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 当S研ブログでは、仙台戦のあと、「楽に勝てる相手は一つも無い」ということを書いた。

 それとは矛盾するようだが、「絶対に勝たなければならない相手」というのは存在する。明日の対戦相手、横浜FCがまさにそれである。

 ちなみに、偵察のために、所長は神戸VS横浜FC戦をDAZNチェックしてみた。その試合の実況で知ったのだが、今季、横浜FCは先制された試合が確か12試合あり(数字が微妙に違っていたりしたらスイマセン)、その結果は11敗・1分ということである。1分というのは、忘れもしない、清水がホーム・アイスタで甘んじた、あの悔しいドローだ。つまり、今季、横浜FC相手に先制しながら勝ちきれなかった残念なチームは、我が清水だけなのである。これは本当に恥ずべきことだ。

 まったく勝てていない横浜FCだが、FWクレーベ、ジャーメイン良の持ち味をシンプルに活かした攻撃には、結構迫力がある。ゴール前に迫る回数は、かなり多い。上表に見るとおり、4連続完封負け中ではあるのだが、守備が未熟な清水であれば1失点くらいは覚悟しなければならないかもしれない。

 となると、清水が複数得点できるか、先制して2点差くらいつけて相手の心を折れるかということに、勝敗がかかってきそうである。前節の神戸戦も、最初は拮抗した悪くない試合だったのだが、横浜FCが決定機を外し、神戸が決定機を決めと明暗が分かれ、2点差がついたあたりで、もう横浜FCの緊張感は切れ、GK六反が孤軍奮闘している雰囲気だった。どうにかしてそういう展開に持ち込みたいものである。

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