エスパルス研究所

清水エスパルスの躍進と新スタジアム建設に向けた考察

カテゴリ: エスパルス

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 というわけで、昨日、清水エスパルスの新体制発足があり、これでようやく正式に、新シーズンを迎えたという感じだ。所長も一応、YouTube配信を全部拝見した。それで感じた雑感を記しておく。

  • 油田とは、鈴与様だった。
  • やはり、大熊GMは(泣きつくピーターを無視して?)新監督の下で迎える2021シーズンを見据え早くから補強に動いていた模様。ロティーナ・リクエストで決まった枠もあるが(片山、鈴木あたりか)、それはせいぜい2~3人では。
  • ロティーナ監督、イバンHCはすでに来日済みだが、まだ隔離期間中。もう静岡にはいるのか、なぜか古いエンブレムのウェアを着て、リモート出演。
  • ブラジル人選手の来日に関しては、チアゴサンタナはすでに来日(隔離期間中)、エウシーニョはブラジルでのPCR再検査待ち、ウイリアムマテウスは政府の新規外国人入国停止措置でまだブラジルで足止め、来日は早くても2月7日になる。
  • 権田の風格がヤバい。早くもチームの中心という雰囲気。ただ、その傍らには、「目標は優勝一択」と言い切り、野心をギラつかせる永井の姿も。
  • その他の日本人新加入選手では、指宿が低音の美声を聞かせ「抱かれたい選手No.1」の予感を漂わせるも、鈴木、片山、中山らはおとなしそうな気の良いアンチャンといった素朴な雰囲気を醸す。個人的には、ちょっと何を考えているのか分からない原の雰囲気にはまってしまった。ディサロがしゃべっているのを初めて見たが、もっとイケイケなキャラクターかと思ったら、意外と腰が低く謙虚な語り口だった。
  • 社長から新スタの話は無し。
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 本日はいよいよ新体制発表。その前に、2020シーズンのMVPをまだ発表していなかったので、それを発表してみたい。S研ブログが選ぶ2020年のMVPは、どんな時も可愛い笑顔でエスパルスを盛り立ててくれたオレンジウェーブです。

 動画は湘南戦のハーフタイムショー。カメラのオートフォーカス性能が悪く、ピンボケになっている場面が多い点、ご容赦を。そろそろ機材も買い替えか。

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 清水の場合、監督が代わっても、選手が入れ替わっても、不思議と改善されないのが、スローインである。たとえば、ボールがタッチを割った時に、「ヘイ、マイボール」などと必死にアピールするのは当然だが、清水の場合は、スローインが下手なので、自分たちが投げ入れても、結局相手に奪われるので、あまり意味がなかったりする。それどころか、マイボールのスローインを相手に変な形で奪われ、カウンターを浴びて失点したことが、2020シーズンにもあった。

 今般の高校サッカー選手権で、ロングスローの是非というのが話題になった。しかし、プロの世界や、増してや代表レベルでは、ロングスローを多用してもあまり効果はないだろうというのが、一般的な見方である。ロングスローというのは、言わば、ハプニング期待のプレーだろう。高校生レベルではミスが多いから、ハプニングで得点が生まれる可能性が高いけれど、プロは守備が堅いから、そうは行かない。清水は、二見が2019年に何度か奇跡を起こしたが、普通プロのチームは「ロングスロー対策」などやらないから、そうした中で稀に試みられるから時に効果を生むだけであって、もしもJリーグでロングスローからの得点が多発するようになったら、各チーム対策を練って、すぐにブームは下火になるのではないか。

 やはり、プロのレベルでは、ハプニング期待ではなく、確実に繋いだ方が得点の確率が上がるのだろう。そもそも、コーナーにしたって、プロの強いチームになると、ショートコーナーで繋いだりするわけだし。川崎がロングスローをする場面など、想像もできない。

 ただ、敵陣でスローインになった場合に、全部ではないにしても、1試合に2~3回くらいロングスローを投げてみるのは、相手の混乱を誘発し、効果的かもしれない。また、今般の高校サッカーでは、自陣から、距離を稼ぐために、ロングスローを投げるケースも見られた。ロングスローだから、五分五分の競り合いにはなるが、2020年に清水が確か鹿島相手に喫したように、自陣で下手に繋ごうとしてスローインを奪われてショートカウンターを食らうくらいだったら、ロングスローで距離を稼いだ方がマシかもしれない。

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 GK西部洋平が富山に完全移籍することが発表になった。清水が満了という判断をしたから移籍先を探したのか、それとも清水は延長の意思があったが本人が出場機会の可能性が高い移籍のオファーを待ち、それが来たから退団ということになったのかは、分からない。何にしても、新天地での出場、活躍を願わずにはいられない。

