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 個人的に、次節対戦する相手や、残留争いのライバルチームの試合はなるべくDAZNでフルで観るようにしている。なので、明日対戦する鹿島の試合も当然チェックしてみた。神戸VS鹿島戦である。結果はホームの神戸が1:0で勝利。

 ただ、神戸も鹿島も、清水にとっては、順位の上での直接的な利害関係はない。で、解説を聞いていたら、鹿島はイエローカードの数がリーグ最多であり、3枚でリーチがかかっている選手が多く、犬飼、町田がまさに3枚抱えているという話だった。また、試合の割と早い時間帯で、MFピトゥカにイエローが出た。なので、個人的に神戸VS鹿島戦は、勝ち負けはどうでもよく、犬飼、町田、ピトゥカ(2枚目)の誰かにイエローが出ないかという、もっぱらその一点に集中して観戦した。今の力は鹿島の方がずっと上であるにしても、もしも犬飼と町田が清水戦に両方いないなんてことになったら、さすがに清水にも付け入る隙が出てきそうなので。

 で、結局、犬飼には実際にイエローが出て、彼が清水戦を欠場することが確定した。もう一声、町田も不在なら有難かったのだが、まあそこまで望むのは欲張りすぎか。レギュラーCBの1枚がいないというだけで、満足することにしよう。なんだか、こんなことばかり考えている自分が情けないが、それが今の現実である。

 実際のところ、清水と鹿島の警告数を比べて見ると、上の表に見る通り、清水は半分以下である。反則ポイントの優秀さで、清水は3位に付けている。しかし、反則ポイントというのは、ほとんどチーム成績とは関係が無い指標である。首位の川崎が反則ポイントで最も優秀とはいえ、この表で上位のクラブで降格危機のところもあるし、逆に強豪マリノスの反則ポイントが最下位レベルなのはもはやお馴染みである。

 反則ポイントというのは、それ自体が目的というのではない。目指すべきはあくまでも順位表の順位を上げることで、それでいてクリーンだったらなお素晴らしいという二次的なことに過ぎない。

 神戸戦で鹿島は、敗れはしたが、鹿島にみなぎる「殺気」のようなものは感じられた。ある意味でそれが清水に最も欠けているものなのかもしれない。

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