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 ちょっと個人的に今は余裕がないので、ブログ更新は試合の翌日だけにさせていただいているが、新スタジアム建設を旗印にしている当S研ブログだけに、新スタの話題が出た時には、反応せざるをえない。

 皆様ご存知のとおり、静岡市の新市長、難波喬司氏は、当選直後は、清水区の新庁舎と新スタジアムを一体型として整備するといった前向きな発言でサポたちを色めき立たせておきながら、その直後、そんなことを言った覚えはない、庁舎とスタジアムはまったくの別問題だなどと、手のひらを返している。

 一体、この新市長は、清水駅前の新スタ構想にとって味方なのか、敵なのか、何だかよく分からないと、困惑しているサポも多いことだろう。しかも、一体型整備案も、その否定発言も、同じ静岡新聞から出たものであり、ますます訳が分からない。

 それで、昨日になり、「難波市長、新スタジアム『土壌調査はENEOSと協議』」と題して、日経に新たな記事が出た。

 静岡市の難波喬司市長は25日、静岡市の新サッカースタジアム構想についてスタジアムの検討委員会が最有力候補地としたJR清水駅(静岡市)東口のENEOSの清水製油所跡地について土壌汚染の調査などのためENEOS側と協議する必要性を示した。実現可能性を精査し、施設計画案を市が先行して示さない意向も述べた。(以下省略)

 それで、この記事の中で最も気になるのは、新スタは「誘致案件で、市の費用で作るわけではないので市が先行して(施設計画案を)書くべきではない。なるべく自由な形で絵を描いてもらう方がよい」という市長発言である。これを見る限り、「市がやるのは、構想作りだけ。建設費用はビタ一文ださない」という点で、田辺前市長と難波新市長はまったく同じ立場と判断せざるをえない。

 想像するに、当初、難波市長は、実際に清水区新庁舎とスタジアムを駅前に一体型で建設することに前向きだったものの、そうした考えを述べたとたん、事務方から「いや、市長、そんな財源はありません。撤回してください」などとレクが入り、市長も慌てて火消しに回った、といったところではないか。


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