるとのことである。

 前節の福岡VS鳥栖戦を観てみたが、上限五千(完売)、アウェー席無しなので、福岡サポが完全ホームの雰囲気を作り出し、福岡の3:0勝利を大いに後押ししていた。しかし、清水戦はアウェー席もあるので、また雰囲気が変わるだろう。今、チェックしてみたら、上限を拡大しただけあって、アウェー席も含め、まだだいぶチケットは余っているようである。県をまたいだ移動もOKということになったことだし、皆さんももしよかったら、今からでも参戦を検討されてはどうか。

 というわけで、今日のところはアウェー遠征についての雑談だけにしておく。福岡戦の展望については、明日にでも書いてみたい。


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 個人的な日課として、相変わらず、残留ライバルチームの試合を中心に、J1の試合を1日1試合ずつ観る生活を続けている。残留ライバルたちの前節の試合はすべて観終わったが、清水にとって前節はなかなか良い節だった。下位で勝ち点3をとったのが清水だけだったので。

 ただ、ちょっと残念だったのは、湘南VS福岡戦が、試合終了間際まで湘南が負けていたのに、ラストプレーで湘南が同点弾を決め、引き分けになってしまったことである。あのまま湘南が負けてくれれば、清水と勝ち点3差がついたはずだったのに、惜しいことをした。

 それで、湘南VS福岡戦を観ていて、印象的だったのは、終盤の福岡の戦い方が、清水のそれとそっくりだったことである。つまり、相手に押し込まれながら、何とかブロックを組んでしのぎ、虎の子の1点を守り切ろうとするやり方である。最後の方は、クリア一辺倒で、なるべく遠くにボールを蹴り出すことに終始し、自分たちで繋ぐことなどは完全に放棄するという戦い方だ。しかし、最後の最後で守備が決壊し、結局勝ち点を落とすという、今季の清水に何度もあったパターンを、この試合で福岡は演じていた。残念ながら、今の清水よりも、福岡の方がはるかに完成度の高い好チームだが、似通ったところもあるなと、思わず苦笑いした。

 まあ、それもそのはずで、上のグラフに見る通り、福岡は現時点でJ1で最も支配率が低いチームだ。そして、下から2番目が清水。似通った現象が起きるのも、当然である。

 清水が、支配率の低い試合でしか勝てないのとは対照的に、福岡は支配率が高い試合でも低い試合でも勝ち星を挙げている。そういう違いはあるが、「高支配率ゆえに勝てているわけではない」という点で、両チームは共通している。

 清水VS仙台戦も、低支配率チーム同士の対戦だった。そして、案の定、支配率が48.8%と低かった清水の方が勝利した。ちなみに、今季清水が勝利した試合の中では、最も高い支配率(!)であり、いかにも持てないチーム同士の戦いという気がする。

 名古屋やFC東京あたりが、「低支配率、上等」と割り切っているのに対し、ロティーナ清水の場合はあくまでも、「持ちたいのに持てない」、「皮肉にも支配率が低い試合の方が結果が良い」状態だと思う。

 清水が何度も痛い目に遭い、湘南VS福岡戦でも裏付けられたように、ボールを持てないチームというのは、防戦一方になり、最終的に痛恨の失点を食らうリスクと常に隣り合わせなのである。

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