エスパルス研究所

清水エスパルスの躍進と新スタジアム建設に向けた考察

カテゴリ: エスパルス

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 昨日開催されたサッカー日本代表のW杯予選中国戦は、2:0で完勝。ただ、日本は相変わらず大量点とは行かず、裏番組でオーストラリアがベトナムに大勝したため、得失点ではオーストラリアにさらに差を広げられた。得失点で決着する事態になると日本は分が悪く、このまま勝ち点で上回り続けないと、2位以内は難しいだろう。 

 そう考えると、3月24日に予定されているアウェーのオーストラリア戦が、ますます大一番ということになりそうである。仮に日本が2月1日のホームでのサウジアラビア戦に勝利し、勝ち点で上回った状態でオーストラリア戦を迎えられれば、その試合は引き分けでもOKということになり、ハードルが下がる。日本は最終節は最下位のベトナム戦で、オーストラリアは一番難しいアウェーのサウジ戦を残していることを考えれば、日本の予選突破はほぼ確実となる。

 何にしても、来週埼玉でサウジを倒すことだ。あれ、そう言えば、協会がゴネたとおり、決戦の舞台は結局、埼玉スタジアム2002になったんだねえ。昨晩の中国戦くらい、スカスカだったら、別にアイスタでやってもいいような気もするが。

 清水目線で言えば、昨晩の試合は、ずっと日本が支配していたので、GK権田の見せ場はほとんどなかった。ただ、後半に2つあった危ない場面は、最初はフリーキックの際に壁の作りが甘く直接ゴールを脅かされ、次はこぼれ球に誰も詰めずバイタルから自由にミドルを打たれるという、どちらも「清水っぽい」場面だった。GKの責任ではないような、いやGKがちゃんとコーチングしろよというような、微妙なところである。

 あと、後半、相手が多少、前からのプレッシャーを強めると、それほどキツくない場面でも、GK権田が繋がずに大きく蹴ってしまった場面が2~3度あった。あのあたりが、権田が玄人筋にウケが悪い理由だろう。まあ、結果がすべてのW杯予選で、リードしている場面でリスクを犯さないのは正解のような気もするし、そこも評価が分かれるだろう。

 それから、今回の予選は、清水から松岡と鈴木唯人が代表のトレーニングに呼ばれたので、もし彼らがいたら通用したかということも、やはり考えてしまう。恐らく、松岡に関しては、運動量やボール奪取能力は問題ないが、代表の中核を担うのには、奪った後の展開力が不足しているという評価になるだろう。唯人に関しては、今のところ、「時々鮮烈なプレーで魅せる」という位置付けなので、代表に食い込むためには、良いプレーの頻度を多くして、ゴールに迫るようなプレーを1試合に何度かは演出できるようになる、そんな成長が必要だろう。

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 清水から目ぼしい情報が発信されないので、当S研ブログも目下、絶賛ネタ枯れ中。もうちょっとすると、マスコミに戦力評価や順位予想が出て、にぎやかになると思うのだが。

 そうした中、フットボールトライブというサイトに、「2022シーズン全J1クラブの補強診断&ランキング」というものが出たので、ありがたく使わせていただく。まあ、プロというよりも、福岡サポが作ったランキングのようだが。要するに戦力のインアウトの収支を見たものであり、順位だけ整理すると以下のようになっている。

  1. FC東京 A判定
  2. 浦和レッズ B判定
  3. 清水エスパルス B判定
  4. 湘南ベルマーレ B判定
  5. セレッソ大阪 B判定
  6. 名古屋グランパス C判定
  7. 京都サンガ C判定
  8. アビスパ福岡 C判定
  9. ヴィッセル神戸 C判定
  10. ジュビロ磐田 C判定
  11. 川崎フロンターレ C判定
  12. サンフレッチェ広島 D判定
  13. 北海道コンサドーレ札幌 D判定
  14. 鹿島アントラーズ D判定
  15. 横浜F・マリノス D判定
  16. ガンバ大阪 D判定
  17. 柏レイソル E判定
  18. サガン鳥栖 E判定

 まあ、これは、あくまでも今あるチームの戦力の比較ではなく、このオフの出入りによりチーム力がどれだけアップしたかダウンしたかという比較である。清水の戦力が川崎より上という意味ではない。とはいえ、何にしても、清水の編成が高く評価されたのは喜ばしい。清水については以下のように論評されている。

