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 今季前半戦、ホームでFC東京と戦った時には、清水が自壊して敵に快勝を許し、FC東京側にとっては「清水戦が今季ベストゲーム」ということになっていた。

 それが、今回、アウェー東京の地で、倍返しとは行かないまでも、ほぼやり返したと言っていいのではないか。今季ベストゲームだったと言っていいと思う。もちろん、湘南戦、福岡戦、名古屋戦と、他にも気持ち良く勝った試合はあったが、指揮官がやろうとしていることがある程度表現できて、ゲームコントロールも上手く行き、今後にも期待したくなるという意味で、これが今季ベストゲームという位置付けでいいのではないだろうか。もちろん、今季これからもっと凄い勝ち方をしてベストゲームが更新されるなら、その方が良いが。

 結局、権田・義宜・立田・宮本らは、コロナ陽性判定にはなってしまったけれど、軽症もしくは無症状で、個別には普通にトレーニングを続けられたということか。鳥栖戦の先発メンバーには申し訳ないが、やはりレギュラーの権田・義宜・立田が先発すれば、鳥栖戦とはまったく別のチームである。

 今回のFC東京戦、スムーズにビルドアップができたわけではないが、かといって引っ掛けられてショートカウンターを受けたケースもほぼなかった。実はFC東京相手にはその部分が一番怖かったわけだが、東京があまり前から来なかったこともあり、どうにか破綻なくゲームを運べた。

 所長は今回、スタジアムでの現地観戦はやめておいた。それは主に、サッカー専用でなく、陸上競技場での観戦は見づらいので避けたいという理由による。しかし、今回リカルド清水は何やら興味深いシステムに挑戦しており、DAZNの中継ではその点が分かりにくかったので、勝ったから言うわけではないが(勝ったから言うが)、現地に行けば良かったかなと感じた。あれは4-1-4-1なの?

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