2022slogan

 キャンプ恒例の企画になっているのかな? 昨日はYouTubeで、「エスパルス 2022鹿児島キャンプ テレフォンショッキング」というものが配信された。西澤と山原が司会をして、選手たちを電話で呼び出しフリートークをするというものだ。

 こういうのを楽しみにしているファンもいるのかもしれないし、特にライト層を開拓する上では意味があるのかもしれない。なので、こういう企画をやってくれたこと、引き受けてくれた選手には感謝したい。

 ただ、個人的には、基本的にサッカーにしか関心がない。あくまでも個人的には、だが、選手がどういう車に乗っていようが、どういうキャラだろうが、それほど知りたいとは思わない。

 なので、一般向けのバラエティ企画は、それはそれでいいものの、おふざけの話と、サッカーの話を、せめて半々くらいにしてくれればいいと思う。

 昨日の出演選手たちについては、サッカーに関しては、訊きたいことが山のようにある。西澤の腕の怪我はどのようなもので、それが昨年のプレーにどう影響したのか? そして、今の状態はどうで、いつ頃試合に出場できそうか? 神谷は、柏に在籍していた昨年などは、清水のことをどう見ていたのか? 岸本は、磐田戦でサイドバックとサイドハーフをやったが、今までその経験はあったのか? 磐田とのTMの手応えはどうだったのか? ディサロは、昨年期待に反し活躍できなかったが、それはJ1の壁だったのか、それともロティーナサッカーにフィットし切れなかったのか? Jでは大卒が活躍する現象があり、現に筑波大の三笘が出世を遂げたが、山原はそのあたりをどう捉え、自分のキャリアをどう思い描いているのか? こんな具合に、サッカーそのものに関し、訊きたいことはいくらでもある。

 それから、最後にキャプテン権田がリモートで加わったのだが、我々は、権田が今、どのような場所に宿泊し、どんな風に体を動かしているのか、不自由はないのか、隔離期間が1日短くなったがそれはどうか?といったことに大いに興味がある。そんな情報ニーズは、ちょっと考えればすぐ想像がつくことなので、そういう話を聞き出す努力があってしかるべきだった。

 多くのファンも、選手のキャラクターもさることながら、まずはサッカーの話を知りたいのではないか。選手同士で、真面目なサッカー談義をするのは照れがあるのは理解できるが、だったら運営側が、完全に選手任せにするのではなく、ある程度台本的なものを用意してもいいだろう。

 あと、清水のこうした配信というのは、映像も音声も、どうしても質が低くなる。昨日で言えば、選手の声が小さすぎたので、ボリュームを上げていたのだが、YouTube広告が入った瞬間に爆音で耳が潰れそうになった。そもそもがユル企画というのは分かるが、だからといってグダグダでいいとは思えず、配信の技術的クオリティが低いのは感心しない。


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