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 以前、清水のJ1リーグ戦におけるトラッキングデータ(走行距離およびスプリント回数)の節ごとの推移を示したグラフをお目にかけたが、そこから3試合ほど経ったので、更新して再びお届けする。ちょっと様子が変わってきた。

 まず、走行距離が、上図のとおり。前回お伝えした時には、柏戦終了時点で、その時には、すべての試合で清水が相手よりも走行距離が多く、これはちょっとロティーナらしからぬ現象だとコメントした。セレッソの時のロティーナのチームは、走行距離がリーグ平均くらいに留まっていたからだ。

 それが、直近の3試合では様相が変わり、徳島、神戸戦では、相手の方が多いという現象が起きた。もっとも、最悪だった徳島戦と、手応えのあった神戸戦とでは、共通性がなく、どう解釈していいか、悩むところである。神戸はだいたい走行距離が長いチームなので、単に相手のスタイルがそうだったということにすぎないのかもしれない。

 そして、下図に示すのがスプリント回数。以前も申し上げたとおり、セレッソの時のロティーナの特徴は、スプリント回数がリーグ最低レベルということだった。清水は直近3試合でスプリント回数が敵よりも少なくなっており、ようやくロティーナのチームらしくなってきた(?)といえようか。

 否、言うまでもなく、そう単純な話でもないだろう。

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