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 誰だったか忘れたけれど、しばらく前に、ある専門家が、こんなことを言っていた。川崎フロンターレは、全員が上手く、チームとしての完成度も高い。だから、川崎に新規に加入した選手も、上手い周りに自分のポテンシャルが引き出され、2割増しくらいで上手くなる。前所属チームの時よりも、2割増しくらいで輝く、と。まあ、そんな話をしていた。

 翻って、我が清水はどうだろうか? 所長の率直な印象を申し上げると、「清水に入ると、どの選手も、3割減くらいで下手になるな」といったところである。

 近年、低迷を続けてきた清水に関しては、「監督が駄目」、「いや、選手が駄目」と、不毛な論争があった。しかし、今季に限っては、ロティーナ監督は他のチームでは実績を残してきた人だから、「監督が駄目」と結論付けるわけにはいかないだろう。

 これで、古株選手を中心に戦っていたら、「選手が駄目」という結論でいいと思うが、現在のロティーナ清水の主力に古株選手など一人も見当たらない。ロティーナ清水の中核を担っているのは、2020年以降に新規に加入した選手たちであり、しかもほとんどが加入時には大きな期待感を持って受け入れた戦力である。だから、「選手が駄目」とも言えない気がするのだ。

 新規の監督と新規の選手、それでガラガラポンをして、古い清水を断ち切り、新しい清水に一気に生まれ変わる。そんな大改革を打ち出したはずが、今のロティーナ清水は、古い清水の駄目なところばかりを変な形で受け継いだような、ひ弱な存在となっている。チーム全体が機能しないものだから、期待された新戦力たちも、皆3割減のパフォーマンスに終始している。

 こんなことを書いて、何かの足しになるとも思えないが、モヤモヤした思いを言葉にしてみた次第。

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