 平岡宏章監督が今季も続投となり、主力を維持する継続路線を選択しつつもさらに戦力を上積みすることに成功した。ポルトガルのポルティモネンセから期限付き移籍で加入していた日本代表の権田修一を完全移籍に移行。その他のポジションでは攻撃的なポジションを中心に強化。SBながら攻撃性能の高さが評価されている岸本武流、ドリブルとパスで違いを生み出せる神谷優太、CHから前のポジションならどこでもプレーできる白崎凌兵、右SHからカットインしゴールを陥れられる髙橋大悟はいずれもスタメンに定着する可能性十分だ。また、期限付き移籍していた成岡輝瑠と栗原・イブラヒム・ジュニアも復帰。加えて新卒5人を獲得。U-22日本代表の山原怜音、フィジカルに優れた加藤拓己、ドリブルとスピードが持ち味の川谷凪。すでにトップチームデビューを果たしている菊地脩太、U-20日本代表候補に選出された千葉寛汰の清水エスパルスユースから昇格した2人にも期待だ。

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 30周年とか、クラウドファンディングとか、マスコット選手権とか、色んな話題はあるものの、個人的に一番知りたいのは、チーム作りの進捗状況である。考えてみると、それに関する情報は、まったく乏しい。陽性が3人出て、24日はトレーニング中止という発表があったが、では25日はどうだったのかという、そのことすら分からない。

 練習の様子は、時々インスタで静止画が発信される程度である。このあいだの、練習試合の代わりに行われた紅白戦の様子とかは、どこかに出たのかな? 確か地元テレビでもやらなかったような気がする。

 「便りの無いのは良い便り」と思っていいのかな? さすがに感染者が出たのは計算外だったと思うが、それ以外は、じっくりと良いチーム作りができていると、そう信じていいのかな?

 問題がなければ、28日(金)に鹿児島キャンプに向かうはずだけど、まずはその判断がどうなるかだな。

 関係ないが、チームの2月のスケジュールを見ると、27(日)指宿洋史選手誕生日と入っているのは、まだファミリーだよという意味か、それとも単なる更新の怠慢か。

 スマヌ、単に何もネタが無いよということでした。

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 ツイッターで、「2022年版:Jリーグ58クラブのSNSフォロワー数まとめ」というのが回ってきたので、そのうちJ1の部分を上掲のとおり拝見することとしたい。

 清水の場合、LINEを除いて、一応主要SNSは網羅している形である。しかし、それなりのサポ数を抱えるクラブの割には、各SNSのフォロワー数が多いとは言えない。また、YouTubeの再生回数などは、かなりお寒いレベルである。

 はっきり言うと、今の清水のSNS活用レベルは、熱心なファンは見るけれど、ライト層や無関心層を巻き込むような魅力・パワーに欠けているといったところだろう。

 典型的なのは、YouTubeの見せ方だろう。清水の場合、基本的にYouTubeのサムネイルが画一的なデザインであり、何を見せたいのかがパッと見ただけでは分からない。YouTubeでは普通、「●●をしてみたら大変なことになった!」といったタイトルを付け、一番盛り上がったシーンをサムネイルに使ったりするのが常識だろう。そういう誘導なら、必ずしもコアサポでなくても見てくれるし、もしかしたらそれがきっかけでスタジアムに来てくれるかもしれない。それに対し、今の清水のやり方では、元から興味があり、見る気満々の人にしか、リーチできない。それなりに手間をかけて動画を作っているはずなのに、効果が限定的で、実に残念なことだと思う。

 Jで最多のYouTube再生回数を誇るのは神戸だが、その神戸と、清水の、YouTubeトップ画面を比べてみよう。どちらがライト層や無関心層にもアピールできそうか、歴然だろう。

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 報道によれば、「清水エスパルスは23日、トップチームの選手3名が陽性判定を受けたことを発表した。クラブの発表によると、当該選手は22日の夜に発熱し、ノドの痛みなどの症状があったとのこと。23日にPCR検査を実施し、陽性判定を受けていた。なお、同日に全選手とスタッフが検査を受けた結果、新たに2選手が陽性と判定されたとのことだ。なお、こちらの選手は症状はないとのことだ。当該選手は適切な対策のもとで療養中。なお、24日のグラウンドでのトレーニングは中止となった」ということである。

 実を言うと、所長の勤務先でも、陽性が3人出て、我が職場では今週は基本、全部在宅勤務ということになった。皆さんもそうだと思うが、もう本当に感染が身近なものになっている。

 清水を含め、Jリーグでは、過去2年間、我慢に我慢を重ね、大きなストレスを伴いながらも、何とか感染発生を最小限に抑えてきた。しかし、オミクロンでここまで市中感染が拡大すると、いくら対策をしても、もう完全には防ぎようがない。

 感染したところで、本人は多少の発熱や喉の痛みがある程度で、すぐに回復してくれるはずである。しかし、コロナというやつは、症状自体がそれほど重大ではなくても、いったん発生すると、周辺への影響が非常に大きい。

