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 今季開幕前、権田が流ちょうなポルトガル語で(?)、サンタナに対し、「昨年のJ1得点王はこれくらの成績だったから、お前もねらえ」みたいなことをけしかけたらしい。

 サンタナは、清水というしがない下位チームでプレーしており、爆発的に活躍しているわけではない。しかし、上の表に見るように、結果的に現時点で得点ランキング8位に着けている。

 しかも、サンタナの上にいる7選手のうち、4人はもういなくなってしまった。もしもレアンドロダミアンが長めの離脱でもすれば、これからだって、サンタナが本当に得点王になる可能性も、全く無いわけではない。

 でも、その割には、やっぱりサンタナって、決定機を外してるイメージの方が強いんだよね。鳥栖戦の前半に、GKと一対一になったシーンでも、鳥栖のディフェンダーが超ファインプレーでクリアしたということになっているけど、あのシュート、良く見ると枠内に行っていないと思う。左足で蹴ったから、ゴールから逸れていく軌道で、たぶんポスト直撃くらいだったはずである。だから、鳥栖の選手がオウンゴールでもしてくれないと、入らないシュートだったんじゃないかな。

 サンタナが、ああいう形でGKと一対一になって、決めてくれたケースは、これまでほとんど無かったのではないか。GKとの駆け引きで、フワっと浮かすとか、股を抜くとか、コースを狙うとか、そういうセンスが無い。だいたい、GKに当ててしまうか、枠外に逸れるかのどちらかである。肝心な場面のパスもずれることが多いし、どうも不器用な選手と言わざるを得ない。

 それよりもむしろ、GKと距離がある時のシュートの方が、期待感がある。典型的なのは、アウェー仙台戦の決勝ゴールであり、あれは痛快だった。そして、鳥栖戦の同点ゴールも、相手に当たったとは言え、豪快なシュートだった。

 J1のエースストライカーは、2桁ゴールをとれば、まあまあ合格点とは言えるだろう。しかし、今季は試合数が多いので、単に2桁でOKといわず、もうちょっと上積みをお願いしたいところである。

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