
本日の対戦相手の湘南、うちとちょっと似ていて、ボール支配率の低い試合の方が、成績が良かったりする。上の表は、今季の湘南が記録した低支配率ワースト4の試合で、いずれも30%台の酷い数字だったが、その4試合で4勝を収めているわけである。いずれもホームのレモンSの試合であり、こんな相手に握り倒される試合をやってよくサポに暴動を起こされないものだと思うが、当然のことながら、勝てばサポもOKなのだろう。
というわけで、湘南としては、相手に持たれるのは上等であり、持たせた上でハイプレスをかけ、ショートカウンターで少ないチャンスを活かし、勝ち逃げするというパターンが浮かび上がる。
となると、言うまでもなく、清水が先制点を奪い、湘南の側がボールを持って攻めざるをえないような展開にもっていきたい。その結果として、湘南のボール支配率が高まるが、逆にカウンターを浴びて失点を重ねるという光景を想像できる。5月3日に清水が湘南に4:1で勝利した試合がまさにそれであり、あの試合は湘南にとって今季で2番目に支配率が高い試合だったが(それでも52.5%に過ぎない)、結果は惨敗だったわけだ。
敵のハイプレスは覚悟の上で、清水はボールを繋いで攻めようとすると思う。そこではがせるか、逆に捕まるかというせめぎ合いになりそうだ。
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