 現に、本日のトレーニングは中止というし。果たして練習はいつ再開できるのか。鹿児島キャンプは実施できるのか。感染した選手は、しばらく安静に過ごして、また一から体の作り直しということになってしまうのか。

 平岡監督が思い描いていたチーム作りのスケジュールに、影響を及ぼすところが大きいだろう。「冬を制する者はリーグを制す」なんて言葉があるのかは知らないが、1~2月を有意義に過ごせなければ、チームの躍進などおぼつかない。いくら平岡監督が「準備期間2日で結果を出せる指揮官」だと言っても、やはり今回の事態は痛いだろう。


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 昨日、「清水エスパルス創設30周年をファミリーみんなで作り上げる」というのが発表になった。要するに、クラブ創設30周年を盛り上げるためのクラウドファンディングである。

 色んなコースがあり、金額に応じて、グッズをもらえたり、クラブの幹部たちと交流したりできる特典がある。

 目標額は7000万円だが、初日で早くも1000万円を突破したようである。

 個人的にも、普段このブログで素人のくせにあーだこーだと勝手なことを言わせていただいて楽しんでいるので、責任上、6万円コースくらいは行っとこうかと思う。

 ただ、このクラウドファンディングを含め、30周年に関して思うのは、もちろん記念の年を賑やかに盛り立てたいという思いはあるものの、今年に関しては、とにかくチームが勝つことに徹してほしいという一点である。清水は現在、J1でひとかどのチームとして生き残っていけるかどうかの、瀬戸際に立っている。今年勝てるかどうかで、今後の命運が大きく左右される。30周年という慶事が先に立ってしまい、肝心の勝利への貪欲さが薄れるようなことだけは、あってはならない。チームの躍進こそを、最大の30周年記念事業と位置付けるべきだ。

 10年前、2012年7月7日に、川崎を相手にクラブ創設20周年マッチを戦ったが、清水はその試合に勝てなかった。あの時も、イベント盛りだくさんで、フワッフワした雰囲気を感じたものだった。

 今シーズン、7月2日、新国立を舞台に、清水がマリノスに勝てなかったら、赤っ恥である。どうすればマリノスに勝てるか? 個人的にはそのことで頭がいっぱいだ。


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 そんなわけで、昨日、J1の今季日程が発表された。全体を眺めてみて、雑感を述べてみたい。

  • やはり、過密日程である。W杯に備えるため、11月5日にはリーグ戦が終わってしまうし、途中で代表週間による中断もある。W杯に振り回され、リーグ戦にしわ寄せが及ぶ一年になりそうだ。もし日本代表がW杯出場を逃し、11月、12月が丸々ヒマになったら、どうしてくれんだ?!
  • 清水のリーグ戦は、ホーム札幌戦に始まり、アウェー札幌戦に終わる。決して得意ではなく、前評判も高いチームだけに、イヤ~な感じがする。清水の歴史で、最初と最後が同じ対戦相手なんてこと、あったっけ? ただ、もしかしたら、それほど異常ではないかもしれない。去年のJでは、開幕節と、最終節に、川崎VSマリノスがあった。
  • (祝日以外の)リーグ戦平日(水曜日)開催は、3回か。2回がアウェーで1回がホーム。まあそのくらいは仕方ないか。ルヴァンは平日(水曜日)開催が3回ある。
  • ルヴァンでグループステージを突破すると、6月前半にプレーオフステージがある。それがないと、相当ヒマになるので、少なくともそこまでは進みたい。
  • 7月2日のマリノス戦は、ホームなのに国立競技場で開催。清水の主催試合が県外で開かれるのは、Jの初期以来、絶えて久しいはずである。7月4日がエスパルスの誕生日で30周年ということになるので、大きな会場で派手にやろうというわけか? 30周年だからこそ、ホームの聖地で祝いたい気もするが。。。
  • それにしても、清水って、昼間のホームゲームは、必ず14:00開始にするよね(笑)。
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 昨日までの話の続き。山室社長が優勝、タイトルを今季の目標に据えたことの是非。

 述べてきたとおり、いくら目標が立派でも、それを実現するための根拠、手立てがなければ、逆効果になってしまう恐れがある。

 そこで、参考にしたいのが、浦和の「三ヵ年計画」である。浦和は2年前から、「三ヵ年計画」なるものを打ち出し、3年かけてJ1のチャンピオンに返り咲くといったビジョンを示していた。所長などは、当初は懐疑的で、「三ヵ年計画って割には、ベテランばっかり起用してるし、大槻監督も中途半端な位置付けじゃん。ウソばっか」なんて思いながら浦和のことを見ていた。

