エスパルス研究所

清水エスパルスの躍進と新スタジアム建設に向けた考察

カテゴリ: 日本代表

 先日書いたように、コロンビアと戦ったU22日本代表が最近の清水の生き写しのようだったという話があった。それと同じように、一昨日のベネズエラ戦の日本フル代表も、清水っぽかったようだ。毎度おなじみ、杉山茂樹氏の「森保Jが救いなき大敗。際立っていた 中島翔哉、柴崎岳の問題点」の中にあった次のようなくだりは、完全に清水の話としか思えなかった。

 パスコースが少ないのにパスを回そうとする日本のサッカーは、ベネズエラに比べて汚く、強引に見えた。整理整頓の行き届かないグチャグチャなサッカーと化していた。相手ゴール前までボールを運ぶことができず、中盤で引っかかってしまう。奪われた瞬間、日本の陣形は大きく崩れているので、必然的に相手にはパスコースが多数生まれる。

 うーん、どう考えても、昨今の清水の話としか思えない。サッカーが壊れる時の現象って、代表でも、清水レベルでも、同じなんだね。変な意味で勉強になった。

 それにしても、森保氏が指揮していた時の広島は、しっかりと組織され、とても清水ごときが勝てる相手じゃないと思わされることが多かったけどねえ(2017年にはたまたま勝ったりもしたが)。現在、有識者の間では、森保氏の手腕への駄目出しが飛び交っていて、いつもは世論から浮いてしまう感のある杉山氏の毒舌が、今やメインストリームになった印象である。一体あの強い広島は何だったんだと、謎が深まる。

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 良い戦いを続けてきた日本代表だけど、最後はあっけない幕切れだった。自分たちのコーナーキックからカウンターを浴びて失点するという、清水のお家芸のような形だった。試合を通じて、まあまあ上手く守備の対応はできていたのに、この試合で唯一、オープンスペースを自由に使われるような場面を作られてしまった。劣勢の状況で、本田のフリーキックが相手GKを慌てさせ、そこからのコーナーキックで、「ここで決めるぞ」と前がかったところに、落とし穴があった。

 それにしても、問題のコーナーキックのシーンは、本当に清水で良く見るようなパターンだった。5~6人が同じような深さで突っ込んでいってしまって、相手守備陣と入れ替わってしまう。守備への切り替えが遅く、GKのフィードを邪魔するような機転も利かない。早い段階で、ファウルででも止めるという覚悟がなく、長い距離を運ばれて失点する。。。

 まあ、民族のサッカー偏差値というのは、こういう苦い経験を味わってこそ、高まっていくものなのだろう。たとえば、ドーハの悲劇で、我々は、1点リードしている試合終盤の時間の使い方というものを、学ぶことになった。そして、今回のロストフの悲劇では、セットプレーカウンターの恐ろしさというものを、身に染みて知った。これを、民族の共有財産にしていかなければならない。特に、その形で何度も痛い目に会っている清水こそ、この教訓から学ぶべきだ。

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 いよいよ本日、ワールドカップ・ロシア大会に日本代表が登場する。ところで、日本はサランスク、エカテリンブルグ、ヴォルゴグラードという3都市で試合を行うわけだけど、以下のサイトに、それら3つの街を紹介したコラムが掲載されている。まあ、それだけだったら当S研で取り上げたりしないけど、筆者紹介のところに「清水エスパルスのサポーター」と書いてあったので(笑)、皆様にもお目にかける次第。


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 清水サポの皆さんは薄々感じているのではないかと思うが、日本代表のハリルホジッチ前監督をめぐる問題は、清水のゴトビ騒動と酷似している。

 なお、以前も書いたことがあるが、所長は今さらゴトビ氏を支持するとか、逆に支持しないとか、そんなことを論じるつもりは一切ない。むろん同氏についての個人的な評価というのは持ち合わせているが、もうすでにクラブと関係なくなった指揮官の是非を論じても意味がないし、そんなことをしても清水の団結にヒビが入るだけだからである。所長がここで言いたいのは、我々の体験したことが、現在の日本代表の状況と非常に似ているということにすぎない。