 人それぞれ、西部については色んな思い出があると思うが、個人的にはJ2時代の「青空ミーティング」のエピソードかな。確か、あの時はアウェーでヴェルディに負け、「このままじゃいけない」ということで西部が選手たちを招集し、思いをぶつけ合ったのだった。その直後の試合で、ホームで群馬に8:0と快勝し、低迷から抜け出したのだった。2016年、いくつかターニングポイントがあったなかで、間違いなくあれは重要なものの一つだった。その時点で西部は大きな怪我をしており、試合に出ていないもどかしさもあったと思うが、それでもベテランとしてリーダーシップを発揮してくれた。アスリートなので、本来ならプレーの名場面を選ぶべきかもしれないが、ここ数年の存在感はチームの精神的支柱としてのそれだっただろう。

 テセも西部もいなくなり、チームを鼓舞するようなベテランがいなくなることに、不安を覚えるサポも多いだろう。しかし、我々が思い入れのある選手を全員ずっと抱えていたら、すぐに100人、200人を超えてしまう。ベテランを中心に、人員整理するからこその、今オフの活発な補強であり、チームが前に進むためにはやむをえない。

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 ロティーナ・サッカーのイメージをつかむため、2020年のセレッソの全ゴール集を眺めてみたのだけど、それを見ていて感じたのは、「あれ? 同じような選手ばっか点をとってるぞ」ということだった。上に見るように、スコアラーはブルーノ・メンデス、清武、奥埜、豊川の4人にほぼ尽きている。

 ちなみに、昨年、セレッソの右サイドを担うアタッカーとしてブレークした坂元は、1点しかとっていない。クロッサーにほぼ徹していたということだろう。1点の坂元が自分の役割を果たしたということで絶賛されているのだから、清水の後藤も胸を張っていい(?)。

 得点が特定の人に偏るというのは、どのチームでもある程度当たり前のことかもしれない。しかし、2020年のセレッソを見て感じるのは、ボランチとかDFの得点がごく少ないということだ。CBヨニッチの得点なんかは全部セットプレーだろうし。一番象徴的なのは、2年間主力のボランチとして出場したレアンドロ・デサバトが、1点もとっていないことである。その一方、昨日引用したように、得点力のあったボランチのソウザは、ロティーナとウマが合わずに退団している。ロティーナは、ボランチやセンターバックなどが持ち場を離れて無謀に攻め上がるのを好まないと理解していいのではないか。ロティーナのサッカーは、攻撃に転じた時にコンパクトさを保ちながら全体で前進していくけれど、実際にアタッキングサードでフィニッシュにかかわるのは前線の数人だけと、そんな印象を受けている。

 ちなみに、2020年にロティーナがセレッソで使ったシステムは以下のとおりで、4バック、442のイメージが強いが、相手によって使い分けているのか?、3バックの時もあるようだ。

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 清水の今後の予定で、今のところ明らかになっているのは、2021年2月1日(月)~2月10日(水)、春季キャンプ(鹿児島市)実施ということと、2月26日の開幕戦がアウェー鹿島戦になりそうだということくらいだろうか。

 昨年であれば、1月25日の清水魚町稲荷神社での必勝祈願、同日のサポーターイベント、2月8日のファンミーティング(クラブからサポへの説明会)など、開幕前にチームに触れあえたり、選手たちの様子を見たりすることができるイベントがあった。いずれも、毎年恒例のものだろう。

 しかし、今年はそういったイベント開催の案内が、一切ない。必勝祈願やサポイベントは、昨オフの例で言えば、鹿児島キャンプの日程と同時に発表されている。今回、いまだに発表がないということは、サポが開幕前に参加できるイベント類は、コロナ感染防止のため、今年は一切無いということなのだろう。スタッフ・選手だけが神社にお参りに行くことはあるかもしれないが、密を避けるために一般の方はご遠慮をということになるのではないか。当然、三保見学も当面できないだろうし。

 もちろん、キャンプの様子がクラブからSNSで発信されたり、プレシーズンマッチが配信されたりといったことはあるかもしれないが、我々は新規メンバーも良く知らないまま、開幕後に初めて、新生エスパルスを自分の目で直に見ることになるのだろう。まあ、それとて、あと50日足らずのことなので、あっという間なのかもしれないが、何とも待ち遠しい話である。ていうか、今の様子から言うと、無事に開幕さえしてくれて、制限付きでも観客が入れる状態だったら、御の字か。

PS:公式HPをよく見たら、以下のような情報が出ていた。すでに書いたことを書き直す時間的余裕がないので、追記という形でご容赦ください。

【1月のスケジュールについて】
◆1月15日(金) 『2021シーズン新体制発表記者会見』 ※詳細は後日お知らせいたします。
◆1月23日(土) 『必勝祈願』 @魚町稲荷神社 ※詳細は後日お知らせいたします。
◆1月23日(土)『021シーズン出陣式』 @エスパルスドリームプラザ
『エスパルス ファン感謝大セール』 @エスパルスドリームプラザ1F 「エスパルス スクエア」
※コロナ感染予防対策のため、選手とのふれあい企画はございません。詳細は後日お知らせいたします。