 しかし、浦和は1年前にリカルド・ロドリゲス監督を招聘し、痒い所に手が届く適材適所の補強も実施。当初リカルド監督のサッカーが根付くのには時間がかかるかなとも思われたが、早くも2021シーズンに一定の結果を出した。来たる2022シーズン、川崎やマリノスの覇権争いに、浦和が割って入ってもおかしくなさそうな勢いである。もちろん、今年実際に浦和がJ1の優勝争いをできるかは、やってみないと分からないが、浦和が三ヵ年という時間的スパンを示し、その間に着実にチーム力をアップしてきたことは間違いないだろう。

 清水も、そうした一つ一つ手順を踏んだ、着実な積み上げが必要なのではないだろうか。カップ戦ならともかく、リーグ優勝するためには、ある程度の時間をかけながら段階を踏むことが必要と思える。それは、決して社長の言うような、最初からできないと諦めるという意味ではなく、本当に高みを目指す上で必要な取り組みだと思うのである。

 おわり。

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 昨日の話の続き。山室社長が「今シーズンの目標は優勝、タイトル」と設定したことの是非について。

 高い目標を思い描くことは、それ自体は素晴らしいことだ。しかし、それを単なる願望ではなく、目指すべき本物の目標とするためには、根拠、具体的な手立てが必要である。そうでないと、空回りの恐れが大きい。高みを夢想するばかりで、足元を見失い、逆に崩壊する恐れもある。

 実際、清水には苦い思い出がある。2015シーズン、大榎監督はJ1優勝を目標に掲げた。その時に大榎監督が述べたことは、今回の山室社長発言と瓜二つだった。大榎氏は、「2014シーズン、J2からJ1に昇格してきたガンバ大阪が、J1でいきなり優勝した。だったら、2014シーズンにぎりぎりJ1に残留した清水が、2015シーズンにJ1優勝することも可能ではないか」といったことを戦前に述べていたのである。

 結果は周知のとおり、2015シーズンは大失敗。清水は初のJ2降格の屈辱を味わったのである。恐らく、山室社長はその黒歴史を知らないのだと思う。

 ちなみに、所長の見るところ、前の年にぎりぎりJ1残留したチームよりも、J2から上がってきたチームの方が、まだしも優勝の可能性があると思う。前述のガンバの例を考えても、そもそも2012年に落ちたこと自体が「間違い」だったのである。何しろ、2012年にガンバはJ1で最多の得点を挙げながら、それでも失点が多く降格してしまったわけで、本来は強いチームがちょっとチューニングを間違えて落ちただけだったのである。長谷川健太氏がそこに守備意識を植え付け、J2で圧倒的に勝ちまくり、確固たるサッカーを築いた上でJ1に殴り込みをかければ、そりゃあJ1でも通用するってもんである。

 一方、J1ぎりぎり残留チームというのは、生き残るための割り切ったサッカーが染み付いており、翌年躍進するというのはまず不可能だ。例外は、2018年に最終節まで残留が決まらないほど苦戦したが、翌2019年に見事J1優勝したマリノスくらいか。ただ、皆さんご存じの通り、マリノスは2018年に苦戦してもポステコ監督の戦い方はまったくブレず、それが翌年開花したのである。2020~2021年の清水のように、右往左往したチームとは違う。

 「目標は高いほど良い」なんて単純なものじゃない。たとえば、2021シーズンの横浜FC。横浜FCが、最初から残留を目標に設定していたら、可能だったと思う。しかし、横浜FCは2020シーズンの結果が良かったから、2021シーズンにより高い順位を目指し、下平監督がポゼションを志向した高度なサッカーに挑戦しようとして、それが結果的に上手く行かず、結局降格の憂き目に会ったのである。サッカーにおいては高い目標を掲げた結果、かえって崩壊するという恐ろしい現象があるのだ。

 また、長くなってきたので、明日に続く。

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 ご覧になった方が多いと思うが、上掲の動画の中で、山室社長が、今シーズンの清水の目標は優勝、タイトルであると明言している。

 社長いわく、プロ野球でも2021シーズンに、セパともに、2年連続で最下位だったチームが優勝するということが起きた。それを考えれば、2021シーズンに残留争いを強いられた清水が、2022年に優勝したっておかしくない。我々にとって一番の敵は、「優勝なんかできっこない」、「優勝争いができればそれで充分」といった諦めである、と。

 個人的に、社長が高い目標を掲げてくれることについては、嬉しく、頼もしく思う。しかし、やはり、野球とサッカーは違うのだと、指摘せざるを得ない。

 まず、野球は両リーグ6チームしかなく、どのチームにもバイオリズムというのはあるので、例えばソフトバンクや巨人のような強豪チームでも、振るわないシーズンというのはあり、その結果、他のチームにチャンスが生まれる。他方、低迷していたチームでも、投手の柱が2~3人登場し、野手の4~5人くらいが調子の良い状態が重なれば、急に強くなったりする。

