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 そんなわけで、本日はルヴァンのマリノス戦。今季のマリノスは、まあまあ悪くないスタートを切ったのではないか。上の表はJ1リーグ戦の戦績だが、何試合かあまり得点が伸びずに苦しんでいた時期もあったが、前節の札幌戦は終盤攻撃陣が爆発して良い形で勝利した。個人的には、ルヴァン第2節のマリノスVS広島戦もスカパー!観戦したが、守備の堅い広島相手に実に5:0で圧勝し、やはり噛み合った時の攻撃力は凄い。

 現時点で、清水とマリノスがベストメンバー同士でぶつかったら、0:2くらいで敗れてしまうのではないかというのが、率直な見通しである。ただし、ミッドウィークのカップ戦ということで、双方、どのようなメンバーになるのかが分からない。個人的にチェックしたルヴァン第2節のマリノスVS広島戦も、リーグ戦中断時の試合だったのでほぼベストメンバーであり、ちょっと参考にならない。今日の試合に関して言えば、さすがにあの時の攻撃の迫力はないだろう。

 ルヴァン第2節で広島が0:5で大敗していることを考えると、清水がグループステージを突破するためには、今日の試合、最悪、引き分けでも悪くないかもしれない。いや、もっと言えば、僅差での敗戦なら、それほど絶望的でもない。まあ、とかなんとか言っているが、もちろん全力で勝ちに行ってほしいけどね。

 ところで、今日の試合の注目点の一つとして、どうも、ポステコ・マリノスは、ロティーナのチームを苦手にしているのではないかという点がある。というのも、2019、2020シーズンに、マリノスはセレッソに4戦全敗だったのである。

2019年5月11日 C大阪 3:0 マリノス
2019年8月17日 マリノス 1:2 C大阪
2020年9月13日 マリノス 1:2 C大阪
2020年10月17日 C大阪 4:1 マリノス

 という具合に、トータルでセレッソ11点、マリノス3点と、明らかにマリノスはロティーナ・セレッソと相性が最悪だったのである。

 一つ思い当たるのは、マリノスと言えばニアゾーンをえぐってマイナスに折り返し、それを中央でダイレクトに決めるというパターンがある。一説によると、ロティーナはその封じ方に非常に長けた指揮官ということだ。

 まあ、ただ、ちょっとねえ。現状の清水は、セレッソの時のロティーナ戦術とは、様相が異なるところもあるので、セレッソ時代の相性がそのまま通用するかは、やってみないと分からない。

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