
パリ・サンジェルマンが来日、川崎、浦和、ガンバとエキシビションマッチを開催している。国立で開催された川崎戦では、過去最多の6.5万人が集まったらしい。さらに言えば、PSGの事前の公開練習を、4500円を払って見物に行った連中が1.3万人もいたらしい。
個人的には、ヨーロッパのサッカーセレブたちを大金を払って観たいとは、特に思わない。「ギブミーチョコレート」的な浅ましさを感じる。
結局、自分が観たいのは、何かが懸かった真剣勝負なのだろう。欧州のスター軍団の妙技を観たいという興味も、なくはないが、大金を払ってまでわざわざ観たくはない。増してや、練習見学に4500円とか、バカじゃないのというのが、個人的本音である。
ただ、PSG対川崎、浦和には、アントニオ猪木VSモハメドアリのような、異種格闘技的な面白みがあるのも事実である。そして、やはり力の差が浮き彫りとなる。日頃我々が川崎にボールを握られ倒し、ずっと攻め立てられているのに対し、PSG対川崎では逆になる。たまには欧州の一流という物差しでJを図ってみるのも、現在地の確認という意味で、悪くないかもしれない。
ただ、そうした観点からすると、PSGも川崎も本当のベストメンバー、ベストコンディションでのガチ対決を観てみたかったものである。川崎は多くの選手が代表に招集されており、だいぶチーム力が殺がれた状態でのPSG戦だった。昨年の夏前くらいの川崎ならどこまでPSGに食い下がれたかというのを、観てみたかったものである。
清水と関係ない話で恐縮でした。
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