 そもそも、野球はサッカーと違って平等主義が基本であり、弱いチームでも、ドラフトで有望選手を獲得できる。たとえば、最下位のチームでも、4割くらいは勝てるのがプロ野球であり、優勝するチームも6割くらいの勝率なわけで、上と下の差は小さく、上述のような戦力の変化が生じれば、オリックスがソフトバンクを上回って優勝ということも、数年に一回くらいは起きうるのである。まあ、セパともに、最下位から優勝へというのは、さすがに百年に一度の珍事だとは思うが、プロ野球というのは構造的に、どのチームにもある程度の優勝の可能性があるわけだ。

 それに対し、サッカーは違う。サッカーでは、上位チームに多額の分配金が流れるし、選手も自由獲得なので、有望選手はこぞって上位チームに入団する。サッカーは国内だけでなく、国際競争もあるので、上位にビッグクラブがいてくれないと、国際競争力が保てない。プロ野球と違って、あえて格差を設けて、そのように仕向けているのである。だから、前年までの順位、序列を覆すというのが、プロ野球に比べて、はるかに困難なのだ。

 長くなってきたので、続きはまた明日。

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 こちらに見るとおり、ドイツの移籍専門サイト『transfermarkt』が1月14日、J1リーグでプレーする選手の「推定市場価格」を更新したということなので、円に換算したものをグラフにしてみた。

 ここには上位23名が掲載されているが、多くの高額プレーヤーを抱えているのは浦和、神戸、鹿島、川崎などである。

 清水は、去年までだったら、サンタナよりエウシーニョの方が高かったのかな? 恐らく、清水が最も資金をつぎ込んでいるのはGK権田のはずだが、ここには権田の名前はない。というか、このランキングにはGKが一人も入っていない。こういうランキングでは、フィールドプレーヤー、特にアタッカーの方が上位になりがちということもあるだろうし、Jリーグのキーパーのレベルは国際的に見れば劣るということなのかもしれない。

 なお、今回のエントリーを書き終わったあと、こちらにもっと詳しいものが出た(ユーロから日本円への換算レートが異なるようだが)。それによれば、清水からカルリーニョスが24位に入っている。

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 我が家では、昨日、DAZNが絶不調で、清水ドキュメンタリー・エピソード3観ようとしたら、TVでもPCでも、「貴方の地域では視聴できません」(つまり日本以外の国として認識されているということ)という表示が何度も出て、難儀した。何度か再起動したり再読み込みしたりして、どうにか最後まで視聴できた。

 そんなわけで、エピソード3、全体的な筋立てとしては、2021シーズンの清水は怪我人が多く、戦績も思うように上がらなかったので、夏に再び大型補強を敢行したが、それが裏目に出て、逆に崩れていったといった感じで描かれている。まあ、そういうストーリーは、今回のドキュメンタリーに限らず、シーズン終了度の報道や論評でも見られたので、我々素人は、まあそうだったのかなと思う程度である。

 しかし、どうも釈然としない。たとえば、前半戦で、ロティーナサッカーの完成度が60%くらいまで達していたとしよう。しかし、夏の積極補強で、逆に40%くらいに落ちてしまったと、そんなマヌケな話でいいのだろうか? もし夏に獲ったホナウドが思うように働けていないのなら、従来の主力だった竹内・河井・宮本あたりに戻せばいいだけの話ではないのか。その方が、まだしもロティーナ戦術を体現できたかもしれない。無理にコロリを使わなくても、ロティーナのサッカーを実践できる代役はいたはずである。鈴木義宜がまだ本調子でなかったので、井林を使ったというのは理解できるが、他の新規加入選手については、なぜ戦術理解が浅いまま、無理に起用を続けたのか?

 というわけで、ドキュメンタリー・シリーズを観て、チーム内の空気感がどうだったのかというのは痛いほど伝わってきたが、「なぜ清水でロティーナ・サッカーが挫折してしまったのか?」という根本問題は、個人的にいまだに大いなる謎として残っている。

 ところで、ドキュメンタリーではホワイトボードがチラチラ映るが、どんなことが書かれているのか、内容に興味があるので、もっとじっくり読んでみたいものである。次なるドキュメンタリー企画として、一年を通じたホワイトボード定点カメラなんてのがあったら、ぜひ見てみたい。時々、選手にぶん殴られたりして。もちろん、シーズン中は機密事項として見せられないだろうが、もうシーズンは終わったし、監督も代わったし、昨年のホワイトボードの内容は見せてくれてもいいのではないか。