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 今オフの清水の編成は、その注目点として、新戦力の補強もさることながら、既存の主なプレーヤーはほぼそのまま確保することに成功したことが挙げられる。

 したがって、既存メンバーだけで、上のような先発メンバーを組める。これで左SBにソッコがいたら、2020年のベストメンバーと言っていいだろう。「超豪華」とは言えないが、J1のまあまあ普通の戦力であり、頑張れば残留くらいはできそうである。そこに、頼もしい新メンバーが加わるのだから、こりゃ上積みしかない、上位進出だ!と考えたくなる。

 しかし、ロティーナの下で、既存の選手たちがどれだけやれるかは、まだ分からない。それだけ、ロティーナ戦術は、これまでの清水が慣れ親しんだものとは、方向性が異なる。既存メンバーの中で、誰が出場機会を得て、誰がそれを失うのか、不透明だし、不安も大きい。

 たとえば、立田の「イチかバチか」のタックル。ヴァウドの単騎持ち上がり。エウソンの迷走台風のごときドリブル。竹内の前線までの深追い。これまでの清水であれば、チームが組織として機能していない中で、そういう個人のがむしゃらな頑張りがサポの共感を呼び、また実際にもそれで膠着状態を打開したこともあった。しかし、ロティーナの下では、「そんな余計なことはせず、持ち場で構えてろ」ということになるかもしれない。当然のことながら、既存選手も、新規選手も、横一線のスタートであり、どれだけロティーナの戦術を体現できるかによって、序列が決まってくるだろう。

 追記:セレッソで自由奔放なボランチとして活躍しながら、ロティーナと合わなくてチームを出ることになったMFソウザについての記事はこちら。清水でもこういう合わない選手が出てくる可能性はある。

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 2021シーズンの清水は、監督とHCがスペイン人なので、スペイン語が重要になるのは当然である。通訳は、清水が新規に探すのか、あるいは監督が誰かを連れてくるのか?

 考えてみれば、町田からの復帰が決まったDFノリエガ・エリックはペルー人としてスペイン語がネイティブ(のはず)なので、監督とのコミュニケーションという点では一番アドバンテージがあるかもしれない。エリックは、町田にレンタルに出ていた時には、上の動画に見るように、サポ向けのスペイン語講座の企画をやったりもしていた。

 追記:そう言えば、新加入FW指宿洋史もスペインでのプレー経験が長いんだった。しかも、彼はスペインで好待遇されたというよりも、2部、3部とかで奮闘してきたので、スペインに溶け込むしかなく、かなり語学も上達したのではないだろうか。外国人が日本語を習得するのに最良の環境は相撲部屋と言われているのと同じ理屈である。

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 2021年は、清水の外国籍選手は、ほぼすべてブラジル人になるはずである。変に多国籍になるよりも、ブラジル人で固めた方が、何かと効率的かもしれない。通訳も、色んな言語の人を雇わなくて済むし(もう英語通訳は要らない?)。それに、権田がポルトガルでプレーしていて、簡単なポルトガル語ならできるという点も大きいだろう。まあ、ポルトガル本土のポルトガル語とブラジルのポルトガル語は、若干違うようだが。

 スペイン語とポルトガル語はともにロマンス系言語なので、ネイティブ同士なら、半分くらいは分かるのではないかと言われている。だから、ロティーナがブラジル人たちにスペイン語で直接指示を出すようなことも可能だと思う。静岡の人間が津軽弁を聞いても何言ってるのかさっぱり分からないのに比べれば、スペイン語とポルトガル語はもっと近いだろう。

 清水に在籍する日本人選手たちも、この機会にスペイン語またはポルトガル語を学んだりしたらどうか。どうせ、1日のうち練習時間はそんなに長くはなく、残りの時間でゲームをしたり動画を見たりしているくらいだったら、語学の勉強でもした方が、チーム内のコミュニケーションも良くなるし、もしかしたら選手たちの今後のサッカー人生の可能性が広がるかもしれない。生きた教材がすぐそばにいるのだから。

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 1年前の新規入団会見を見た時に、「今年清水に入った人の中で、社長が一番デカくね?」と思ったものだったが、それもそのはず、山室社長は186cmあるそうである。GKを任せてもいいくらいの長身だ。大熊GMは、178cmだそうだから、あの世代としては高身長だろうし、ガタイは立派だ。

 そんな2人の好みが反映された、わけじゃないだろうが、今オフの新規加入選手、高身長が目立つ。整理してみると、以下のとおりである。

  • GK永井堅梧:184cm
  • GK権田修一:187cm
  • DFウィリアム・マテウス:181cm
  • DF鈴木義宜:184cm
  • DF片山瑛一:180cm
  • MF中山克広:177cm
  • MF原輝綺:180cm
  • FW指宿洋史:195cm
  • FWディサロ燦シルヴァーノ:175cm
  • FWチアゴ・サンタナ:184cm
  •  以下は参考。