 類似点としては、知将と期待された外国人指揮官を招聘し、当初はそれなりに結果も出ていたが、いつしか閉塞感が生じ、監督と選手の信頼関係が損なわれた。清水はシーズン真っ盛り、代表はW杯直前ではあったが、監督を代えなければにっちもさっちも行かないという状況に陥った。そこで、異例のタイミングで監督解任に踏み切り、半ば喧嘩別れのような気まずい解任劇となり、結果として裁判にまで発展した。後任監督には、危機管理的な意味合いで、内部昇格が選択されたが、状況が状況だけに、苦戦を強いられる。一部のサポは、「それ見たことか。名将をむげに解任するからこんなことになるのだ。前監督のサッカーそのものは正しかったのに、それを実践できなかった選手に責任があるのだ」と論じる。逆に、「いや、前監督の下だったら、座して死を待つのみだった。準備期間の短い後任者を責めるのは酷だよ」と、後任を擁護する向きもある。かくして、1つのチームを応援するという共通の目的を持っていたはずの共同体で、世論が二分され、不毛な神学論争が延々と続く。。。

 まあ、このような最悪の状況を回避するためには、なるべく監督のノルマを明確にすること、交代するにしてもタイミングを間違わないことが肝心なのだろう。我々清水は、その教訓をしかと胸に刻むことにしよう。

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 例のハリル解任問題で、日本サッカー協会の田嶋幸三会長が批判を浴びている。当S研ブログ、プチ休暇中であり、ハリル解任の是非についてここで論じるつもりもないが、田嶋氏について、清水サポとして、一言言っておきたいことがある。

 あれはJリーグ創設直後のことだったと思うので、1993年か94年くらいのことだったか。NHKのBSで鹿島VS清水戦の中継があり、田嶋氏が解説を務めていた。うろ覚えだが、確か、清水が1点リードしながら、鹿島の猛反撃を受け、防戦一方となる、苦しい試合だった。

 そして、ついに清水の守備が耐え切れなくなり、鹿島に同点ゴールを許した(逆転ゴールだったかもしれん。違ったらゴメン)。その瞬間、あろうことか、解説の田嶋氏は、「ヤッター!」と歓喜の声を上げたのである。まるで、欲しかったオモチャを与えられた、小5男子のような幼稚な声で。

 日本代表が外国チームと戦ってるならいざ知らず、日本国内のクラブ同士が戦っている試合で、解説者が一方に肩入れするというのは、普通はありえない。日テレで巨人戦を解説している巨人OBですら、表向きは中立の立場を装う。ところが、田嶋氏は当時協会の強化委員という公的な立場であり、NHKという公共放送であるにもかかわらず、自分が一方のチームに肩入れしており、そのチームの同点弾が嬉しくてしょうがないということを、恥ずかしげもなく吐露したのである。繰り返しになるが、小5男子のような幼稚な声でだ。この男には、鹿島が清水に同点に追い付いて、テレビの前で喜んでいる人と同じくらい、悲しんでいる人々がいるという、そんな当たり前の事実すらも、想像が及ばないのである。

 要するに、田嶋幸三というのは、その程度の品性、知能の持ち主なのである。くだんの中継を目の当たりにして、所長は、この男を一生軽蔑し続けようと思った。なので、ハリル問題など、待つまでもない。こんな男が協会会長になったことが、そもそも間違っているのである。

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 こちらの記事が、各Jクラブがワールドカップ戦士を歴代何人輩出してきたかという表を掲載していた。まあ、昨今では、「海外組」とやらが代表の主軸で、国内のビッグクラブですらせいぜい1~2人代表を出せばいい方だから、清水あたりは代表から遠のくばかりだ。そう言えば、「代表に入りたい」とかいう謎のセリフを残して大宮に移籍していった選手がいたけど、こうやって見ると大宮ってW杯戦士一人も出してないんだね(笑)。あと、鹿島に行くのが代表への近道みたいに勘違いしたおバカさんもいたが、その鹿島だって前回2014年W杯は0人だったのか。

