昨日夕刻にアイスタで開催された磐田とのTMを観戦。結果は0:1敗戦。あれだけ客が入るんだから、一人あたり1000円くらい徴収して、それを照明、スクリーン、場内アナウンスなどの費用に充てて、もっと本格的なナイトゲームにしたらいいんじゃないかと思ったけど、どうだろうか。
戦力がJ2で最も分厚いと言われている清水だけど、公式戦翌日のTMとなると、人繰りが苦しい。普通のTMであれば、もっと大々的にメンバー交代すると思うのだが、この磐田戦ではむしろ頭数を揃えるのに苦労している印象だった。
なお、普段のTMはヘッドコーチが指揮を執るケースも多いと理解しているが、この日は秋葉監督がベンチにいた。しかし、いつものように立ち上がって大声を出すのではなく、ベンチにどっかりと座っていた。選手だけでなく、監督も公式戦の疲労が残っているのか。
正直言って、清水から見ると、パッとしないゲームだった。アジズにはさすがの存在感があったが、それ以外のアタッカーに怖さが無い。足元でチャカチャカ回すだけで、敵の急所を突くような攻撃の形を持っていない。清水の決定機と言えたのは、スルーパスに西原(だったか?)が抜け出して敵GKと一対一になった場面だけであり、その絶好機もシュートがポストに当たり、その跳ね返りをアジズが枠内に流し込もうとするも敵DFに阻まれた。見せ場はそれくらいだった。
西澤が普通にプレーできているのは嬉しかった。白崎なきあと、二代目便利屋を襲名した西澤は、最初は右サイドハーフ、次に左サイドハーフ、最後はボランチでプレーした。あのメンバーでは、西澤が冴えたプレーをしてくれないと点はとれないと思うのだが、最初こそ元気にやっていたものの、疲労が見えた最後の方はミスが目立った。
結局、この試合で手ごたえをつかんだのは、「吉田の守備はやはり堅い」という、そんなの誰でも知ってるよという事だけであった。「レギュラーうかうかしてられないぞ」という突き上げが若手からまったく見られなかったのは、寂しいところだ。
気になったのは、最終的に、意識高い系のGK、沖が失点してしまったこと。この試合、磐田のシュートはずっとギリギリで枠を外し続けていたが、運悪く最後の沖が出た時間帯にだけ枠内に飛んできて、結果的に沖が敗戦GKのようになってしまった。権田の後塵を拝しても、ずっと意識高くトレーニングに取り組んでいる沖だが、移籍してまだ一度も我々に良い姿を見せられていない。彼のところに運気が回ってきてほしいものである。
まあ、エスパルスのお蔭で、楽しいお盆休みだったよ。ありがとな。
よかったらクリックお願いします
にほんブログ村