tatsuta

 それにしても妙だ。ウィキペディアを見ても、立田悠悟の利き足は右足であると、ちゃんと書いてある。しかし、立田はロングキックを左足で蹴ることが結構ある。本人的にこだわっている様子もある。

 京都戦でも、フリーキックを左足で蹴った場面があった。低い位置でのフリーキックであり、それほど緊張感のない場面だったので、別にどっち足でもいいっちゃあいい場面だったのだが、それにしてもそれにしてもフリーキックを利き足でない方の足で蹴るサッカー選手は珍しいのではないか。

 そして、京都戦の虎の子の1点は、立田の左足のロングキックから生まれたのだった。正直言うと、この試合、序盤から立田のロングキックの距離感が上手く合っておらず、「今日は立田の日じゃないのかな」などと思いながら眺めていたのだが、一番の勝負所で距離をきっちりと合わせてきた。

 要するに、左右同じように蹴れて、両利きに近い感じなのかな。相手が詰めてきたような時に、左に持ち替えて蹴れるのは、センターバックにとってかなり強みだろう。

 ちなみに、昨年あたりのデータを見ると、権田から鈴木義宜にパスを出す本数が非常に多く、内心、「やっぱり権田は立田を信用していないんだな」などと思っていた。でも、今年は立田のパス本数が非常に増えており、権田も安心して立田にボールを預けている様子がうかがえる。

 ガンバ戦、京都戦と、立田が起点になって決勝点を奪ったということは、特筆される。

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