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 当S研ブログでは、静岡市の田辺信宏市長には清水エスパルスの新スタジアムを建設するつもりが一切なく、市が「調査費」などを計上したところで、それは時間を稼ぎ、自分の在任中は何としてでも建設を回避するための見せかけ調査に過ぎないと論じてきた。

 ただ、今年に入り、清水駅前に2026年頃にも新スタジアムが完成する見通しとの情報が伝えられ、さすがの反対派の田辺氏も、新スタ待望論に抗えなくなり、建設を容認したのかな、などという雰囲気になった。

 しかし、田辺氏はあくまでも田辺氏だったようだ。煮ても焼いても食えない男というのは、この市長のことだろうか。こちらこちらの記事が伝えているとおり、田辺氏が優先するのは「もちろん」海洋文化施設であり、スタジアムの優先度は低いのだそうだ。「スタジアム完成は当初想定された2026年度より後になりそうだ」ということである。

 田辺市政による「調査」は、時間を稼ぐための調査、批判をかわすための調査、つまりは自分の代では新スタは死んでも建てないための調査であることが、はっきりしてきた。


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