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 昨日になり、澤登正朗氏が清水ユースの監督に就任するという、大きなニュースが飛び込んできた。

 恐らく、これには賛否両論があるだろう。澤登氏本人の清水愛、選手としての実績、カリスマ性、情報発信力などは、疑いないものである。その一方で、現時点でユースは良い成績を残しており、育成年代指導の手腕が未知数な澤登氏を起用する道理はあるのかという声も聞かれる。

 肝心な点は、現在、清水のユースに求められているのは、ただ単にユースチームが勝つことではないはずである。清水というクラブ全体で、育成年代からトップチームまでを通じた共通のサッカー哲学、メソッドを共有することが求められている。

 なので、澤登ユース監督の評価基準も、ただ単に大会で優勝するとかといったことだけでなく(もちそんそれも大事だが)、トップチームと意思疎通を図りながら、清水のサッカーの形を作り上げていけるかどうかということにかかっているはずだ。これは簡単ではないミッションであり、その成否が判明するのには、恐らく3~5年くらいの年月が必要ではないかという気がする。

 そして、恐らくそのミッションに成功したあかつきには、澤登氏のトップチームへの監督就任も、視野に入ってくるのではないかと思う。

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 個人的に、ユニフォームにはそれほど執着してないんだよね。一応買うけど、別に開幕戦に間に合わなくてもいいし、「この選手の番号じゃなきゃ」というこだわりもない。

 ただ、最近は上掲のようなランキングが発表されるようになって、選手たちも推しランキングで上位になればやる気に繋がるだろうし、そのうちいずれかの番号を選んで購入するつもりである。

 昨年は、チト失敗した。福森を選んだら、夏に仙台に移籍してしまったのである。しかも、清水VS仙台戦で福森がサンタナに怪我を負わせたりして、福森ユニは着にくくなってしまった。

 福森を選んだのは、別に彼の大ファンだったからではなく、これまでほとんど試合に絡めなかった彼が2021年になって出場機会を得るようになったことが嬉しく、その割には福森ユニが店の片隅で売れ残っているのが不憫で、じゃあ買ってあげようかと考えたからだった。

 しかし、当落線上の選手というのは、やはり他チームに移籍してしまうリスクがそれだけ大きい。昨年の反省で、今年は、少なくともこれから2~3年くらいは清水にいてくれる選手を選びたいものである。

 その意味では、ルーキーを選べば、当面清水には在籍するだろう。しかし、ルーキーの場合は、試合に出るかどうかが微妙だし、レンタルコースなんてことも考えられる。試合に出てない選手のユニを着るのは張り合いがないので、それも考えものである。

 まあ、のんびり選びたいと思う。

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 昨日、2022シーズンの清水のキャプテンに、権田修一が就任することが発表になった。

 個人的には、サッカーチームの責任というのは、なるべく分散した方がいいのではないかというのが持論である。チームには、エースストライカー、10番、守護神、守備の要、選手会長、そしてキャプテンといったような、そのチームの柱となるような存在があるものだが、なるべくだぶらずに、分散した方がいいという考え方だ。

 そういう観点からすると、現時点で名実ともに清水を代表するプレーヤーであり、守護神であり、なおかつ唯一A代表に定着している権田がキャプテンというのは、順当ではあるものの、一人の人物が突出し過ぎ、あまりバランス的に良くないかなという気もする。

 上の画像は、21世紀に入ってからの清水のキャプテンの変遷を見たものだが、副キャプテンも置かず、キャプテン一人体制である年の方が、例外的であることが分かる。しかも、昨年は竹内・鈴木義宜とのキャプテン3人体制で、その両者はチームに残っているのに、あえてその両者はキャプテンから外した格好であり、果たしてどんな意図があったのかと、気になる感じはする。

 たとえば、川崎なんかで言えば、2021年にレアンドロダミアンが副キャプテンに就任し、本人が従来にも増して責任感を持ちハードワークするようになったという話は、有名である。チームを引っ張る存在を増やすという意味では、正キャプテン3人、もしくは副キャプテンを置いた方が良かったのではないかと、少々疑問を感じないでもない。

 もう一つ思うのは、清水は外国人、特にブラジル人依存度の高いチームなのだから、ブラジル人を一人キャプテンとか副キャプテンに就けて、まとめ役をお願いしてもいいのではないかということだ。出場機会の多いヴァウドとか、人格者であるヘナトあたりにブラジル人を束ねてもらえると、チームに好影響を期待できるような気がするが、どうだろうか。

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 11日の社長およびGMの会見の中で、記者から山室社長に、新スタについてクラブとしてはどのように捉えているかという質問があった。それに対し社長は、だいたい以下のように回答した。

 民間としてやれることは限りがあり、私が申し上げられることは少ない。ただ、できれば2022年内に、具体的な、大きな方向感がでてくるのではないか。駅近に。

 社長が公の場でこのような発言をしたことは、一般論として言えば、ポジティブに捉えることができよう。

 しかし、昨年7月に開催された後援会向けの交流イベントでは、社長は次のように述べていたはずである。

 現時点では具体的なことは言えないが、水面下で様々な動きがあり、半年、遅くとも1年以内には、具体的な構想が出てくると思う。

 今回の発言を、昨年7月のそれと比較すると、若干トーンダウンしたように感じてしまうのは、所長だけだろうか?