  • FW加藤拓己(正式は来季):180cm
  • DFノリエガ・エリック(レンタルバック):182cm
  • FW栗原イブラヒム・ジュニア(レンタルバック):191cm

 素晴らしいな、ほとんど180cm以上じゃないか。まあ、GK、DF、FWが多いので、必然的に高身長が増えると言えば、それまでではあるが。

 当S研ブログでは以前、「清水生え抜きの選手はなぜか小柄なテクニシャン・タイプに偏重するので、今後の新規獲得は必ず175cm以上にするくらいの方針が必要」と主張したことがあったが、このオフの補強はそれを地で行くようなものだ。

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 2020年にレンタルに出された選手のうち、テセ、大悟、高木和などは即戦力として期待され、実際にも多くの試合に出場して貢献した。しかし、その他の若手、放牧組は、だいぶお寒いものだった。

 下に見るのは、J2町田に出されていたノリエガ・エリックの出場状況。終盤の守備固め(時間稼ぎ?)で何度か出場機会を得た程度だった。まあ、J2だからそこそこ壁は厚いし、CBゆえ組織的にチームに順応するのにも時間がかかるので、こんなもので仕方ないか。2021シーズンは、とりあえず清水復帰が決まった。一応、戦力として期待はされているが、状況次第ではシーズン途中の再びのレンタルもあるかもしれない。

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 J3沼津に武者修行に出たジュニアの出場状況が下に見るとおり。試合終盤にスーパーサブ的に何度か起用され、ダイジェストなどで記憶している限りでは、2度ほど決めなければならない決定機があったが、結局無得点。最後は大きな怪我をして戦線を離脱した。2021シーズンは清水復帰が決まり、我々には楽しみだが、現実的に考えれば、清水が戦力として必要としたというよりも、沼津から延長のオファーがなかったというニュアンスなのではないか。彼も、可能性があれば、もう1年くらい外で出場機会を積んだ方が将来のためという気がする。

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 大きな失望は、J3富山に出されていた滝だった。下に見るように、出場機会はある程度与えられたものの(Sが付いているところはスタメン)、得点という目に見える形でインパクトを残すことができなかった。2019シーズン前半戦は清水の救世主で、年代別代表にもお呼びがかかったことを考えれば、伸び悩みは否めない。このタイミングで契約満了ということはまだないと思うが、大熊GMの構想に戦力として入っているかは微妙であり、何とか別の活躍の場が見付かればと考える次第だ。

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 J3藤枝に出されていた平墳は、確か移籍直後に1、2試合くらいベンチ入りしたことはあったと記憶しているが、下に見るとおり、結局出場はなし。これでは藤枝からの延長オファーなし、清水との契約満了も致し方ないだろう。先日のトライアウトを受けていたようだが、JFLでも東南アジアでも何でもいいから、サッカーを続けられるといいのだが。期待していた選手だけに、残念である。

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 ちなみに、大悟はさらに1年北九州でやることが決まり、その翌日に横浜FCの中山克広の獲得が発表になった。両者はポジションがかぶっており、大悟が戻らないから中山をとる、あるいは逆に中山をとるから大悟は延長でいい、というような裏表の関係だったのかもしれない(梨誉についてもそうかも)。普通だったら、サポの期待も大きい大悟や梨誉を優先してもよさそうなものだが、生え抜き云々は特に考慮せず、チームに必要な選手をゼロベースで選ぶのが、大熊流なのだろうか? まあ、強くなるためには、そういう姿勢が必要なのだろうが。

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 それにしても、留まるところを知らない、今オフ清水の積極補強。それを眺めながら、つらつらと思うところがある。あくまでも個人的な妄想なので、エビデンスはないが(笑)、ご容赦いただきたい。

 周知のとおり、ピーター・クラモフスキー監督は、クラブが積極的に補強してくれず、来季の予算見通しも厳しいことを嘆きながら、自らの意思で清水を去っていった(とされている)。そこからの流れで考えると、今オフのアグレッシブなチーム編成には、本当に驚かされる。

 これは所長の想像なのだが、大熊GMはかなり早い時期、遅くとも9月前半くらいには、ピーターに見切りをつけていたのではないか。そして、それは多少の補強をしたところで立て直せない、根本的な問題だと判断した。だから、2020年夏のウインドウで、清水は一切動かなかった。

 言ってみれば、大熊GMはピーター体制を、経済学で言うところの「サンクコスト」的なものとして捉えたのではないか。サンクコストとは、すでにプロジェクトの失敗が確定しており、いくら追加投資をしても回収できず、むしろ追加投資の分だけ損をする状態である。だからGMはピーター体制を放置し、ひたすら契約解消のタイミングを待った。いわば、投資で言うところの「損切り」である。そして、有り金はすべて、新監督の下で迎える来季のために投入しようと、蓄えておいた。もしかしたら、ロティーナとの最初の接触も、かなり早い時期にあったのかもしれない。

