ワールドカップ、決勝トーナメントの2試合を観たけど、その勝者のウルグアイとフランス、どちらも日本がやったら絶対倒せないだろうという恐ろしいチームだった。ベルギーは世界ランキング3位だけど、戦術的に未整理な部分があるらしく、まだしも付け入る隙があるかもしれない(ちょっと希望的観測)。
ウルグアイがポルトガルを退けた試合を観て、そういえば自分が(清水という絶対的な存在を除けば)世界で一番好きなチームはこのチームだったなということを思い出した。まあ、ユニの色が磐田っぽいのが玉に瑕だが(笑)、国としては大国でもないのに、ワールドカップに出てくるとしぶとい戦いで世界のトップ相手にも堂々と渡り合う姿は、感動的ですらある。
スアレス、カヴァーニというFWの2枚看板こそいるけれど、とにかくウルグアイと言えば堅守だよね。守勢に回って、9~10人くらいがペナ内に入って守りを固めるというのは、清水でも良くある場面だけど、その際の安定感が全然違う。ウルグアイの場合、全員の連動、個々のプレーヤーの集中力、責任感などが、きわめて高いレベルだ。清水あれば、ちょっとカットインされただけでシュートコースを開けてしまいそうなところ、ウルグアイ守備陣はクリロナにどれだけ揺さぶられても、彼のシュートをほとんどブロックしていた。ゴール前の混戦になっても、這ってでも止める、顔でもいいからシュートをブロックするという気迫が感じられる。むろん、サッカー選手としての基本的な技量やフィジカル的な違いはあるのだろうが、集中力や責任感などは清水のプレーヤーも見習えるはずである。
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