 まず、時期的に、少し後ろ倒しになった気がする。昨年7月に社長のコメントを聞いた時には、「こりゃ2021年中にも朗報があるかもしれないぞ」なんて期待したものだったが、今回の話だと、今年中に「方向性」が出れば御の字かという雰囲気に変わった。

 また、個人的に、静岡市が逃げ腰であることを考えると、清水の新スタ実現は、どこまで民間(つまりエスパルスおよび鈴与)が本気を出して主体的に取り組むかにかかっていると認識している。ところが、今回社長は、主体は行政であり、民間ができることに限りはあるとの立場を示した。

 もちろん、前回の後援会限定と違って、今回は公開の記者会見だったから、それだけ社長の発言も慎重になったのかもしれない。でも、もし仮に、水面下の調整が難航しているとしたら、良からぬ雲行きである。

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 というわけで、昨日新体制発表があり、2022シーズンの清水エスパルスの活動が本格的に幕を開けた。

 YouTube配信は、とても長く、段取りが結構ぐちゃぐちゃだったりもした。もうちょっと手際良くやってくれるといいのだが。

 盛り沢山ちゃあ、盛り沢山。なので、当S研ブログで、何についてコメントしたものか、迷うところである。相変わらず、権田のスピーチが群を抜いて魅力的で、背番号21で奥井の思いを引き継ぐといった感動的なセリフもあったが、こちとら権田の名言にもちょっと飽きてきた(と言うか、当たり前のものに感じられるようになった)ところがあり、今回はスルー。

 その代わり、大熊GMの発言振りから伝わってくるチームの方向性について、雑感を述べたい。

 大熊GMから聞かれたキーワードには、3大タイトルのうちの一つでも獲得、リーグ戦における得失点プラス10、ACL出場権獲得といったものがあった。

 ちなみに、2021シーズンのJ1で、それに近かったのは、5位の名古屋(得失点プラス14)、6位の浦和(得失点プラス7)といった連中である。だから、2021年に関しては、得失点プラス10程度では、ACLに届かない。ただ、くしくも両チームはカップ戦を戴冠しており、リーグ戦で得失点プラス10くらいの力をつければ、カップ戦を含めたタイトル争いが視野に入って来ることは事実であろう。

 ちなみに、その前の2020シーズンでは、ガンバが得失点わずかプラス4でリーグ戦2位に入るという離れ技を演じた(笑)。4位のセレッソもプラス9であった。堅守のチームなら、そういうパターンもある。

 大熊GMの口ぶりからすると、やはり2021年には得点力不足に泣いた反省があり、どうもブラジル人FWの獲得交渉は水面下で進めている様子だった。

 また、大熊GMが強調していたのは、過密日程、怪我人の発生などがあり、J1が選手層がものを言うリーグになっているという点である。清水が掲げるタイトル獲得・得失点プラス10・ACL出場という目標を達成する上では、選手層に厚みを持たせなければならない。その点、今回J1の他チームから引き抜いた白崎、神谷、岸本らは、ポリバレント性を備え、その存在が二重・三重にも選手層を充実させてくれると、そんな狙いがあるらしい。

 ただ、改めて新規加入メンバーを見てみると、去年の即戦力補強と異なり、今年は大卒・高卒のルーキーが多い。以前から練習に参加したり公式戦に出たりしている選手が多いので、あまり新人という感じがしないが、普通に考えれば、プロに適応するのには時間が必要だろう。

 とはいえ、新人たちも選手層に厚みをもたらしてくれないと、前述のタイトル獲得・得失点プラス10・ACL出場は夢のまた夢となってしまう。ルーキーの中でも、大熊GMは山原のポリバレント性や即戦力としての実力に特に言及していた。

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 昨日、第100回高校サッカー選手権の決勝があり、青森山田が優勝。何だか、圧倒的過ぎて、興味が湧かず、個人的には観なかったなあ。

 昔話をさせてもらうと、個人的に、印象に強く残っている決勝として、2007年度の流経大柏VS藤枝東がある。清水サポなら誰もがそうだと思うけど、清水加入が内定していた大前の流経大柏と、地元の藤枝東の、どちらを応援するかということで、非常に複雑だった。