 仮に所長のこの見立てが当たっているとしたら、ピーターには少々気の毒な話だ。だが、実際のところ、多少のテコ入れをしたところで、ピーター体制が大きく花開いたとは思えない。もし仮に、GMが所長の見立てのように考えて行動したのだとしたら、高度な戦略である。

 大熊GMの戦略は、資金面だけでなく、「時間」という資源も効果的に使うものだったのかもしれない。Jリーグの中には、昨日まで2020シーズンを戦っていたご苦労様なクラブもあり、必然的にそうしたチームの編成は遅れるはずだが、大熊GMは早い段階でピーター体制を見切り、チームの当面の立て直しは平岡監督に委ねる一方、自らは早い段階から来季の強化策を練っていたに違いない。だからこそ、今オフの補強で、清水はロケットスタートを切れたのではないか。

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 2021シーズンに向けた清水のチーム編成は、豪華な新メンバーに加えて、既存選手の契約更改も続き、今のところ「順調すぎる」という印象である。今オフの傾向として、獲得が噂され、「ホントに来るのか? 来たらいいな」と思っていた新メンバーは、すべて獲得が実現。一方、「この既存メンバーには、ぜひ留まってくれなければ困る」と思っていた選手の確保にも、今のところ成功している。トータルで見れば、アウトもインも、人数・予算ともつり合っているのかもしれないが、本当に怖すぎるくらい上手く行っている。

 昨日の発表の中では、竹内、鈴木あたりは、そりゃ残るだろうという印象である。逆に、新GK獲得でどうなるかと思っていた大久保の残留は、かなり意外だった。河井は、そろそろ立場が危うくなってきた気もするが、2020年の最後の2試合の好パフォーマンスで、契約を勝ち取ったようなところだろうか。

 ソッコは鳥栖へ完全移籍。これは、個人的にはある程度覚悟はしていた。愛着はあるし、いてくれれば助かる存在であることは間違いないが、ブラジル人だけで外国人枠が飽和状態だから、序列的に言ってやむをえない。2018年のフレイレとのCBコンビで、1桁順位への躍進を支えてくれたことは、忘れない。再就職先がJ1で、本当に良かったと思う。

 さらに、以前から情報が流れていたブラジル・コリチーバの左SBウィリアム・マテウスが本決まりらしい。さらにさらに、なんと湘南の長身FW指宿の獲得も確定的なのだとか。さすがにこれは驚いた。これからオレンジのユニに袖を通そうというプレーヤーのことを悪く言うつもりは決してないのだが、ここまで来ると、「要る?」と首をかしげるサポさんも多いのではないか。指宿をとるくらいだったら、テセを残してほしかったという意見も出そうだ。いずれにしても、この積極補強、油田説、徳川埋蔵金発見説が何やら信憑性を帯びてきた。

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 ロティーナ監督が来てくれて、個人的にありがたいと思う点は、彼ならば不毛な論争が起きないだろうという点だ。清水が、Jリーグで確かな実績を残した、定評ある名将を招聘するのは、実はこれが初めてではないだろうか。これまでの清水では、特に外国人監督の下で成績が振るわなかった時に、サポの間で、「監督が悪い」、「いや、選手が悪い」という不毛な論争が起きるのが、お決まりのパターンだった。その点、仮に2021シーズンに清水の成績が思うように伸びなくても、「ロティーナが悪い」という話にはならないだろう。監督自身には手腕があるが、選手がそれを具現化できていない、あるいは構築に時間がかかっているだけであることは、明白である。だから、「ロティーナの下でブレずにチーム作りに邁進すればいい」というコンセンサスが維持されるはずだ。さようなら、清水名物の、不毛な論争。

 個人的には、一つ反省している点がある。約2年前の2018年12月、名波氏の磐田と、ロティーナのヴェルディの間で、J1参入プレーオフが戦われ、磐田が勝ってJ1残留を決めたことがあった。うろ覚えだが、確かその時、名波氏が言ったんだったか、ヴェルディは攻撃に転じた時に余計なひと手間をかけるので、磐田としては守備の対応がしやすかったというような話が語られたと思う。だから所長としては、ロティーナがセレッソの監督になった時に、「J2規格の遅いサッカー」しかできないのではないかなどと考え、ロティーナがJ1でも好結果を残すことを予想できなかったのである。我ながら見る目がなかったとしか言いようがない。

 そんな反省も込めて、ちょっと動画で予習してみようではないか。まず、下に見るのは、「蹴球メガネーズ」の一人、北條聡氏によるロティーナ・セレッソについての解説である。

