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 今年のチアゴ・サンタナは、去年よりも頼もしい感じがする。昨シーズンは、チーム内での役割だったのかもしれないが、止まってポストプレーをすることが多かった。ゆえに、敵DFにつぶされたりして、ストレスを抱えながらプレーしていたのかもしれない。それに比べて、今年は動きながらボールを受けることが増え、それで彼のところでチーム全体の矢印が前を向けることが多くなったのではないか。知らんけど。

 で、サンタナは最近コンスタントに得点を挙げているので、上表に見るとおり、得点ランキングで3位まで上がってきた。上田はもういないので無視するとして、トップのレオ・セアラとは1点差であり、充分射程圏内だろう。

 当S研で何度か述べたように、これまで清水からはJ1得点王が一回も出たことがない(J2ではテセがなったが)。それどころか、清水のストライカーが得点ランキングのベスト3に入ることすら、長らくなかったのである。そのジンクスを破ってくれたのがドウグラスであり、2019年にドウグラスは得点ランキングで3位に入った。

 清水の歴史も、もう30年近くになるのに、得点王が一人も出ていないとは、どういうことか。今年のサンタナはチャンスだ。

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