ツイッターに、以下に見るとおり、来年J1に所属することになるチームを地図上に示したものがあったので、それを引用させていただく。

 実は、個人的に、2021シーズンのJリーグに関し、気になっていたことがあった。Jでは、地方大都市クラブが台頭しつつあるのではないかということだ。

 代表格が、アビスパ福岡である。これまでなかなかJ1に定着できなかったが、2021年は躍進し、過去最高の成績を収めた。その背景には、スポンサーによる支援の大幅増と、それを活用した補強があったようである。

 J2で2位に入りJ1昇格を決めた京都サンガも見逃せない。新スタジアム効果もあるし、このオフも積極的に補強を進めているようだ。

 福岡も、京都も、もともと日本屈指の大都市でありながら、サッカークラブはJ2が定位置になりかけていた。しかし、2021年は、いよいよホームタウンの本来のポテンシャルを発揮し、好成績を収めたわけである。もしも、福岡や京都などがJ1に定着すると、他クラブにとってはそれだけJ1が狭き門となってしまう。

 他方、広島などは、古くからのサッカーどころなので、サンフレッチェは一貫してJの実力チームとなってきた。その広島でも、もうすぐ市の中心部にサッカー専用新スタが完成しようとしている。これにより、サンフレッチェはさらにパワーアップすると考えて間違いないだろう。街の規模はやや小さくなるが、長崎も本気を出そうとしており、かなり強力な新スタが誕生するはずなので、油断できない。

 最近のJ1は、完全に首都圏と阪神圏が中心で周っていた。もっと言えば、過去5年間は神奈川県の川崎とマリノスが優勝を独占している。それが、もしかしたら、上述のような地方大都市系クラブの台頭により、勢力図が変わってくるかもしれない。

 一方、曲がり角を迎えているのが、鹿島のような企業城下町系のクラブである。今後ビッグクラブとして生き残っていくには、ホームタウンの規模が小さすぎる。なのでメルカリも新スタにかこつけて大都市(東京?)へのシフトを画策しているフシもある。同じようなジレンマは、磐田についても言えよう。

 微妙なのが、我が清水である。静岡市は一応日本で20番目の人口を擁し、J1クラブを賄っていくだけの経済的ポテンシャルはあるはずだ。しかし、清水区と葵区・駿河区では温度差があり、69万静岡市民がこぞってエスパルスをおらがクラブと位置付けてくれるかどうかは心許ない。

 一つだけ確実なのは、清水には新スタがぜひとも必要ということだ。葵区・駿河区の皆さんもより気軽にアクセスできる新スタを実現し、ホームタウンのポテンシャルをフルで発揮できるようにしなければ、今後J1の中で生き残っていくことは難しい。

ff
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