 次の動画は、ロティーナの代表的なウォッチャーの一人であるKENTA氏による解説。しかし、これを観ると、「清水は、2020シーズンの最後の最後になって、ようやくハードワークという武器を手に入れたけど、2021シーズンは、また全然違う課題に挑戦しなければいけないんだな」と、気が遠くなってしまう。

 最後に、清水と縁が深い戸田和幸氏は、実はロティーナ信者である。本人がロティーナ・セレッソとの関係を語った動画を見てみよう。こういう関係性があるので、一部では、「戸田氏の入閣もあるのではないか」などと注目もされていたわけだ。まあ、実際には入閣はなさそうだが、今後、戸田氏と清水の関係がどうなっていくのかも気になるところだ。

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 清水の得失点のパターンを示したこの図は、時々作ってお見せしているものだけど、2020シーズンが終了したので、2020年の最終版を作成してみた。なお、リーグ戦だけじゃなく、ルヴァンも含んでいるので、ご注意を。

 それにしても、2020年の清水の得失点パターンは、特殊というか、変態と言ってもいい。2020年、当S研では様々な「法則」を指摘してきたが、最後まで崩れなかった絶対の法則は、「2020年の清水は1点差勝ちがない」という法則である。勝った試合がそもそも少ないわけだが、それらの試合はすべて、2点差以上を付けている。

 そもそも、2020年の清水は、「試合の終盤に1点差を守り切る」というシチュエーション自体が、きわめて少なかった。そして、そのミッションに成功したのは、たったの一度しかない。それは、ホームの札幌戦だったが、ただし、アディショナルタイムにカルリーニョスが追加点を決めたので、結果的には2点差勝利になった。もっとも、あの試合は札幌に退場者が出て清水がずっと支配はしていたので、「1点差を堅い守備で守り切った」というのとはやはり違うと思う。

 あと、「試合の終盤に1点差を守り切ろうとした」試合が2試合あったが、いずれも土壇場で同点ゴールを浴び、引き分けに終わっている。ホーム鳥栖戦とホーム川崎戦である。繰り返して言うなら、「2020年の清水は、試合終盤に1点差を守り切ろうとするシチュエーション自体がごく少なかったし、成功したことはほぼ一度もない」という結論である。

 あと、試合終盤に同点の状況で、そこから勝ち越し点を奪って勝利したことも、一度もなかった。3点くらいとって大きくリードした時だけ勝てるというチームだったのである。

 皆さん、サッカーをご覧になっていて、1点リードを守備を固めて守り切る試合というのは、ごくありふれたものだということを、良くご存知だろう。そりゃ景気良く2点差、3点差にできれば理想だが、そう上手く行くはずもなく、1点差を守り切るような戦いができなければ、トップリーグで勝っていくことなどできないことは、明白である。既存の清水というチームは、まさにそれができないのだ。

 ちなみに、ロティーナ監督率いるセレッソは、2020年のリーグ戦で18勝したが、そのうち実に12勝が1点差勝利だった。2021シーズンの清水、いかに劇的な変革が必要かが、窺い知れるというものである。

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2021

 清水エスパルスを愛するすべての皆様、新年明けましておめでとうございます。

 新年一発目なので、こんなグラフをご用意した(クリック・タップで拡大)。以前もお目にかけたけれど、「一目で分かる清水エスパルスの歴史」である。J1リーグ戦の順位の推移を示しているわけだが、今回、新たに歴代監督の名前を加えた。また、Jリーグカップまたは天皇杯で優勝した年には、★を加えた。

 当S研ブログでは、例年、その年の「目標」を発表してきたが、今年はちょっと思い付かない。もちろん、「夢」としてはJ1優勝というものがあることに、変わりはないのだが。それよりも、ロティーナ監督を迎え、頼もしい新戦力も獲得し、これから清水がどう変わっていくかという興味の方が大きい。2021年は、とにかく新生エスパルスがどんなチームになるのかをじっくりと拝見し、その上で具体的な目標といったものが見えてくるのではないかという気がしている。

 拙いブログですが、本年もどうぞよろしくお願いします。

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 清水は、年末に景気の良い補強が続き、もう来季の躍進に思いを馳せているサポさんも多いかもしれない。まあ、我々は見物させてもらう素人だから、それでいいかもしれない。

 しかし、クラブとしては、まずは2020シーズンについての総括と猛省、そこから始めなければ、来季以降の躍進も危ういだろう。

 そんな観点から、以前もお目にかけたものの更新版だが、ここで清水の通算成績の表を眺めておきたい。2020年は、まあとにかく、アホみたいに失点を続けたシーズンだった。今季が始まる時点で、清水の通算得失点差は、プラス5だった。したがって、今季の得失点がマイナス5より悪くなると、清水の通算得失点もマイナスに突入してしまうと、そんなシーズンだったわけである。