 この大会、得点王に輝いた大前は、決勝でも絶好調で、4得点のうち2点を大前が奪った。まあ確かに、当時からシュートセンスは抜群だった。対する藤枝東には、言うまでもなく河井がいたわけだが、彼は慶応大学進学を選んだ。この決勝の時点では、まさか河井も後年、清水に加入することになるとは、思いもしなかった。そして、時代は巡り、大前だけでなく、ついに河井も清水を去る時が来てしまった。

 上に貼ったのは、ダイジェスト動画だけど、この試合の模様、久し振りに観たなあ。知らなかったけど、概要欄から辿り、過去の大会の決勝を有料で観られるようになっているようだ。果たして収益はどこに落ちるのやら。

 そんなわけで、当S研ブログでは、オフシーズンのネタ枯れを何とか乗り切った。本日1月11日は新体制発表の日なので、これからは新シーズンに向けた話題も増えていくだろう。


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 昨日、藤本憲明が期限付き移籍を終え神戸に復帰することが発表された。これで、昨シーズン在籍した選手の去就は、レンタルに出ていた選手も含め、全員はっきりしたはずである。

 藤本は、在籍期間こそ短かったが、明るいキャラクターで、サポに愛された。得点は仙台戦の1点だけだったものの、価値あるワンゴールだった。記憶にはしっかり残る選手だった。

 今オフの移籍動向については、湘南や浦和といった、多くの戦力を獲得したチームが、「勝ち組」と呼ばれているようである。しかし、清水の場合は、昨シーズン、度が過ぎた補強をして、最後まで融合せず、かえって苦労をした。それに比べると、今オフでは、大熊GMが全権を掌握したということが大きいと思うが、既存の戦力をキープした上で、必要なポジションをピンポイント的に補強するという印象が強かった。むしろ、この方が安心できそうである。

 恐らく、日本人プレーヤーの新規加入は、もう無いのではないか。一部で、松原の復帰待望論みたいのはあるようだが、具体的な動きは見られない。

 これからあるとすれば、報道で噂されているセアラーSCのブラジル人FWクレーベル(25)の加入が正式決定することくらいか。ただ、決まったとしても、コロナの入国制限でいつ来日できるか分からないので、こちらの方は長期戦の構えになるかもしれない。

 それにしても、身長195cmとされるクレーベルだが、「それって必要?」と首をかしげているサポさんも多いだろう。サンタナの互換なのか、それともツートップを組ませるのか? 現時点で、清水にはFWが3人(コロリも入れると)、ボランチが2人、CBが1人と、計6人の外国人がおり、クレーベルが入れば7人目となる。まあ、昨シーズンも助っ人の稼働率が低かったことを考えると、多目に抱えているくらいが丁度良いのか?

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 写真は、2020年1月に行われた新体制発表の模様。今こうやって見ると、クラモフスキーで超野心的なサッカーに挑戦する割には、新加入は高卒ルーキーが中心で、小粒だったことは否めない。まあ、もちろん、これ以外にもティーラシンが後日合流し、カルリーニョスも加わることにはなるのだが。

 正直言うと、個人的には、高卒ルーキーの中で、鈴木唯人への注目度はそれほど高くなかった。ユース上がりの川本やエリックの方が馴染みがあったし、ジュニアの存在感も抜群だったので、「フツーのお兄ちゃん」という感じの唯人は影が薄かった。

 それから2年経って、この中で出世頭となったのが唯人であることに、異論はないだろう。何しろ、ウズベク戦中止は残念だったが、いまやA代表からお声がかかるプレーヤーである。

 川本は、今は清水を離れているが、これから我が軍の中心選手になっていく可能性は、まだまだあるだろう。フロントも、ポテンシャルの大きい戦力と見なした上で、岡山で出場機会を積ませていることは、明らかである。

 他方、エリックはわずか2年で退団となってしまった。ジュニアは、1年目は沼津に貸し出されたが目立った活躍はなく、2年目はJFLの鈴ポに放牧に出されたものの、わずか1試合・0得点。コンディションのこと等は存じ上げないが、爪痕一つすら残せなかった。今オフ清水に戻ってきたのも、戦力として期待してというよりは、引き取り手がないのでとりあえず戻したのかな?なんて考えが頭に浮かぶ。テセが太鼓判を押していた素材だけに、伸び悩みが残念でならない。

 簡単なことではないのだろう。でも、期待した若手が思うように伸びてくれないと、どうもモヤモヤしてしまう。清水のスカウトの目利きが悪いのか、はたまた現場の指導が悪いのかなどと、色々勘ぐってしまうのだ。

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