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 11月7日に行われたエリートリーグ札幌戦は、時間がなくて観ていなかったのだが、今般ようやく視聴することができた。結果は6:1の大勝。

 我が軍にとっては、勝利自体、久し振りのことだし、今季の公式戦(エリートリーグはナンチャッテではあるが)で6点もとったのは初めてのことなので、喜ばしいことは事実である。しかし、清水側のメンバーが、J1出場経験が豊富な選手を中心としていたのに対し、札幌側は名前を聞いたことがないような選手が多く、ユース選手なども交え、だいぶメンバーを落としていたのだろう。先方の守備がかなり緩かったので、6得点はだいぶ割り引いて評価する必要がありそうだ。

 この試合の目玉は、右SBエウシーニョの復帰だろう。前半だけの出場だったが、まあまあ普通にプレーしていた。彼のキープ力で時間を作れるのは大きい。エウシーニョ不在の時期に、チームとしてほとんどボールを持てなくなったことを考えれば、残り3試合で戦力として期待したいところである。まあ、先発はどうか分からないが、ジョーカー的に途中投入することはアリではないか。

 ヘナトもすでに練習には全面合流していると聞いているが、このエリートリーグにも出なかったことを考えると、今季中に出場することは、まずないのではないか。そして、ホナウドも獲ったことだし、ヘナトはこのまま退団という方向になるのではないかと想像する。

 そのホナウド、今回のエリートリーグ戦では、いつも以上に幅広く顔を出し、ボールをさばいていた。札幌側のプレッシャーが弱い分、のびのびやれたということだと思うが、リーグ戦でもこれくらいさばけるといいんだけどね。

 今回のエリートリーグ戦、選手起用で一番謎だったのが、河井をFWとして先発起用したことである。本職のFWである指宿や後藤を差し置いて、である。河井への期待ゆえ(この試合でなるべく長くプレーさせたい)だったのか、逆に軽視している(頭数が足りなかったFWの穴埋め、あるいは思い出作り?)からなのか、さっぱり分からなかった。とはいえ、本職でない前線で、43分に勝ち越し点を奪うあたりは、器用さは見せてくれた。

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