
それにしても、第36節は、清水が残留に前進したと言えるのか、言えないのか、微妙な結果になってしまった。せっかく清水が久々に勝ったのに、ライバルの徳島も湘南も勝ってしまい、しかも徳島は2点差で勝ってしまったものだから、清水との得失点差が詰まってしまった。たとえば次節、清水が負けて、徳島が勝ったりすると、必然的に得失点差も入れ替わり、順位も逆転してしまう。結構危うい状況である。
土曜日、個人的に、東京VS徳島戦を前半まで観て、前半終了間際に徳島が先制したのを目の当たりにして、絶望的な気持ちになった。当ブログで何度も述べているように、FC東京は先制点がすべてというチームであり、この時点で他力をほぼ期待できなくなってしまったからだ。
FC東京も監督が代わり、今回の徳島戦では、ほとんどチームの体を成していなかった。なんでこんな肝心なタイミングで監督を代えるのかと、恨みたくもなるが、まあ対戦相手が監督交代で混乱していたのは清水も同じだったので、あまり文句は言えないか。
徳島ヴォルティス、残留争いの渦中にいるのに、サッカーの中身をほとんど変えず、ちゃんとしたサッカーで戦っているのは、敵ながらあっぱれである。一時期、残留争いモードの縦に速いサッカーに切り替えたかな?と思われた頃もあったが、東京戦を観たら、自分たちが元々志向していたポジショナルプレーに回帰して、立ち位置で完全に東京に対し優位に立っていた。それが残留という形で実を結ぶかどうかは知らないが、称賛には値するチームだと感じた。
それにしても、次節だよねえ。湘南ホームで、湘南VS徳島の直接対決。清水の生き残りを考えれば、湘南勝利が一番いいのかな。それで、清水が浦和かセレッソのどちらかから勝ち点1でも奪えば、清水の残留確定だ。まあ、おそらくその場合、清水が望みうる最高の順位は16位で、本当にぎりぎりの順位での残留ということになってしまうけれど、贅沢は言えない。
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