ツイッターとかを眺めていると、昨晩、皆さん結構、五輪の開会式をご覧になったようで、驚いている。散々批判とか揶揄する声があったけど、それなりに皆さん関心はあったということか。その時間帯、個人的には、プレイバック・シリーズで、第2節ホーム福岡戦を観ていた。
さて、ホーム開幕戦の結果は、2:2で引き分けだった。アディショナルタイムのフリーキックから、同点ゴールを被弾。今、考えても、まったく受け入れられない結末である。
この試合を勝ち切れなかったことは、本当に痛かった。単に、開幕2連勝を逃したというだけでなく(実現すれば14年振りだったらしい)、その後2勝目が遠くなってしまったし、ホーム初勝利が3カ月近く先になってしまったし、ついでに言えば昇格チームの福岡を調子付かせてしまった。今思えば、ロティーナ清水が前半戦に低迷した大きな原因が、この試合で勝てなかったことにあったと言って過言でない。
今回、改めてこの福岡戦を観てみて、実に皮肉だなと思ったポイントがあった。例のアディショナルタイムの同点被弾に至る経緯である。あの場面は、権田のゴールキックから始まった。この試合でも、一応はGKからのビルドアップを試みていた清水だったが、試合終盤で1点リードしている状況ゆえ、低い位置でボールを奪われることを恐れ、権田はビルドアップではなく、大きく蹴ることを選択した。ところが、清水はそのロングボールを収められず、相手にこぼれ球を奪われ、そこから福岡に繋がれ、結局ヴァウドが危ない場所でファウルで止めることになってしまったわけである。つまり、安全策として選んだはずのロングボールが、逆に痛恨の失点を招いてしまったわけだ。そのことも含め、何ともやりきれない、いまだに釈然としない、引き分けだった。
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