 2020年、蓋を開けてみると、清水は早くも第3節で得失点差マイナス5を記録し、諸先輩方が築いてきた貯金を食い潰し、通算得失点がプラマイゼロになった。以降も大量失点での敗戦を重ね、終わってみれば2020年の得失点差はマイナス22、通算でもマイナス17という不名誉な数字をただき出したのである。

 ロティーナ政権に移行し、補強も進んで、2021シーズン以降は得失点差もプラスに転じると信じたいが、果たしてマイナス17という借金を完済するのに、何年かかるか。

 2020シーズンのJ1は、リーグ全体で総得点が大きく伸びたことが知られている。川崎の得点力が凄かったとか、5人交代制の効果とか、色々言われているが、「清水という守備がバカになったチームがいた」というのも、小さからぬ要因だったはずである。本当に猛省が必要だ。

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 それにしても、編成が順調すぎて、怖いくらいだ。昨日発表になった鳥栖のDF・MF原に加えて、本日あたり北九州のFWディサロ、大分DF鈴木義宜の獲得が発表される見通しである。「静岡で油田でも見付かったのか?」なんて驚きの声が上がっている。あるいは、山室社長が「地域スポンサーも大事だけど、ナショナル・スポンサーの獲得も目指したい」と言ってたから、もしかしたら全国区の大企業のスポンサーでも見付けたのか? まさか、ロッテ? 社長、うちはグリコですから、ロッテは駄目ですよ。

 しかし、新規獲得と既存戦力の保持は今のところ順調ながら、それらの戦力がロティーナ戦術にフィットするかというのは、慎重に考える必要があるだろう。

 たとえば、すでに延長が発表されていたヴァウド、ヘナト、それから昨日発表されたエウシーニョ。彼らは、従来の清水にとっては、救世主的存在だった。それは、チームが組織として上手く機能していない中で、彼らの属人的能力によってピンチを防いだり、あるいは何もないところから得点を生み出したりできるからだった。しかし、これからは、図式が変わるというか、むしろ変えなければならない。攻守において、どれだけ論理的にオーガナイズできるかが、ロティーナ清水の生命線となる。もちろん、属人的能力が高い方が、組織も強靭になると期待はできるが、これまでのような自己流・即興プレーは、もしかしたらロティーナから駄目出しをされるかもしれない。2021年もブラジル人プレーヤーたちが鍵を握るチームであることは間違いないので、彼らの属人的能力をロティーナがどのように組織的に活かしていくのか、とくと拝見することとしたい。

 日本人プレーヤーたちの契約更新は少々遅れ気味という気もするが、昨日は金子、中村、宮本の更改が発表された。個人的には、清水の既存戦力の中で、ロティーナ体制で活きそうだと期待するのが、金子である。彼は、明確な組織的役割を与えた方が輝くと思われるからだ。また、宮本は、2020シーズンに与えられた少ない出番の中ではパスミスなど至らない点が目立ち、正直放出もあるかと思っていたが、新監督の下で化けることを期待したい。

 ちなみに、もしかして、立田って、海外移籍、模索してる?

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 観た人も多いと思うけど、昨日YouTubeで配信されたGK権田の入団会見、所長も拝見し、大いに感心させられた。詳しくはご自分で観ていただければと思う。結構長くしゃべっているが、時間をかけて観るだけの価値はある。

 このプレーヤーについて、失礼ながら、ふてぶてしい立ち居振る舞いゆえ、あまり好感を持っていなかった清水サポさんも多いことだろう。しかし、いざ味方になってみると、頼もしいのなんの。自分自身のプロ意識が高いのは、言わずもがなだ。それに加え、清水に入ればある程度年上にもなるわけだし、代表の常連でもあるし、GKとして最後尾からチームを束ねる立場でもあるし、そういう自分の立場をわきまえ、清水の守備全体、さらにはチーム全体に良い影響を及ぼそうという姿勢が素晴らしい。インタビューの受け答えも、内容がしっかりしているだけでなく、ちゃんと自分の言葉で話し、自分が話すべきでないことはきちんと自制し、お馬鹿マスコミのお馬鹿質問にも調子を合わせてあげる余裕もある。何やら、テセの情報発信力と、六反の意識の高さを兼ね備えたような、そんな頼もしい存在に思えてきた。おまけに、簡単なポルトガル語までできるって、ブラジル人依存度の高い我が軍には打って付けではないか。

 権田には大熊GMがかなり早くから声をかけ、スピード感をもって、また本気度を見せながら交渉に当たったことが、獲得の決め手になったようだ。まったくもって、清水を変えるのは外様だな。

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 ピーター・クラモフスキー氏が今どこで何をしているのかは知らないが、このオフの清水の動きを見て、目を白黒させているのではないか。ピーターはフロントの消極的な補強を嘆いており、今オフはコロナ禍もあり財布のひもが固くなると思われた。ところが、今オフの清水、いつになく積極的な強化に動いている印象である。しかも、報道などで事前に伝えられた情報が、今のところすべて現実になっているので、いやがうえにも期待感を抱かせる。

