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 最新号のエスパルスNEWSを読んでいたら、OBの青嶋氏による巻頭言が載っており、清水は外国人選手主体の戦いにシフトしたというような指摘をしている。

 個人的には、別にそういうわけではないだろうと感じる。春先に怪我で出遅れていたブラジル人たちが調子を上げ(他方で唯人・西澤・中山らが離脱し)、ピカチュウという新戦力も加わったので、たまたま外国人の活躍割合が増えただけだろう。乾や北川のような新戦力も存在感を発揮しているし、別に意図的に外国人・ブラジル人中心に回しているというわけではないはずである。現に、ボランチの主軸はホナウドではなく白崎・松岡コンビだし、怪我が癒えたはずのヴァウドも義宜・立田からポジションを奪えずにいる。

 ところで、同じエスパルスNEWSの中で、興味深かったのは、チアゴ・サンタナの特集記事である。コロナの縛りがきつかった昨年と違って、今年は家族(奥さんと娘さん)が来日でき一緒に暮らせているので、それが好調に繋がっているということらしいのだ。しかも、嫁が結構プレーの評価が厳しく、点をとれないと駄目出しをするらしい(笑)。これは我々にとっても有難い内助の功だ。娘さんは日本の小学校に入学したらしいので、身近な人たちは、ぜひ大事にしてあげてほしい。

 ブラジル人はとても家族を大事にするので、サンタナが今季パワーアップしているのも、納得だ。心なしか、走るのも昨年よりも速くなったような(笑)。

 最新の内幕動画THE REALの中には、リカルド監督が、清水のクラブハウスの壁には「我々は家族だ」と書かれているだろう、それを常に思い出そうと選手たちに訴える場面があった。そうか、今の清水は、家族を大事にするブラジル的な精神で、日本とブラジルが良い感じでミックスしたチームになりつつあるんだなと、そんなことを感じた次第である(コソボと韓国もおるで)。

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