028

 長くエスパルスを応援している方ならご存知のとおり、これまでエスパルスから得点王が生まれたことはなかった。いや、それどころか、実は従来はエスパルスの選手が得点ランキングのベスト3に入ったことすらなかったのである。Jリーグが発足して以降のエスパルスの各年トップスコアラーと、そのゴール数、得点ランキングにおける順位を整理すると、以下のようになる。

1993年:エドゥー ドスサントス:13(6位)

1994年:トニーニョ:22(6位)

1995年:ジアス:17(15位)

1996年:澤登正朗:9(17位)

1997年:オリバ:13(11位)

1998年:オリバ:21(4位)

1999年:久保山由清:12(7位)

2000年:サントス、三都主:4(45位)

2001年:バロン:15(7位)

2002年:三都主:9(16位)

2003年:安貞桓:11(10位)

2004年:アラウージョ:9(18位)

2005年:チョ・ジェジン:9(17位)

2006年:チョ・ジェジン:16(7位)

2007年:チョ・ジェジン:13(10位)

2008年:岡崎慎司:10(16位)

2009年:岡崎慎司:14(6位)

2010年:岡崎慎司、藤本淳吾:13(8位)

2011年:高原直泰、大前元紀:8(29位)

2012年:大前元紀:13(5位)

2013年:大前元紀:7(28位)

2014年:ノヴァコヴィッチ:13(4位)

2015年:大前元紀:11(10位)

2016年(J2):鄭大世:26(1位)

 そんなわけで、テセは初めて清水のストライカーとしてリーグの得点王に輝くとともに、リーグ戦での年間26点もエスパルスとして史上最多である。むろん、カテゴリーや試合方式、試合数が異なるとはいえ、我が軍の歴史上快挙であることがお分かりいただけるだろう。おめでとうテセ、そしてありがとう。来年はテセとゲンキの2人でJ1の得点王めざしてください。

 ところで、お気付きの方も多いように、2016シーズンはJ1の得点王が一応は清水所属のウタカで、J2の得点王も清水所属のテセ。加賀美が藤枝に武者修行に出る時に、「J3で得点王になる」と豪語していたので、ひそかに3カテゴリー制覇を期待していたのだけれど、あいつはどうなったんだ?

よかったらクリックお願いします
にほんブログ村 サッカーブログ 清水エスパルスへ
にほんブログ村

これより先はプライベートモードに設定されています。閲覧するには許可ユーザーでログインが必要です。