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 日本代表のブラジル、ベルギーとの2連戦、一番印象に残ったのは、松木安太郎氏の話芸が健在だったことかな。ブラジルとの試合の後半、松木氏は盛んに、「日本は前から行かなきゃ駄目だ」と指摘していた。しかし、前からのプレスがはがされて、後ろが薄くなりピンチを迎えた場面で、「あ~、人数が足りない」と悲鳴を上げていた(笑)。まあ、実は本人はまっとうな専門家で、テレビの解説は自分の芸風を自覚した上でビジネスとしてやっているらしいけど、前から行ったら必然的に後ろは薄くなるっちゅうの。

 それにしても、「日本代表に入りたい」と言い残して大宮に移籍して行った大前氏は、今何を思うのかね。まあ、どうでもいいけど。

 代表週間も終わり、そろそろ本格的に清水モードに戻していかないとな。

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 親愛なる清水サポの皆さん、いかがお過ごしですか? 当方は8月の業務地獄はひとまず切り抜け、平常の生活に復帰しつつはありますが、まだ極悪DAZNの見逃し配信で浦和戦を観戦するには至っておりません。

 ただ、今朝は録画で、日本VSサウジ戦を観た。居住まい正して観る清水の試合と違って、日本代表の試合とかは朝食をとりながらとか、何の緊張感もなく観られるので、つい清水の試合は先送りしてしまう次第。

 個人的に、ほとんど思い入れはないけれど、サウジでの日本代表、前半は完全に主導権を握っていたと思う。ただ、誰が見ても明らかなように、後半の中頃に日本の足が止まり、その時間帯に失点。試合の終盤、日本の選手たちは、水が干上がった池で苦しむ鯉のような感じで、反撃の力が残っていなかった。前半の良い時間帯に点がとれれば、また違った展開になったかもしれないが、まあ、条件が条件だけに、今回の敗戦は仕方がなかったのではないか。

 先日、オーストラリア戦で活躍した井手口を取り上げて、「『見つかってもうた』 井手口陽介を育てたガンバ大阪の育成力」という記事が出ていた。ガンバのアカデミーが代表選手を多く輩出しており、その他、柏、広島、セレッソの育成が優秀だ、といった調子で論じている。個人的には、今の代表を見ていると、「何が悲しくて、こんなガンバとかセレッソ育ちの連中を応援しなきゃいけないんだよ」という感情ばかりが先に立ってしまう。むろん、久し振りに三浦という代表レベルの逸材が現れたのに、清水在籍時ではなく、なんでガンバに移籍したとたんに代表にお呼びかかかるんだよ、というわだかまりも拭えない。現在、黄金時代を迎えつつある清水の育成が、何年か後に、我々に溜飲を下げさせてくれる、そんな日が来てくれないものだろうか?

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 所長にしても、かつてはそれなりに日本代表にのめり込んでいた。2002年日韓W杯までは、清水エスパルスと日本代表に入れ込む比率が、50:50くらいだったと思う。しかし、今や99:1というか、無限大:0というか、本当にそんな感じだ。考えてみれば、かつて代表を応援していたのも、清水の選手がコンスタントに選出されていたからにすぎなかったのかもしれない。試合前に緊張でお腹が痛くなったり、勝つと泣きそうになったりするのは清水だけで、代表戦はもはやそのような深い思い入れとは無縁の代物になった。そんなわけで、当ブログにも一応「日本代表」という記事カテゴリーがあるのだが、ようやく2回目のエントリーである(笑)。

 代表戦を観ていても、やはり週末のセレッソ戦のことを考えてしまう。怪我で選ばれなかった清武はどうなのかなとか、山口蛍出場して疲弊しないかな(笑)とか、そんなことばかり気になる。残念ながら、昨晩実際に疲弊したのは、大阪は大阪でも、ガンバの方だった。