 ただ、GK権田はレンタルだし、本人の口振りからしても、清水に骨をうずめるという雰囲気はあまり感じられない。たまたまポルトガルで出番を失っていたところにタイミング良く声がかかって、1年くらいなら清水でやってみようかと、そんな判断だったのかもしれない。我々としては、「この守護神がいれば5年、10年は安心だ」というGKに出てきてほしいのだが、権田がそんな存在になるのかは今のところ分からない。もう一つ気になるのは、日本代表との兼ね合いである。2021年はW杯のアジア予選があるはずだが、代表戦のある期間に、J1は開催されるのだろうか? もし権田が代表に招集され、仮にその間もリーグ戦も続いたりすると、セカンドキーパーがしっかりしていないと困る。

 そんな観点からも注目されるのは、昨日完全移籍での獲得が発表になったもう一人のGK、永井堅梧(松本山雅FC)である(上の写真)。永井は今季、北九州でプレーしており、個人的に北九州はコバさんや大悟がいるので試合はずっとチェックしていたが、安定感のあるとても良いGKだと思う。「あ、やられた」と思う場面でも、永井が止めるというシーンが多く、良いGKだなーと思って観ていたが、まさかうちに来るとは思わなかった。安定感や総合力で、既存の大久保より上かもしれない。こうなると、大久保、西部、梅田らの去就が気になるところである。

 もう一人、昨日完全移籍での獲得が発表になったのが、片山瑛一(セレッソ大阪)だ。ロティーナがセレッソから誰かチルドレンを連れてきてくれるのではないかという期待があったが、主力のSBの獲得に成功した。申し訳ないが、個人的には顔と名前が一致しないプレーヤーだったものの、左右両方できる有能なSBで、攻撃的な位置もできるらしい。

 SBに関しては、以前から、ブラジル・コリチーバの左SB、ウィリアム・マテウスを獲得かという情報が流れている。ただ、もしもマテウスが来てエウシーニョも残留するとなると、4バックのうち 3人もがブラジル人という、おそらくJの歴史でも前代未聞の布陣ができあがる。他にもヘナト、カルリーニョス、チアゴ・サンタナとレギュラークラスのブラジル人を3人も抱えるので、5人の枠をオーバーする。個人的な予想としては、もしもエウシーニョが残留ならマテウスは来ず左SBが片山、逆にマテウスが来るならエウシーニョは移籍で右SBが片山、ということになるのではないか。

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 育成年代のことは個人的に良く知らないのだが、清水ユースは日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会への出場を決めており、すべての試合が動画配信されるというので、シーズンオフの楽しみが増えたと思い、注目していた。昨日、13:00から鹿島ユースとの一回戦があり、早速それをネット観戦したのだけれど、まさかの逆転負け。おそらく、高校3年生にとっては最後の公式大会だったと思うのだが、あっけない幕切れを迎えた。

 ネット配信は、カメラ1台だけで、しかも高い位置からではなくピッチレベルのカメラなので、全体像もディテイルも全然分からない。「チャンスとかピンチとかが一応分かる」という程度のクオリティだった。まあ、手弁当で中継してくれているのだろうから、文句は言えない。

 だから、詳しい戦評などはとても書けないが、全体的な印象としては、技術は清水の方がありそうなものの(ただし意外とロングボールを多用)、一対一の競り合いとかでは鹿島の方が上なのかなと感じた。お互いにシュートシーンはきわめて少ない試合だったが、前半に清水が右サイドの突破から中央に折り返し、走り込んだ金子星太君がタイミング良く合わせて、幸先良く先制。そのまま、鹿島にはこれといったチャンスを作らせず、後半途中まで推移したが、清水は試合をコントロールできているようでいて、実は自分たちもチャンスは作れておらず(後半はシュートほぼゼロだったのではないか)、2点目がとれなかったのが痛かった。66分、さほど崩されたわけではなかったものの、中央での対応がやや甘くなったところを鹿島に決められ、同点を許す。清水はたぶん地区予選で失点していなかったのではないかと思うのだが、久し振りの失点で動揺したのか、キックオフ直後にボールを奪われて清水の左サイドの突破を許し、それをファウルで止めるしかなかった。イエローも提示され、ますます嫌な雰囲気に。そして、そのフリーキックからのこぼれを決められて、致命的な2失点目を喫した。残り時間の中で、清水は必死に攻めるも、チャンスらしいチャンスを作れないまま、試合終了となった。

 なお、レギュレーションは知らないが、成岡輝瑠の出場はなし。今のところ、彼以外のトップ昇格の話は聞かないが、この世代はこれからどんなサッカー人生を歩むのだろうか。サッカーだけでなく、人生そのものも。今大会は残念な結果となったが、若者たちの未来にエールを送りたい。

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