 ただ、昨日の日本のメンバー表を眺めたら、たまたまだろうけど、MF登録は全員、国内組だった。ガンバの井手口あたりが先発出場しているのを見ると、「清水の選手だって、頑張れば、あそこにたどり着けるのではないか」と思えてくる。まあ、アタッカーは飽和状態なので、大前氏は無理だろうが。お気の毒。

 昨晩の日本代表は、シュートがやたら少なかった。ある程度ゴール前まで行っても、崩し切ることを優先するあまり、フィニッシュまで行けないという感じ。SBの攻撃参加が自重気味だったこともあり、サイドからのクロスが少ない。清水の場合は、とりあえずクロスを上げて、それで何となく「攻撃やっている感」を出していることが多いが、良い意味でも悪い意味でも、昨日の代表の戦い方はだいぶ違った。

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 ワールドカップ予選の対UAE戦は快勝だった。中東で日本代表のあれだけたくましい姿は、久し振りに見た気がする。昨年あたりは、ハリル監督の「縦に速く」というコンセプトと日本人プレーヤーの持ち味が噛み合っていない印象が強かったが、チームとしてやり方がはっきりしてきた。むろんまだ油断は禁物なものの、予選突破の道筋が、だいぶ見えてきたと言えるのではないか。

 それにしても、清水サポが日本代表というものに心から思い入れられなくなって、久しい。2010年のW杯南ア大会に岡崎が出場し、本田のプレゼントパスから得点を決めた場面が、我々にとって今のところ最後の輝きになってしまっている(後にも先にも、清水所属選手がW杯で得点したのは、あれが唯一)。その後は、海人が代表に呼ばれたけど出場は適わなかったり、太田が実質Bチームでイエメンかどっかに遠征したりと、せいぜいその程度。オリンピック代表も、かするかかすらないかというレベルになってしまった。代表は遠くなりにけりだ。

 このオフに、大前や三浦が清水を去っていったのも、代表入りを見据えると、大都市のなるべく規模の大きいクラブに所属した方が有利という考えがあってのことだろう。何しろ、現代表は海外組が中心であり、国内組はビッグクラブの主力レベルでないと、候補に入るのも難しい。そう言えば、何ヵ月か前に数十人の日本代表予備登録メンバーが発表された時も、J2の清水から選ばれたのは、新潟からの預かり物の川口だけだったしなあ。

 今の清水のイレブンで、代表に近いのって、誰かいるだろうか? まあ、六反は、日本人のGKとしては十本の指には入ると思うので、主力に怪我人が出たら、第三キーパーくらいの位置付けで呼ばれることはあるかもしれない(むろん、清水で目を見張るような活躍をすれば、序列はもっと上がる)。清水サポの贔屓目では、白崎や松原を推したい心情はある。しかし、今の白崎が即座に原口や宇佐美に勝てるかと言えば疑問で、より一層精進するしかあるまい。松原も、左SBは希少とはいえ、長友、酒井、太田と超えなければならない壁は多く、クロス一つとってもまだ太田の精度には遠く及ばないので、大化けする必要がある。北川は、ツボにはまったときは目を見張るようなプレーをすることもあるが、プレーの幅を広げないと、代表レベルにはたどり着けないだろう。うちにとってはレンタルながら、野津田はえげつないフリーキックを身に付ければ、将来的にお呼びがかかるかもしれない。あとは、立田の成長に期待とか、フレイレが帰化しないかなとか(笑)、そんなところかな。残念なのは、松原も北川も海外志向が強そうなので、仮に代表レベルにまで成長することがあるにしても、その時には清水のプレーヤーではなくなっている可能性が高いことだろう。

 案外、現状の清水イレブンが代表に登り詰めるよりも、岡崎が清水に戻ってくれるという確率の方が、高いかもしれない。ただし、清水が買えるような値段に落ち着いた時に、彼が代表の地位を保持しているのかというのは、大いなる疑問だが。

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